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Big4で英語できないと出世に限界がある?経験者の私が部署次第と感じる理由。

USCPA職人

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このような悩みをお持ちではないでしょうか?

  • Big4に在籍しているが、英語力のなさがずっと不安
  • 英語ができないと、マネージャー以上には上がれないのでは?
  • グローバルファームに転職したいけど、英語コンプレックスがネックで踏み出せない

 

大学卒業後、会計未経験からBig4監査法人にキャリアチェンジし、USCPA取得後にスタッフ昇格・会計アドバイザリー業務を経験してきた私が、リアルな視点でお答えします。

 

結論から申し上げると、Big4で英語力が出世の壁になるかどうかは「どの部署にいるか」でほぼ決まります。

詳しい内容を早速見ていきましょう!

 

なお、監査法人の英語不要部署への異動・転職を検討している方は以下の記事もあわせてご覧ください。

記事⑥(監査法人 英語使わない部署)

1. 「英語ができないとBig4では出世できない」は本当?

まずは、「英語できないとBig4では出世できない」の実態について解説します。

① Big4は「英語が必要なチーム」と「日本語だけで完結するチーム」に分かれている

そもそもBig4は一枚岩ではありません。

 

外から見ると「グローバルファーム=英語必須」というイメージが強いですが、実態は大きく異なります。

 

  • グローバルクライアントを担当するチーム
  • 国内クライアント専担のチーム

はある程度分かれており、後者では日々の業務で英語をほぼ使わないというのが実情です。

② 英語をほぼ使わない部署の実態(国内監査・税務・国内M&A)

国内クライアントを担当する部署では、業務のほぼすべてが日本語で完結します。

 

  • クライアントとのやり取り
  • 調書や資料の作成
  • 上司へのレポート

など、英語が登場する場面は非常に限られています。

 

英語ドキュメントを読む機会が稀にある程度で、「書く・話す」英語が求められるシーンはかなり少ないと感じます。

 

私自身も国内クライアントを中心に担当していた時期は、英語力のなさを日々の業務で意識する場面はほとんどありませんでした。

③ 英語力が昇進に直結する部署(グローバルオーディット・FSO)

一方で、英語力が昇進の条件になる部署も確かに存在します。

 

  • 海外親会社との連携が日常的なグローバル案件チーム
  • 外資系金融機関を担当するチーム

などでは、英語でのコミュニケーションが業務の大半を占めます。

 

これらの部署では、英語力不足はかなりのボトルネックになりえます。

 

ただし重要なのは、あくまでこれらも

Big4の「一部」であり、マジョリティではない

という点です。

 

Big4全体に英語必須の烙印を押すのは、実態とずれていると思います。

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2. 英語なしでマネージャーまで上がった実例

英語スキルがな区ともマネージャーまで上がった実例をご紹介します。

① TOEIC600点台でマネージャーに昇格した先輩の話

 

「英語ができないとマネージャーになれない」と感じている方もいるかもしれませんが、私の周囲の実例を見るとそうとは言い切れません。

 

私のかつての部署では、英語力を特別伸ばさないままマネージャーに昇格したシニアスタッフが複数いました。

 

中にはTOEIC600点台のまま昇格した方もおり、評価されたのは

  • 「担当クライアントの業界知識の深さ」
  • 「チームのマネジメント力」

でした。

 

プロモーションの際、英語力は要件として特に言及されていなかったようです(多少発破はかけられたかもしれませんが...)。

② Big4の評価で本当に重視されるのは「専門性の深さ」

Big4の昇格で実際に重視されるのは、

  • クライアントへの付加価値
  • 案件の遂行能力
  • 後輩の育成力

といった要素です。

 

英語力はあくまでもツールの一つであり、特定の部署以外では昇格の必須条件にはなっていないと考えています。

 

もちろん英語ができるに越したことはありませんが、それ以上に

「この人がいると案件が回る」と思われる専門性を積み上げる

ことの方が、評価に直結しやすいと感じます。

③ 「USCPA×国内業務の専門性」という希少ポジションを作る

英語コンプレックスを持つ方にとって面白いキャリア戦略もあります。

 

英語力の高いUSCPAが海外案件を狙うキャリアとは別に、

国内案件の高度化・複雑化に対応できる人材

として差別化する戦略です。

 

USCPAホルダーの多くはグローバル案件に進む傾向があるため、国内特化で高い専門性を持つUSCPAは競合が少ないポジションになりえます。

 

個人的には、英語コンプレックスを持つ方にとって、むしろ有利な戦い方になりうると考えています。

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3. 英語が苦手なままBig4で生き残る現実的な戦略2選

続けて、英語が苦手なままでもBig4で生き残るための戦略についてお伝えします。

① 英語不要な部署への異動は申請できる(伝え方と社内調整の実際)

「英語から逃げたい」という理由では、異動申請はまず通りません。

採用・配属側の立場からすると、後ろ向きな動機は評価しにくいのが実情です。

 

