このようなお悩みにお答えします。
- EYのビジネスコンサルタントという職種が、具体的にどんな仕事をするのか知りたい
- コンサル未経験から転職できるのか、どんなスキルが必要か不安
- 年収レンジやキャリアパスのイメージが湧かない
- どの転職エージェントを使えばEYに転職しやすいのか迷っている
Big4監査法人での勤務経験を持ち、会計アドバイザリー業務・監査業務の両方を経験してきた私が、外から見たコンサルの実態&当事者に近い立場から感じたことをまとめてお伝えします。
結論から申し上げると、
EYのビジネスコンサルタントはコンサル未経験からでも挑戦できるチャンスの多い職種です。
ただし、論理的思考力・コミュニケーション能力は相応に高いレベルが求められます。
早速まいりましょう!
なお、Big4からのオファーを勝ち取るための「具体的なステップ&おすすめエージェント」については、以下の記事で徹底解説しています。
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1. EYビジネスコンサルタントとは?|業務内容と他職種との違い

EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下EYSC)における「ビジネスコンサルタント」は、EYSCの中でも汎用型コンサルタント職として位置づけられています。
戦略・業務改革・リスク・ファイナンスなど幅広い課題に対応できる「オールラウンダーのコンサルタント」として育てられるのが特徴です。
① ビジネスコンサルタント職の主な業務|1日のスケジュール
ビジネスコンサルタントとして入社すると、まず
ACG(Advisory Consultant Group)
という育成グループに所属します。
コンサルタントのうちはACGに所属しながら、様々なプロジェクトにアサインされ、シニアコンサルタントに昇格するタイミングで特定のユニット(セクターや専門領域)に正式配属となります。
典型的な1日の流れはおおよそこのようなイメージです。
- 午前:クライアント先でのインタビューやヒアリング、仮説整理
- 昼〜午後:チームでのディスカッション、資料作成・分析作業
- 夕方以降:上位職(マネージャー・シニアコンサルタント)へのレビュー依頼、翌日の準備
プロジェクトの性質によって
- クライアント常駐型
- オフィス型
に分かれます。
週3〜4日リモート勤務というデータも出ており、以前より柔軟な働き方が浸透しています。
② 専門コンサルタント(ITコンサル・財務コンサル等)との違い
EYSCにおける職種の違いを整理すると、次の4つが存在します。
- ビジネスコンサルタント:ACGに所属。戦略・業務改革・リスク等、全領域への配属可能性を持つ汎用型
- テクノロジーコンサルタント:TCG(Technology Consultant Group)に所属。IT・デジタル特化
- 戦略コンサルタント:EY-Parthenon配属。戦略特化で最上流の案件を担う
- M&Aフィナンシャルアドバイザー:トランザクション・ストラテジー(EY SaT)配属。M&A特化
ビジネスコンサルタントの強みは、
入社後に自分の興味・適性に合わせてキャリアの方向性を探れること
です。
特定の専門性を求められないため、
「まずコンサルの仕事を幅広く経験したい」
という方に向いています。
その反面、
- 「最初から戦略案件に携わりたい」
- 「テクノロジー特化で行きたい」
という方には、専門コースの方がマッチすると思います。
③ 筆者が経験した「コンサルと監査の仕事の根本的な違い」
私自身はBig4監査法人の会計アドバイザリー部門に勤務しており、純粋なコンサルの経験者ではありません。
ただ、コンサルチームと協業する機会は複数あり、外側から見てきた部分があります。
私が感じた最大の違いは、「過去を検証するか、未来を提案するか」という仕事の方向性です。
監査業務は、
クライアントの財務諸表が適切かどうかを「証拠に基づいて検証する」仕事
です。
一方、コンサルは
「このままではどうなるか、どう変えるべきか」
という未来志向の提案が中心です。
不確実な情報の中でも仮説を立て、スピーディにアウトプットを出すことが求められます。
以上を踏まえると、「証拠がないと動けない」タイプよりも
「仮説を持ってどんどん前に進める」
タイプの方がコンサルの仕事は合うと感じています。
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2. ビジネスコンサルタント職への転職難易度&必要なスキル

