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USCPAは会計アドバイザリーで評価されるか?Big4経験者USCPAが本音で語る

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このような疑問・お悩みをお持ちではないでしょうか?

  • USCPAを取得したら、会計アドバイザリーに転職・異動できるのか知りたい
  • Big4のアドバイザリー部門がUSCPAに対して実際どう評価しているか気になる
  • USCPA+αでどんなキャリアが描けるか、具体的なイメージがつかめていない

この記事では、会計未経験からBig4監査法人にキャリアチェンジし、USCPA合格を経て会計アドバイザリー業務を経験した私が、本音ベースでお伝えします。

 

結論から申し上げると、USCPAは会計アドバイザリーで「確実に評価される」資格です。

ただし、それだけで採用・評価されるほど甘くはありません。

 

「USCPAなどの資格を取ればアドバイザリーに行ける」という期待を持っている方は、この記事を読んであらためて戦略を整理してみてください。

早速まいりましょう!

 

なお、監査法人での経験を活かしてFAS・会計アドバイザリーへの転職を考えている方は、年収・激務度・面接対策まで経験者がリアルに解説した以下の記事もぜひチェックしてみてください。

こちらも!!監査法人からFAS・会計アドバイザリーへの転職論!激務度・年収・面接のリアルを経験者が暴露

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1. 結論:USCPAはアドバイザリーでどれくらい評価されるか

会計アドバイザリーとUSCPAの相性は、一言で言えば「悪くはないが、過信は禁物」です。

資格の性質と、アドバイザリー現場が求めるスキルのギャップを理解することが大切です。

① 持っていると有利だがそれだけでは採用されない

USCPAはアドバイザリーにおいて、確かにプラス評価される資格です。

ただし、それはあくまで「他の候補者と横並びになったとき、一歩前に出られる」程度の話です。

 

Big4の会計アドバイザリー部門では、会計基準の知識はもちろん大切ですが、

  • クライアントとのコミュニケーション力
  • 案件推進力
  • 論点整理のスピード

が問われます。

 

USCPAの知識は確かに土台になりますが、

USCPA自体が採用の決め手になるかというと、そこまでではない

というのが正直な印象です。

 

「USCPA保有者を積極採用中」という求人票を見て飛びつく気持ちはよくわかります。

ただ、採用側が本当に見ているのは「USCPAを取った人」ではなく「USCPAも取れる地頭と努力ができる人」であることが多いです。

② US案件やクロスボーダーM&Aで声がかかりやすくなる

USCPAが特に威力を発揮するのは、

  • IFRS/USGAAPが絡む案件
  • 外資系クライアント対応が求められる場面

などです。

 

会計アドバイザリーの業務の中には、日本基準・IFRS・US GAAPをまたいだ比較検討が必要なプロジェクトがあります。

そういった場面で「US GAAPの基礎知識がある人間」として名前が挙がりやすくなるのは事実です。

 

私自身も、外資系クライアントが絡む案件で、USCPAを持っているという理由でアサインされた経験があります。

 

もちろん実務では試験知識をそのまま使えるわけではありません。

しかし、「基礎がある人」として期待値を持たれること自体が、チャンスを広げると考えています。

③ 社内異動の審査で「努力できる人」の証明になる

転職よりも見落とされがちなのが、社内異動でのUSCPAの効果です。

 

私自身もそうでしたが、監査部門から会計アドバイザリー部門への異動を希望する場合、上長や部門長に対して「なぜ自分がその部門に適しているか」を示す必要がありました。

 

そのとき、USCPAは「合格率の低い資格をやり遂げた人間」として、能力よりも「継続力・学習力」の証拠となります。

 

採用側からすれば、素地のわからない外部候補よりも、USCPAという指標を持つ内部人材のほうが安心感がある場合もあります。

社内での信頼構築という意味でも、USCPAは地味に効いてくると感じています。

 

