このような悩みをお持ちではないでしょうか。
- 経理職で転職しても、年収がほとんど変わらなかった
- 年収アップできる転職先がどこかわからない
- 転職エージェントを使うべきか迷っている
- 自分の市場価値を正直なところ把握できていない
会計未経験から経理・会計キャリアに転身し、現在はBig4監査法人でUSCPAとして会計アドバイザリー業務に携わっている私が、経理転職で年収を上げるための具体的な方法を解説します。
結論から申し上げると、経理転職で年収アップできるかどうかは「転職先の選択」「スキルの見せ方」「エージェントの使い方」の3点でほぼ決まります。
センスや運ではなく、再現性のある話ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。それでは早速まいりましょう!
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1. 経理転職で年収が上がる人・上がらない人の違い

経理職の転職では、同じ経験年数でも
- 年収が200万円上がった人
- ほとんど変わらなかった人
に分かれます。
その差を生む要素は、主に
- スキルセット
- 転職先の選択
- 転職タイミング
の3つです。
① スキルセット:「何ができるか」を言語化できているか
年収が上がらない人に多いのが「経理の実務をこなしていたけれど、何が強みかうまく言えない」パターンです。
採用側の視点で考えると
「月次決算をやっていました」
という人より、
「月次決算・四半期開示を一人で完結させ、監査法人対応も担当していました」
と言える人のほうが、明らかに高い条件でオファーが出やすくなります。
スキルを「業務範囲×深度×成果」でセットで語れるかが、大きな分かれ目です。
② 転職先の選択:市場に需要のある企業タイプを選べているか
一般的な中小企業の経理から同規模の中小企業へ転職しても、年収は上がりにくいのが現実です。
- 外資系
- 上場企業
- IPO準備企業
- FAS
- Big4会計アドバイザリー部門
といった、経理人材の需要が高い&報酬水準が高い企業タイプへ移れるかどうかが鍵になります。
③ タイミング:転職市場の需給を読めているか
経理職の採用が活発になるのは、3〜4月・9〜10月の時期が多い傾向にあります。
また、上場申請を検討しているIPO準備企業は通年で経理人材を急募することが多いです。
総じて、春先や秋のタイミングを狙うと内定条件が上がりやすいとも言われています。
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2. 経理転職で年収アップしやすい転職先TOP5

年収アップを狙うなら、転職先の「業界・企業タイプ」の選択が最重要です。
以下の5タイプは、経理職の年収が上がりやすい先として代表的です。
① 外資系企業の経理(目安:700万〜1,000万円)
外資系企業は、日系企業と比べてグレード制が明確で、同じ業務でも年収水準が1.5〜2倍になるケースも珍しくありません。
英語力(目安はTOEIC700点以上、できれば実務での使用経験)があれば、転職の選択肢が一気に広がります。
私自身も外資系の案件を複数見てきましたが、日系の上場企業経理と比べて100万〜200万円ほど高いオファーが出ることはよくある話です。
② 上場企業のコーポレート経理(目安:600万〜800万円)
上場企業は開示業務・内部統制対応など業務の複雑さが高い分、それに見合った報酬が支払われやすい環境です。
中小企業から上場企業の経理に移るだけで、年収が100万〜200万円アップする事例は多いです。
IFRS(国際財務報告基準)対応企業や、連結決算を担当できるポジションはさらに市場価値が高くなります。
③ FAS(財務アドバイザリー)(目安:700万〜1,200万円)
FASとは、M&Aや企業再編に関わる財務デューデリジェンス・バリュエーションなどを行うアドバイザリーファームのことです。
Big4系のFASや、独立系のブティックファームが代表例です。
経理実務経験がそのまま武器になるポジションで、個人的には一番アツいキャリアパスのひとつではないかと考えています。
ただし業務強度は高めなのに要注意。
④ IPO準備企業の経理(目安:600万〜900万円)
上場を目指しているスタートアップや中堅企業では、経理人材を急募しているケースが多く、条件交渉がしやすい環境です。
ストックオプション(新株予約権)が付与されるケースもあり、IPO後に大きなリターンが生まれる可能性もあります。
⑤ 経理・財務コンサルタント(目安:700万〜1,000万円)
経理の専門知識を活かして、クライアント企業の業務改善や制度設計を支援するポジションです。
私の在籍していたBig4監査法人の会計アドバイザリー部門をはじめ、コンサルティングファームや会計系SIerなどが主な転職先になります。
コミュニケーション力とプロジェクト推進力が求められますが、それを備えた経理人材は非常に重宝されます。
3. 年収別|経理職の転職市場での市場価値診断