ビジネスコンサルタント職はBig4コンサルの中でも比較的エントリーしやすい職種ですが、それでも書類・筆記・複数回の面接と選考のハードルは決して低くありません。
正しい対策をして臨む必要があります。
① コンサル未経験からの転職可能性|求められる素養は?
結論として、
コンサル未経験でもビジネスコンサルタントへの転職は十分可能
です。
実際に転職に成功している方の出身業界は多様で、
- 事業会社の経営企画
- 営業企画
- 財務
- IT部門
などの出身者が目立ちます。
EYSCの場合、
「ITをベースとした業務改革の経験はプラスに受け取られる」
という点が共通して見受けられます。
私自身も、
- 簿記2級のみ
- 海外経験ゼロ
- TOEIC800点台
という純ジャパ状態でBig4監査法人に転職できた経験があります。
当時のポイントは
「なぜ自分がこの仕事で活かせるか?」
を論理的に整理できたことでした。
コンサルでも同じで、肩書きよりも
「この人物がチームにいたらどう機能するか?」
を採用側は見ています。
コンサル未経験でも内定を得ている方に共通しているのは次の3点です。
- 論理的に考え、話せる(根拠→結論の順で話せる)
- タフな環境でも粘り強く仕事を進めた実績がある(どの業界でも良い)
- 「なぜコンサルか」「なぜEYか」に納得感のある自分なりの答えを持っている
② 資格・語学力・学歴の影響度|何があれば有利か
USCPAやMBAはプラス要素になりますが、それらがなくても内定は出ています。
採用側としては、「資格を持っているから」よりも
- 「実務経験」
- 「自分で考えて行動できる人か」
を重視していると考えるのが自然です。
私の知人ネットワークや社内外から集まった情報をまとめると、各要素の影響度はこのくらいです。
- USCPA・CPA:財務・リスク系ポジションでは明確に有利。なくても大丈夫
- MBA:あれば差別化になるが必須ではない。EY自体がEY Tech MBAという在籍中のMBA取得制度を持っており、転職後に取得する道もある
- 語学力:ある程度の英語読解力は欲しいが、日常会話レベルが必須の案件は限定的
- 学歴:目安として旧帝大・早慶以上が多いとされるが、スキル・経験次第で逆転できる
私自身も「海外経験一切なし・純ジャパ英語」でBig4に入れた経験があるので、語学力で最初から諦めてほしくはありません。
英語は入ってから伸ばせる部分も大きいです。
③ 選考対策|ケース面接の準備&筆記試験の傾向
EYSCの中途採用の選考は
通常3回程度の面接
で構成されます。
ビジネスコンサルタント職の場合、部門によってケース面接の有無が異なりますが、
フェルミ推定(数量推定問題)
が出題されるケースは多いです。
選考対策で最低限やっておくべきことを整理します。
- フェルミ推定の練習:「日本のスターバックスの1日の売上は?」「新聞紙の1日の発行部数は?」といった問題に慣れておく。答えよりも、どう分解・整理するかのプロセスが評価される
- 筆記試験対策:玉手箱やTG-WEB形式が使われることがある。市販の問題集で演習しておくと安心
- 志望動機の磨き込み:「なぜコンサルか」「なぜBig4か」「なぜEYか」を3段階で整理する。EYSCはBig4の中では歴史が浅い分、「主体性・チャレンジ精神」が合う人材を重視する傾向がある
- 職務経歴の深掘り対策:中途の場合、ケース面接よりも職務経歴の深掘りが重要。自分の経験がコンサルの仕事にどう活きるかをロジカルに説明できるようにしておく
書類選考の時点で、
職務経歴書のクオリティ
が後の評価に影響することも十分あり得ます。
そのため、転職エージェントを通じて事前に職務経歴書の添削を受けることを強くおすすめします。
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3. EYビジネスコンサルタントの年収&キャリアパスは?

