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繁忙期に「辞めたい」と思うのは甘え?監査法人を繁忙期に辞めることの是非&手順

USCPA職人

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このような悩みにお答えします。

  • 繁忙期の激務でもう限界。辞めたいけど、今辞めるのは非常識?
  • 繁忙期に辞めたら、周りに迷惑をかけてしまうのでは?
  • 退職を伝えるタイミングや手順がわからない
  • 転職活動は繁忙期が明けてからでないと無理?

Big4監査法人でアシスタントからスタッフまで経験し、会計監査・アドバイザリー業務に携わってきた私が、繁忙期に辞めることの「是非と手順」を正直にお伝えします。

結論から申し上げると、繁忙期に辞めることは法律上も実務上も問題ありません。

ただし、感情的に動くと後悔するケースもあります。

順番を守れば、しっかりとキャリアチェンジにつなげられます。

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1. なぜ繁忙期は「辞めたい」気持ちが爆発するのか

まずは繁忙期の「辞めたい」という気持ちについて深掘りします。

クローズや往査ラッシュの時期にストレスが集中する理由

監査法人の繁忙期は、ただ「仕事量が増える」だけではありません。

質と量が同時に押し寄せてくるのが最大の辛さです。

期末監査や往査ラッシュの時期になると、複数クライアントの対応が重なり、深夜残業・休日出勤が当たり前になります。

さらに上位スタッフや上司の余裕もなくなるため、フィードバックが雑になったり、コミュニケーションが荒れたりしやすくなります。

私自身も、往査が3件重なった時期は精神的にかなりきつかったです。

「自分だけがこんなに消耗しているのか」という孤立感が、辞めたい気持ちに火をつけるんですよね。

ストレスが集中しやすい構造的な理由として、

  • 締め切りが外部(クライアントの決算日)によって固定されていて動かせない
  • チーム全員が余裕ゼロのため、助け合いが機能しにくい
  • 判断業務が多く「頭が休まる瞬間がない」状態が続く

という点が挙げられます。

繁忙期の「辞めたい」は、環境がそう感じさせている部分がとても大きいのです。

繁忙期の「辞めたい」と閑散期の「辞めたい」は別物

これは私が実体験で強く感じたことなのですが、繁忙期に感じる「辞めたい」と閑散期に感じるそれは、性質が違います。

繁忙期の「辞めたい」は、

  • 睡眠不足
  • 肉体疲労
  • 締め切りプレッシャー

などが重なった状態で発生します。

いわば、ガス欠寸前のエンジンが発する警告サインです。

閑散期に同じ状況を振り返ると、「まあ、あの時期は誰でもきつかった」と客観的に見られるケースも多いです。

一方、閑散期に入っても「やっぱり辞めたい」という気持ちが続くなら、それは本物のサインです。

  • 職場の構造的な問題
  • キャリアへの違和感
  • 人間関係のこじれ

などの根本的な理由が動機の場合は、繁忙期・閑散期に関係なく転職を真剣に考えるべき時期かもしれません。

判断の目安は「繁忙期が明けた後も、同じ気持ちが残るかどうか」です。

もし少し時間が取れるなら、今すぐ結論を出さず、まず「情報収集」から始めることを個人的にはおすすめしています。

2. 繁忙期に辞めることは、本当に迷惑なのか

続けて、繁忙期に辞めることが、果たして本当に迷惑なのかについても深掘りします。

① 法律上は繁忙期でも辞められる

「繁忙期に辞めるなんて非常識」という空気はありますが、法律的には一切問題ありません。

民法的には、退職を申し出てから2週間が経過すれば雇用関係は終了します。

つまり、繁忙期であろうと関係なく、あなたには退職する権利があります。

「会社が承認しないと辞められない」というのは誤解です。

もちろん引き継ぎは必要ですが、それは義務の範囲であって、あなたの退職そのものを阻止することは誰にもできません。

② 「迷惑をかけたくない」と我慢し続けることにも代償がある

「繁忙期に辞めたら迷惑だから」という理由で我慢を続けるのは正しい行動に見えます。

ただし、その我慢にはあなたにとっての見えない形でのコストがかかっています。

たとえば、

  • 限界状態で仕事を続けると業務の質も落ち、「いてくれる意味」が薄れる可能性もありますし、
  • 繁忙期を乗り越えるたびに「もう少ししたら転職しよう」と後回しにし続けた結果、動けるタイミングを失う方もいましたし、
  • 「辞めたいのに動けない自分」という状態が続くことであなたの自由度はどんどん下がっていきます。

