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KPMG FASの年収は実際いくら?【職位別・M&A部門の報酬水準を徹底解説】

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このような疑問・お悩みをお持ちの方に向けた記事です。

  • KPMG FASの年収が実際どのくらいなのか知りたい
  • 監査法人からFASへ転職したら年収は上がるの?
  • アソシエイト・マネージャーなど職位別の目安が知りたい
  • FAS転職を成功させるためにどのエージェントを使えばいいか迷っている

 

Big4監査法人の会計アドバイザリー部門に勤務し、1.5年でUSCPAに合格した私が、FASチームとの協業経験や業界の口コミ情報をもとに、KPMG FASの年収実態をできる限り精度高くお伝えします。

 

結論から申し上げると、

KPMG FASはFAS業界の中でもトップクラスの報酬水準であり、

アソシエイトでも年収1,000万円超えが珍しくない、非常に高待遇なファームです。

 

ただし、職位・評価・所属部門によって年収の振れ幅が非常に大きく、「思っていたより低かった」というギャップが生じやすいです。

 

詳しい内容を早速見ていきましょう!

 

なお、Big4からのオファーを勝ち取るための「具体的なステップ&おすすめエージェント」については、以下の記事で徹底解説しています。

こちらも!!Big4転職を成功させる全手順|監査法人・コンサルへの最短ルートを元Big4が解説

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1. KPMG FASとは?【業務内容&監査法人との違い】

まず前提として、KPMG FASが「何をする組織なのか」を正確に理解しておくことが大切です。

 

「KPMG」という名前から監査法人の一部門と思われる方もいますが、

株式会社KPMG FASは有限責任あずさ監査法人とは別法人であり、

M&Aアドバイザリーに特化した独立した会社

です。

 

2001年9月にKPMGジャパンのディール領域を担う会社として設立され、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして日本のM&A市場をリードしてきました。

 

業務内容も、報酬体系も、監査部門とは大きく異なります。

①KPMG FASの主な業務3種類(DD・バリュエーション・PMI)

KPMG FASのコアビジネスは大きく以下の3領域です。

(1)デューデリジェンス(DD)

M&Aにおいて買収対象企業の財務・ビジネスリスクを精査する業務です。

Financial DD(FDD)が中心ですが、ビジネスDD(BDD)にも強みを持ちます。

PEファンドのラージ〜ミドルキャップ案件での実績も多く、

BDDはKPMG FASの最大の強み

と言っても過言ではないようです。

 

(2)バリュエーション(企業価値評価)

DCF法やマルチプル法など各種手法を用いて企業・事業の価値を算定する業務です。

財務モデリングスキルが求められる専門性の高い領域です。

 

(3)PMI(統合支援)

M&A成立後の統合計画立案・実行支援業務です。

Integration & Separation(I&S)チームが担当し、戦略から経理・財務機能の統合まで幅広くカバーしています。

 

加えて、

  • Turnaround & Restructuring(T&R)チームによる事業再生アドバイザリー
  • Strategyチームによる経営・事業戦略立案
  • Client Value Analytics(CVA)チームによるデータ分析支援

など、KPMG FAS内には複数の専門チームが存在します。

 

どの部門に所属するかによって、日々の業務内容はもちろん、年収水準やキャリアの方向性も変わってくる点には注意が必要です。

②KPMGコンサルティングとFASの違い【組織・給与体系の差】

  • 「KPMGコンサルティング」
  • 「KPMG FAS」

は、同じKPMGブランドを持ちながらも完全に別の法人です。

 

KPMGコンサルティングは

IT・業務改革・組織変革などのコンサルティング

を中心とする会社です。

 

一方、KPMG FASは

M&Aアドバイザリー・財務系アドバイザリー

に特化しています。

 

給与体系・福利厚生・評価制度はそれぞれ独立しており、転籍も自由にできるわけではありません。

 

「KPMGに入りたい」と考えている方はここを同じ法人と考えず、自分がどちらの法人に応募しているのかを確認した方がいいです。

③筆者が監査からFASへの転籍を検討した実体験

私自身、Big4監査法人の会計アドバイザリー部門に在籍していた際、FASへの転籍を検討したことがあります。

 

FASチームとの協業経験から「この仕事は面白そうだ」と感じたのがきっかけでした。

 

結局は転籍しなかったのですが、その理由のひとつは

「FASの業務密度と残業水準を考えたとき、今の自分の志望動機・ステージに照らしたら違うかもしれない」

という判断でした。

 

口コミ情報でも残業時間は月50時間以上となっており、繁忙期はさらに上振れするケースも多いです。

 

年収の高さはそれ相応のプロフェッショナリズムと時間投資を前提としていると、外から関わった経験からも感じています。

 

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2. KPMG FASの年収の詳細【アソシエイト〜マネージャーの職位別データ】

KPMG FASの職位別年収帯についてもまとめます。

複数の情報をチェックすると、

平均年収は1,180〜1,200万円前後(平均年齢30〜32歳)

