※ページ内にてアフィリエイト広告を利用しています

キャリア

Big4 FASとは?難易度・年収の違いを徹底比較!

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

Big4FAS(ファイナンシャルアドバイザリー)の難易度・年収を知りたい

このようなお悩みにお答えすべく、Big4監査法人に勤務経験のある私が、Big4FASに転職する際の難易度や年収について調査しました。

今回の記事は、Big4FASに転職しようか考えているUSCPA&USCPAを目指されている方向けに、各Big4FASの違いや給与水準が分かるような内容となっていますので、是非読み進めていただければと思います!

Big4FASとは以下の4社のことで、監査法人とは別法人です。

  • デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)
  • PwCアドバイザリー合同会社
  • 株式会社KPMG FAS
  • EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

なお今回の記事は、転職口コミサイト「Openwork」の情報をもとに作成しました。

Big4 FASの志望者向け!おすすめ転職キャリアコンサルタント

アクシスコンサルティングBig4・コンサルへの5,000人以上の転職をサポート。77%が非公開求人&特別案件なので20~30代で年収1,000万円以上の大幅アップも。

Big4 FASの難易度・年収事情は?

まずは続けて、それぞれのBig4 FASの難易度や違いについても解説します。

私自身が、Big4 FASの採用担当者が集まるイベントで直接聞いたお話なので信憑性は高いかなと思います。

①KPMG FAS

まずはKPMG FAS

Big4 FASのイベントで説明くださった方はそこまで難易度は高くないとの話をされていましたが、

未経験であっても「XX業界の特徴として財務DDを進める上でどんなところが論点・リスクになり得るか?」など深めの質問をされる

といったことがあるため、監査実務経験者だとしても決して易しくは無いです。

その方はその場の勢いで乗り切られたとの話ですがFAS転職の対策は必須だと思われます。

また給与については、基本給低めですがボーナスの年収に占める比率はBig4の中でも圧倒的。

それだけに転職難易度は最難関と言えます。

かといってそこまで景気に左右されるわけでもなく、評価もそこまで激しく別れるわけでは無いそうです。

最低限やる事をしっかりやっていれば順当にボーナスに反映されるようで、この現象が他のBig4よりも年収を押し上げる要因となっているとの話でした。

給与水準はBig4 FASの中でもずば抜けているだけでに最難関と言えます。

②PwCアドバイザリー

PwCアドバイザリーに関しても比較的少数精鋭の印象があり難易度は高いです。

年収も比較的高く魅力的。

キャリアパスとしては新卒採用・中途問わず、シニアスタッフになるまでは他のサービスラインなども幅広く経験できるそう。

逆にシニアスタッフになるまでにどのサービスラインで専門性を高めるかを決める必要があるようです。

③DTFA

デロイトグループの売り上げを牽引する、急成長中のDTFA。

扱っている案件も豊富なだけに、KPMG, PwCと比較するとガンガン採用を増やしている印象です。

給与水準もBig4 FASの中では平均的です。

インダストリーごとに職種が区切られており、好きな業界・目指したい業界があればそこにコミットできる&幅広いサービスを経験できるのだそうです。

なお、よく言われる「デロイト=体育会系」というイメージに関しては、お話いただいたパートナーの方がまったくそんなことはないとおっしゃっていました。

④EYSC

最後にEYSC

2020年に戦略の部隊と統合したのもあり、M&A後のPMIが強い、というか力を入れているのだそうです。

M&Aに留まらず幅広い業務支援の機会が多めで、特にPMIなどのガバナンス構築関連に力を入れています。

PMI以外にも当然ながら他のサービスも強化したいとのビジョンがあるのに加えて拡大期にあることから、採用意欲はかなり大きい印象です。

もちろんだからといって転職が簡単、というわけではありませんが、KPMG FASなどと比較すれば入社のチャンスは多そうです。

EYグループ内での内部転籍者も受け入れているのだとか。

ただし、Big4 FASの中では給与・待遇面でやや低めなのがネックかもしれません

以上のとおり、Big4 FASの難易度・年収についてざっくりご紹介しましたが、詳しい話はBig4の転職に強いアクシスコンサルティングなどの転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

