このようなお悩みにお答えします。
今回の記事を読めば、USCPAの費用対効果がどのくらい望めるのか、費用に対するリターンは具体的にどのくらいなのか?について明確にできると思います。
USCPAの費用対効果(コスパ)に関する声
まずは、USCPAの費用対効果(コスパ)に関するTwitterの声をご紹介します。
日本の会計士よりUSCPAの方がやはりコスパいいですよね。。
— カヤバ公認会計士/シンガポール専門家/国際税務/税理士/経営心理士 (@Gen_Kayaba) October 16, 2022
日本の公認会計士だと在学中に受かるか心配だが監査法人で経験積みたいという方は本当にUSCPAを知ってほしいと思う たいやきは知りたかった 特に大学生の方にはコスパいいのではなかろうか 日本の会計士試験だと最初のハードルの短答式試験合格がそもそも高いですが USCPAの科目合格はそこまで高くない
— たいやき (@tokuteitaiyaki) October 10, 2022
【ぶっちゃけFA業務で役立つか?】 当方の場合少し状況が特殊だったため転職においてはとても役立った
ただ、FA業務においては多少は役立つもののコスパは総じて良くない USCPAを持っていたため簡単なFDD業務にJoinさせてもらえたのが一番大きかったかも あと、合コンウケはいい ~完~ 10/10 — める (@shibuyaMandA) October 6, 2022
これらのツイートの通り、私個人としてもUSCPAは費用対効果が非常によく、全科目合格して本当によかったと思える資格です。
続けて、実際にかかる費用を踏まえてどのようなリターンが得られるのか?について順番に解説していきます。
USCPA合格までにかかる費用
まずは、USCPA合格までにかかる費用についてご紹介します。
主に2つの方法(予備校or独学)があります。
しかし、シミュレーションしたところ独学より予備校の方が25万円安いだけだったという結果を踏まえると、個人的にはできる限りコストはケチらずに予備校を活用した方がいいと思います。
もしUSCPAに挑戦しようか悩んでいる方は実績のある予備校を比較してみてください。
私がBig4監査法人で出会ったUSCPAホルダーの体感80%以上は、以下2つの予備校を経て合格しています。
- アビタス ※日本人合格者数No.1。無料でパンフレット入手・セミナー参加・受講相談できます。
- 資格の学校TAC<USCPA(米国公認会計士)>各種コース開講 ※高得点合格者が多数。無料でパンフレット入手できます。
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おすすめのUSCPA予備校を知りたい このようなお悩みにお答えします。 Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、おすすめのUSCPA予備校2社に ...
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①USCPA予備校を活用した場合:約150万円
USCPA予備校を活用した場合の費用は以下の通りです。
学歴評価:27,484円
4科目受験料:585,260円
その他:約400,000円(カフェ代やPC・通信代など)
合計:約150万円
②独学の場合:約125万円
次に、独学の場合の費用は以下の通りです。
受験資格取得費用(学歴評価):約3.5万円
受験資格取得費用(単位取得費用):約9万円
4科目受験料:約60万円(2科目一発合格・2科目2回目合格の合計6回受験を想定)
その他:約40万円 合計:約125万円
予備校通学と独学を比較してみるとわかると思いますが、実はUSCPA試験で大きなウェイトを占めるのは予備校代や教材費よりも受験料だったりします。
1科目あたりの受験費用は、値上げや円安ドル高の影響を受けて10万円ほどになっており、非常に高額である点には注意が必要です。
USCPAの費用対効果(コスパ)はトップレベル!!