という水準になっています。

①ジュニアアソシエイト・アソシエイトの年収帯(目安700〜1,200万円程度)

FASに入社して最初のポジションとなるアソシエイト層の年収帯は、口コミ情報によれば以下のようなイメージです。

  • ジュニアアソシエイト(1〜2年目相当):トータル700〜900万円程度
  • アソシエイト(3〜5年目相当):800〜1,200万円程度

 

実際の口コミには、

26歳・アソシエイトで年収1,070万円(ベース840万円+賞与230万円)

29歳・アソシエイトで年収1,080万円(ベース820万円+賞与260万円)

といったデータが確認できます。

 

KPMG FASの給与体系の特徴として、ボーナス比率の高さが挙げられます。

 

業績が平時かつ評価が普通の場合でも

ベース給与の30〜40%程度のボーナス

がつくとされており、評価が高い方は100%超えになるケースもあるとのことです。

 

そのため、同じ職位でも評価次第で年収が大きく変わります。

 

なお、ベースの基本給はタイトル(職位)が上がらない限りほとんど変動せず、昇進がそのままベースアップに直結する構造になっているようです。

②シニアアソシエイト〜マネージャーの年収帯(目安1,100〜2,000万円台)

キャリアの中核となるミドルクラスの年収帯は、以下のようなイメージです。

  • シニアアソシエイト(SA):1,100〜2,000万円弱程度
  • マネージャー(M):1,500万円弱〜2,000万円前半程度

 

実際の口コミでは、

35歳・マネージャーで年収1,780万円(ベース1,130万円+賞与650万円)

というデータが確認できます。

 

シニアアソシエイト以上になるとボーナスでの個人差が大きくなるという点は顕著なようです。

 

マネージャーになると複数プロジェクトが同時進行になるため、業務量とのバランスを考えると「コスパが良いか」については個人差がありそうです。

 

ただ、口コミの中には

「20代でシニアマネージャーに到達した例もある」

という声もあり、実力主義の評価制度のもとで早期昇進を果たせば、20代後半〜30代前半での高年収も十分狙える環境だと考えています。

③シニアマネージャー・ディレクター・パートナー以上の年収

上位職については公開情報が限られますが、口コミ情報やファーム全体の統計から推察すると以下のようなイメージです。

  • シニアマネージャー(SM):2,000万円台前半〜中盤
  • ディレクター(D):2,500万円〜3,500万円程度
  • パートナー(P):3,000万円〜それ以上(業績連動性が高い)

口コミサイトに掲載されている年収範囲の上限が

3,200〜5,300万円

という数値も見られ、パートナークラスでは非常に高い報酬水準になることがわかります。

 

ただし、ディレクター以上への昇格は相当なハードルがあります。

 

特にパートナーはクライアント開拓・リレーション構築能力が問われるため、テクニカルスキルだけでは到達が難しいポジションです。

 

外部からディレクター以上のポジションで入社するケースもありますが、その場合は

10年以上のFAS・投資銀行・ファンド経験が前提

になることが多いと考えられます。

 

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3. 監査法人からFASへ転職する際の年収変化【リアルな数字&注意点】

監査法人勤務者がFASへ転職する際、「必ず年収が上がる」と思い込んでいる方がいますが、それは少し危険かなと思います。

評価や転職前のスキルによっては大幅ダウンのケースも存在しており、個人差が非常に大きいことがわかります。

①転職直後に年収が下がるケースとその理由

監査法人でシニアスタッフ〜マネージャー相当のポジションにいる方が、FASにアソシエイトやシニアアソシエイトとして入社する場合、等級の設定によっては初年度の年収が下がることがあります。

 

理由はシンプルで、

FASでは実績のない新入りは職位が低くスタートするケースが多く、

前職での等級をそのまま引き継げるわけではないから

です。

 

また、監査法人では残業代が別途支給されていた方が、FASではボーナス制度に組み込まれていることで、短期的な手取りが減ると感じるケースもあります。

 

大切なのは、

入社直後の年収だけで判断しないこと

です。

 

FASでは評価が高ければ昇格スピードも速く、2〜3年後の年収が大幅に上がることも十分あります。

 

なので、長期のキャリア設計で考えることが重要です。

②FAS転職で年収が大きく上がりやすいプロフィールの特徴

FASへの転職で市場価値が高いと判断されやすい方には、主に以下のような特徴があります。

  • 財務モデリングスキル(Excel・財務3表の連動モデル構築経験):バリュエーション・DDの実務で即戦力になれる
  • DD経験(FDD・BDD):前職での実績があれば、シニアアソシエイト以上でのオファーが出やすい
  • 特定業種の専門知識:製造業・テクノロジー・ヘルスケアなど、特定セクターの深い知見はDD時のビジネス分析で重宝される
  • 公認会計士・USCPA資格:資格があること自体よりも、それを活かした実務経験とセットであることが重要
  • 英語力(ビジネスレベル以上):クロスボーダー案件への参加可否に影響する。ただし英語が必須かは部門・案件次第

