このような悩みはありませんか?
- TOEIC800点台なのに英会話になると途端に口が動かない
- USCPA合格しているのに英語スピーキングが弱くて転職に自信が持てない
- 外資系や英語を使う職場に興味はあるけど、英語面接が怖くて踏み出せない
USCPA合格後にBig4監査法人でのキャリアを積み、会計アドバイザリー業務を経験してきた私が、スピーキングへの不安を戦略でカバーする方法を解説します。
結論から申し上げると、英語スピーキングが弱くてもUSCPAとしての転職は十分に可能です。
- 求人の選び方
- エージェントへの伝え方
- 入社後の戦略
を整えれば、スピーキングの弱さは大きなハンデにはなりません。
詳しい内容を早速見ていきましょう!
なお、
- 英語面接を突破する対策
- スピーキング不要の外資系経理求人の実態
について知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
記事⑤(英語面接 落ちる)
記事⑨(外資系経理 英語不要)
1. 英語が読めても話せない?純ジャパUSCPAのあるある

USCPAを取得するためにあれだけ英語と格闘したのに、英会話になると別の話...と感じている方は、実はかなり多いのではないかと思います。
① TOEIC800点台の私でも英会話は別物だった
TOEIC高得点と英会話スピーキングでは、スキルが全然違います。
私自身もUSCPA受験時代はFARやAUDの英文を読むために英語力を磨きましたが、いざ英語の会議に参加すると、
頭の中で文章は組み立てられているのに口から出てこない
という経験を何度もしました。
- TOEICのリーディング・リスニング=「受け取る力」
- スピーキング=「発信する力」
です。
受験勉強型の英語学習ではどうしてもスピーキング力が抜け落ちやすいです。
これは純ジャパUSCPA受験生のあるあるではないでしょうか。
TOEIC800点台・900点台でも英会話に自信がない」という方は、意外といらっしゃるかと思います。
しかし転職の際には、英語の読み書きができているだけでも、純粋に強みとして転職活動に活かせます。
② スピーキングが弱いと転職活動ではどう?
スピーキングへの不安が、転職活動におけるフィルターになることもあります。
求人票に
- 「英語力必須」
- 「ビジネスレベルの英語力」
と書かれているのを見ると、そもそも応募を躊躇してしまう。
面接が英語になったら乗り切れないかもしれないと、書類選考すら自重してしまう
というのもあるあるで、高いスペックがあるのにチャンスを逃すもったいないパターンです。
実際のところ、求人票の英語要件と実務で必要な英語レベルには大きな差があることも珍しくありません。
この点については次のパートで解説します。
2. スピーキングが弱いUSCPAでも通用する求人は存在する

スピーキングへの不安で応募をためらっている方は、あまり気にしないでどんどん行動していいのではないかなと思います。
その理由を深掘りしていきます。
① 求人票の英語要件は額面通りに信じなくていい
求人票に「英語力必須」と書かれている理由の一つは、応募数を絞り込むためのフィルタリングです。
採用側としては、英語に全く抵抗がない人材を集めたいのはたしかですが、「日常的にネイティブと議論できるレベル」を求めているポジションばかりではありません。
たとえば
「英文メールの読み書きができる」
「海外子会社の数字を確認するときに英語の財務資料を読める」
というレベルで十分なポジションでも、求人票には「英語力必須」と記載されていることがよくあります。
私がBig4在籍時に外部から入ってきた方々を見ていても、英語の読み書きがしっかりできてコミュニケーション能力が高ければ、スピーキングはある程度カバーできているケースは多かったです。
- USCPAを持っている
- 英文会計基準を読み解ける
- 読み書きのコミュニケーションは支障なくできる
といった実績があるなら、十分なアドバンテージを持っていると思います
② 「日本語メイン・英語は補助」ポジションの具体的な探し方
スピーキングへの不安が大きい方は、最初から英語を部分的に使うポジションを狙うのが現実的です。
具体的には、以下のようなポジションが該当することが多いです。
- 外資系企業の日本法人経理・財務ポジション(本社とのレポーティングは英語だが、社内コミュニケーションは日本語)
- 日系グローバル企業の経理ポジション(英文資料の読み書きは必要、会議はほぼ日本語)
- 会計監査法人・コンサルの日系クライアント担当チーム(海外チームとの連携は一部英語だが、主業務は日本語)
これらのポジションを効率よく探すためには、転職エージェントに
「英語の読み書きはできるがスピーキングに課題がある」
と正直に伝えることが最短ルートです。
この点については後のパートで解説します。
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3. 英語力が低いまま外資系に入るとどうなるか?