一方、

「国内クライアントの特定業界における専門性を深めたい」

という前向きな動機として伝えると、異動はしやすくなる印象です。

 

重要なのは「何から逃げるか」ではなく「何を深めたいか」を明確にすることです。

 

さらに、

  • 時期の選び方(期初の目標設定面談など)
  • 上司への異動志望の伝え方

も合わせて準備しておくと動きやすくなります。

② 国内部署でも年数回は英語が必要になる。その乗り切り方

国内部署にいても、英語スキルが完全にゼロになるわけではありません。

 

  • グローバル案件の会議への一時参加
  • 海外拠点とのメールのやり取り

などは、年に数回程度発生しえます。

 

これについては、英語を完璧に使いこなすのではなく

「最低限の読み書き対応力+翻訳ツールの組み合わせ」

で乗り切れる場合がほとんどです。

 

AIはもちろん、DeepLのような高精度な翻訳ツールを使いこなすことも、今の時代では立派なビジネススキルかなと思います。

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4. それでも限界を感じたときの出口戦略2選

そうはいっても、「英語力に限界を感じる...」と思ったときの出口戦略についても見ていきましょう。

① 「英語の壁」を感じたときのキャリアの分岐点

Big4内でキャリアを続けていると、どこかで「英語の壁」を感じる場面が来るかもしれません。

 

そのとき現実的な選択肢は大きく2つで、

  • Big4内で専門特化を深める
  • 事業会社に転職してCFO候補を目指す

このいずれかだと考えられます。

 

  • 年収
  • ワークライフバランス
  • どの方向の専門性を伸ばしたいか

によって、どちらが合うかは変わってきます。

 

どちらが正解ということはなく、自分のキャリア軸と照らし合わせて考えることが大切だと思います。

② 転職エージェントには英語コンプレックスを正直に話した方がいい理由

英語が苦手と伝えることは、エージェント活用においてプラスに働きます。

正直に伝えることで、英語要件が低い優良求人にフィルタリングしてもらいやすくなるからです。

 

英語力に自信がないまま転職した結果、入社後にミスマッチが発覚する方がお互いロスが大きいです。

なのでエージェントの立場から見ても、条件のすり合わせは早い段階でできている方が動きやすいはずです。

 

私自身もエージェントに正直に英語への苦手意識を伝えた経験がありますが、むしろ「それならこちらの求人が合っているかもしれません」と的確な提案をもらえました。

押し売りも一切なく、非常に真摯に話を聞いてもらえたと感じています。

 

5. 「英語ができないとBig4では出世できない」に関するQ&A

今回のテーマに関するQ&Aをまとめてみました。

① Big4に入るためにも英語は必要ですか?

採用時点での英語要件は、部署・職種によって大きく異なります。

国内監査・国内税務のポジションでは、TOEICスコアが選考に大きく影響しないケースも多いです。

 

まずは応募先の部署がどのようなクライアントを担当しているかを確認するのが先決です。

 

求人票に英語要件が明示されていない場合は、エージェント経由で内部情報を確認するのが確実です。

② 英語が苦手でもUSCPAを取る意味はありますか?

あります。

USCPAは英語の試験ですが、取得後のキャリアで英語を使い続ける必要はありません。

 

資格の希少性を国内業務の専門性と組み合わせることで、英語を使わなくても十分に差別化できるキャリアを構築できると考えています。

 

  • 「英語の試験に合格した事実」
  • 「国内専門性の深さ」

の2つが掛け合わさることで、競合の少ないポジションを取れるはずです。

③ Big4内で英語不要な部署に移るのは難しいですか?

難易度はファームや時期によって異なりますが、不可能ではありません。

 

ポイントは、「逃げ」ではなく

「専門性を深めたい」

と伝えることです。

 

  • 社内の人事やコーチとのキャリア相談
  • 上司との定期面談

などを活用して、早めに意思表示をしておくことが現実的だと思います。

まとめ:Big4での出世&英語力の関係

今回の内容を整理すると、以下のようになります。

  • Big4は英語必須のチームと日本語完結のチームに明確に分かれている
  • 国内監査・税務・国内系チームでは、英語力は昇進の必須条件ではない
  • 評価されるのは専門性・案件遂行力・後輩育成力であり、英語はあくまでツール
  • 「USCPA×国内専門性」という希少ポジションは、英語コンプレックス持ちにとって有効な戦略
  • どうしても限界を感じたら、転職エージェントへの正直な相談がミスマッチを防ぐ

 

英語コンプレックスがある方に伝えたいのは、

「英語が苦手なことは、戦略次第でいくらでもカバーできる」

ということです。

 

  • 部署の選択
  • 専門性の積み上げ

という2つを意識するだけで、キャリアの見え方はかなり変わってくるはずです。

 

英語コンプレックスを抱えながらもBig4でキャリアを積み重ねている方が、自分に合った戦略を見つけられることを願っています。

ぜひ参考にしてみてください!

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