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アドバイザリーの面接で「監査しかしていない」を強みに変える話し方

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このような悩みをお持ちではないでしょうか。

  • 監査経験しかなくて、アドバイザリーの面接で通用するか不安
  • 「コンサル経験がないと厳しい」と言われた気がしてモチベが下がっている
  • 面接で「なぜ監査から?」と聞かれたときの答え方がわからない

Big4監査法人でアシスタントから始め、会計監査を経て会計アドバイザリー部門への異動を経験した私が、実体験をもとにお答えします。

 

結論から申し上げると、「監査しかしていない」は弱点ではなく、話し方次第で立派な強みになります。

 

面接官が本当に気にしているのは「経験の種類」ではなく「その経験から何を学んだか」だからです。

詳しい内容を早速見ていきましょう!

 

なお、監査法人での経験を活かしてFAS・会計アドバイザリーへの転職を考えている方は、年収・激務度・面接対策まで経験者がリアルに解説した以下の記事もぜひチェックしてみてください。

こちらも!!監査法人からFAS・会計アドバイザリーへの転職論!激務度・年収・面接のリアルを経験者が暴露

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1. 「監査しかしていない」と感じる不安の正体は?

まずは、監査していないことが不安に感じる原因を深掘りしてみます。

① アドバイザリー面接官が監査経験者を見るときの本音

前提として、面接官は「監査経験しかないから採らない」とは思っていません。

 

面接官が本当に確認したいのは

  • ポテンシャル
  • 切り替えられるか

の2点です。

 

監査でどれだけ深い仕事をしてきたかより、

  • アドバイザリーの文化
  • スピード感
  • アウトプットイメージ

を理解した上で志望しているかを見ています。

 

私が会計アドバイザリー部門の内部審査を受けた際も、「監査経験が少ない」という指摘は一切ありませんでした。

むしろ「その経験をどう活かしたいか」を繰り返し聞かれました。

② コンサルティングのスタイルに馴染めるか

監査では「基準に照らして正しいか」を問います。

 

一方、アドバイザリーでは

「クライアントにとって最善の選択肢は何か」

を問われます。

 

この思考の切り替えができるかどうかを、面接官は見ています。

「基準判断型」から「選択肢提示型」への転換を、言葉で示せるかどうかが鍵です。

③ 経営判断を支援するプレッシャーに対応できるか

監査は最終的に「意見表明」という形でリスクを組織が負います。

 

アドバイザリーは文字通り「アドバイス」という形で、クライアントの経営判断に直接影響を与えます。

このプレッシャーの違いを理解しているかを、面接官は確認したいのです。

 

そのためにも「クライアントに責任あるアドバイスをする覚悟があるか?」という問いに答えられるよう準備しておきましょう。

④ スピード感と「80点の答え」で動けるか

監査は

  • 証拠収集
  • 証拠のリスク評価
  • 意見形成

というプロセスを丁寧に踏みます。

 

一方でアドバイザリーは「完璧ではなくても、今使える答えをまず出す」カルチャーがあります。

 

こういったカルチャーやスピード感の違いについても切り替えられるか、、面接前に自分の中で整理しておくと答えやすくなります。

2. 監査経験を強みに言い換える戦略3選

上記を踏まえて、監査経験を強みに言い換えるための戦略についてご紹介します。

① 「問題発見力」として話す

監査の本質は「財務諸表の誤りやリスクを発見すること」です。

 

これはアドバイザリーにおける「クライアント課題の発見」と構造が同じです。

 

「私は監査を通じて、数字の背後にある経営リスクを評価するスキルを高めてきた」という言い方が有効です。

例えば、

「棚卸資産の評価に違和感を覚えた→掘り下げたら在庫管理プロセスの構造問題が見えた」

といった具体的なエピソードがあれば、面接でも話せる強みとして使えるはずです。

② 「ロジック構築力・証拠思考」として話す

監査調書は「主張→根拠→証拠」の構造で作られます。

 

これはコンサルティングレポートのロジックと非常ににた構造です。

 

そこで、

「監査で培った証拠ベースのロジックは、アドバイザリーの報告書作成に直結する」

という方向性で話すのもアリかと思います。

 

私自身も会計アドバイザリーの業務に入ったとき、

  • 監査調書の書き方
  • 会計基準の読み解き方

などがそのまま役に立ったこともありました。

③ 「経営者・CFOとの対話経験」として話す

アシスタントを過ぎてシニア以上になると、監査でも経営者・CFOへのヒアリングや報告が発生します。

 

これはアドバイザリーにおけるクライアントコミュニケーションと実質的に同じ経験です。

 

「CFOに監査上の懸念を伝え、対話を通じて事実関係を整理した経験がある」

という言い方は、アドバイザリーの面接でもかなり刺さるはずです

④ 筆者が実際に面接で使ったエピソードの組み立て方

私は次の順番でエピソードを伝えるようにしていました。

  1. 状況:どのクライアント・どのような局面だったか
  2. 発見:監査上どんな問題に気づいたか
  3. アクション:誰と、どう動いたか
  4. 結果:どう解決され、何を学んだか

 

