※ページ内にてアフィリエイト広告を利用しています

仕事の悩み

USCPAは監査法人の非常勤アルバイトも可能なのか?

19/01/2023

USCPAは監査法人の非常勤バイトも可能なのか知りたい

このようなお悩みにお答えします。

Big4監査法人へアシスタントとして転職後アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPAの監査法人での非常勤について徹底的に解説してみました。

今回の記事を読めば、USCPAホルダーが監査法人で非常勤として勤務することが可能か、さらには「非常勤をやりたい!」と思った時にとるべきおすすめの行動についても理解を深めることができると思います。

それでは順番に解説してまいります!

USCPAでも監査法人の非常勤アルバイトは可能か?

USCPAホルダーの監査法人非常勤ですが、結論から言えば可能です。

ただしBig4監査法人では敷居が高かったり、中小監査法人にしてもUSCPAの非常勤を受け入れている監査法人を念入りに探さないと見つからないのが実情です。

とはいえ実現可能性はそこまで低いものではないと思いますので、まずは規模の大きいBig4、続いて中小監査法人の順番で解説していきます。

Big4監査法人:USCPAの非常勤アルバイトは可能

結論、Big4でUSCPAが非常勤を行うことは可能です。

例えば以下はPwCの募集要項ですが、日本の公認会計士以外にも、USCPAでもエントリー可能となっています。

PwC公式サイトより

ですが、より良い条件で働く場合、シニアスタッフとしてインチャージ(主査)業務を回せるレベルになってからエントリーした方が有利になるのではと考えられます。

シニアスタッフが不足。上司からの引き止めの可能性がある

特にBig4監査法人で顕著ですが、インチャージ経験者が1〜2年で他の業界・業種へ転職してしまうケースが非常に多いので、特にシニア以上の人手不足が常態化しています。

できる人に仕事が集中してしまうのはどの分野においても同じかと思いますが、こと監査法人では特にその特性が強いと感じます。(実際、監査業務はできる人で回さないと本当に終わらないので...。)

そのため、私が実際に見てきた限りの話ですが、転職・独立を考えているインチャージ経験のある方が、噂を聞きつけたパートナーやマネージャーから引き止められて非常勤として勤めるケースがしばしば見受けられます。

なので、インチャージ経験をした後に、正社員から非常勤に勤務体系を変更するのは比較的やりやすいと考えられます。

もちろん、引き留めではなくある程度勤務経験を積んだ後に、自ら「非常勤での働き方は可能か」といったことをチームの方や人事に相談してみるのも方法としてありだと思います。

今までの人間関係・しがらみには注意

しかし一方で、所属元の監査法人において非常勤での勤務形態に切り替えるとなった場合、これまでの人間関係のしがらみがずっとついて回るリスクも存在します。

これにより

  • 余計転職しづらくなる
  • 仕事を回しづらくなる(他のスタッフに振りづらくなる)
  • 上司からの仕事を断りづらくなる

といった状況も想定されますので、「自分はこのBig4監査法人にとどまりたいのか?」という軸で考えてから行動するのもありだと思います。

中小監査法人:USCPAだと非常勤アルバイトは難しい?

中小監査法人については、USCPAの場合だと厳しいケースも多いですが、チャンスはあります。

綿密なリサーチをすれば非常勤案件が見つかる

実際に転職エージェントから求人をもらったりGoogleでリサーチしてみるとチラホラと中小監査法人の非常勤の案件が見つかります。

たとえば以下の中小監査法人の求人をご覧ください。

時給も7,000円〜10,000円のレンジと非常に高額なのが監査法人非常勤の魅力です。

さらには以下のように、JCPA, USCPAで傾斜をつけており、かつ、「監査実務経験のある方であればOK」といった法人もあります。

日本橋国際会計事務所公式HPより

一方でBig4に次いで規模が大きい太陽監査法人は以下のようなツイートをされており、USCPAの非常勤採用は行っていないとのことです。

このように、監査法人によってUSCPAの非常勤の採用ニーズは多種多様です。

中小と言っても海外支店のある企業など様々なのでチャンスのある法人もいくつか見受けられますが、JCPAと比較すると案件は少ない印象です。

特に、クライアント数が少ない監査法人そもそもUSCPAホルダーを採用していない法人ではかなり難しいと思われます。

スタッフレベルで実際に応募してみたら断られた

実は以前、「USCPAでも非常勤可」との求人を出していた中小監査法人に、「Big4スタッフレベルでの監査経験がある状況でも非常勤は可能か?」と問い合わせたことがあります。