 

私自身の経験で言えば、

会計アドバイザリー部門でののれん減損テスト・PPA(取得原価配分)の経験

などは、バリュエーション観点でFASとの親和性が高いと感じています。

 

ただしFASの財務DDとはスキルセットが若干異なるため、「会計アドバイザリー経験 ≒ FDS即戦力」と過信するのは禁物かなと思います。

③年収交渉を成功させるためのエージェント活用法

特にKPMG FASのような高年収のファームの求人は、一般の転職サイトにほとんど掲載されておらず、エージェント経由の非公開案件が中心です。

 

エージェントを活用する最大のメリットは、以下の3点です。

  • 非公開求人へのアクセス:市場に出回っていないポジション情報を入手できる
  • 年収交渉のサポート:自分では言いにくいオファー条件の交渉を代行してもらえる
  • 選考対策:面接で聞かれる内容・評価観点を事前にインプットできる

 

注意すべきなのは、

エージェントは「どこでもいいから転職させたい」と考えているわけではない

という点です。

 

あなたのキャリアに本当に合ったポジションを紹介してくれるエージェントを選ぶことが、結果的に転職成功への近道になります。

 

FAS・M&A領域に強いエージェントに相談することで、

  • 「自分のスキルセットがFASで通用するか」
  • 「年収交渉でどこまで主張できるか」

といった具体的な感覚もつかめると思います。

 

FASに興味のある方は、ぜひ早めに動いてみてください!

 

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4. KPMG FASへの転職相談におすすめのエージェント3選!

FAS・M&A領域への転職は、業界に精通した専門エージェントを使うかどうかで転職の成否が大きく変わります。

私がその中でも、特に信頼できると判断したエージェント3社を紹介します。

①コトラ|FAS・会計士転職で面接進展実績が豊富

コトラは、公認会計士・USCPAをはじめとする財務・会計系プロフェッショナルの転職支援に強みを持つエージェントです。

 

FASやコンサルティング系への転職支援実績が豊富で、KPMG FASを含むBig4 FASへの転職サポート経験も多いようです。

 

財務系のキャリアに特化しているぶん、担当アドバイザーの業界の知見が深く、

「どのポジションが自分に合っているか」

という踏み込んだ相談ができる点が魅力です。

 

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②My Vision|コンサル転職特化でFAS求人にも強い

My Visionは、コンサルティング業界への転職支援に特化したエージェントです。

 

戦略・総合・IT各コンサルはもちろん、FASへの転職支援も手がけており、業界全体の動向把握に長けています。

 

「FASに転職すべきか、総合コンサルにすべきか」

といった悩みを相談しやすいのが特徴で、早いうちからキャリアの方向性を整理したい方に向いていると思います。

 

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③コンコード|ハイクラス非公開求人へのアクセスが強み

コンコードは、ハイクラス・エグゼクティブ層の転職支援に強みを持つエージェントです。

 

  • マネージャー・シニアマネージャー以上のポジション
  • ディレクタークラス

などを狙う方には特に向いています。

 

一般には公開されないエグゼクティブポジションへのアクセスに強く、

現職でのポジションや年収水準が高く、「次のステップ」を探している方

に活用しやすいエージェントです。

 

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まとめ:KPMG FASの年収は「高いが実力次第」

最後に、この記事の要点を整理します。

  • KPMG FASの平均年収は1,180〜1,200万円前後(平均年齢30〜32歳)で、FAS業界の中でもトップクラスの水準
  • 職位別の目安は、アソシエイト700〜1,200万円・シニアアソシエイト1,100〜2,000万円弱・マネージャー1,500〜2,000万円台
  • ボーナス比率が高く、評価次第で同職位でも年収が大きく変わる構造
  • 監査法人からの転職直後は年収が下がるケースもあり、長期視点でのキャリア設計が重要
  • FAS転職で市場価値を高めるには、財務モデリング・DD経験・特定セクター知識が有効
  • 非公開求人へのアクセスのためにも、専門エージェントへの早めの相談が不可欠

 

個人的には、KPMG FASは今の日本のM&A市場の中で最もアツいプロフェッショナルファームのひとつだと思っています。

 

  • 報酬水準の高さ
  • 「ニュースに出るような案件に直接関われる」というやりがい
  • 転職後のキャリアの幅広さ(PEファンド・事業会社・外資系企業など)

などを手に入れられる点は、他のファームと比べても非常に魅力的です。

 

もしKPMG FASへの転職を少しでも考えているなら、まずエージェントに相談して

「自分が今どのポジションなら通用するか」

を確認することから始めてみてください。

 

是非、FASキャリアに向けた一歩を踏み出してほしいと思います!

 

KPMG FASの転職に強いおすすめエージェント3選

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