「自分が今どのポジションにいるか」によって転職戦略は変わります。
現年収別に整理してみます。
現年収400万円台の方:まず「業務範囲の広さ」を武器にする
400万円台の方は、経験年数が浅めか、業務範囲が限られているケースが多い傾向にあります。
このステージでは、「決算をどこまで担当したか」「税務申告や開示書類に関わったか」 といった業務の幅をアピールすることが重要です。
転職自体はしやすい年齢・年次ですが、転職先を「年収ベースで妥協しない」ことが大切です。
目指したいのは、まず600万円台の企業への一歩。
上場企業やIPO準備企業の経理ポジションがその候補になります。
現年収600万円台の方:「専門性の深度」で差をつける
600万円台の方は、ある程度の実務経験を積んでいるはずです。
次のステップに進むためには、「連結決算・開示対応・税務・内部統制のどれかで深い経験がある」という専門性の訴求が鍵になります。
外資系や上場大手・FASへの転職で、800万〜900万円台を目指せるゾーンです。
英語力があれば、さらに選択肢が広がります。
現年収800万円台以上の方:「ポジション」と「付加価値」で勝負する
800万円以上の方は、すでに市場価値が一定以上あります。
このゾーンでは単純なスキルの比較より、「CFO補佐・経理部長候補としての戦略眼があるか」「グローバル対応・M&A経験があるか」 が評価軸になります。
転職エージェントに相談すると、非公開のエグゼクティブ求人を紹介してもらえることも多く、まずは情報収集として登録してみる価値は十分にあります。
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4. 経理転職で年収アップに必要なスキル&資格

「資格がないと年収アップの転職は難しい?」という疑問をよくいただきます。
結論としては、資格がなくても年収アップできるケースは多くあります。
ただし、資格があると選択肢が増えるのも事実です。
優先度高:日商簿記2級
基本中の基本ですが、簿記2級はほぼ全ての経理求人で「あると望ましい」 とされています。
1級があれば、難易度の高い業務への適性をアピールできます。
簿記2級について正直に言えば、転職市場での評価としては「あって当然」に近い位置づけになってきているため、持っていない場合は早めに取得しておくと安心です。
優先度中:USCPA・IFRS検定
USCPA(米国公認会計士) は、外資系や監査法人系の案件でかなり評価されます。
私自身もUSCPAを持ったことで、キャリアの選択肢が大きく広がったと感じています。
ただし取得には2〜3年程度の勉強が必要です。
IFRS知識は、グローバル企業・外資系への転職でそのままアドバンテージになります。
独学でも基礎は身につけられます。
優先度中:英語力(TOEIC700点以上)
外資系・グローバル企業の経理ポジションでは、英語での会議・メール対応が日常的に発生します。
TOEIC700点台を一つの目安としつつ、実際に英語で業務ができるかを面接でアピールできると強いです。
優先度状況次第:ERPシステム経験(SAP・Oracle等)
上場企業や外資系では、SAPやOracleなどの基幹システムを使っているケースが多く、操作経験があるだけで即戦力として評価されることがあります。
現職で使う機会があれば、積極的に担当範囲を広げておくと転職時に役立ちます。
5. 経理転職に強いエージェント3選【年収アップ実績あり】

