このような悩みをお持ちの方に向けてお答えします。
- デロイトから転職したいが、どこに行けばいいか迷っている
- 自分の部門経験がどこで評価されるのか分からない
- 転職活動の進め方・タイミングに迷っている
- エージェントはどこに登録すればいいか分からない
Big4監査法人での勤務経験を経てUSCPAを取得し、監査業務・会計アドバイザリー業務の両方を経験してきた私が、
デロイト出身者のキャリアパターン
を整理しながら解説します。
結論から申し上げると、
デロイト出身者は転職市場での市場価値が非常に高く、事業会社・他コンサル・PEファンドなど幅広い選択肢があります。
ただし、どこへでも行けるだけに、
自分の部門経験と目指すキャリアをしっかり整理してから動くこと
が重要です。
早速まいりましょう!
なお、Big4からのオファーを勝ち取るための「具体的なステップ&おすすめエージェント」については、以下の記事で徹底解説しています。
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1. デロイト出身者が選ぶ転職先の傾向3パターン

デロイトで積んだ経験は非常に市場価値が高く、転職先の選択肢も幅広いです。
まず代表的な3パターンを整理しておきましょう。
①事業会社のFP&A・CFO候補ポジション
特に監査法人経験者に該当しますが、
監査・アドバイザリー経験を活かして、上場企業や外資系企業の財務部門に移るルート
が最もオーソドックスです。
Big4出身というブランドは、事業会社のCFOオフィスでは特に評価されます。
私自身、Big4監査法人の会計アドバイザリー業務を通じて感じたのは、
クライアント企業側の財務担当者が「Big4出身者だから安心」というかたちで信頼を置いてくれる場面が多かったこと
です。
そして、この信頼感は転職市場でも確実に活きます。
特に
- IPO準備中のスタートアップ
- 外資系企業の日本法人
は、即戦力としてデロイト出身者を積極的に採用しています。
年収は企業規模によってかなり差がありますが、
800万円〜1,500万円前後の範囲
で提示されるケースが多いです。
②戦略コンサル・PEファンドへのキャリアアップ
監査・コンサル・FASで培った財務分析力を武器に、
- MBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)
- PEファンド
へ転身するケースも増えています。
実際、デロイトからの転職先として
- ボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアなどのコンサルタント
- 三菱商事・三井物産などの総合商社をはじめとした事業会社
- PEファンドなどの投資ファンドへ
の事例が確認されています。
ただし競争は激しく、
- 英語力
- 論理思考力
が求められます。
特にPEファンドについては、
FAS(ファイナンシャルアドバイザリー)経験者
がダイレクトに評価されやすい傾向があります。
FAS経験のない私からすると、隣の芝は青い的な憧れのポジションではあるのですが、
監査や会計アドバイザリー出身者
でも財務モデリングのスキルをしっかり訴求できれば十分に戦えるはずです。
③他のBig4・中堅会計ファームへの横断移動
デロイトからPwC・EY・KPMGへの移動は業界内では珍しくありません。
PwCやEY、KPMGなどBig4コンサルティング会社に転職することで、年収アップやキャリアアップを期待できます。
専門分野の案件特性や職場カルチャーの違いを理由にした転職です。
「デロイトのスタイルが合わなかった」というよりも、
「特定の業界・案件タイプを深掘りしたい」
という積極的な理由で動くケースが多い印象です。
2. デロイトのどの部門出身か?で転職先の選択肢が変わる理由!

