このような疑問やお悩みはありませんか?
- PwCのヘルスケア部門(HIA)は、具体的にどんな仕事をするのか知りたい
- 製薬・医療機器メーカー出身だが、コンサルに転職できるか不安
- PwCヘルスケア部門の年収相場や採用条件がよくわからない
- 入社後に「思ったのと違う」と後悔したくない
- どの転職エージェントを使えばPwCに転職できるか知りたい
Big4監査法人での勤務経験を持ち、USCPA合格後に会計アドバイザリー業務も経験した私が、
PwCのヘルスケア部門への転職
を徹底解説します。
結論から申し上げると、
PwCのヘルスケア部門(HIA)は、製薬・医療機器出身者もコンサル経験者も、
ヘルスケア未経験のビジネス職出身者も採用対象になる間口の広いチームです。
ただし、入社後のギャップを防ぐためには
- 採用条件
- 業務実態
- 年収感
を事前に正確に把握しておく必要があります。
詳しい内容を早速見ていきましょう!
なお、Big4からのオファーを勝ち取るための「具体的なステップ&おすすめエージェント」については、以下の記事で徹底解説しています。
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こちらも!!Big4転職を成功させる全手順|監査法人・コンサルへの最短ルートを元Big4が解説
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1. PwCのヘルスケア部門の全体像&最新動向は?

PwCのヘルスケア部門を理解するにあたり、まず全体像と直近の動向を把握することが重要です。
①サービスライン一覧(製薬・医療機器・病院経営等)
PwCコンサルティング合同会社のヘルスケア部門は、
「HIA(Healthcare Industries Advisory)」
という専門チームとして位置づけられています。
具体的には、
- 医薬品・医療機器などの医療関連企業
- 新たに医療業界への参入を検討している企業、病院、保険者、官公庁
などの医療業界全域において、戦略から実行まで幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
具体的なクライアントと支援領域は以下の通りです。
<クライアント対象>
- 製薬企業・医療機器メーカー
- 医療法人(大学病院・公的病院・民間病院)