結論としては、断られました。

その時のメールが以下のものです。

当時すでに数年単位で監査経験を積んではいたものの、どうやらここでいう一定年数とは「インチャージをやったことがあるくらいの勤務年数」というのが暗黙の了解といった感じがしました。(Big4監査法人と条件としては同じです)

このように、求人票では「USCPAの非常勤もOK」と書いてあるものの、実際には応募してみると断られるケースもあります。

もっともそれぞれの中小監査法人によってシチュエーションや求めるものは異なると思いますので、スタッフレベルであっても一概に断られるということではないと思います。

そのような意味でも、本当に非常勤をしたい方は愚直にリサーチしてみるのが重要だと思います。

非常勤を一人で探すのは困難。転職エージェントを頼るのも手

あるいは一人で探すのに限界を感じたら、日米会計士向けの案件が豊富なエージェントの「マイナビ会計士」非常勤の求人があるか聞いてみるのもおすすめです。

私は日系企業や外資系企業の経理について求人をいただいたことがありますが、非常勤についてもかなり案件を取り揃えているので聞いてみる価値はあると思います。

マイナビ会計士日米会計士向けの非常勤アルバイト案件が豊富

一度勤務し始めたら長くできるかも。しかしどこかで頭打ちになるリスクに注意

中小監査法人に限らない話ですが、仮に非常勤での仕事が決まったとしても非常勤をずっと続けるのは無理があるかもしれません。

以下のツイートをご覧ください。

私もこの方のツイートに同意見で、せっかくUSCPAのキャリアを非常勤だけやっては少しもったいないのでは?と思います。

せっかく非常勤をやるのであれば何か長期的なスパンでの目標を決めた上でやってみるのが良いと思います。

たとえば、

  • 将来的な独立・企業に向けて準備したい
  • 別で勉強したいことがある
  • 働くのは最小限にして家族といる時間を少しでも長く取りたい

など、将来的にやりたいことがあって、その延長線上での非常勤ということであればチャレンジする価値があると考えています。

USCPAの非常勤アルバイトで迷った時のおすすめの行動3選

これまでの情報を踏まえて、「USCPAが非常勤としてやっていくのは無理があるのかな...」と心配になる方もいるかもしれませんが、探せば非常勤はあると思いますし、あるいは他の選択肢も考えてみるのもありです。

ここでは参考までに、非常勤の代替的な方法として3つをご紹介します。

①残業無しの勤務体系で監査法人に転職してみる

まずは、労働時間の短い監査法人に転職する方法があります。

リモートワークも進み、ホワイト化が進む中小監査法人は多いですし、中には「原則残業なし」という形で働くこともできる法人が存在します。

一方で中小監査法人はブラック・ホワイトの差が激しいといった話も聞きます。

「すごく雰囲気の良さそうな監査法人だと思ったら、とんでもない劣悪な労働環境だった...」と噂の法人も知人から聞いたことがありますので、内情を知らないまま直接監査法人のHPから応募するのはリスクが高いかなと思います。

特に気をつけるべきなのが、

金融庁から業務改善命令などの処分を受けていないか

という点です。

処分を受けている監査法人の場合、特定の会計士に業務が集中していたり、労働環境がかなり厳しかったりする可能性もあるので、監査法人を探す際に心に留めておくことをお勧めします。

このように、自分にとっての理想の監査法人を自力で探すのは難しいと思いますので、「ホワイトな監査法人に転職したい!」という方であれば、監査法人の内情に詳しいプロに聞いてみるのもありです。

特にBig4監査法人をはじめ、監査法人との太いパイプがあるアクシスコンサルティングがおすすめです(日米会計士を勉強中の方無料で登録できます)。

アクシスコンサルティングBig4・コンサルへの5,000人以上の転職をサポート。77%が非公開求人&特別案件なので20~30代で年収1,000万円以上の大幅アップも。

