
コンサルとしてのキャリアを積む中で、エクセルの使い方に頭を悩ませていませんか?
私自身、Big4監査法人で働きながらUSCPA(米国公認会計士)という資格試験に合格した経験がありますが、監査業務や会計アドバイザリー業務に取り組む前にエクセルショートカットキーを覚えておいて本当に良かったと感じています。
-
-
こちらも!!USCPA(米国公認会計士)とは?合格者が徹底解説!
USCPA(米国公認会計士)という資格について、最近聞くことが増えたな〜と思いませんか? 日本が円安だったり、給料が上がらなかったり、海外の方が魅力的に感じる中で、国際的に活躍できる資格ってないかな〜 ...
続きを見る
事前にショートカットをマスターしておかなければ、いったいどれほど残業時間が増えたかと思うとゾッとします...。
この記事では、そんなコンサルタントとしてのエクセルショートカットキーの使い方やその価値を徹底解説します。
コンサルタントが使用するエクセルのショートカット一覧

早速ですが、コンサルタントがエクセルを効率的に使用するためのショートカットやテクニックには、以下のようなものがあります。
ビジネスでのエクセル作業を効率化するためのショートカットキーをいくつかご紹介いたします。
ちなみに私がBig4監査法人に転職が決まってから入所するまでに、以下の著書「神速Excel」をボロボロになるまで繰り返し読みました。
今回はそんな神速エクセルの中から、特にコンサルタントにとって基本となるショートカットを厳選しました。
絶対覚えるべき基本操作
-
Ctrl + C: 選択データをコピーCtrl + V: 選択位置にデータを貼り付けCtrl + X: 選択データをカットCtrl + Z: 直近の操作の取り消しCtrl + F: データの検索Ctrl + A: データ範囲全体を選択(再度押すとシート全体を選択)Ctrl + H: データの置換Ctrl + G: ジャンプF2: 参照セルの編集Esc: セルの中から出るCtrl + S: エクセルファイルを上書き保存F12: エクセルファイルを名前を付けて保存Ctrl + W: ブックを閉じるAlt + W + F + F: エクセルファイルを閉じる
セルの移動・選択
Ctrl + 方向キー: 選択した方向にあるデータの最後までセルを移動Ctrl + Home: A1セルに移動Ctrl + End: シート下の最後のセルに移動Shift + Space: 選択した行をすべて選択Ctrl + Space: 選択した列をすべて選択Ctrl +/-: 行or列を追加/削除Ctrl + Shift + 方向キー: 選択した方向にあるデータの最後までセルを選択Alt + W + F + F: 選択したセルを起点にウィンドウ枠を固定
セル・行・列の追加・削除
Ctrl + Shift + +: 新しいセル、行、または列を挿入Ctrl + -: 選択したセル、行、または列を削除
シート移動・名前変更・追加・削除
Ctrl + PgUp or PgDn: シート間の移動Alt + H + O + R: シート名の変更Shift + F11: 新しいシートを追加Alt + E + L: 新しいシートの削除Alt + W + V + G: シートの枠線を非表示/表示
フィルタリング・ソート
-
Alt + D + F + F: 選択した列のデータにフィルタを適用Alt + ↓: データのソートダイアログボックスを開く
セルのオートフィル
-
Ctrl + R: 選択したセルの右側にデータをコピーCtrl + D: 選択したセルの下側にデータをコピー
ピボットテーブルの作成
-
Alt + N + V: ピボットテーブルの作成ダイアログボックスを開く
セルの書式設定
-
Ctrl + 1: セルの書式設定ダイアログボックスを開くCtrl + Shift + $: 通貨形式に書式設定Ctrl + Shift + %: パーセンテージ形式に書式設定
関数の挿入
-
Shift + F3: 関数の挿入ダイアログボックスを開く
セルのコメントの追加・表示
-
Shift + F2: 選択したセルにコメントを追加Ctrl + Shift + O: すべてのコメントを表示
名前の定義・使用
-
Ctrl + F3: 名前の管理ダイアログボックスを開くF3: 定義済みの名前をセルに挿入
データの保護・保護の解除
Alt + R + P + P: セルの保護を設定Alt + R + P + U: セルの保護を解除
まとめ|エクセルスキルを磨き、コンサルタントとしての価値を高めよう

コンサルタントとしてのキャリアを進める中で、エクセルの使い方は非常に重要なスキルとなっています。
冒頭でもご紹介した「神速Excel」はコンサルタントを目指す上で大変参考になる1冊ですので、必読書だと思って繰り返し読まれるのがおすすめです。
頭で考える前に手が勝手に動いてしまうレベルにまで仕上がれば、あなたはすでに一流のショートカットキーマスターです!