- 自治体・官公庁
- 金融機関・異業種からの新規参入企業
<主要サービスライン>
具体的なプロジェクト例として、
- 組織・人材構造変革支援
- 営業改革支援
- グローバル規制強化対応支援
- PMI支援
- SCM改革支援
- DX変革支援
- サイバーセキュリティ構築支援
などが挙げられます。
さらには、
- 病院経営の改善
- 医療現場の業務効率化・情報化
- 国内外の患者・利用者の満足度向上
- 新型感染症対応、保健・予防
といった健康サービス産業の拡大など、柔軟な対応力が一層求められるようになりました。
特に、
医師の時間外労働規制が2024年4月から本格適用されたこと
により、医療機関の働き方改革支援や業務プロセス改善の需要が急増しています。
HIAはこうした案件でも多くの実績を積み上げているチームであると考えられます。
②最新動向──生成AI×ヘルスケアが最大のテーマへ
近年のPwCヘルスケア部門における最大のトレンドは
「生成AI×ヘルスケア」の本格化
です。
PwC Japanグループはヘルスケア企業や医療従事者のニーズに応えるべく、
- 生成AIの専門チーム
- ヘルスケア分野の専門チーム
が密に連携し、技術検証を進めつつ、
ヘルスケア企業向けの生成AIのPoC(Proof of Concept:概念実証)を支援するサービス
を提供しています。
ヘルスケア業界は他業界が主に、
- 社内業務の生産性向上
- コスト削減
に取り組んでいる中、ヘルスケア業界は
新規ビジネスモデルの創出
に向けた取り組みを推進しています。
ただし、ハイクオリティな運用が求められる特性ゆえ、他業界より慎重な姿勢を取っている面もあります。
このような業界の
「慎重ながらも確実な変革ニーズ」
を支援できるコンサルタントの市場価値は、今後さらに上昇していくと考えています。
③他Big4・アクセンチュアとのポジション比較
ヘルスケア領域においてPwCのHIAと比較されるのは、主に
デロイト・EY・KPMG・アクセンチュア
の4社です。
簡単に、PwCの強み&他者との違いを比較してみます。
<PwCの強み>
グローバルネットワーク(世界149カ国37万人超)を活かしたクロスボーダー案件に強く、特に製薬領域での実績が豊富です。
また、「Strategy&」という戦略部門も擁しており、上流の戦略策定から実行まで一気通貫で対応できる点が他社との差別化になっています。
<デロイト・EYとの違い>
デロイトは2025年12月にコンサルティング・FAS・リスクアドバイザリーが合併した新体制(合同会社デロイトトーマツ)でヘルスケア案件に臨んでいます。
EYはM&Aアドバイザリーを含むトランザクション系に比較優位があります。
<アクセンチュアとの違い>
アクセンチュアはITシステムの実装力が圧倒的に強い一方、PwCはビジネス戦略・業務変革の上流から入るのが得意な傾向があります。
製薬会社や病院の「業務改革」「組織改革」を軸とした案件はPwCが強いポジションを持っていると言えるでしょう。
2. PwCヘルスケア部門の採用条件を3タイプで整理する!

PwCのHIAは、採用のチャンスが非常に広いことが特徴の一つです。
ここでは代表的な3つのバックグラウンドに分けて、採用条件を整理してみます。
①製薬・医療機器業界出身者の評価
最も評価が高い採用経路の一つが、
製薬・医療機器などのヘルスケア業界出身者
です。
ポジション別の要件としては、
- アソシエイトレベル:5年程度の製薬、ヘルスケア、医療機器、医療業界の経験をもつ方
- シニアアソシエイト:5年以上の業界経験
- マネジャー・シニアマネジャー・ディレクター:10年程度の業界経験
となっています。
また、いずれのポジションでも
- 経営企画
- 事業開発
- 営業企画
- ITシステム導入経験
などがある方が優遇されます。
具体的には、
- 製薬会社のMR・マーケティング・事業企画・規制対応部門
- 医療機器メーカーの営業・製品戦略
などの経験が評価の対象になります。
さらに、コンサル未経験でも積極採用されているのがHIAの特徴で、
- 中途入社比率80%
- コンサル未経験から入社した社員50%
- 女性スタッフ比率30%以上
と、多様性に富んだチームです。
②ヘルスケア×デジタルスキル保有者の評価
近年特に評価が高まっているのが、
ヘルスケア領域の知識&DX・データ活用スキルを掛け合わせた人材
です。
具体的には、
- 製薬会社でのSFA(営業支援システム)導入経験
- 医療データ分析・リアルデータ活用の経験
- 病院のEHR(電子カルテ)やERPシステム導入プロジェクト経験
などが該当します。
さらには、
ITベンダー、システムコンサル等でヘルスケア業界向けのシステム導入・開発経験をお持ちの方
もアソシエイトとして採用対象になります。
前述の通り、生成AI×ヘルスケアの案件が急増する中、PwCはこのデジタル×ヘルスケアの掛け算人材を積極的に採用している状況です。
③ヘルスケア未経験のコンサル経験者の評価
ヘルスケア業界経験がなくても、
コンサルタントとしての実務経験
があれば採用対象になります。
コンサル経験をお持ちの方は業界問わず積極的に採用しており、
- シニアアソシエイトで3年以上
- マネジャー以上で6年以上
のコンサル経験が目安とされています。
この場合、ヘルスケアへの興味・情熱をどう面接でアピールするかが鍵になり、
「なぜヘルスケアなのか」という志望動機
をしっかり固めておいた方がいいかもしれません。
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3. PwCヘルスケア部門の業務実態&年収を3パターンで解説!

PwCヘルスケア部門で「実際どんな仕事をするのか」「年収はどうなるのか」についても、3つのパターンに分けて解説します。
①コンサルタントとしての業務内容は?