②監査法人転職後に週3勤務・週4勤務へ切り替える

次に、監査法人で一定年数の経験を積んだら週3勤務・週4勤務を実践してみる方法もあります。

Big4・中小監査法人関係なく、最近の監査法人は非常に労働体系を柔軟に決められるところが増えている印象を受けます。

①で紹介したような残業なしの勤務体系もありますし、週3・週4勤務を選べるところも探してみると見つかります。

正社員のままかどうかはそれぞれの法人によって違うかもしれませんが、まずは正社員として週5勤務をした後にじっくり考えてみるのもありだと思います。

③現職のかたわらで副業もやってみる

最後に、現職が無理のない働き方をできる職場であれば、転職せずに今の状態で副業を始めてみるのもありです。

あるいは今の職場が労働環境としては厳しい状況だったとしても、少しでも副業を頑張ってみることで、非常勤と副業の二足のわらじで稼ぐ準備を進めることができるのではないでしょうか。

USCPAホルダーであれば副業でできることは結構あるので、少しでも自分で稼げるスキルを身につけたい方にもおすすめです。

まとめ:USCPAも非常勤は不可能ではない

以上のとおり、USCPAの非常勤についてご紹介しました。

これまでにご紹介した論点をまとめると以下の通りです。

  1. Big4監査法人:可能。インチャージ経験があれば有利?
  2. 中小監査法人:探せば非常勤の案件もある(インチャージ経験があれば尚可と思われる)
  3. 非常勤の求人はマイナビ会計士に聞いてみるのもあり
  4. 非常勤に迷ったら他の方法を試すのもあり

USCPAホルダーが非常勤をやるのは不可能ではないと思いますが、しっかり自分の将来のキャリアを見据えた上で行動に移していくことが重要だと思います。

ぜひ今回の記事が、USCPAの非常勤で悩まれている方のお役に立てば嬉しいです。

非常勤を目指したい方は、今回の記事でご紹介した以下2つのエージェントは両方とも登録しておくのがおすすめです。

マイナビ会計士は日米いずれかの会計士試験を突破した方が対象なので、会計士試験に向けて勉強中の方はアクシスコンサルティングに登録すれば、将来の非常勤に向けたかなり良い求人情報がいただけるのではないかと思います。

  • マイナビ会計士日米会計士向けの非常勤アルバイト案件が豊富
  • アクシスコンサルティングBig4・コンサルへの5,000人以上の転職をサポート。77%が非公開求人&特別案件なので20~30代で年収1,000万円以上の大幅アップも。

USCPA(米国公認会計士)はコスパ最強資格!

当ブログでご紹介しているコスパ最強の資格「USCPA(米国公認会計士)」

USCPAがあればいいことずくめです。

  • Big4・コンサル・外資系企業・総合商社・超大手ホワイト企業に転職できる
  • 英語&会計スキルの証明ができるからキャリアの選択肢が一気に増える
  • TOEICスコア800以上が余裕で取れる
  • 新卒での内定率が爆上げする
  • 会計領域の箔が付くから昇進しやすくなる
  • 会計の専門人材だからジョブローテーションに巻き込まれなくなる
  • 海外赴任・海外出張のチャンスが爆上がりする
  • 海外で働くハードルが下がる
  • 国によってはビザがおりやすくなる
  • 海外トップMBA入学のアピールポイントになる

などなどメリットを挙げればキリがありません。

リスキリングが叫ばれている今こそ、USCPAの勉強をスタートすべきタイミングではないでしょうか。(私自身、USCPAを取得したことで人生が大きく好転しました)

気になる方は、まずは以下のおすすめUSCPA予備校で情報収集してみてください。

気になる情報は全て無料で手に入ります。

おすすめのUSCPA予備校2選

  • CPA会計学院業界最安料金でUSCPA試験を突破したい方向け
  • アビタス :日本人USCPA合格者の3人に2人を輩出
  • この記事を書いた人

USCPA職人

USCPA|Big4|アラサー|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPA合格&転職について発信しています。

-仕事の悩み