これをアドバイザリーのニュアンスにすることで、「この人の監査経験はアドバイザリーに活かせそう」ということが面接官にも伝わりやすくなります。

 

なお、エピソード1つあたり2〜3分で話せる分量に削ぎ落とすのがポイントです。

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3. アドバイザリーの面接でよく聞かれる質問&答え方

アドバイザリーの面接でよく聞かれる質問と答え方についても見ていきましょう。

① 「なぜ監査からアドバイザリーに移りたいのか」

この質問については「監査が嫌になったから逃げてきた」という印象を与えないことが最優先です。

 

答え方としては、

「監査で得た視点をもっと活かせる場所としてアドバイザリーを選んだ」

という前向きな姿勢にすること。

 

例えば、

監査を通じてクライアントの経営課題が見えるようになった。

しかし監査の立場では提言できなかった。

その課題解決に直接関わりたい。

という流れは説得力があると思います。

② 「アドバイザリーでどう貢献できるか」

ここは抽象論ではなく、

「自分の監査経験の具体的な何が、どのアドバイザリー業務に使えるか」

を言語化しておくことが重要です。

 

例えば、

被監査クライアントに対する、財務諸表分析・異常値の発見・経営へのインパクト評価は、アドバイザリーでも活かせるスキルだと考えております

といった言い方が刺さります。

③ 「監査では得られなかった経験をどう補うか」

これは「ないものを認めつつ、補う意欲を示す」質問です。

開き直りと謙虚さのバランスが大事です。

 

この回答としては、

「プロジェクト型の業務やクライアントへの提言経験は限られていますが、まずはチームの中で実務を吸収しながらキャッチアップしたいです。そのためにも今は〇〇を学んでいます」

という回答が理想です。

 

具体的に、

  • 財務DDの事例集を読んでいる
  • MBAのケーススタディに取り組んでいる

など、今も努力を続けている姿勢を示せるとなお良いです。

④ 私が面接で実際に失敗した回答&改善ポイント

私が実際にやってしまった失敗は、「アドバイザリーの仕事への憧れ」を語りすぎたことです。

 

「クライアントと一緒に課題を解決したい」という言葉は聞こえが良いのですが、面接官からは「それだけ?」と思われます。

 

改善すべきだと考えたのは、

  • 「自分の監査経験の何が、具体的にどのアドバイザリー業務と結びつくか」を先に話す
  • その上で「だからこそアドバイザリーに移りたい」

という話のロジックです。

 

  1. 具体性が先
  2. 熱意は後

という順番だけで印象がかなり変わるのではないかと考えています。

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4. アドバイザリーの面接前にやっておくべき準備

アドバイザリーの面接前にやっておく準備についてもチェックします。

① 監査経験の棚卸し アドバイザリーに使える経験の見つけ方

まず過去2〜3年の監査調書・評価シートを引っ張り出して、

「何を発見し、どう動いたか」を箇条書きにすること

から始めてみてもいいと思います。

 

その中から

  • クライアントの経営層と話した経験」
  • 数字の異常を発見して深掘りした経験
  • チームをまとめた経験

を抽出します。

 

これがそのままアドバイザリー面接のエピソード素材になります。

② 面接1週間前の模擬面接 やり方と注意点

模擬面接は「一人でやる」より「誰かと話す」形式が圧倒的に効果的です。

ハイクラス向けのエージェントは、こちらの練習についても丁寧に対応してもらえます。

 

録音して聴き返すと、詰まりやすい質問や冗長な回答が一目でわかります。

 

注意点は「完璧な答えを作ろうとしないこと」。

面接は暗記の発表会ではなく、会話です。

 

  • 結論
  • 理由
  • 具体例

が自然に出てくるレベルまで練習しましょう。

③ 転職エージェントの面接対策サービスを使い切る方法

転職エージェントの面接対策は「使い倒す前提で登録する」のが正解です。

 

具体的には、

  1. 職務経歴書添削
  2. 志望動機の壁打ち
  3. 模擬面接
  4. フィードバック

という4ステップを1社で最低2回は回すことをおすすめします。

 

私自身も登録して相談した経験がありますが、担当者が会計業界に詳しいエージェントであれば、「この会社はどんな人材を求めているか」という内情まで教えてもらえることが多々あります。

 

エージェントは複数社登録して情報を比較するのが基本です。

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5. まとめ:「監査しかしていない」は弱点ではなくアピールポイント

この記事のポイントを整理します。

  • 面接官が気にするのは「経験の種類」ではなく「ポテンシャル&切り替えのマインド」
  • 監査経験は「問題発見力」「ロジック構築力」「経営者とのコミュニケーション経験」として言い換えられる
  • よく聞かれる3つの質問には「具体性を先、熱意は後」の順番で答える
  • 面接準備は「経験の棚卸し→エージェント活用→模擬面接」の順で進める

 

「監査しかしていない」という言葉を、面接官への言い訳として使わないでほしいと思っています。

 

監査経験はあなたの立派な強みですし、監査で積み上げたものは、確実にアドバイザリーで使えます。

あとはそれをどう伝えるかだけです。

 

是非この記事を参考に、自分なりのエピソードを組み立ててみてください!

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