このような疑問・お悩みにお答えします。
- EYパルテノンの年収は実際どのくらいなのか、職位別に把握したい
- MBBやStrategy&、PwCアドバイザリーと比べて年収はどう違うのか
- EYパルテノンへの転職は未経験でも可能なのか、選考の実態が知りたい
- どのエージェントを使えばEYパルテノンの求人にアクセスできるのか
Big4監査法人の会計アドバイザリー部門を経験し、Big4のコンサルティングチームとも一部案件で関わったことのある私が、外から見た・関与した範囲での視点も交えながら解説します。
結論から申し上げると、
EYパルテノンは「セカンドティア戦略コンサル」の中でもトップクラスの年収水準を誇る組織です。
- アナリスト・コンサルタント層で600〜900万円前後
- マネージャー層で1,000〜1,400万円前後
- 上位職になると2,000万円以上
も視野に入ります。
ただし、その分求められるスペックと選考難易度は相当高く、
EYSCの一般的なコンサルタント職とは明確に別ルートの選考
となっている点も重要です。
詳しい内容を早速見ていきましょう!
なお、Big4からのオファーを勝ち取るための「具体的なステップ&おすすめエージェント」については、以下の記事で徹底解説しています。
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1. EYパルテノンとは?|戦略コンサルとしてのポジションを理解する

まずは、EYパルテノン(EY-Parthenon)について正確に理解しておくことが、年収や転職を考える上での大前提です。
① EYパルテノンの主な業務内容|戦略立案・M&A・再生支援
EYパルテノンはEYSCにおける
「Strategy&Transaction部門」
で、EYSCはこの部署とConsulting部署の2つで構成されています。
独立した会社が存在するわけではなく、
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)の中の一部門
という立ち位置です。
業務の3本柱は、
- コーポレート戦略立案
- M&Aアドバイザリー
- 事業再生支援
です。
中でも、EYパルテノンは
- 戦略
- M&A
- PMI
- 組織再編
- 事業再生
などに特化した組織であり、クライアントの経営層に直接向き合う仕事が多いのが特徴です。
会計士をはじめとするファイナンシャル・アドバイザーが
投資ディールなどの実行を戦略チームと連携して取り組む
という点が、他ファームの戦略部門との大きな違いです。
私自身、会計アドバイザリーの立場からFAS系チームと協業した経験がありますが、EYパルテノンは
M&Aの実行フェーズまで深く関与できる
という点が特徴的だと感じています。
2025年にはM&A支援業務の統合を行い、現在、日本におけるEYパルテノンは、
- EY内の戦略コンサルティング
- M&Aにおけるトランザクション業務
を請け負うブランドの総称となっています。
2025年以降はより一層、ストラテジー機能・トランザクション機能が統合された形で動いており、業務の幅も広がっています。
② MBBとの比較|年収・難易度・業務内容でどう違うか
EYパルテノンはよく
「セカンドティア戦略コンサル」
と称されます。
- マッキンゼー
- BCG
- ベイン
といったMBBが「ファーストティア」とすれば、EYパルテノンはそれに次ぐ位置づけです。
年収水準を見ると、MBBのコンサルタント層が年収1,000万円前後を超えるケースが多いのに対し、
EYパルテノンでは600〜900万円台がメインゾーン
となります。
ただし、
マネージャー以上の職位になると年収差は縮まってくる
という傾向があります。
一方、採用難易度という観点では、MBBの選考倍率がさらに高く(数十倍以上)、
EYパルテノンのコンサルタントの選考倍率は約20倍
であり、MBBや戦略系ファーム出身者が競合相手となります。
MBBは難しいが、EYパルテノンなら可能性があるという層
が主な競合層になる、と考えておくといいでしょう。
業務内容の面では、MBBが純粋な経営戦略案件に注力することが多いのに対し、
EYパルテノンはM&Aや事業再生まで含めたトランザクション領域を強み
としています。
なので、
「純粋戦略だけでなく、ディールの実行フェーズまで携わりたい」
という方には、EYパルテノンのほうが向いていると個人的には考えています。
③ EYパルテノンへの転職が向いている人のプロフィール
EYパルテノンに転職・就職している方のプロフィールを見ると、大きく次のパターンに分かれます。
- MBA取得者・海外トップ校出身者:戦略思考のトレーニングが評価される
- 投資銀行・証券会社出身者:ディール経験・財務モデル構築力が直結する
- 事業会社の経営企画職出身者:業界知見と戦略立案の実践経験が武器になる
- 他コンサルファームからの転職:特にMBBや戦略ファーム出身者は有利
コンサル未経験者が入れるケースも皆無ではありませんが、その場合は
ポテンシャルが非常に高いこと
を選考で示す必要があります。
私の場合は海外経験なし・英語はTOEIC 835点の純ジャパですが、それでもBig4へ転職した経験からすると、
英語力よりも、論理的思考力&ビジネスでの実績のほうが選考では重視される
という傾向があると感じています。
EYパルテノンも同様で、英語力は必要条件ながら、それだけでは足りないと思います。
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2. EYパルテノンの職位別年収は?|アナリストからパートナーまで