PwCのヘルスケア部門コンサルタントの一般的な業務サイクルは、大まかに以下の流れです。
<提案フェーズ>
クライアントの課題ヒアリングをもとに分析・仮説構築を行い、提案資料を作成します。
HIAの特徴として、
製薬企業と医療機器メーカー、あるいは異業種新規参入企業を「つなぐ」役割
を担うケースも多いです。
<デリバリーフェーズ>
プロジェクトによって動き方が大きく異なります。
1〜2ヶ月の短期プロジェクトもあれば、組織改革や大規模システム導入といった半年〜1年以上の長期案件もあります。
また、PwCのワークライフバランスについては「プロジェクト次第で大きく変わる」のが正直なところですが、
「スタッフ層は比較的調整しやすい一方でMup(マネジャー以上)はその皺寄せ等で負担が高い」
というように、およそどのBig4も似たような状況だと思います。
なお、平均残業時間は月40時間前後が目安ですが、プロジェクトによって60〜80時間超になるケースもあり得ます。
②製薬・医療機器出身者の年収は?
PwCへの転職後に年収がどう変わるかは、多くの方が気になるポイントです。
複数の転職事例を踏まえると、製薬会社・医療機器メーカーから未経験でPwC HIAに転職した場合、以下のレンジが参考になります。
- アソシエイト:600〜750万円前後
- シニアアソシエイト:750〜950万円前後
- マネジャー:950〜1,300万円前後
- シニアマネジャー:1,300〜1,600万円前後
製薬会社やMRから転職する場合、前職年収が400〜500万円台の方でも、
アソシエイト入社時点で600〜700万円前後へのアップ
が期待できます。
ただし、評価次第で個人差は大きいため、
転職エージェントを通じて最新の相場を確認すること
をお勧めします。
一点注意が必要なのは、
PwCの給与体系には30時間のみなし残業が含まれている
ので、この点を踏まえた年収で比較するようにしましょう。
③ヘルスケア×AIスペシャリストの市場価値
前述の通り、生成AI×ヘルスケアが重要なテーマになっている中、
ヘルスケア領域の業務知識+AI・データ活用スキルを掛け合わせた人材
の市場価値は急速に高まっています。
個人的な意見ですが、
- 製薬会社でRWD(リアルワールドデータ)分析に関わってきた方
- 医療機器会社でデジタルサービス立ち上げに携わってきた方
- ITベンダーでヘルスケア業界向けのAI案件経験がある方
などは、PwCのHIAで非常に高い評価を受けられる可能性があります。
こういった「掛け算型」の人材は、採用側からすると
「ヘルスケアの知識×デジタル」の両輪を持った稀少人材
と思ってもらえるはずです。
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4. 入社後に「思ったのと違う」を防ぐための事前確認3選

コンサルへの転職で後悔する方の多くは、入社前のリサーチが不十分だったケースです。
ここでは、PwCヘルスケア部門に特有の「確認しておくべきポイント」を3つ解説します。
①プロジェクト内容&業界知識を活かせる?
PwCのHIAは、製薬・病院・医療機器・新規参入企業など幅広いクライアントを持つため、
必ずしも自分の得意な領域にアサインされるわけではない
という点に注意が必要です。
そのため、
- 「製薬出身だから製薬案件に入れる」
- 「病院出身だから病院改革案件に入れる」
と思って入社すると、想定外のアサインになることも十分あり得ます。
面接や内定後の面談の段階で、
- 「自分のバックグラウンドをどのくらい活かせるのか」
- 「当初はどのような案件へのアサインが想定されるのか」
を具体的に確認することをお勧めします。
アサインマッチングはある程度本人の希望も聞いてもらえるようですが、事前に確認しておくことに越したことはありません。
②残業・繁閑の実態は?