といったような損失が考えられます。

私自身も「もう少しだけ待てば」と先送りし続けた時期がありました。

しかし今では、迷惑をかけないために自分を消耗させるのは何の意味もないと感じています。

自分を守れるのは、法人ではなく自分だけです。

3. 繁忙期に辞めると決めたら、何をどの順番でやるか

繁忙期に辞めると決めた後のやるべきことについても見ていきます。

① 退職の意思は、いつ、誰に伝えればいいか

最初に伝える相手は、直属の上司(インチャージやマネージャー)です。

人事や先輩に先に話すのは、順番として避けた方が無難です。

伝えるタイミングは、なるべく業務が落ち着いている時間帯(午前中の早い時間や、ミーティング前後の余白) がおすすめです。

繁忙期中であっても、

「ちょっとお時間よろしいですか?」

と個別に時間をもらえれば十分です。

伝え方は、感情的にならず

「一身上の都合で退職を考えています。相談させてください」

と簡潔に切り出すのが一番スムーズです。

詳細な理由は求められてから話せば問題ありません。

② 引き継ぎはどこまでやればいいか。繁忙期だからこそ交渉しやすい部分もある

引き継ぎに対して「完璧にやらなければ」と思いすぎる必要はありません。

  • 引き継ぎ書の作成
  • 担当クライアントの状況共有
  • チェックリストの整理

あたりが現実的な範囲です。

状況次第ですが、繁忙期中の退職は、退職日や引き継ぎのスコープを交渉しやすい側面もあります。

会社側も「長引かせて混乱するよりは早く落とし所を見つけたい」と思っているはずだからです。

そのため、

  • 「〇〇の案件のクローズまでは関与する」
  • 「引き継ぎ期間は2〜3週間確保する」

など、具体的な提案を持って交渉すると話がまとまりやすいです。

③ 退職日をどう設定するか(繁忙期の途中で区切るか、明けてから辞めるか)

退職日の設定には、大きく2つのパターンがあります。

  • 繁忙期の途中で区切る: 精神的な限界が来ている場合はこちら。退職日を早めに設定し、残りの期間を引き継ぎに充てます。「完走できないなら早期離脱の方が誠実」という考え方もできます。
  • 繁忙期明けに辞める: 心身の余裕がある場合はこちらの方が、転職活動の準備をしながら動けるため理想的です。ただし、また先送りしてしまうパターンに陥らないよう注意が必要です。

どちらが正解かは状況次第ですが、「今の自分の状態で、業務の質を保ちながらあと何週間持てるか?」 という視点で判断するのが現実的だと思います。

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4. 本格的な転職活動は繁忙期が明けてからでも遅くない

転職活動は、繁忙期が明けてからでも遅くありません。

その理由について解説します。

① 忙しくても「情報収集だけ」から始めていい理由

「繁忙期中に転職活動なんて無理...」と感じている方は多いと思います。

たしかに面接を複数社受けて進めるのは難しいかもしれません。

ただ、情報収集だけなら今すぐ始められます。

今の時期にできることは、

  • 転職エージェントに登録して、市場動向を聞く
  • 自分の経歴・スキルを棚卸しして、職務経歴書の素材を整理する
  • 気になる求人をブックマークしておく

といったこと。

これだけでも、繁忙期が明けた後のスタートダッシュが大きく変わります。

何も準備していない状態で動き始めるのと、転職活動の土台ができている状態で動き始めるのでは、内定・退職までの時間が1〜2ヶ月変わることもあります。

② エージェントへの登録は繁忙期中に済ませるべき

エージェントへの登録は、繁忙期中でも5〜10分で完了します。

面談はオンラインで夜間対応しているエージェントも多く、忙しい時期でも気軽に相談できます。

特にリメディAXIS Agentのような会計・財務領域のハイクラス特化型エージェントは、監査法人出身者の転職事情をよく理解しています。

繁忙期の辛さや業界特有のキャリアパスについて話が通じるので、転職相談というより業界の先輩と話す感覚で利用できます。

私自身も登録後の面談では押し売り感は一切なく、「まず自分のキャリアを整理したい」というスタンスで相談に乗ってもらえました。

転職先が決まっていなくても、まず現状を話すだけで得られる情報はかなりあります。

5. 繁忙期に辞めた人はその後どうなったか

繁忙期に辞めた人のその後についても触れておきます。

うまくいったケースと、後悔したケースから見えてくること

私の周囲や、コーチングで関わってきた方々の経験を踏まえると、繁忙期退職の結果はおおよそ2つに分かれます。

うまくいったケースに共通しているのは、「退職の理由が感情ではなく、キャリア上の明確な判断だった」ことです。

  • 「監査法人ではなくFAS(財務アドバイザリー)でM&Aに関わりたい」
  • 「事業会社のCFO候補として経営に携わりたい」

といった前向きな理由が軸にある場合は、繁忙期退職でも転職先でのパフォーマンスが高い傾向があります。

一方、後悔したケースに多いのは「繁忙期の苦しさから逃げるように動いて、次の職場を十分に検討しなかった」パターンです。

  • 転職先が自分のキャリア目標と合っていなかった
  • 「とりあえず楽そう」な環境を選んで物足りなさを感じたりする

といったケースがあります。

うまくいく人・いかなかった人を見て感じたのは「辞めることを急いでも、次を急ぐ必要はない」という点です。

退職の決断は早くても構いません。

ただし、転職先の選定はしっかり時間をかけてほしいと思います。

まとめ:繁忙期の「辞めたい」気持ちにしっかり向き合えばOK

今回のポイントを整理します。

  • 繁忙期の「辞めたい」は環境由来の側面が大きい。閑散期になっても同じ気持ちが残るかどうかが判断の分岐点
  • 繁忙期であっても、法律上は2週間の告知で退職できる。 迷惑は最小化すればよく義務はない
  • 退職を決めたら ①上司への相談 → ②退職日や引き継ぎ範囲の設定 → ③転職活動 という順番で動く
  • 転職活動は繁忙期明けで十分間に合う。ただし、エージェント登録と情報収集だけは今すぐ始めておく価値がある
  • 辞めること自体より、次の場所を慎重に選ぶことの方が長期的には重要

繁忙期に「もう限界」と感じることは、決して甘えではありません。

それだけ真剣に仕事に向き合ってきた証だと私は感じています。

ぜひ、感情が落ち着いたタイミングで自分のキャリアを改めて見つめ直してほしいと思っています。

皆さんのキャリアが、より自分らしい方向へ進んでいきますよう応援しています!

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