年収の実態は、複数のルートから集めた情報と公開されている求人データをもとに整理します。
EYパルテノンはEYSC内でも給与テーブルが異なり、各役職で100万円~200万円の上乗せがあるようです。
① アナリスト〜コンサルタントの年収(600〜900万円前後)
EYパルテノンの若手職位の年収レンジはおおよそ以下の通りです。
- アナリスト(新卒・第二新卒含む):600〜700万円前後
- コンサルタント:700〜900万円前後
EYパルテノンはこれに上乗せされるため、
同職位・同年齢でも数十万〜100万円程度高いケース
が想定されます。
また、
- MBAなしの学部新卒の場合
- MBA卒・コンサル経験者の場合
では入社時年収が大きく変わります。
MBA卒や戦略ファーム経験者の場合、コンサルタントランクへの中途入社でも
900万円台〜1,000万円に近い水準
でオファーが出るケースもあります。
なお、EYパルテノンは給与テーブルが異なり、
- コンサルタントで700〜1,000万円前後
- シニアコンサルタントでそれ以上
というイメージを持っておくと現実に近いと考えられます。
また給与制度面では、
ボーナスは年1回・10月支給
で、年間評価と業績に連動して金額が決まる仕組みです。
シニアコンサルタント以下は
みなし残業50時間
が設定されていますが、残業代は問題なく申請できるようです。
② マネージャー層の年収帯(1,000〜1,400万円前後)
マネージャー職になると年収は1,000万円を超えてきます。
EYパルテノンのマネージャー層では、
1,200〜1,500万円前後
が目安とされています。
年収水準はEYSCの中でも上記のとおりEYパルテノンが数百万高く、
EYSC全体ではマネージャー年収1,000万円~1,300万円程度が相場
となって今す。
昇格の仕組みについては、
- 年に3回のスキルチェックシートをマネージャーに作成してもらう
- 論理的思考力・プレゼンテーション・提案・コラボレーションなど10項目を5段階で評価される
といった形です。
特に10項目の評価については、
コンサルタントからシニアコンサルタントへの昇格に全項目で上から2番目以上の評価が必要
とされており、かなりの難関とも捉えることができます。
年間評価に応じて、
0〜3カ月程度の幅でパフォーマンスボーナスが決定される
とのことで、評価が高い年は大きくボーナスが上積みされるようになっています。
③ パートナーの年収と現実的な到達可能性
パートナー・アソシエイトパートナーの年収は
2,000〜3,000万円以上
が目安です。
シニアマネージャー・ディレクタークラスでもすでに
1,500〜2,000万円前後
の水準に達するケースがあります。
ただし、パートナーへの到達は現実的にはかなり難しいのが実情です。
多くの方がマネージャー〜シニアマネージャーの段階で、
- 事業会社の経営企画・CFO候補ポジション
- PEファンド
- 他の戦略ファーム
へ転出していきます。
むしろ、
EYパルテノンでの数年間のキャリアが「市場価値の高い経歴」として評価されること
のほうが重要です。
戦略コンサルの経験者は、転職市場で高く評価されます。
EYパルテノンはそのための修行の場としても、個人的に一番アツいポジションの一つではないかと考えています。
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3. EYパルテノンへの転職難易度&選考対策は?