「デロイト出身」でも、在籍していた部門によって市場での評価ポイントが異なります。
自分のキャリアを正しく棚卸しすることが次のステップの基点になります。
①監査部門(有限責任監査法人トーマツ)出身者が狙いやすいポジション
監査部門での経験は、
上場企業の内部監査・経理・CFO補佐
の業務に直結します。
特に
IPO準備段階の企業や外資系企業の日本法人は即戦力として歓迎される
ことが多いです。
有限責任監査法人トーマツに関しては、社員評価から
「専門性が高いところに働きがいがある。公認会計士という社会的に高い仕事を専念できる環境はなかなかない」
という声もあります。
その専門性の高さは、転職市場でも確かな評価につながっています。
監査出身者の転職後年収は、転職先の種類によって大きく変わりますが、
事業会社CFOオフィスや内部監査部門であれば800万円〜1,200万円前後
が一つの目安になるのではないかと思います。
②コンサル・アドバイザリー(合同会社デロイト トーマツ)出身者の強み
ここも今、非常に注目度の高い部門です。
2025年12月付で、
- デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)
- デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)
- デロイト トーマツ リスクアドバイザリー(DTRA)
の3法人が合併し、「合同会社デロイト トーマツ」として1万人超のプロフェッショナル集団が誕生しました。
つまり、現在この法人に在籍しているプロフェッショナルは、
コンサルティング・M&A・リスクが一体となった組織
の中で多様な経験を積んでいることになります。
転職市場での価値という観点では、この経験は間違いなくプラスだと思います。
バリュエーション・デューデリジェンス(BDD/FDD)の経験があれば、
- PEファンド
- M&Aブティック
- 事業会社のM&Aチーム
などで重宝されます。
私が会計アドバイザリー業務に携わっていた際、FASチームとの協業の中でそのスキルセットの希少性を目の当たりにしていましたので、個人的には
M&AアドバイザリーからPEファンドへのルート
は、かなりアツいキャリアパスではないかと考えています。
なお、合同会社デロイト トーマツの年収データによると、
- 平均年収は978万円前後
- シニアコンサルタント(28歳)で約1,000万円前後
- シニアマネージャー(48歳)では1,800万円〜1,900万円台
というデータも出ています。
この水準を維持・上回るためには、転職先の選定が重要かなと思います。
③デロイトトーマツ税理士法人出身者のキャリアパス
法人税・国際税務・移転価格税制・M&A税務などを専門とする税理士法人出身者は、
- 日系大企業の税務部門
- 外資系企業のタックスポジション
- 税務特化ブティックファーム
などへの転職が自然です。
税理士法人に関する社員の中には、
- 「クライアントは大企業が多く、街場の税理士法人と比べるとより専門的で高度な税務知識が要求される」
- 「税務専門家としての成長性の観点では魅力的な職場環境」
という評価があります。
この高度な専門性は、転職市場でもそのまま評価されます。
他のBig4税理士法人との横断移動のほか、インハウスの税務ポジションも選択肢になります。
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3. デロイトからの転職でよく選ばれる具体的な転職先を解説する!

実際にどのような企業・組織が転職先として多いのか、もう少し具体的に見ていきましょう。
①外資系大手企業・グローバル企業の財務・戦略部門
デロイトから
GAFAMやP&Gなどの超優良外資系企業
に転職を決める方も一定数います。
多くの外資系企業では成果主義思考が浸透しているため、職場環境との親和性が高いと言われています。
特に
CFOオフィス・経営企画・内部監査のポジション
には、Big4出身者に開かれている比率が高いです。
②日系大手商社・投資部門
近年、
- 伊藤忠商事
- 三菱商事
- 住友商事
- 三井物産
- 丸紅
の5大商社では、主に投資部門において、コンサルファーム出身者の中途採用に力を入れています。
商社側としては、
日常的に発注先だったコンサルファームの即戦力人材を自社に引き込みたい
という動機があるものと考えられます。
③PEファンド・M&Aアドバイザリーブティック
バリュエーションやDD経験が豊富な方にとっては、ここが最大の狙い目です。
国内外のPEファンドはもちろん、
独立系M&Aアドバイザリーブティック(GCA・レコフ等)
への転職事例も増えています。
この領域については、エージェント経由でしか出てこない非公開求人が特に多い印象です。
④スタートアップ・IPO準備企業のCFOオフィス
近年、
会計・財務の専門家をインハウスで抱えたいスタートアップ
が増えています。
CFO・経理部長・内部監査責任者として大きなポジションを任せてもらえる可能性があり、
自分がメインプレーヤーとして動きたい方にはこれ以上ない環境
です。
ストックオプション等の報酬設計によっては、大企業以上のリターンを得られるケースもあります。
デロイト・Big4への転職を真剣に考え始めた方向け
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4. デロイトからの転職で「失敗しない」ために知っておくべきこと

