このような疑問・お悩みをお持ちの方へ向けた記事です。
- EYにデータサイエンティストの求人はあるの?
- 年収はどのくらいもらえるのか知りたい
- どの部門に応募すれば良いかわからない
- 選考でどんな対策をすれば良いか不安
Big4監査法人でのUSCPA取得・会計アドバイザリー経験を持つ私が、内外の情報をもとにまとめました。
結論から申し上げると、
EYはデータサイエンティストの採用を現在積極的に行っており、
年収600万円台〜1,000万円超のレンジで入社できるポジションが複数存在します。
「コンサル×データサイエンス」という複合スキルを持つ方にとって、EYは個人的に非常に魅力的な転職先のひとつだと考えています。
詳しい内容を早速見ていきましょう!
なお、Big4からのオファーを勝ち取るための「具体的なステップ&おすすめエージェント」については、以下の記事で徹底解説しています。
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1. EYにデータサイエンティストの求人はある?|採用部門と業務内容を解説

EYがデータ人材を採用している背景、そして具体的にどの部門でどんな業務に関わるのかを解説します。
① EYのデータ分析・AI関連部門の概要
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)では、
テクノロジーコンサルティング内にあるData & Analyticsチーム
がデータサイエンス業務の主軸となっています。
このチームでは、
- 機械学習モデルの構築・実装
- 大規模データ分析プロジェクトの管理
- クライアント向けのビジネスソリューション設計
などを担います。
また、最近ではEY Japanの
- データサイエンスチーム
- サステナビリティチーム
がAIツールを共同開発し、コンサルティングサービスへの組み込みを進めるなど、データサイエンスの活用領域は急速に広がっています。
特に、
- ヘルスケア
- 金融
- 官公庁
など複数のセクターでの活用が進んでおり、採用ニーズは高い水準を維持しています。
さらに昨今、EYSCが「Next in Tech 2026」レポートを公開し、
- AIエージェント
- フィジカルAI
- 量子コンピューター
といったテクノロジーの潮流を分析しています。
このことからも、EYが
テクノロジー・AI領域への経営資源投入を加速させている
ことが伝わってきます。
データ人材の採用はこのトレンドと直結していると言えるでしょう。
② データサイエンティストに求められるスキルは?
EYのデータサイエンティスト求人で求められるスキルは、大きく
- 「技術スキル」
- 「コンサルティングスキル」
の2軸に分かれます。
技術スキル面では、
- Python・R・Julia・C++などのプログラミング言語への習熟
- 統計・機械学習・計量経済学への理解
が必須とされています。
また、
- SQLを使ったデータ抽出
- モデルの構築・パフォーマンス評価
などの実務経験も問われます。
一方、コンサルティングスキル面では、
クライアントの課題を構造化し、複雑なソリューションを分かりやすく伝えるスキル
が重視されます。
EYSCのデータサイエンティストが他社と異なるのは、
「データを持っているから何かやろう」ではなく、
クライアントの課題は何かという課題設定からコミットできる
という点だと思われます。
純粋な技術者ではなく、
「課題解決を推進できるデータサイエンティスト」
が求められる点がEYの特徴です。
③ EY vs アクセンチュア vs IBMコンサルティング
データ系コンサルファームの中でEYをどう位置付けるか、簡単に整理しておきます。
アクセンチュアはデジタル・AI領域への投資が業界最大規模で、案件のボリュームも豊富です。
一方でプロジェクト数が多い分、業務の標準化・分業化が進んでおり、上流から下流まで一気通貫で経験できる機会はファームによって異なります。
IBMコンサルティングは
- ハイブリッドクラウド
- AI実装
に特化した強みを持ちますが、IT実装寄りのポジションが多い印象です。
EYの強みは、
監査・税務・M&Aといった財務データへのアクセスを持つ独自ポジション
にあります。
- 財務
- リスク
- サステナビリティ領域
でのデータ分析ニーズは他社では代替しにくく、
「会計・監査データ×データサイエンス」
という希少な掛け合わせができる点は個人的に非常に興味深いと思っています。
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2. EYデータサイエンティストの年収&職位体系は?

