「コンサルは本当にオワコン、落ち目なのでしょうか?」多くの方が抱えるこの疑問、実は答えは一概には言えません。
コンサル業界は、変遷を続けながらも、新たな可能性を秘めています。
外資系コンサルの魅力、業界の変遷、そして未来のビジョン。これらのテーマを深堀りして、コンサル業界の真実に迫ります!
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コンサルはオワコン?落ち目?
コンサル業界に関する議論や疑問が多く存在しますが、実際のところ、コンサル業界はオワコンではなく、日本では特に成長分野として注目されています。
また、コンサル業界は実力を伸ばせる魅力的な環境として知られています。
①実は日本ではコンサル業界は成長分野
コンサルティングの市場は、テーマの広がりに応じて急拡大してきており、今後もその成長が続くと予測されています。
例えば、以下の図表は週刊東洋経済からの抜粋です。
週刊東洋経済(2022年11月5日号)より
図表のとおり、コンサル業界は日本の中でも数少ない成長分野となっており、特にITコンサルの領域は、
- DX(デジタルトランスフォーメーション)
- Web3.0
- NFT
- メタバース
といった新しい概念が次から次へと生まれ、需要が非常に高まっている状況です。
このように、デジタルテクノロジーの進化に伴いクライアントの投資は増加の一途をたどっている一方で、優秀な専門人材の採用や確保の難易度も上昇しており、このバランスが業界の成長を後押ししています。
②コンサル業界は実力が伸ばせる魅力的な環境。オワコンではない!
コンサルティング業界の魅力は、20代から大企業やスタートアップの経営者と直接会い、一緒に仕事をすることができる点にあります。
私自身もBig4監査法人という立場で、会計監査だけでなく会計アドバイザリー業務に関わる経験もする機会に恵まれ、クライアントの課題を解決するために必死で勉強しています。
会計アドバイザリー業務(非監査業務)の詳細は以下の記事でも解説しています。
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このように、年次の低いうちから経営やビジネスの課題に関わることができ、スキルアップが加速する環境が整っています。
特に、USCPA(米国公認会計士)という資格はコンサルティング業務との相性がいいのではないかなと考えています。
USCPAを持っていることで箔もつきますし、資格があることで相手方からの信用も得られるチャンスが少なからず増えたと思います。
気になる方はぜひ以下のUSCPAの将来性に関する記事もご覧ください。
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外資系コンサルティングファームの現状と未来
外資系コンサルティングファームは、その業務内容やビジネスモデル、人材の変動など、多岐にわたる変遷を経てきました。
これからの未来像や展望についても、多くの議論や予測がなされています。
① 外資系コンサルティングファームの業務内容の変遷
コンサルティング業界は、デジタルテクノロジーの進化の波を激しく受けており、デジタル系の会社の買収や提携、新設などの動きが活発になっています。
今のコンサル業界の最も大きな特徴は
- 会計Big4
- 戦略コンサル
- 総合コンサル
といった以前まで主戦場が分かれていた各分野のライバルたちが入り交じり、デジタル領域のマーケット拡大のため、互いにしのぎを削っている点です。
コンサル内でこれまでは「戦略系」「IT」「財務会計」「人事」と言った区分がされていたのが、世界情勢が目まぐるしく変化していく中で一つの課題を解決すればいいということはなくなり、「総合力のあるコンサル」が求められるようになってきています。
これまではマッキンゼーやBCGといったTier1の戦略コンサルティング企業での高収入が脚光を浴びていましたが、最近ではアクセンチュアをはじめとする総合コンサルティング会社でも給与水準を上げているといった話もあります。
② ビジネスモデルの過渡期とその影響
コンサルでの収益の仕組みは、コンサルタントの時間単価とかかる時間の合計金額で請け負う形が主流です。
しかし、デジタル領域の進化や市場の変動に伴い、成功報酬ベースの契約や完全出来高払いの契約など、新しいビジネスモデルが提案されています。
また、私のいるBig4監査法人などでは、「必要な時にいつでも聞いてね」といった形でのアドバイザリー業務を受託することもあり、安定的な収益を得るスタイルも出てきている印象です。
③ 人材の変動と新たなチャレンジの必要性
デジタル領域に詳しい人材が不足している中、コンサルティング業界は新たなチャレンジを求められています。
特に、データ分析などは需要がまだまだ伸びる一方で専門人材が足りていないので、より希少価値の高い人材になるのにもってこいの分野と言えます。
データ分析の第一歩としては、統計学などの学問から勉強をするのが良いのではと考えています。
特に、以下の「統計WEB」であれば、統計検定2級の合格に必要な知識を網羅して学習することができます。
統計WEB:統計学の基礎を学びたい方向け
コンサル業界の未来と新たな可能性
コンサル業界は、その歴史とともに多くの変遷を経てきました。
そして、現代においても、新たな可能性や未来像が広がっています。
ここでは、コンサル業界の未来とその中での新たな可能性について詳しく見ていきましょう。
① スタートアップとコンサルの新しい関係性
スタートアップの台頭とともに、コンサル業界とスタートアップとの関係性も変化してきました。
従来、コンサルタントは大手企業を中心にサービスを提供してきましたが、近年ではスタートアップへのアドバイザリーサービスの需要が増加しています。
例えば、Big4の一角であるデロイトには「デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社」といった会社が存在します。
ここでは起業〜株式公開までのフェーズにおける、ベンチャー企業への成長支援を進めることができます。
Big4のような大手コンサルでも、ベンチャー企業に関われる機会が増えている状況です。
このような市場動向については、コンサルティング業界の転職に強いキャリアエージェントである「アクシスコンサルティング」からも非常に有益な情報を得られます。
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② コンサルの知識とスキルを活かした新たなキャリアパス
コンサルタントは、多岐にわたる業界やテーマに関する深い知識とスキルを持っています。
コンサルティング業界で得た知識やスキルを活かして、以下のような多様なキャリアパスを考えることができます。
- コンサル→より専門的な業種・業界に特化したコンサル
- コンサル→PEファンドやVC
- コンサル→一般事業会社
- コンサル→独立・起業
特に最後に示したように、コンサルタントが起業家として新しいスタートアップを立ち上げるケースや、既存の企業に入社して経営陣として活躍するケースなど、コンサルタント自身が新たなビジネスを立ち上げる動きが増えてきました。
このように、コンサル業界にいてもいなくとも、専門スキルを身につけた人材の未来は明るく、キャリアパスも自分の望ましい方向がどこかを選べる立場になっていくと考えています。
まとめ|コンサル業界の真実を知り、あなたのキャリア選択を再考する時
コンサル業界は、一見「オワコン」や「落ち目」との声も聞かれる中、実は多くの新しい可能性と変遷を持っています。
「コンサルはやめておけ!」といった意見もあるかと思いますが、それについての私の所見も別記事でまとめているので、興味のある方はご覧ください。
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私自身も登録して相談したのですが、押し売りもなく真剣に私のキャリアプランを考えていただけたのでかなり信頼できるエージェントだと感じました。
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