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仕事の悩み

増えすぎるコンサル、その背景とは?

25/10/2023

「コンサルタント」というキャリアに憧れ、しかし同時に「本当にこの道でいいのだろうか?」という不安や疑問を抱えていませんか?

近年、コンサルタントが増えすぎなのでは?といった話もあちこちで聞いている方もいるかと思います。

Big4監査法人に勤務する私も、Big4のコンサルは最近特に採用が増加傾向なのでは?と感じています。

そこでこの記事では、コンサルタントとしてのキャリアを真剣に考える方向けに、業界の現状&展望を解説します。

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コンサルタントは増えすぎ?実際のところは

コンサルタントという職種が注目される背景や、その現状について詳しく見ていきましょう。

①実際にコンサルの売上規模は増えている

以下のとおり、コンサルティング業界の売上は順調に推移しており、2017年以降の10年間で2倍以上になるとの予測もあります。

「コンサルのあんなこと、こんなこと」公式HPより

上記からもわかるとおり、規模が拡大している以上、それに従事するコンサルタントも増加しているというのはごく自然な流れと言えます。

私自身はBig4監査法人において監査業務や非監査業務(いわゆる会計アドバイザリー業務)に従事していますが、たしかに非監査業務に従事するメンバーは増加傾向にあり、中途だけでなく新卒も積極的に採用していると感じます。

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ただし、業務のクオリティが上がるかと言えばまた別の問題。

きっちりコンサルやアドバイザリーのイロハを学べる場所でなければ成長しづらいです。

②コンサルティング業界の活況とその背景

コンサルティング業界は現在、非常に活況を呈しています。

その背景には、企業が直面する様々な課題や変革の波が関係しています。

例えば、以下の図表は週刊東洋経済からの抜粋です。

週刊東洋経済(2022年11月5日号)より

上記のように、デジタルトランスフォーメーションや新しいビジネスモデルの探求など、従来の業界においても変化の波が来ており、企業が求めるサポートが増えているのです。

③「超難関」「少数精鋭」から「大量採用」へのシフト

コンサルティングファームは「超難関」「少数精鋭」とのイメージが強かったですが、近年では大量採用の動きも見られるようになった気がします。

これは、コンサルティングの業務範囲が広がり、多様なプロジェクトが増えたことが背景にあります。

特に、総合コンサルティングファームの中でもBig4と呼ばれるコンサルティングファームは、アクセンチュアと並んで破竹の勢いで規模を拡大している傾向にあります。

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また、ITコンサルタントやデータアナリストなど、新しい職種のコンサルタントが増えてきており、それに伴い採用の幅も広がっているのです。

コンサルタントの市場価値とキャリア

コンサルタントの市場価値とキャリアに関する議論は、業界の変動や給与の動向など、多岐にわたる要因に影響されています。

①増加するコンサルタントと市場価値の関係

コンサルタントの数が増加しているのは分かったけど、市場価値はどうなのか?という問題があります。

近年、多くの企業が

  • 事業戦略
  • IT・デジタル・データ分析
  • M&A・組織再編・事業再生
  • 会計・財務
  • 税務

といった様々な領域でのニーズが強まり、それに伴い専門的な知識や経験を持つコンサルタントの需要が高まっています。

しかし、市場価値は単純にコンサルタントの数や需要だけで決まるわけではありません。

これについては、個人的には「ただ漠然とコンサルティングを行うのではなく業界・業種ごとの専門性を磨く」ことが非常に大切だと思っています。

中途にせよ新卒にせよ

自分はどの業界で、どのポジションの方向けに、どんな課題解決をしたいのか?

というのが明確になっていないと、あなたのコンサルタントとしての市場価値は上がりづらいです。

実際の業務経験や専門性、そしてそのコンサルタントが持つネットワークや情報資源も大きな要因となります。

例として、あるコンサルタントが海外の最新のビジネストレンドや技術を取り入れる提案を行った場合、その提案の価値は非常に高まるでしょう。

②コンサルタントとして成長すればキャリアアップできる?

かつては、大手の数社が市場を独占していた時代もありましたが、現在では多様なニッチな領域で活躍する中小のコンサルティングファームも増えています。

例えば、M&Aに関するアドバイザリーサービス業務を提供しているFASにしても、従来のBig4だけでなく、業界ごとにブティック型のコンサルティング企業が増えている印象を受けます。

これにより、コンサルタントとしてのキャリアパスも多様化してきたと言えます。

特に最近では大手コンサルティングファームでの経験を活かして、独立して自らのファームを立ち上げるケースが多いと思います。

例えば以下のアビーム・BCGを経て起業された和田さんのお話はかなり参考になります。

しかしその一方で、先ほどもふれたように、専門性や独自性を持たないコンサルタントは市場での競争が激しくなるというリスクも伴います。

もし「コンサルへの転職を本格的に考えてみたい」「コンサルからの転職先を相談したい」という方は、アクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーが頼りになります。