ビジネスコンサルタントの年収水準は、他業種と比べると明らかに高い部類に入ります。
ただ、役職によって大きく幅があるため、「平均年収○○万円」という数字だけで判断するのは危険です。
① 入社時〜シニアコンサルタントの年収レンジ(500〜1,000万円前後)
EYにおける、グレード別のおおよその年収目安は次のとおりです。
- コンサルタント(C1〜C3):500〜700万円程度
- シニアコンサルタント(S1〜S3):700〜1,000万円程度
みなし残業が
50時間
に設定されており、それを超えた分は追加支給される仕組みです。
ボーナスは
年1回(10月)支給
で、業績と年間評価に基づいて決まります。
中途入社の場合は、前職の経験・スキルによって入社グレードが変わり、
コンサル経験者であればシニアコンサルタントからスタートするケース
もあります。
なお、福利厚生については住宅手当などがないため、若手の場合は家賃負担が可処分所得に大きく影響する点は事前に把握しておくべきでしょう。
- カフェテリアポイント(年間1.5万円程度)
- MBA取得支援制度(Hult International Business Schoolとの提携)
などは大きな付加価値といえます。
② マネージャー以降のキャリアと年収(1,000万円〜)
マネージャー以上になると、プロジェクトの現場責任者としての役割が加わります。
年収も大きく変わり、おおよそのレンジは以下のとおりです。
- マネージャー:1,000〜1,300万円程度
- シニアマネージャー:1,200〜1,500万円程度
- アソシエイトパートナー以上:1,600万円〜
マネージャー以降は、
案件の受注に関わるKPI(稼働率・提案活動など)
が評価基準に加わります。
実際、
「マネージャー以上はとにかくコンサルティングの売上貢献も求められる」
という話もあり、単に仕事をこなすだけでなく、ビジネス開発の側面が求められるようになります。
一方、マネージャーへの昇格は実力次第で早期達成も十分可能です。
新卒入社から優秀な方であれば20代でマネージャー昇格のケースも実際に存在します。
マネージャー昇格後の主なキャリア分岐は次の3パターンです。
- EYSCに留まりシニアマネージャー・パートナーを目指す:年収1,500万円〜2,500万円超を狙える
- 事業会社の戦略・経営企画部門へ転職:年収はやや下がることもあるが、ワークライフバランスを取り戻せるケースが多い
- スタートアップ・PEファンド等へ転職:役割次第では年収維持・アップのパターンも
③ ビジネスコンサルタント経験後の転職市場での評価は?
EYSCを含むBig4コンサル出身者は、転職市場において
「問題解決能力とプロジェクト管理能力が体系的に身についている人材」
として評価されます。
特に事業会社の経営企画部門や戦略部門への転職事例が多く、
「コンサル出身者はロジカルで、アウトプットの型が身についている」
という評価がされることが多いです。
私がBig4監査法人にいた頃、コンサル出身のメンバーと一緒に仕事をする機会がありましたが、
「課題を構造化してから話す」という習慣が自然に染み付いている
と感じたことがあります。
そのスキルは、プロジェクトの棚卸しや言語化をしっかりすることで、転職市場でも評価されると思います。
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4. EYビジネスコンサルタント転職に強いエージェント3選

私自身、Big4への転職の際にエージェントを活用して大きく助けてもらった経験があります。
ここでは、EYSCへのコンサル転職を本気で考えている方に特におすすめしたい3社をご紹介します。
① My Vision(マイビジョン)|コンサル転職全般に強い・初コンサル転職サポートが手厚い
My Visionはコンサルティング業界への転職支援に特化したエージェントです。
EYをはじめ大手ファームとのコネクションが強く、
未経験からコンサルへの転職サポート
にも定評があります。
ケース面接対策の支援も無料で受けられるため、
「ケース面接って何をすれば良いの?」
という段階からでも安心して相談できます。
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② リメディ(Remedy)|Big4コンサル求人に特化
リメディはBig4コンサルへの転職支援に特化したブティック型エージェントです。
EY・Deloitte・PwC・KPMGの内情に精通しており、求人票には出てこない情報まで提供してもらえます。
各ファームの採用の背景・文化・評価制度など幅広く知りたい方におすすめです。
EY・Big4への転職を真剣に考え始めた方向け
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③ コンコードエグゼクティブグループ|ハイクラス層へのキャリア相談に強み
コンコードはシニアコンサルタント以上の経験者や、
マネージャー以上のポジションを狙うハイクラス層向けのエージェント
です。
特に、
年収1,000万円以上のポジション
を検討している方には特に向いています。
「EYのパートナーを目指すか、事業会社のCxO候補を狙うか」
という段階で、長期的なキャリア軸の相談ができる点も魅力です。
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まとめ:EYビジネスコンサルタントはキャリアチェンジの一手として十分あり!

この記事で解説してきたポイントを改めて整理します。
- ビジネスコンサルタントはEYSCの汎用型コンサル職。ACGで幅広い案件を経験し、シニアコンサルタント昇格時に専門領域へ配属される
- コンサル未経験でも転職は可能。論理的思考力・コミュニケーション能力・粘り強さが問われる。資格よりも「どう考えるか」が評価される
- 年収はコンサルタントで500〜700万円、シニアコンサルタントで700〜1,000万円、マネージャー以降は1,000万円超えを見込める
- 卒業後のキャリアも幅広く、事業会社の戦略・経営企画部門への転職事例が多い
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私自身、監査法人にいた頃から「コンサルの仕事はどんな感じなんだろう」と隣の芝生が青く見えていた時期がありました。実際に関わった中で、コンサルはやはり厳しいけれど、それだけ成長の密度が濃い環境だとも感じています。
転職は情報戦です。一人で抱え込まず、専門のエージェントを活用しながら、ぜひ自分に合ったキャリアの選択肢を広げてほしいと思っています!
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