USCPAをどう面接で使うか?については、以下の記事で詳しく書いています。

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2. アドバイザリーでのUSCPAの限界

USCPAがプラスになる場面をお伝えした一方で、限界となるポイントもお伝えしたいと思います。

① Big4アドバイザリーが実際に求めるスキルは「USCPAだけ」では測れない

会計アドバイザリー業務の核心は

「論点/課題を発見し、クライアントに伝える力」

です。

 

この力はUSCPAの試験で測れるものではありません。

 

私がアドバイザリー業務に関わる中で感じたのは、知識よりも

「どう整理して・どう伝えるか?」のほうが圧倒的に問われる

ということです。

 

たとえば、クライアントの会計処理に問題があったとき、それを発見するだけではなく、

  • なぜ問題なのか
  • どう修正・改善すべきか
  • そのリスク・影響はどこまで及ぶか

を論理的にまとめる力が必要です。

 

また、FAS部門との協業経験から感じることですが、FAS系の業務ではさらに財務モデリングやバリュエーションといった実務スキルが重視されます。

USCPAでこれらをカバーするには更なる学習が必要です。

② 英語力の話:TOEIC835・海外経験ゼロの私がどう乗り越えたか

「USCPAを持っているなら英語もできるでしょ?」と思われることがあります。

これは半分正解で、半分誤解です。

 

私自身、英語試験を経てUSCPAを取得していますが、スピーキングは得意ではありませんでした。

海外経験もゼロです。

TOEIC835点は持っていましたが、ビジネス英会話となると話は別で、最初は正直かなり苦労しました。

 

私が意識したのは、

「英語で話す」ではなく「英語で書く・読む」に特化して実績を作ること

です。

 

英文レポートのレビューや、英語メールでのクライアント対応から実績を積み、「英語で読み書きできる人」としてのポジションを確立しました。

英会話が苦手なら、そこで勝負しなければいいと割り切ることも大切です。

③ 海外経験なしでもアドバイザリーで生き残るために意識したこと

海外経験がないこと自体は、アドバイザリーにおいてそれほど大きなハンデではありません。

ただし「英語が苦手だから国内案件だけ」という逃げ方を続けると、キャリアの幅が狭まります。

 

私が意識したのは、「英語案件から逃げずに得意な形で関わる」という姿勢です。

 

英語コミュニケーションが必要な案件でも、文書対応やレポート作成では積極的に手を挙げました。

 

一方で、ネイティブが多いミーティングでは、発言量より「発言の質」を意識して、ポイントを押さえた一言で存在感を出すよう心がけました。

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3. USCPAをアドバイザリーのキャリアで活かすための具体的な戦略

では、USCPAを持ちながらアドバイザリーで評価されるためには、どう動けばよいのでしょうか。

具体的な戦略についてお伝えします。

① US GAAP&J日本基準の両方を使えるポジションの取り方

「USGAAPも日本基準も両方わかる人」というポジションは、会計アドバイザリーにおいて確実に需要があります。

 

日本のアドバイザリー業務は、IFRS・US GAAP・J-GAAPが入り混じるプロジェクトが少なくありません。

その中で「どの基準でも対応できる人」は希少です。

 

そのため、まずはUSCPAで得たUSGAAPの知識を、実務の中で積極的にアウトプットする機会を作ることが大切です。

 

具体的には、

  • クロスボーダー案件
  • 外資系クライアント対応
  • 英文開示支援

などの業務に積極的に手を挙げることです。

 

最初は知識が不完全でも、案件経験を通じて実力が追いついてきます。

② 英語は「読む・書く」に絞って武器にする方法

先ほどの話とも重なりますが、英語力の活かし方はポジショニングが大切です。

 

「英語で話す」よりも

  • 英語で資料を読んで論点を抽出する
  • 英語のドラフトをレビューする

に特化したほうが、比較的短期間で存在価値を出せます。

 

特に会計アドバイザリーでは、

  • 英文の会計基準
  • 論点メモ
  • クライアントへのレポート

について読み書きできる人材は常に求められています。

 