EYにおけるデータサイエンティストの職位ごとの年収感と、キャリアの進め方を解説します。
① 入社時の年収レンジ(600〜900万円程度)
EYSCの職位体系は
コンサルタント→シニアコンサルタント→マネージャー→シニアマネージャー→ディレクター→パートナー
という階層です。
データサイエンティストとして中途入社する場合、経験年数や前職のポジションに応じて、
コンサルタント〜シニアコンサルタントグレードでの入社
が一般的です。
複数の給与データを見ると、
- コンサルタントグレードでの年収はおおむね600〜850万円前後
- シニアコンサルタントグレードでは850〜1,100万円前後
というレンジが多いようです。
ボーナスは
年1回・10月支給
で、年間評価と法人業績に基づいて決まる仕組みです。
シニアコンサルタント以下は
みなし残業が50時間
設定されており、超過分は別途支給される制度となっています。
「データ系未経験でも入れるか」という疑問についてですが、
データサイエンス職については相応の技術経験が求められる傾向が強く、
完全未経験での採用はハードルが高い
と考えておいた方が良いでしょう。
② シニア〜マネージャーへの昇格と年収ジャンプ
シニアコンサルタントからマネージャーに昇格すると、
年収は1,000〜1,500万円前後
のレンジに入ってきます。
さらにシニアマネージャー以上では、1,500万円〜を超えるケースも出てきます。
評価制度については、年に3回「skillcheckシート」をマネージャーに作成してもらう仕組みがあります。
- 論理的思考力
- プレゼンテーション
- 提案
- コラボレーション
など10項目を5段階で評価される形で、コンサルタントからシニアコンサルタントへの昇格には
全項目で上から2番目以上の評価
が必要です。
成果主義の要素が比較的強く、
パフォーマンスを発揮できる人は昇格スピードも速い文化
と言えるでしょう。
データサイエンティストの場合、
- 技術スキルの高さ
- クライアントへの提案・価値創出ができるかどうか
が昇格の鍵になります。
純粋なコーディング力だけでなく、
ビジネスインパクトを意識した動き方ができるか
を問われる場面が多いようです。
③ フリーランス・転職と比較した場合のEY在籍メリット
EYを経験してフリーランスへ転向するケースも近年増えています。
スキル次第ではフリーランスでの年収が高くなる場面もありますが、EYに在籍し続けることも十分魅力的です。
最大の強みは
「Big4ブランド×データスキル」の希少な組み合わせ
です。
EYで培った
- 「大規模クライアントの課題解決経験」
- 「監査・財務データへの知見」
は、転職市場でも高く評価されます。
また、EYは
週3~4日程度のリモートワークが可能なファーム
として知られており、データサイエンティストとして腰を据えて専門性を高める環境としても魅力的です。
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3. EYデータサイエンティストの選考対策

データサイエンティスト職の選考は、通常のコンサル面接に加えて技術面のチェックが行われます。
EY特有の傾向と、具体的な対策を解説します。
① 技術試験の内容と難易度|何を勉強すべきか
EYのデータサイエンティスト採用では、
- SQL
- Python
- 統計
- 機械学習の基礎〜応用
が問われます。
求人要件を見ると、
- 「構造化・半構造化データの抽出経験」
- 「各種データマイニング手法の使用経験」
- 「モデルの構築・実装経験」
などが挙げられています。
対策として優先すべき順序は概ね以下の通りです。
- Python:pandas・scikit-learnを使ったデータ処理・モデル構築の実装力
- SQL:複雑なJOINや集計を含むクエリの作成力
- 統計・機械学習:回帰・分類・クラスタリングの基礎理論と実装
- ビジネスへの紐付け:分析結果をスライドや口頭でクライアントに説明する力
コンサルファームのデータ系面接では、技術テストだけでなく
- 「なぜその手法を選んだか」
- 「ビジネス課題との接続をどう考えているか」
を問われるケースが多いです。
また、コードが書けることだけでなく、
意思決定を説明できるコミュニケーション力
も問われます。
② ケース面接とデータ分析問題への対応
EYSCの選考フローは概ね
「書類選考→適性検査→面接複数回」
という流れです。
データ系ポジションでは
- ケース面接
- データ分析課題
が課されることがあります。
典型的なケース問題のイメージとしては、
「ある小売クライアントの売上が特定地域で下落している。
手元にある売上・顧客・競合データから何が言えるか」
といった形式です。
回答の組み立て方として意識したいのは以下の3点です。
- 問題を構造化する:売上=客数×客単価×来店頻度などに分解し、仮説を立てる
- データで検証する方針を示す:どのデータを見れば原因が絞り込めるかを説明する
- 示唆をビジネス言語で語る:分析結果が「で、何をすべきか」に繋がることを意識する
あくまでも「正解を出す」よりも
「思考プロセスを見せる」
ことが評価対象になるはずです。
途中で詰まっても、考えている途中経過を言語化することが大切です。
③ 志望動機の作り方|「なぜEY×データか」を差別化する
EYの選考では
- 「なぜ転職するのか」
- 「なぜコンサルなのか」
- 「なぜEYなのか」
といった問いを深堀りされます。
特にデータサイエンティストとして応募する場合、
「なぜIT企業やデータ専業会社ではなくコンサルファームなのか」
という問いへのロジカルな回答が必要です。
例えば以下のようなEYSCのデータサイエンティストの口コミがあります。
「データサイエンティスト専業の会社もたくさんある中で、コンサルティングファームで働く価値は、
クライアントの課題設定の前提となるところまで踏み込んで議論できる点」
このような視点は、志望動機のコアとして非常に使いやすいかなと思います。
さらにEYならではの独自性として語れるのは、
- 監査・税務・M&Aの専門性を持つEYグループならではのネットワーク
- 課題の奥深さ
です。
そこで、
- 「財務・リスクデータを扱う環境でデータサイエンスを活かしたい」
- 「EYのパーパス(Building a better working world)に共鳴して社会課題解決に貢献したい」
という方向性でストーリーを組み立てると、独自性が出しやすいでしょう。
また、EYは
パーパスへの共感・カルチャーフィットを重視するファーム
として知られています。
- 「世の中をよくするためにキャリアを重ねてきたか」
- 「社会課題解決を意識して行動してきたか」
という問いに、自身の経験から具体的に答えられるかどうかが選考の分岐点になり得ます。
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4. EYデータサイエンティスト転職に強いエージェント3選