前述のとおり、PwCコンサルティング全体での平均残業時間は
月40時間前後
ですが、これはあくまで全体平均であり、案件によって大きなばらつきがあります。
- プロジェクトが終盤を迎えるタイミング
- クライアントの意思決定フェーズ
には残業が集中する傾向があります。
一方で、
プロジェクト間のインターバルや繁忙期が落ち着いた後にはまとまった休暇を取れる
という声も複数あります。
そこで、カジュアル面談や面接の場で
「直近プロジェクトにおける残業の実態」
を聞いてみることをお勧めします。
③ヘルスケア特有の案件サイクルの理解
他の業界案件と比較した場合、ヘルスケア案件には特有のサイクルがあります。
具体的には、
- 製薬会社の製品ライフサイクル(開発・申請・上市・成熟・後発品対応)に連動した案件
- 病院の中期経営計画策定(通常3〜5年サイクル)に紐づく案件
- 国の診療報酬改定(2年サイクル)を見据えた戦略案件
などです。
治療前後の予防や介護も視野に入れたヘルスケアサービスの構築が求められており、産業間連携・産官学連携が重要な鍵となります。
このような特有のサイクルを踏まえると、ヘルスケア案件はプロジェクト自体の期間が長くなりやすく、継続的な関係構築が重要になる傾向があります。
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5. PwC転職を成功させるためのおすすめエージェント3選

PwCヘルスケア部門への転職を成功させるためには、Big4・コンサル業界への転職実績が豊富なエージェントを選ぶことが重要です。
①MyVision|ヘルスケア×コンサル転職サポート
MyVisionはコンサル特化型転職エージェントとして、Big4・アクセンチュア等への転職実績が業界トップクラスです。
転職者の約9割がコンサル未経験からの転職成功者であり、元戦略ファーム出身のコンサルタントが面接対策・書類添削まで丁寧にサポートしてくれます。
特に、
- 「ヘルスケア業界出身だがコンサルは未経験」
- 「コンサル経験あるがヘルスケアは未経験」
という方にマッチします。
さらに、
- 面接における志望動機の組み立て方
- PwC特有の面接スタイルへの対応策
まで具体的に教えてもらえる点が強みです。
「コンサルに興味はあるけど、Big4なんて自分には無理かも…」と感じている方へ
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②コンコード|ハイクラス専門職転職に定評
コンコードは、コンサル・外資系・ハイクラス専門職に強い転職エージェントです。
年収500万円以上の求職者を中心に、非公開求人を含む上位求人へのアクセスが強みです。
- 製薬・医療機器業界からPwCへのキャリアアップを目指す方
- 年収を大幅アップさせたい方
について交渉力に定評があるコンコードはとても頼りになります。
Big4各社との強固な関係性を活かし、選考プロセスでのポジショニング戦略もアドバイスしてくれます。
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③JAC Recruitment|外資ヘルスケア案件に強い実績
JAC Recruitmentは、外資系・グローバル企業への転職サポートに定評があります。
特に製薬・医療機器業界のハイクラス求人を多数保有しており、PwCのヘルスケア部門のような
外資系コンサル求人への対応力
も高いです。
- 英語力を活かしたグローバルキャリアを志向している方
- ヘルスケア業界から外資コンサルへのキャリアチェンジを考えている方
に向いています。
両面型(求職者側・企業側の両方を一人のコンサルタントが担当)のエージェントのため、企業の採用ニーズを踏まえた具体的なアドバイスが受けられます。
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まとめ:PwCヘルスケア部門転職の全体像は?

この記事のポイントを整理すると以下の通りです。
PwCのHIA(ヘルスケア・医薬ライフサイエンスチーム)は、
- 製薬・医療機器・病院・自治体まで幅広いクライアントを持つBig4屈指の総合ヘルスケアチーム
- コンサル未経験でも積極採用されており、入社メンバーの約半数がコンサル未経験スタート
- 採用対象は製薬・医療機器出身者、ヘルスケア×デジタル人材、コンサル経験者の3タイプ
- 年収はアソシエイトで600〜750万円前後からスタートし、マネジャー以上で1,000万円超が狙える
- 生成AI×ヘルスケア案件の急増で、デジタルスキルを持つヘルスケア人材の市場価値が急上昇中
「入社後のギャップを防ぐ」という観点では、
- プロジェクトアサインの実態
- 残業の繁閑
- ヘルスケア案件特有のサイクル
を事前にしっかり確認することが重要です。
ヘルスケア業界は、
- 少子高齢化
- 医療費増大
- デジタル化
という社会的課題を抱えながら、コンサルタントとして最もやりがいを感じやすいフィールドの一つだと思っています。
製薬や医療機器で
「業界の課題を上流から変えたい」
と感じているなら、ぜひコンサルという選択肢を考えてほしいと思います!
PwCへの転職を本気で考えている人におすすめのエージェント3選
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Big4の実情を把握したら、次は「どうやって内定を勝ち取るか」の対策です。
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