このように受験料を始めコストはかなりかかる資格試験なので「資格試験の割には100万円以上かかるし本当にこれでリターンが得られるのか?」と疑問に思うかもしれません。
ですが、結論としては全く問題ないというのが私の考えです。
本題である費用対効果ですが、USCPAはいくつもある資格試験の中でもずば抜けてコストパフォーマンスのいい資格だと思います。
その理由は以下の2点です。
- 会計業界という堅実な業界の中でも、幅広い分野で活躍できる資格だから(選択肢が多いから)
- 会計業界という堅実な業界の中でも、年収が高い部類の仕事にチャレンジできるから
それぞれ順番にご紹介します。
費用対効果が良い理由①自分の選択肢が増えるから
USCPAは、会計業界という堅実な業界の中でも幅広い分野で活躍できる資格です。
ハイレベルな英語スキル&会計スキルの両方を備えている日本人は非常に貴重なので、企業側としてもUSCPA試験に合格したというポテンシャル・能力を期待して採用する場合が多いためです。
USCPA合格後の代表的なキャリアとしては以下の通りです。
- Big4監査法人
- Big4 FAS
- コンサル
- 中堅監査法人・会計事務所
- 事業会社(日系・外資系)
- 金融機関
- 海外の会計事務所・事業会社
もちろん中には実務経験が必要な領域もありますが、いずれも転職するには難易度の高い部類の企業が多く、未経験でも入れるチャンスのある企業は多いです。
ちなみに私の場合はUSCPAに合格する前にアシスタントとしてBig4監査法人へ転職しました。
結果的に働きながらUSCPAに合格することができたので、実務経験を積みながら勉強を進められましたし、USCPA合格後には年収をグッと上げることができたという点でBig4監査法人に転職して大正解だったと思います。
費用対効果が良い理由②年収を高められるから
さらにUSCPA合格後は、年収の高い仕事にチャレンジできる機会が大幅に増えます。
以下はあくまで参考ですが、USCPA合格後の代表的な転職先において年収のレンジがどのくらいを見込めるのかご紹介します。
Big4監査法人の年収
まずはBig4監査法人の年収ですが、4社平均は792万円(約800万円)でした。 ち
なみに転職直後のBig4監査法人初年度の年収レンジとしては500~600万円ほどです。
- 有限責任あずさ監査法人:814万円
- 有限責任監査法人トーマツ:794万円
- EY 新日本有限責任監査法人:797万円
- PwC あらた有限責任監査法人:764万円
一番平均年収が高いのはあずさ。 次いでトーマツ、EY新日本、PwCあらたとなっていますが、給与水準はいずれもそれほど変わらず、おおむね800万円弱で推移しています。
Big4 FASの年収
続けてBig4 FASの年収は以下の通りです。
業界平均年収は978万円(約1,000万円)程度です。
- デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社:1,056万円
- PwCアドバイザリー合同会社:998万円
- 株式会社KPMG FAS:1,278万円
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社:880万円
Big4監査法人の業界平均年収(792万円)と比較しても、給与はかなり高めで200万円近くの差があります。
事業会社の年収
さらに事業会社の年収については、USCPA合格後に私が転職エージェントから求人票を集めて得た年収の情報をまとめてきました。
上記では平均年収をご紹介しましたが、以下については転職直後の年収レンジです。
- 外資系企業の経理:年収500~600万円
- 外資系企業の内部監査:年収約700万円~
- 日系企業の経理:年収450万円~600万円
- 日系企業の内部監査:年収500万円~600万円
「USCPAといえば外資系企業への転職では?」と考える方も多いかもしれませんが、日系大企業においてもUSCPAの需要は非常に多いです。
その他の年収(海外の会計事務所・事業会社など)
もちろん、これまでにご紹介した領域以外にも、国際資格ならではの使い道として海外の会計事務所や事業会社で働くといった選択肢もあります。
例えば、私が海外の転職エージェントから入手した求人には以下のようなものがありました。
これは、アシスタントとしての業務を2年間経験した場合のスタート時の年収です。
「海外で働きたい!」という意思の強い方であれば、日本以上に稼げる可能性が高いです。
その他ビザなどの面でハードルは高いですが、アメリカのBig4やオーストラリアのBig4ついても解説しています。
まとめ:USCPAは費用対効果抜群の超優良資格
以上のとおり、USCPAの費用対効果についてご紹介してきました。
USCPAはコスパ抜群の超優良資格です。
特に「簿記・英語に抵抗がなく、財務会計の専門スキルを高めたい」という方にぴったりです。
USCPA合格までにかかる費用としては以下の通り。
独学:約125万円
一方で、USCPA合格後に見込まれる転職直後の年収としては以下の通りです。
- Big4監査法人:年収500~600万円
- 外資系企業の経理:年収500~600万円
- Big4 FAS:年収600~800万円
- シンガポールの会計事務所:年収700~1,000万円
これらの情報を踏まえると、自分への初期投資に百万円単位でのコストがかかったとしても、転職後には年収の大幅アップが見込めるのでコスパとしては非常にいいことがわかります。
「USCPAの勉強を始めてみようか気になる」という方は、以下のおすすめUSCPA予備校2校を比較してみるのがおすすめです。
- アビタス ※日本人合格者数No.1。無料でパンフレット入手・セミナー参加・受講相談できます。
- 資格の学校TAC<USCPA(米国公認会計士)>各種コース開講 ※高得点合格者が多数。無料でパンフレット入手できます。
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