スピーキングに不安を抱えたまま外資系に入社することを「無謀なのでは...?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、入社後に英語力を伸ばしていくことを前提にしたキャリアパスは全然アリです。
① 入社後に英語が必要な場面と現実的な乗り越え方
外資系企業に入社すると、英語が必要になる場面は主に以下のようなシーンです。
- 海外本社や海外チームとのメールやSlackでのやり取り
- 英語での会議・電話・ビデオコール
- 英文契約書・財務レポートの確認
- 海外出張時のコミュニケーション
このうち、メールやSlackのやり取りはスピーキングが弱くても問題ありません。
文章を考える時間がありますし、AIやDeepLなどの翻訳ツールも使えます。
問題になるのはリアルタイムの会議や電話です。
ここを乗り越えるための方法が、
「あらかじめ内容を把握した上で会議に臨む」
ことです。
議題を事前に確認し、自分の担当部分のセリフを頭の中でシミュレーションしておくだけでも、発言のハードルは大きく下がります。
また、外資系の日本法人では「英語は頑張っているけどまだ完璧ではない」という方でも寛容なケースが多いです。
USCPAとしての専門知識や仕事の質で信頼を積み上げることで、英語の不完全さをカバーできることは多いのではないでしょうか。
② 入社前にスピーキングだけを集中的に伸ばす方法
転職活動と並行して、スピーキングだけを集中的に強化するのも効果的です。
全般的な英語力を上げようとするより、スピーキングだけに絞った方が短期間で成果が出やすいです。
おすすめの方法は以下の通りです。
- オンライン英会話(1日25分でも毎日継続):コーチングではなく会話量を増やすことを優先する
- 英語での独り言練習:通勤中や業務の合間に、今日の業務内容を英語で頭の中で言い換えてみる
- 会計英語に絞った会話練習:日常英会話より、「revenue recognition(収益認識)」「accrual basis(発生主義)」など専門用語を使った会話に慣れる
完璧なスピーキングを目指さなくていいです。
「なんとか意思疎通できる」レベルを目指すだけで、転職活動での英語面接・入社後の業務は十分に乗り切れます。
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4. 転職エージェントに「スピーキングが弱い」と正直に伝えるべき理由

