SNSでふと「PoV」という言葉を見たことがある方は多いと思います。
初めてこの表現を見た時には、どんな意味かわからないですよね。
今回はそんな「PoV」というフレーズについて徹底解説します。
当記事を読んでいただければ「PoV」の意味や使用方法について間違いなく理解を深めることができます。
あなたのSNS投稿にも使えるかも?
「PoV」とはどんな意味?
早速ですが「PoV」は「Point of View(=視点、観点)」の略称を指します。
読み方は以下の通り。
日本語:ピー・オー・ヴィー
英語(カジュアルな発音):ポヴ(pov)
最近ではSNSでもよく使われていて、特定の場面や状況を表現するのに便利な言葉です!
日本語でいうところの「よくあるシチュエーション」をSNSでハッシュタグづけする代わりに使用されるフレーズです。
「PoV」の例文・使い方
そんな「PoV」の具体的な使用例を以下の3パターンに分けてみていきましょう。
1. 視点や意見を表すとき
まずは王道の使用例の「pov」ですが、以下のように自分の立場や考え方を説明するときに使えます。
From my pov, this movie was amazing!
→ 私の視点では、この映画はすごく良かった!
Try to understand the situation from her pov.
→ 彼女の視点からこの状況を考えてみて。
上記は普通の文章の中で使用するケースです。
From my/your/his/her pov
といったように、「From」を冒頭につけて表現するのが一般的です。
2. SNSで「状況を再現」するとき
続けて最近よく目にする例が、TikTokやInstagramなどのSNSでの「pov」という言葉です。
「pov」を使って特定の場面を面白く表現することが流行っています。
POV: You forgot your homework at home.
→ POV:宿題を家に忘れたときのあなた。
POV: Your dog sees you after school.
→ POV:犬が放課後のあなたを見たとき。
上記のように「POV: ~」の形で動画や写真につける例が多く、動画や投稿を見ている人にもどんな状況かすぐ伝わりやすいフレーズなのです。
3. 映像や写真で「誰かの目線」を表すとき
さらに映画や写真でも「pov」が使用されることがあります。
具体的には、誰かの目線で撮った映像のことを指します。
This scene is shot from the main character’s POV.
→ このシーンは主人公の目線で撮影されています。
A POV angle makes the audience feel part of the story.
→ POVアングルは観客を物語の中に引き込むよ。
このように「目線」という表現でも使うことがあるので、POVは便利な表現です。
POV以外にも使われる便利な略語の英語表現10選
最後に、POV以外にもSNSやチャットなどでよく使われる類似の略語表現をいくつか紹介します!
以下は英語圏で使われることが多く、友達とのチャットや投稿で便利です。
1. IMO / IMHO
意味:In My Opinion / In My Humble Opinion
IMO:私の意見では
IMHO:謙虚に言えば私の意見では(少し控えめな感じを出したいとき)
例文:
IMO, this is the best movie of the year.
→ 私の意見では、これは今年最高の映画だと思う。
2. IDK
意味:I Don’t Know(わからない)
例文:
What’s the answer to this question?
IDK, maybe you should ask the teacher.
→ この質問の答えは何?
わからないよ、先生に聞いてみたら?
3. BRB
意味:Be Right Back(すぐ戻る)
例文:
Gotta grab a drink, BRB!
→ ちょっと飲み物取ってくるね、すぐ戻るよ!
4. SMH
意味:Shaking My Head(あきれて首を振る)
誰かの行動にびっくりしたり、呆れたりしたときに使います。
例文:
He forgot his homework again... SMH.
→ また宿題忘れたんだって…ほんと呆れる。
5. TBT / FBF
意味:Throwback Thursday / Flashback Friday
TBT:木曜日に昔の思い出を投稿するときに使う。
FBF:金曜日に同じような投稿をするときに使う。
例文:
TBT: Summer vacation last year!
→ TBT:去年の夏休みの思い出!
6. FOMO
意味:Fear Of Missing Out(取り残されることへの恐怖)
みんなが楽しそうなことをしているとき、自分だけが参加していない不安感を表します。
例文:
I didn’t go to the party and now I have major FOMO.
→ パーティーに行かなかったから、今すごく取り残された気分。
7. TL;DR
意味:Too Long; Didn’t Read(長すぎて読んでない)
長い文章の要約や結論部分を示すときに使います。
例文:
TL;DR: The meeting was about the new project.
→ 要約:会議は新しいプロジェクトについてだった。
8. YOLO
意味:You Only Live Once(人生は一度きり)
新しいことに挑戦するときや、思い切った行動をするときに使います。
例文:
I’m going to try skydiving this weekend. YOLO!
→ 今週末スカイダイビングに挑戦するよ。人生一度きりだから!
9. TMI
意味:Too Much Information(情報が多すぎる、詳しすぎる)
聞きたくない詳細な情報を伝えられたときに使う。
例文:
I just ate a whole pizza by myself.
TMI, but okay!
→ ピザを一人で丸ごと食べちゃったよ。
詳しすぎだけど、まあいいか!
10. DM
意味:Direct Message(ダイレクトメッセージ)
SNSで個別メッセージを送るときの略語。
日本語でも一般的にSNSなどでよく使用される表現ですね。
例文:
I’ll DM you the details.
→ 詳細をDMで送るね。
まとめ:「PoV」は「視点」の表現に使える便利な表現
以上のとおり、「PoV」という英語の略語の意味についてご紹介しました。
視点・目線・観点などを示すのにぴったりなフレーズですよね。
SNSで多用されるのにも納得です。
ぜひ今回の記事を活用いただいて、英語力の向上を目指されてみてはいかがでしょうか。