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Big4監査法人USCPAの実際の初任給は?

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USCPA(米国公認会計士)に合格した後、Big4監査法人に転職したときの実際の初任給や年収がいくらになるか分からない

このようなお悩みにお答えします。

私がBig4監査法人にUSCPA合格者として転職してからの実際の初任給・年収をご紹介します。

月収・賞与についていくらもらえるのかストレートにご紹介するので、是非ご参考にしてください。

もっとも、私の場合は合格前から監査法人に在籍してアシスタントとして働いていたのですが、給与テーブルも大きく変わったので、それも含めて解説してまいります。

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Big4監査法人でのUSCPA(米国公認会計士)の初任給

Big4監査法人の初任給は以下のとおりです。

  1. PwC あらた:月給405,740円 ※みなし時間外勤務手当 月30時間分(85,740円)含む、30時間を超えた時間外勤務については別途手当支給
  2. トーマツ:月額給与320,000円
  3. EY新日本:月給(首都圏)320,000円 月給(地区)317,000円
  4. あずさ:320,000円(首都圏手当10,000円含む)

PwCあらただけ、30時間分のみなし残業代を含んでいるため、8万円近く差をあけて月給約40万円とトップです。

他は32万円程度が相場ですが、他のBig4にしても繁忙期の残業時間はかなり増えるので、それに応じて給与の金額も跳ね上がります。

ちなみに、私のBig4の年収に関する記事でもご紹介していますが、1年目でも残業100時間近くまで働くと月収50万円はゆうに超えます。

実際のBig4監査法人での年収

続けて、実際の年収についてみていきます。

初年度の年収(570万円)と各月の内訳

そもそもの前提として、私のスペックは以下のとおりです。

  • アラサー(事業会社から監査法人へ転職)
  • 16ヶ月かけて2022年1月にUSCPA全科目合格

USCPA合格後、監査法人内での労働契約の切替手続に2ヶ月ほどかかったので、正式なスタッフとしての給与テーブルは2022年3月以降になります。

1・2月は給料が低かったのですが、それでも残業代や賞与込みで年収570万円でした。

各月ごとの内訳は以下のとおりです。

2月:33万円
3月:56万円
4月:40万円
5月:64万円
6月:50万円
7月:41万円
8月:48万円
9月:41万円
10月:42万円
11月:45万円
12月:40万円(見込)
賞与:50万円
合計:約570万円

各月の月収の差異要因は?

特徴としては、3月・5月・6月の給与が大きく跳ね上がっています。

これは2月・4月・5月が監査法人の12月決算・3月決算期末の繁忙期により、翌月に残業代が反映されていることが要因です。

特に、2月と4月については、残業時間は100時間前後に到達したと記憶していますが、サービス残業は一切なく、すべて支払われています。

どのチームも忙しいことは覚悟のうえなので、通常であれば、インチャージ(主査)やマネージャーから、残業代はしっかりつけるよう指示があります。

また、7月・10月・1月についても四半期レビューなどで忙しいチームによっては、残業時間が50~60時間程度になることもあります。

3ヶ月に1度くらいのペースで、そこそこ忙しい時期がくるのと、1~2月・4~5月の期末監査が非常に忙しいのが、監査法人のルーティーンです。

初年度でも年収600万円を狙える可能性がある

また、アサインされるチームや残業時間にもよりますが、監査法人初年度でも600万円前後は十分に目指せると言えます。

逆に、残業時間の非常に少ないチームに配属された場合は、年収500万円程度となる可能性もありますが、年収500万円を切る可能性は低いです。

まとめ:Big4監査法人は初任給から高めの設定なのでおすすめ

以上のとおり、Big4監査法人の初任給についてご紹介しました。

ちなみにUSCPAとしてBIg4監査法人へ転職するのであれば、監査部門もいいですがUSCPAシングルホルダーでもパートナーを目指せる非監査(会計アドバイザリー)部門がかなりおすすめです。

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