私自身も最初は英語会議での発言に苦手意識がありましたが、英文ドキュメントのレビューを積極的に引き受けることで「英語資料を任せられる人」として認識されるようになりました。

③ USCPA×アドバイザリー経験で狙える転職先&年収の目安

USCPA+会計アドバイザリー経験の組み合わせは、転職市場でかなり強いプロフィールです。

狙える先としては、以下が考えられます。

  • Big4の会計アドバイザリー部門の上位ポジション
  • 外資系の経理・財務・FP&A部門(USCPA+英語対応力を評価される)
  • 独立系のアドバイザリーファーム
  • 事業会社のグループ財務・M&A部門

 

年収感としては、

  • Big4スタッフ〜シニアスタッフ帯(500〜800万円台)
  • 経験によってはマネージャークラス(800〜1,000万円超)

も視野に入ります。

 

ただしこれは経験年数・英語力・専門領域によって大きく変わりますので、あくまで目安としてお考えください。

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4. アドバイザリー転職でエージェントを使うときの注意点

転職エージェントの活用は有効ですが、使い方を間違えると時間を無駄にしてしまいます。

① 「USCPA向け求人」と実態のギャップを見抜くポイント

求人票に「USCPA歓迎」「USCPA優遇」と書かれていても、実態は日本基準の経理業務がメインというケースがあります。

 

特に事業会社の求人では、「英語も使えそうな経理担当者」としてのUSCPAを求めている場合が少なくありません。

 

確認すべきポイントは、

  • 実際にIFRSやUSGAAPが関わるプロジェクトがあるか
  • 英語での業務比率はどれくらいか
  • チームにUSCPA保有者は何人いるか

です。

 

これらについてはエージェントに遠慮なく聞いてみるのがいいです。

採用する側も、候補者がしっかり確認してくれる方が安心すると思います。

② ハイクラス向けエージェントにUSCPAを売り込む方法

USCPAを持っていると、ハイクラス向けエージェントに登録したときに「会計のプロフェッショナル」として一定の関心を持ってもらいやすくなります。

ただし、USCPAだけを売りにするのではなく「USCPAを活かした実務経験・アウトプット」をセットで語れるかどうかが大切です。

 

エージェントへの自己紹介では、

「USCPA保有・会計アドバイザリー経験○年・クロスボーダー案件対応経験あり」

のように、資格+経験+具体的な実績をひとつの文章で言えるよう準備しておきましょう。

 

私自身も転職エージェントを活用したことがありますが、「資格を持っています」より

「こういう案件でこう貢献しました」

という話をした方が、明らかにエージェントの反応が変わりました。

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5. まとめ:USCPAはアドバイザリーで「使える資格」なのか?

最後に、この記事の要点を整理します。

繰り返しですが、USCPAは、会計アドバイザリーにおいて確実に「使える資格」です。

 

ただし、「資格があるから評価される」のではなく「資格を活かせる人間である」と示せるかどうかが勝負です。

  • USCPAはUS案件・クロスボーダー対応・社内異動で評価される
  • 採用側が見ているのは「資格を取れた事実」よりも「資格を取れる人材の地頭&継続力」
  • 英語は「読む・書く」に特化することで、海外経験がなくても活路が開ける
  • US GAAP+日本基準両対応というポジショニングが中長期のキャリアで効く
  • 転職活動では「資格+実務経験+具体的な成果」のセットで話せるように準備する

 

私自身、会計未経験の営業職から始めて、USCPAを取りながらアドバイザリー業務を経験するまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

それでも「使える資格を使える形で活かす」という意識を持ち続けることで、確実にキャリアは広がってきました。

 

USCPAを活かしてアドバイザリーでキャリアを築きたいと考えている方には、ぜひ「資格+戦略」で動いてほしいと思っています。

皆さんのキャリアがより充実したものとなるよう、応援しています!

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