EYへのデータ系転職を検討するなら、以下でご紹介する、コンサル特化型のエージェントを活用することを強くおすすめします。
① My Vision(マイビジョン)|コンサル・テクノロジー系の転職支援に特化
コンサル業界に特化した転職エージェントで、
EYSCをはじめとするBig4・戦略コンサル
への転職支援実績が豊富です。
特に、
コンサル業界未経験者
でも丁寧に業界・選考対策を説明してくれる点が特徴です。
また、
データ系・テクノロジーコンサル職種
への転職の知見もあり、EYのData & Analytics系ポジションを目指す方に向いています。
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MyVision / 利用者の約7割がコンサル未経験からのスタート。業界の基礎知識から面接の実践対策まで、丁寧に伴走してもらえます。
② コトラ|ハイクラス専門職・外資系の転職に強み
専門職・ハイクラス人材の転職に特化したエージェントで、外資系ファームやBig4への転職案件を多数保有しています。
年収800万円以上の求人が中心のため、
- シニアコンサルタントクラス
- マネージャークラス
でのキャリアアップ転職を検討している方に特に向いています。
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③ JAC Recruitment|外資系・テクノロジー系の案件に実績
外資系企業への転職支援に定評があるエージェントで、EYのようなグローバルファームへの転職実績を多く持ちます。
特に、
テクノロジー・データ系のポジションを含む外資系案件
の数が豊富です。
また、
英語力を活かしたポジション
を探している方にも対応しています。
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まとめ:EYのデータサイエンティスト転職は「コンサル力」を磨いてから!

今回の記事の要点を整理します。
- 採用部門:EYSCのData & Analyticsチームを中心に、ヘルスケア・金融・官公庁など複数セクターでデータサイエンティストの採用ニーズがある
- 年収レンジ:入社時はコンサルタント〜シニアコンサルタントで600〜1,000万円前後、マネージャー以上で1,000万円超〜
- 求められるスキル:技術力(Python・SQL・統計)に加え、クライアントの課題設定を議論できるコンサルティングスキルが必須
- 選考対策:技術試験・ケース面接への準備と、「なぜEY×データか」という独自の志望動機の構築が重要
- EYの強み:監査・税務・M&Aという独自データ領域を持つファームならではの案件経験が積める
EYのデータサイエンティストポジションは、
「技術力×ビジネス課題解決力」の両方を本気で伸ばしたい方
には非常に魅力的なポジションではないかと考えています。
技術力だけを磨くなら他の選択肢もありますが、
「クライアントの課題を一緒に設定するところから関われる」
という体験は、コンサルファームでしか得られないものだと思っています。
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