USCPA合格後にできる副業はどんなものがあるのか知りたい
このようなお悩みにお答えします。
事業会社からBig4監査法人へ転職後、働きながらUSCPA(米国公認会計士)の試験に合格した私が、USCPAの副業について徹底的に解説してみました。
今回の記事を読めば、USCPA合格後にできる副業の例について理解を深めることができると思います。
それでは順番に解説してまいります!
USCPAホルダーが可能な副業6選
早速ですが、USCPA合格後にできそうな副業を6つピックアップしてみました。
①Youtuber
まずは昨今では鉄板となったYoutuber(ユーチューバー)が挙げられます。
たとえばYoutubeで「USCPA」と検索してみると...
このように
といったインフルエンサーのチャンネルが出てきます。
ただ、「USCPA」という資格そのものに特化&全振りしているチャンネルで影響力の大きい方というのはまだ出てきていない印象を受けます。
逆にいえば、まだまだブルーオーシャンの市場とも言えるので、皆さんがこれまでに培った
- 資格試験勉強
- 英文会計
- 簿記・仕訳
- 財務諸表の読み方
- 管理会計
- アメリカの税法
- 会計監査
- 監査法人での経験
- FASやコンサルでの経験
といったノウハウを動画として編集して発信し続けることで、徐々に知名度が大きくなり広告収入の増加も狙えると思います。
個人的には、顔出し・声出しに抵抗のない方はやってみる価値はあると思います。
Youtube:USCPAに関する動画・音声コンテンツを作成・発信したい方向け
②Webメディアの運営・Webライター
私のように、Webメディアでコンテンツを作成・発信するビジネスもありです。
あるいはWebライターとして、あなたにしか書けない記事を執筆することで収入を得る方法もあります。
たとえば私の「USCPA職人」では、USCPAの勉強や転職に関するニッチな分野での記事を作成しております。
将来的に合格された方に、私のブログでも記事を執筆いただける方を募集するかもしれません。
ぜひその際はブログ執筆のお手伝いなどを考えていただけると嬉しいです。
もし「今すぐにWebライターとして副業をやってみたい!」という方であれば、クラウドワークスなどのWebライティング案件を受注してみるのもおすすめです。
Webライティングは、書けば書くほど自分の文章作成スキルが上達するのでかなり今後の人生でも役立つ副業になると思います。
クラウドワークス:USCPA・英語・会計に関するWebライティングをやりたい方向け
③講師業
またUSCPA合格後であれば、英語・会計(簿記)についてある程度のノウハウをお持ちだと思います。
このノウハウを生かして、ストアカなどの講師サイトで自ら講師となってオンライン上で自分の好きなことを教える副業も可能です。
たとえば、これまでに勉強してきたような
- 英文会計の基礎
- 英語での財務諸表の読み方
- 英語での仕訳の方法(あまり日本の簿記と変わらないかもしれませんが)
- 英語の勘定科目
- アメリカの税法
- 英文でのビジネスメールの書き方
といったことを教えられますよ!などアピールすれば生徒を集められるのではないでしょうか。
しかもオンラインで教えられるので、移動のストレスもなく自分の好きな時間で無理なく講師業を行うことができます。
「自分は教えるのが向いているかも」という方はチャレンジしてみる価値があると思います。
ストアカ:英語・ビジネス系講座を自らが講師となって教えたい方向け
④コンテンツ販売
もし上記のような講師業は苦手な方であれば、自分のノウハウを文字に落とし込んで情報コンテンツとして販売することも可能です。
たとえばnoteなどで簡単な記事を1つ作成して、自分しか知らない「これは有料級の情報だ」と思う情報を発信する方法があります。
USCPA関連の話で言えば、
- USCPAの科目で●●回落ちていたけど●●(とある勉強方法)を試したところ合格したノウハウ
- USCPA合格後、まさかの●●(超優良企業)に転職できた方法
など、きっとあなたにしかないノウハウや経験があると思います。
それらの貴重な情報について、自分で価格を決めて販売するのも戦略としてありではないかと思います。
note:自分のオリジナルのUSCPAノウハウをコンテンツ販売したい方向け
⑤会計監査の非常勤(経験者向け)
USCPA+会計監査の実務経験をお持ちの方であれば、監査法人での非常勤アルバイトも可能です。
監査法人でインチャージまで勤めた方ならさらに求人数は増えると思います。
たとえば、
- 今いる職場が週2〜3日勤務であり、残りの平日は副業OKという方
- 独立に向けて準備中の方
- 実務経験はあるが退職してしまった方
- 監査法人での経験があるものの結婚して主夫・主婦をされている方
といった方であれば、監査法人の非常勤アルバイトをやってみるのも選択肢としてありだと思います。
また気になる収入ですが、実務経験がしっかりある方なら時給5,000円以上は見込める案件が多いです。
特に転職エージェントの「マイナビ会計士」であれは非常勤の求人も豊富に取り揃えています。
以下リンクから登録可能なので、どのような求人があるのかを聞いてみるのもおすすめです。
マイナビ会計士:日米会計士向けの非常勤アルバイト案件が豊富
⑥会計アドバイザリー・コンサル業務(経験者向け)
さらに、専門性の高い会計アドバイザリーやコンサルの経験をお持ちの方であれば、その会計アドバイザリー・コンサル業務を副業として個別受注する方法もあります。
たとえば会計士.jobといったサイトでは会計アドバイザリー関連の単発案件の募集が多く揃っています。
- 決算・開示支援
- 内部統制構築支援
- 財務デューデリジェンス
- 会計システムチェック
- 事業計画作成支援
- 資金調達支援
副業の中でもそれなりに難易度の高い副業になると思うので、高単価の案件を受注したい方におすすめです。
会計士.job:自分のアドバイザリー業務の経験を生かして個別受注したい方向け
監査法人や事業会社勤務のUSCPAも副業できる?
昨今の副業解禁に伴い、副業OKとする一般企業は増えてきていると思います。
さらに監査法人においても例外ではなく、たとえばBig4監査法人の中でも副業OKの法人がちらほらと出現している状況です。
なので監査法人勤務のUSCPAであっても、あらかじめ法人に申請をして許可を得られれば副業できるので自分の収入源を増やしたい方はやってみる価値はあります。
一方、「これから監査法人に転職しよう!」という方の場合、自分志望企業が副業OKかどうかは事前に転職エージェントなどから情報収集してみることをおすすめします。
Big4監査法人の情報を入手するのであれば、Big4をはじめ監査法人との太いパイプがあるアクシスコンサルティングがおすすめです(日米会計士を勉強中の方も無料で登録できます)。
アクシスコンサルティング:Big4・コンサルへの5,000人以上の転職をサポート。77%が非公開求人&特別案件なので20~30代で年収1,000万円以上の大幅アップも。
まとめ:日本人USCPAホルダーでも副業の機会はある
以上のとおり、USCPA合格者向けの副業についてご紹介しました。
これまでにご紹介した副業をまとめると以下の通りです。
- Youtuber
- Webメディアの運営・Webライター
- 講師業
- コンテンツ販売
- 会計監査の非常勤(経験者向け)
- 会計アドバイザリー・コンサル業務(経験者向け)
このように、USCPA合格後の副業は豊富に揃っています。
皆さんのUSCPAに合格した経験や転職後の実務経験は、行動さえ起こせば何らかの形で副業として価値提供できる(=収入を得られる)と思います。
ぜひ今回の記事が、USCPAに関する副業で悩まれている方のお役に立ち、皆さんが少しでも副収入を得られることを願っています。