各コンサルティング企業の採用動向について、細かな情報を教えていただけるので、すぐに転職を考えていない方でも相談してみる価値はあると思います。

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③コンサルティングファームの高額フィーと給与の関係

一般的に、コンサルティングファームはクライアント企業から高額なフィーを取っている印象ですが、その分、コンサルタントにも高い給与を支払っているかと言えば、ファームによってまちまちだと思います。

とはいえ全体として見れば高収入なのは間違いありません。

ファームとしてのブランド力や実績だけでなく、取り組んでいるプロジェクトや希少性の高いスキルを持っているかなども、給与の上昇要因として大きく影響しています。

もちろん、そんな高額な給与を得るためには、それに見合ったスキルや経験が必要です。

結局入社した後も実務を通じて勉強を継続するのがかなり重要になります。

逆に、実務を通じてでなければ強制的に勉強しようというモチベーションも働かないので、やはり多少タフな仕事でもコンサルティング業務に取り組むことで自分の成長につながると思います。

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コンサルタントのキャリアと転職

コンサルタントとしてのキャリア形成や転職に関する動向は、業界の変動や個人のキャリアビジョンなど、多岐にわたる要因に影響されています。

①「大量採用時代」のコンサル業界の離職率

コンサル業界では大量採用の動きが見られるようになったということは、裏を返せば離職率も高まっているということでもあります。

コンサルタントとしての仕事は非常に多忙であり、長時間労働が常態化しているケースも少なくありません。

私自身も、アドバイザリー業務に従事した際、プロジェクトによっては納期までのスケジュールがかなり短いために休日勤務をした経験も何回かありました。

人によっては体調を崩したり、プライベートの時間を重視したいと考える方も増えてしまう業界と言えます。

なのでコンサル業界全体として、他の業界や企業への転職を考える人はかなり多い印象です。

②若手コンサルタントが3年目で転職を考える理由

コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせた方の中には、大体3年目を迎える頃に転職を考える人が増えてきています。

これは、コンサルタントとしての仕事の厳しさや、自身のキャリアビジョンとのギャップを感じるようになったことが大きな要因として挙げられます。

同じ業界、同じ専門領域でしっかり3年以上の経験を積んだ方の中には、やりがい・成長を感じにくくなったという方も出てくるのが実情です。

規模が大きいコンサルティングファームであれば、幅広い業界でのコンサルティング業務を積める一方、自身の得意分野やキャリアの方向性を見失いやすくなるといったデメリットもあるかなと。

そのため、飽きたとしてもより専門領域を深めた上で転職を考えるだとか、関連する複数の業界での経験を通じて多角的に課題を解決できるようなビジネスパーソンになると、市場価値も上がるのではないかなと思います。

③キャパシティを超えるアサインとその対処法

コンサル業界であるあるなのが「仕事のできる人に業務が集中する」という問題。(一般企業でも良くある話かもしれません...)

そんな有能なコンサルタントの場合、多岐にわたるプロジェクトを同時に担当することが求められることが多いです。

そのため、キャパシティを超えるアサインが発生するケースも少なくありません。

しかし、キャパシティを超えるアサインは、コンサルタントの健康やモチベーションの低下を引き起こすリスクがあります。

このような状況を避けるための対処法として、まずはコンサルタント自身が自らのキャパシティを正確に把握し、適切なフィードバックを上司やチームに伝えることが重要です。

また、業務の優先順位を明確にし、必要に応じてアサインの調整を行うことが求められます。

コンサルファーム側も、コンサルタントの健康やワークライフバランスを重視し、適切な業務量の調整やサポート体制の整備を行うことが必要だと思いますが、これも思うようにうまくいかないのが難しいところです...。

ちなみに、仕事のできないコンサルタントは暇になり「アベイラブル」といった状況にもなるので注意が必要です。

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まとめ|情報を武器に、あなたのコンサルタントとしてのキャリアを確固たるものに

コンサルタントとしてのキャリアは、多岐にわたる要因や変動に影響されるものです。

近年のコンサル業界の変動や、コンサルタントの増加背景、市場価値の変動など、さまざまな要因が絡み合っています。

しかし、自身のキャリアビジョンを明確にし、業界の動向や変動に敏感に対応することで、変わりゆく市場環境の中でもしっかりとしたキャリアを築くことができます。

ちなみに私も職務経験のある、監査法人のアドバイザリー業務は、会計領域の専門スキルを磨くことができるキャリアで個人的にはかなりおすすめです。

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もし「コンサルへの転職を本格的に考えてみたい」「コンサルからの転職先を相談したい」という方は、以下のアクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーへ相談するのがおすすめです。

私自身も登録して相談したのですが、押し売りもなく真剣に私のキャリアプランを考えていただけたのでかなり信頼できるエージェントだと感じました。

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