経理転職で年収アップを狙うなら、総合型の転職エージェントより、経理・会計に特化したエージェントを使うことを強くおすすめします。
理由は、特化型エージェントのほうが求人の質・量・担当者の専門知識が高い傾向にあるためです。
以下、経理プロフェッショナル向けのおすすめ3社を紹介します。
① ヒュープロ|経理・会計系転職の最王手
ヒュープロは、経理・会計・税務に完全特化した転職エージェントです。
登録者数・求人数ともに業界トップクラスで、年収アップを目的とした転職支援に強みがあります。
担当アドバイザーが経理・会計に詳しいため、スキルの言語化や年収交渉のサポートが充実しています。
特に年収交渉を代行してくれる点は、自分で企業と交渉するのが苦手な方にとって大きなメリットです。
まず1社登録するなら、ヒュープロが最有力候補ではないかと思います。
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② SYNCA|管理部門特化のスカウト型サービス
SYNCA(シンカ) は、経理・財務・人事・法務などの管理部門に特化したスカウト型転職サービスです。
プロフィールを登録しておくと企業やエージェントからスカウトが届く仕組みで、自分の市場価値をより詳しく確認できます。
「まだ本格的に転職活動するか迷っている」という方にも使いやすいサービスです。
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③ ジャスネットキャリア|経理・財務のプロ向け転職支援
ジャスネットキャリアは、経理・財務・税務・会計士向けの求人に特化した転職エージェントです。
会計専門職としてのブランドが強く、転職エージェント業界の中でも特に経理・財務に精通したコンサルタントが揃っています。
ある程度キャリアを積んだ経理プロフェッショナルが、次のステージを目指す際に心強いパートナーになってくれると思います。
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6. 経理転職の年収アップに成功するための交渉術

転職先との年収交渉は、多くの方が「何を言えばいいかわからない...」と感じる場面かなと思います。
そこで、年収交渉にあたってのポイントを整理します。
①現年収の開示タイミングに注意する
転職活動の序盤で現年収を聞かれることがありますが、あまり早い段階で提示してしまうと、その金額が上限の基準になりやすい という側面があります。
エージェント経由の場合は、担当者に「年収交渉の進め方」を事前に相談しておくと適切なタイミングで開示してもらえます。
②希望年収は「根拠とともに提示する」
「年収〇〇万円を希望します」とだけ言っても、採用側には響きにくいです。
「現在の業務範囲と同等以上の責任を担うため、〇〇万円を希望します」 のように、根拠を添えることで交渉がスムーズに進みやすくなります。
エージェントは市場相場を熟知しているため「この経験なら〇〇万円は現実的」という情報を提供してくれます。
これを活用しない手はありません。
③エージェント経由なら「企業との直接交渉が不要」
経理転職で年収交渉が難しい一番の理由は、「自分で企業の採用担当者と交渉しなければならない」という心理的ハードルです。
エージェントを使えば、年収交渉はエージェントが代行してくれます。
候補者が直接企業に交渉するより、エージェント経由のほうが企業側も応じやすいケースも多く、結果として提示年収が上がることも珍しくありません。
私自身もエージェントを使った際、自分では言い出しにくかった年収アップ要求をエージェントが自然に交渉してくれて助かった経験があります。
登録して損はないと思います。
まとめ:経理転職の年収アップは情報収集から始まる!

この記事でお伝えしたことを整理します。
- 年収アップできるかどうかはスキルの言語化・転職先の選択・タイミングで決まる
- 年収アップしやすいのは外資系・上場企業・FAS・IPO準備企業・コンサル
- 現年収400万・600万・800万それぞれで転職戦略は異なる
- 資格は「あると有利」だが、なくても年収アップできるケースは多い
- 経理系に強い特化型エージェントを活用すると、求人の質・年収交渉力ともに高まる
年収アップの転職において、一番もったいないのは「まだ準備が整っていないから」と先延ばしにすることだと思っています。
市場価値は、実際に転職活動をして初めてリアルにわかるものです。
エージェントへの登録は無料ですし、登録したからといって必ず転職しなければならないわけでもありません。
「今の自分にどんな選択肢があるか」を知るだけでも、大きな一歩になります。
ぜひ、まずは一歩踏み出してみてほしいと思います!
▼ まず登録しておきたい経理系転職エージェント3選
①ヒュープロ / 経理・会計転職の専門エージェント。年収交渉も代行してくれる。
②【SYNCA(シンカ)】 / 管理部門特化のスカウト型。まず市場価値を確認したい方に。
③ジャスネットキャリア / 経理・財務のプロ向け転職支援。ベテラン経理人材に強い。