転職エージェントに「英語スピーキングが弱い」と打ち明けるのは、なんとなく恥ずかしいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、正直に伝えることがベストです。
① 正直に話すことで英語要件の低い求人を紹介してもらえる
エージェントに英語力を背伸びして伝えてしまうと、入社後のミスマッチにつながります。
「英語はビジネスレベルで大丈夫」
と伝えて英語面接に臨んだ結果、実力差が露わになってしまうと最悪です。
一方で、
「スピーキングは現在強化中ですが、英文読解はできます」
と正直に伝えるとどうなるか。
エージェント側は
- 英語要件が低めの求人
- 英語よりもUSCPAとしての専門性を重視している求人
などを優先して紹介してくれます。
採用側の思考プロセスとしては、USCPA保有者であれば「英語で書かれた会計基準をある程度読める人材」という前提を持っていることが多いです。
スピーキングの弱さは、専門性や実務経験で十分に補完できる可能性があります。
私自身もエージェントに自分の英語レベルをかなり細かく伝えた経験がありますが、その方が求人の精度が上がったと感じています。
押し売りもなく、自分の状況に合った選択肢を一緒に考えてもらえました。
② 英語面接対策までサポートしてくれるエージェントの選び方
転職エージェントの中には、英語面接の対策まで一緒にサポートしてくれるところがあります。
英語面接対策まで対応してくれるエージェントを選ぶ際のポイントは以下です。
- 会計・財務・外資系に特化した実績があるか(汎用型エージェントよりも業界特化型の方が求人の質・アドバイスの深さが違うため)
- 担当キャリアアドバイザーが英語面接の模擬練習を行ってくれるか
- 企業ごとの英語面接の難易度・傾向を教えてくれるか
英語面接といっても、「自己紹介を英語でする程度」の企業から「全て英語で専門的な質問がくる」企業まで千差万別です。
事前に傾向を把握できるかどうかで、準備の質が大きく変わると思います。
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5. スピーキングが弱いUSCPAのQ&A

よくある疑問をまとめて回答します。
① 英語面接を避けることはできる?
完全に避けることは難しいですが、英語面接がないor最小限の企業を狙うことはできます。
日系グローバル企業や外資系日本法人の中でも、日本人向けのポジションでは日本語で面接が完結するケースがあります。
転職エージェントを通じて「英語面接がある場合の難易度」を事前に確認しておくと、準備のしやすさが全然違います。
また、英語面接があったとしても、
- 自己紹介
- 志望動機
- 専門用語を使った業務の説明
の3パターンを事前に用意しておくだけで、大半の英語面接はある程度対応できます。
スクリプトを丸暗記する必要はなく、大枠を準備しておくだけで安心感が変わります。
② 外資系経理でも英語を使わないポジションはある?
あります。
特に外資系企業の日本法人経理は、社内コミュニケーションが日本語メインになっていることも多いです。
英語の必要度は
- 会社の規模
- 日本法人の独立性
- 担当業務(AP/ARなど取引ベースか、月次決算・連結対応か)
などによって大きく変わります。
月次の数字を本社にレポーティングする際に英文テンプレートを埋める程度で済むポジションもあれば、週次で海外CFOと英語で議論が必要なポジションもあります。
「外資系 = 常に英語」ではないという認識は持っておいてよいと思います。
③ 転職後に英語力を上げていけば問題ない?
多くの場合は問題ありません。
ただし、「自分で意識的に伸ばしていく姿勢」が前提になると思います。
入社してからも英語学習を継続しないまま数年が経過すると、ポジションが上がるにつれて英語の要求レベルも上がり、追いつかなくなるリスクがあります。
- 入社後にオンライン英会話を継続する
- 英語での業務メールを積極的に自分で書いてみる
など、意識的にインプットとアウトプットを増やしていく姿勢が大切だと思います。
6. まとめ:スピーキングへの不安は戦略でカバーできる

今回の内容を整理します。
- TOEIC高得点 ≠ 英会話スピーキング力。純ジャパUSCPAが英会話を苦手とするのは決して珍しいことではない
- 求人票の英語要件は一辺倒ではない。英文読解力があるUSCPAなら、スピーキングの弱さを補って余りある専門性がある
- 「日本語メイン・英語は補助」ポジションを狙うことで、スピーキングへの不安を持ったままでも転職活動を有利に進められる
- 転職エージェントには正直に英語力を伝えることで、ミスマッチのない求人紹介と英語面接対策を受けられる
- 入社後に英語力を伸ばしていく前提でのキャリアパスは、多くの人が歩んでいる道
スピーキングが弱いことは、戦略と準備でカバーできます。
USCPAという資格があり、英文会計基準と格闘してきたバックグラウンドがある方には、それだけでも十分な武器があります。
スピーキングへの不安で応募を自重するのはもったいないので、ぜひ一歩踏み出してほしいと思っています!
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