SNSでふと「LFG」という言葉を見たことがある方は多いと思います。
初めてこの表現を見た時には、どんな意味かわからないですよね。
「LFG」は、実は大きく分けて2つの種類があるので状況に応じて使い分けるのが必要な表現なのです。
今回はそんなLFGについて徹底解説します。
当記事を読んでいただければ「LFG」の意味や使用方法について間違いなく理解を深めることができます。
「LFG」とはどんな意味?
早速ですが「LFG」には2つの意味があります。
1. Looking for Group(仲間を探している)
1つ目は「Looking for Group」。
「一緒に遊んだり活動したりする仲間を探している」という意味で、チャットやSNSなどでよく使われます。
主にオンラインゲームや趣味の活動で使われる略語です。
例文:
In a game:「LFG for a raid」
→ レイド(ゲーム内の大規模なクエスト)に一緒に行く仲間を探している。
In a hobby group:「LFG for a hiking trip」
→ ハイキングに行く仲間を探している。
この意味でのLFGの類似表現としては、以下のようなものもあります。
オンラインゲームをやっている人ならば見たことがある方もいるのではないでしょうか?
LF(Looking for):「仲間を探している」という意味。
例: 「LF healer for dungeon」 → ダンジョンに行くためのヒーラー(回復役)を探しています。
LFM(Looking for More):グループに「もっと人を募集している」という意味。
例: 「LFM 2 DPS for raid」 → レイドに行くためにさらにDPS(ダメージを与える役)2人を探しています。
2. Let’s Fucking Go! (やった!行こうぜ!)
2つ目は「Let’s Fucking Go」。
日本語にすると「やった!行こうぜ!」といった意味が近いです。
こちらは1つ目と比べてスラング的な使い方で、何かに興奮したり、テンションを上げたりする場面で使います。
例えば、試合に勝ったときや良い知らせを聞いたときなどが該当します。
ただし、この表現には不適切な言葉(Fワード)が含まれているので、公式な場面では使わないように注意が必要です。
例文:
<ゲームやスポーツの試合の終了後>
「We won the game! LFG!」
→ 試合に勝った!やった!
<イベントや試合が始まる前>
Before starting something exciting:
「LFG, it’s time to rock this show!」
→ 行こうぜ、このショーを成功させるぞ!
はっきり言って、あまり綺麗なフレーズではないので、LFGを避けて類似の表現をするならば無難に以下のように「Let's go」というのがいいかもしれません。
Let’s go!(さあ行こう!):Fワードを含まない、より一般的な表現。
例: 「Let’s go, we’re going to win this!」 → 行こう、勝つぞ!
LFG以外にも使われる便利な略語の英語表現10選
最後に、LFG以外にもSNSやチャットなどでよく使われる類似の略語表現をいくつか紹介します!
以下は英語圏で使われることが多く、友達とのチャットや投稿で便利です。
1. BRB (Be Right Back)
「すぐ戻るね」という意味。チャットやゲーム中に席を外すときに使います。
例文:
「BRB, need to grab some water.」
→ すぐ戻るよ、水を取ってくる。
2. LOL (Laugh Out Loud)
「声を出して笑う」という意味で、「(笑)」のように使います。冗談や面白い話に反応するときに便利!
例文:
「That joke was so funny, LOL!」
→ そのジョークめっちゃ面白い!(笑)
3. TTYL (Talk To You Later)
「またあとで話そう」という意味で、会話の終わりに使います。
例文:
「I have to go now. TTYL!」
→ 今行かないと。またね!
4. OMG (Oh My God)
「なんてこと!」や「信じられない!」という意味で、驚いたり感動したりしたときに使います。
例文:
「OMG, you won the competition!」
→ すごい!大会で優勝したんだね!
5. IDK (I Don’t Know)
「わからない」という意味。知らないことについて答えるときに便利。
例文:
「What’s the answer to this question?」
「IDK.」
→ この質問の答えは何?
わからない。
6. BTW (By The Way)
「ちなみに」や「ところで」という意味で、話題を変えたいときや補足を入れるときに使います。
例文:
「BTW, did you finish your homework?」
→ ちなみに宿題終わった?
7. ASAP (As Soon As Possible)
「できるだけ早く」という意味で、緊急性を伝えたいときに使います。
例文:
「Please reply ASAP.」
→ できるだけ早く返信してください。
8. FYI (For Your Information)
「参考までに」という意味で、情報を共有するときに使います。
例文:
「FYI, the meeting is at 3 PM.」
→ 参考までに言っておくけど、会議は午後3時だよ。
9. SMH (Shaking My Head)
「呆れる」や「信じられない」というニュアンスで、困惑や失望を表します。
例文:
「He forgot his homework again. SMH.」
→ 彼また宿題を忘れてるよ。呆れた…。
10. NVM (Never Mind)
「気にしないで」や「大丈夫」という意味で、話を引っ込めるときに使います。
例文:
「Wait, what did you say?」
「NVM, it wasn’t important.」
→ え、何て言ったの?
いや、気にしないで。大したことじゃない。
まとめ:「LFG」はいろんな意味で使える便利な表現
以上のとおり、「LFG」という英語の略語の意味についてご紹介しました。
「LFG」はゲームやSNSでよく見るカジュアルな言葉です。
まずは一般的な意味の「Looking for Group」、次にスラング的な意味の「Let’s Fucking Go」を覚えると良いでしょう。
もちろん両方の知識を持っておくに越したことはないので、状況に応じて2パターンのLFGを使い分けられるのが理想だと思います。
ぜひ今回の記事を活用いただいて、英語力の向上を目指されてみてはいかがでしょうか。