SNSなどで「knocking on wood」という言葉を見たことがある方は多いと思います。
初めてこの表現を見た時には、どんな意味かわからないですよね。
当記事を読んでいただければ英語表現「knocking on wood」の意味や使用方法について間違いなく理解を深めることができます。
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「knocking on wood(ノッキング・オン・ウッド)」とはどんな意味?
早速ですが「knocking on wood(ノッキング・オン・ウッド)」は、「不運を避けるために木を叩く」 というおまじないのような行動を指します。
つまり「knocking on wood」は、運が悪くならないように願うときや、良い状態をキープしたいときに使われるフレーズです。
この言葉の由来には諸説ありますが、古代ヨーロッパの文化では木には精霊が宿っているとされ、木を叩くことで邪悪な力から守られるという信念があったと言われています。
日本語でいう、不吉なことが自分の身にふりかからないようにと唱えるおまじない「くわばらくわばら」のようなものです(「桑の木」に落雷を避ける力があったことが語源とも言われます)。
日本と欧米のいずれにおいても、樹木にルーツを持つ似た意味の言葉があるなんて、不思議ですよね!
「knocking on wood」の例文・使い方
それでは「knocking on wood」の具体的な使用例をみていきましょう。
改めて「knocking on wood」は、運が悪くならないように願うときや、良い状態をキープしたいとき に使われます。
1.幸運を願うとき
何か良いことが続くように祈る場面で使われます。
例:Our team has won every match so far—knock on wood!
(うちのチーム、今のところ全勝してるよね。運が続きますように!)
2.未来について楽観的に話したとき
「問題なくいくはず」と言った後に、「knock on wood」と付け加えることで、万が一の不運を避ける場面でも使うことがあります。
例:I should get the promotion next month, knock on wood.
(来月には昇進するはずだけど、うまくいくといいな。)
3.過去に悪いことが起こらなかったことを話したとき
「今まで悪いことが起きていない」と言ったとき、それが続くように願うために使うこともあります。
例:I’ve never had the flu in my life—knock on wood.
(これまでインフルエンザにかかったことがないよ。このまま続きますように。)
4.迷信を信じる人が会話の中で使うとき
ジンクスを信じる人が、不運を避けるために口癖のように言うこともあります。
例:I hope it doesn’t rain on my wedding day—knock on wood.
(結婚式の日に雨が降らないといいな。木を叩いておこう。)
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「knocking on wood」に似ている英語表現5選
続けて「knocking on wood」と同じように、運を祈る表現やジンクスを防ぐためのフレーズを紹介します。
1.touch wood(タッチ・ウッド)
イギリス英語のバージョンで、「knock on wood」と同じ意味です。
例:I hope my flight isn’t delayed, touch wood.
(飛行機が遅れませんように。どうかお願いします。)
2.fingers crossed(フィンガーズ・クロスト)
「指をクロスさせる」=「幸運を祈る」という意味のフレーズ。
例:I have a big interview tomorrow, fingers crossed!
(明日、大事な面接があるんだ。うまくいきますように!)
3.jinx(ジンクス)
「不運を引き寄せること」を意味する単語で、「knocking on wood」とセットで使われることが多いです。
例:Don’t jinx it! Knock on wood.
(そんなこと言ってジンクス作るなよ!木を叩いて!)
4.good luck charm(グッド・ラック・チャーム)
「幸運のお守り」を指す表現で、運をよくするアイテムや行動を指します。
例:I always carry this coin as my good luck charm.
(このコインを幸運のお守りとして持ち歩いてる。)
5.better safe than sorry(ベター・セーフ・ザン・ソーリー)
「念には念を入れよう」という意味で、縁起を担ぐ行動をするときに使えます。
例:I always double-check my work—better safe than sorry.
(いつも仕事をダブルチェックするよ。念には念を。)
「knocking on wood」と対義的な英語表現5選
最後に「knocking on wood」の反対に「運を気にしない」「ジンクスを信じない」という意味のスラングや表現を紹介します。
1.tempting fate(テンピング・フェイト)
「運命を試す」「不運を招くようなことを言う」という意味の表現。
例:Saying you’ll never get sick is tempting fate.
(「絶対に病気にならない」って言うのは、不運を招くよ。)
2.not superstitious(ノット・スーパースティシャス)
「迷信を信じていない」という意味。
例:I don’t believe in luck, I’m not superstitious.
(運とか信じないよ。迷信は信じないタイプ。)
3.go with the flow(ゴー・ウィズ・ザ・フロー)
「流れに任せる」という意味で、運やジンクスを気にせず気楽に行動することを表します。
例:I don’t worry about luck, I just go with the flow.
(運とか気にしないで、流れに任せるよ。)
4.deal with it(ディール・ウィズ・イット)
「起こったことは仕方ない、受け入れよう」という意味の表現。
例:If it rains on your wedding day, just deal with it.
(結婚式の日に雨が降ったら、もうどうしようもないよ。)
5.live in the moment(リブ・イン・ザ・モーメント)
「今を楽しむ」「未来のことを心配しすぎない」という意味。
例:Stop worrying and just live in the moment.
(そんなに心配しないで、今を楽しもう。)
まとめ:「knocking on wood」は幅広く使える便利な英語表現
以上のとおり「knocking on wood」という英語表現についてご紹介しました。
「knocking on wood」は、「悪いことが起こらないように木を叩く」という英語のジンクス表現です。
「運が続きますように」「不運が降りかかりませんように」と願うときに使われ、会話の中で実際に木を叩く動作をすることもあります。
ぜひ今回の記事の類似表現や対義表現も活用して、オンライン英会話でさまざまなフレーズを使いこなしてみてはいかがでしょうか?
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