多くの選択肢があるからこそ、方向性を誤ると後悔しやすいのがデロイトからの転職です。
私が見てきた範囲で、特に注意すべきポイントをお伝えします。
①「年収維持」だけを基準にしない
合同会社デロイト トーマツの年収データから、
転職後の平均年収は857万円前後
というデータが出ています(転職前727万円から約130万円のアップ)。
ただし、年収だけを追いかけると、
業務内容・成長機会・カルチャーとのミスマッチ
が起こりやすくなります。
これを防ぐためにも、
「5年後に自分がどこにいたいか」を先に描いてから逆算する
のが、長期的に見て賢明な転職の進め方だと思っています。
②在籍中に動くことが鉄則
退職後に転職活動を始めると交渉力が落ちます。
デロイトに在籍しているうちこそ市場価値が最も高いタイミング
です。
複数のエージェントに登録し、「情報収集」という位置づけで動き始めることを強くおすすめします。
転職先が決まってから退職の意向を伝えれば、精神的にもかなり余裕を持って交渉できます。
③組織統合後の動向を踏まえてタイミングを見極める
先述の通り、合同会社デロイト トーマツが誕生し、コンサルティング・FAS・リスクアドバイザリーの3部門が一体化しました。
組織統合後は、評価制度や業務分掌が変わることも少なくありません。
社内の方向性が見えてきたタイミングで、改めて自分のキャリアの方向性を確認するのが良いでしょう。
内部にいる方からは、合併により
- 「評価制度の統一化」
- 「プロジェクトアサインの変化」
を懸念する声も出ています。
転職のタイミングとしては、組織の変化が落ち着く前の今が動きやすいかもしれません。
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5. デロイトからの転職活動を成功させるおすすめ転職エージェント3選!

転職エージェントはどこでも一緒ではありません。
特にデロイト出身者のようなハイクラス層には、業界特化型・ハイクラス特化型を選ぶことが重要です。
①My Vision
「元コンサルタントのアドバイザーが在籍」という点が、他社との最大の差別化ポイントです。
業界特有の選考プロセスを熟知しており、実際の選考を想定した模擬面接・フィードバックを通じて、自分だけでは気づけない改善点を整理できます。
コンサル・FAS出身者の転職支援に豊富な実績があり、非公開求人へのアクセスも強い印象です。
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MyVision / 利用者の約7割がコンサル未経験からのスタート。業界の基礎知識から面接の実践対策まで、丁寧に伴走してもらえます。
②リメディ
会計士・税理士・ファイナンス専門職に特化したエージェントです。
監査法人トーマツや税理士法人出身者の転職をサポートした実績が多く、
「この資格・この経験だと市場でどう見られるか」
を正確に把握してくれます。
特に事業会社のCFOオフィスや税務特化ポジションを狙うなら登録しておいて損はないと思います。
デロイト・Big4への転職を真剣に考え始めた方向け
リメディ / M&A・コンサル・FASに完全特化。アドバイザーはコンサル・金融出身者が多く、Big4の内情まで踏み込んだ情報&サポートに定評があります。
③コンコード
ハイクラス転職に特化したエージェントで、
- PEファンド
- 戦略コンサル
- 外資系企業
へのコネクションが強みです。
デロイト出身者のようなプロフィールを持つ方への案件紹介に慣れており、一般には出回らない独自案件が期待できます。
私自身も複数のエージェントを並行利用した経験がありますが、登録してみると
「こんな求人があるんだ」と知らなかった可能性に気づかされること
がよくありました。
上記のような、
押し売り感もなく、フラットに相談に乗ってもらえるエージェントを選ぶこと
が大切です。
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まとめ:デロイトからの転職先は広いからこそ「軸」を持って動くべき

この記事のポイントをまとめます。
デロイト出身者の転職先は、
- 事業会社のFP&A
- CFOオフィス
- PEファンド
- M&Aブティック
- 他のBig4ファーム
- 外資系大手・商社投資部門
まで非常に幅広いです。
ただし、その幅広さゆえに何となく転職すると後悔しやすいのも事実です。
また、3法人合併という大きな組織変化も、キャリアを考え直す一つのきっかけになっている方が多いのではないでしょうか。
組織の変化のタイミングは、転職市場でも動きやすい時期です。
最も大切なのは
- 「在職中に動き出すこと」
- 「ハイクラス特化エージェントを複数使うこと」
です。
デロイトというブランドが最大限に輝くのは、あなたがそこに所属しているうちです。
ぜひ今のうちに一歩踏み出してほしいと思っています!
デロイトに強いおすすめエージェント3選
MyVision / 元コンサルのアドバイザーによる手厚いサポート
リメディ / 会計・財務専門職の転職に特化
コンコードエグゼクティブグループ
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Big4の実情を把握したら、次は「どうやって内定を勝ち取るか」の対策です。
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