Big4 FASの志望者向け!おすすめ転職キャリアコンサルタント

アクシスコンサルティングBig4・コンサルへの5,000人以上の転職をサポート。77%が非公開求人&特別案件なので20~30代で年収1,000万円以上の大幅アップも。

Big4 FASの年収の分析結果4選

続けて、Big4 FASの具体的な年収についてさらに掘り下げていきます。

①Big4 FASの平均年収

まず、平均年収は以下のとおり。業界平均年収は978万円程度です。

  • デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社:1,056万円
  • PwCアドバイザリー合同会社:998万円
  • 株式会社KPMG FAS:1,278万円
  • EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社:880万円

KPMG FASに関しては20代の口コミがなくやや高めの記載となっています。

そのため、それ以外(デロイト・PwC・EY)の平均年収が業界水準とすると、業界平均年収は978万円程度となります。

Big4監査法人の業界平均年収(792万円)と比較しても、給与はかなり高め200万円近くの差があります。

その分、いずれの法人も残業時間はかなり多く、かなりのハードワークが求められる印象です。

②Big4 FASの年齢別年収

各Big4 FASの5年ごとに区切った場合の世代別年収は以下のとおりです。

トーマツ PwC KPMG EY
25歳 675万円 597万円 口コミなし 581万円
30歳 869万円 871万円 1,120万円 786万円
35歳 1,114万円 1,160万円 1,214万円 990万円
40歳 1,246万円 1,391万円 口コミなし 1,125万円
45歳 1,304万円 1,607万円 口コミなし 1,167万円

③英語力・資格の両方が必要

FASでは非常に多様な分野で、高い専門知識や分析スキルが求められるため、その前提となる英語力・資格の求められる水準はより大きいと思われます。

TOEICでいえば800以上、資格としてはJCPA,USCPA,税理士資格のいずれかを保有してからがスタートラインと思われます。

USCPAを取得していることは、会計・英語スキルの両方を一定水準以上満たしていることの証明になりますので、もし事業会社などで働きながらUSCPAを取得された方などは、監査法人を経由せずにFASにチャレンジする価値はあるかと思います。

④需要が大きい成長分野

会計アドバイザリー部門のご紹介でもお伝えしたとおり、FASについても近年M&Aが活況なのもありかなりの成長分野と言えます。

とはいえ、誰でも転職できるのではなく一定の資格・専門スキルを身に付けた方を採用しているため、「USCPA+何らかの実務経験」の両方を持つ方がチャレンジされている印象です。

Big4 FASの志望者向け!おすすめ転職キャリアコンサルタント

アクシスコンサルティングBig4・コンサルへの5,000人以上の転職をサポート。77%が非公開求人&特別案件なので20~30代で年収1,000万円以上の大幅アップも。

まとめ:Big4 FASの年収水準はかなり高め

以上、USCPAのBig4 FASの年収についてお伝えしてきました。

Big4 FASの求人はM&A業界全体が好調なのもあり、エージェントからは採用が拡大傾向にあるとの話を伺っています。

もし「Big4をはじめとするFASへの転職を本格的に考えてみたい」という方は、以下のアクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーへ相談するのがおすすめです。

私自身も相談したことがあるのですが、押し売りもなく真剣に私のキャリアプランを考えていただけたのでかなり信頼できるエージェントだと感じました。

Big4 FASの志望者向け!おすすめ転職キャリアコンサルタント

アクシスコンサルティングBig4・コンサルへの5,000人以上の転職をサポート。77%が非公開求人&特別案件なので20~30代で年収1,000万円以上の大幅アップも。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

  • この記事を書いた人

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

-キャリア