EYパルテノンの選考は、Big4コンサルの中でも最難関クラスです。
EYSC全体の一般コンサルタント職とは選考ルートが異なり、より高い水準が求められます。
① 選考フローと難易度|ケース面接が核心
選考の基本フローは次の通りです。
- 書類選考・適性検査(Webテスト)
- 1次面接(マネージャークラス。通常面接+場合によりケース面接)
- 2次面接(シニアマネージャー〜ディレクタークラス。ケース面接が高確率で実施)
- 最終面接(パートナークラス)
- 内定・オファー面談
最大の山場がケース面接です。
EYSCのケース面接の通過率は
約20~30%
と、かなり低いと言われています。
特にEYパルテノンは一般的なEYSC以上に難度が高いと考えておくべきです。
具体的な内容としては、
- フェルミ推定:「日本のタクシー市場規模を推定してください」など
- 事業戦略ケース:「ある企業の売上が低下した原因と改善策を論じてください」など
まで、幅広い対策が必要です。
ケース面接では、
事業課題の原因分析・改善策を短時間で考え、回答する力
が求められます。
本だけでの対策は限界があ流ので、
模擬面接を複数回こなし、フィードバックをもらいながら精度を上げること
が合格への近道です。
② 求められる学歴・職歴・スキルの最低ライン
「東大・京大・海外MBA・外資金融出身でなければ無理」
という印象を持っている方もいるかもしれませんが、実態は少し違います。
実力主義の側面もあり、
地方国立大出身でも戦略思考と実績で内定を勝ち取った事例
も耳にします。
とはいえ、現実として求められる最低限のラインは高いです。
- 英語力:TOEIC 700〜800点以上が目安(EYパルテノンは英語面接の可能性もある)
- 論理的思考力:ケース面接を突破できるレベル
- 業務経験:コンサル経験、投資銀行、経営企画等が評価されやすい
私自身は海外経験なし・TOEIC 835点の純ジャパでBig4の会計アドバイザリー部門に入りましたが、挑戦は十分に可能だと考えています。
英語力を言い訳にせず、まず
ケース面接の対策をしっかり積み上げること
が先決です。
③ エージェント活用が欠かせない理由|非公開求人へのアクセス
EYパルテノンの求人は、一般の転職サイトには出てこない非公開ポジションが多く存在します。
EYパルテノンやストラテジー部門の求人は一部のエージェントがパートナーやディレクタークラスと信頼関係を築いており、
そのエージェントにだけ保持される非公開求人の紹介
を受けられることもあるとされています。
また、EYパルテノンの選考は
EYストラテジー・アンド・コンサルティングと異なる別ルート
で応募する必要がありますので、どの部門のどの職位に応募すべきかを最初から正確に把握しておくことが重要です。
エージェント経由であれば、その情報整理も含めてサポートしてもらえます。
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4. EYパルテノン転職に強いエージェント3選

戦略コンサルへの転職では、エージェント選びそのものが結果を左右します。
「興味はあるが転職するかは未定」という段階でも、情報収集目的での登録は大いにアリです。
① コトラ|M&A・戦略系ハイクラスの転職支援に強い
ハイクラス特化型エージェントの中でも、M&A・戦略系ファームへの支援実績が豊富です。
EYパルテノンを含む戦略コンサルポジションへのパイプが強く、職位交渉やオファー条件のアドバイスも受けられます。
また、
年収800万円以上のハイクラス転職
に特化しているため、本気で動き出す前の相談にも適しています。
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② My Vision|コンサル転職全般に強く、EYパルテノン求人も保有
コンサル業界特化の転職エージェントとして、EYパルテノンを含む戦略コンサルへの転職支援実績が豊富です。
MyVisionではEYパルテノンの求人を保有しており、
- ご自身の経歴を踏まえた年収目安
- 転職時の現実ライン
についての相談も可能です。
ケース面接対策のサポートも手厚く、
未経験からの転職者
にも対応しています。
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③ JAC Recruitment|外資戦略系ポジションへのパイプが豊富
外資系ポジションへの転職支援で実績のあるハイクラスエージェントです。
EYパルテノンのような外資系戦略ファームへの転職において、
英語面接対策を含めたサポート
が受けられます。
コンサルだけでなく
その後のポストコンサルキャリアも見据えた相談
ができる点も魅力です。
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まとめ:EYパルテノンは高年収・高難度・高成長の戦略コンサル

最後に要点を整理します。
- EYパルテノンはEYSCの戦略&トランザクション部門。独立した会社ではなくEYSC内の一部門
- 職位別年収の目安:アナリスト〜コンサルタント600〜900万円前後、マネージャー1,200〜1,500万円前後、パートナー2,000万円以上
- MBBとの比較では年収は若干低いが、採用難易度は依然として非常に高い(倍率20倍前後)
- 選考の山場はケース面接。通過率20〜30%と言われており、本だけでの対策には限界がある
- 非公開求人へのアクセスにはエージェント活用が必須
- パートナーへの到達は難しく、多くの人がマネージャー〜シニアマネージャーの段階でPEファンドや事業会社へ転出するが、そのキャリア市場評価も非常に高い
EYパルテノンへの転職は決して簡単ではありませんが、「難しいから諦める」のではなく、
「何が足りないかを把握して準備する」こと
が重要です。
私自身も簿記2級のみの未経験からBig4に転職した経験がありますが、
「スペックより準備の質」が大事
だと実感しています。
まずはエージェントへの相談から始めて、自分の現在地を確認してみてください。
きっと次の一手が見えてくるはずです!
EYに強いおすすめエージェント3選
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Big4の実情を把握したら、次は「どうやって内定を勝ち取るか」の対策です。
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