コンサルはやめとけ!と言われる理由を知りたい
このようなお悩みにお答えします。
Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、「コンサルはやめとけ!」と言われる理由ついて徹底的に解説してみました。
私の周りには大学からの友人や社会人になって知り合った知人でコンサル会社に勤務している方が複数人います。
そこで、友人・知人に聞いてみた「コンサルはやめとけ!」と言われる理由はどんなものがあるのかをご紹介します。
また今回の記事を読めば、コンサルがなぜやめとけと言われるかだけでなく、本当にやめておくべきコンサル会社の特徴や、私が個人的におすすめだと感じるコンサル会社についても理解を深められると思います。
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コンサルをやめとけと言われる理由3選
まずはコンサルをやめとけと言われる理由3選をご紹介します。
コンサルなんかやめとけと言ってくる人は、
- それなりの経験をしてあなたを心配して言ってくれる
- コンサルに転職されるとあなたのキャリアや年収が良い方向に向かうのが気に食わない
- 単純に何も経験がないのに、自分の知識の範囲内で勝手に言ってくる
など、いろんな思惑を持った方がいます。
いろんな意見はあるにせよ、「これはたしかに”コンサルはやめとけ”と言いたくなる理由として挙げられるよな」というポイントをまとめてみました。
①ハードワークだから
1点目は、コンサルティング業務自体がハードワークである点。
big4に二卒で入社した子。
前のプロジェクトは深夜まで働き休日ももちろんっていうハードプロジェクトだったけど、
4月から新しいプロジェクトに移動して毎日定時上がりできてるらしい🥹
プロジェクトによって本当に極端に違うよね。#転職 #転職エージェント #中途 #コンサル #第二新卒 #Twitter転職— コンサル転職エージェント (@tenshokuconsul) May 20, 2023
このように、プロジェクトによってはハードワークが求められることもあれば、比較的余裕のあるプロジェクトにアサインされることもあります。
しかし、実際に聞いていて思うのはホワイトなプロジェクト(=人員に余裕のあるプロジェクト)は少なく、どうしても忙しいプロジェクトの方が多いのがコンサル業界の特徴だと感じます。
体感としては、
- ホワイト:20%
- グレー: 35%
- ブラック:45%
くらいの割合です。
もちろん人によって感じ方はそれぞれですし、そもそも「働いてスキルを身につけられるのが幸せ」という方にとってはブラックな環境もホワイトと言えるかもしれません。
とはいえ残業時間が常態化するプロジェクトも十分にあり得るので、ハードワークが求められる仕事に巻き込まれた場合は「コンサルなんてやめとけばよかった・・・」と考えることも十分あり得ます。
ただ、私のやっているBig4の監査業務でも同じなのですが、繁忙期は「こんな仕事やめてやる」と思っていたのが、閑散期に入った途端に「いてもいいかな」とコロコロ変わることも日常茶飯事です笑
②人間関係が合わないから
2点目は人間関係。
複数のコンサルタントでチームを組んでクライアントの課題を解決していく以上、プロジェクトでの人間関係での問題は避けられません。
もちろんプロジェクト自体がハードでも、人間関係が非常に良好なのでツラいと感じないこともあります。
一方で
- マネージャークラスの方から日常的にパワハラまがいの仕打ちを受けている
- 暴言を吐かれる
- 妥当とはいえない評価をされた
- 明らかに過度な残業を強制された
など、嫌がらせだけでなく過度なパフォーマンスを求められる場合も残念ながらあり得ます。
しかし個人的には、それがコンサル業界の常識だとは考えていないですし、友人に聞いても「パワハラまがいの言動自体ダサいし内部通報制度もそれなりに機能している」と言った話も聞きます。
それにBig4をはじめ一定以上の規模のコンサル会社であれば、気に食わないのであればプロジェクトを外してもらうよう上司の上司や人事に掛け合うことも可能です。
やはりポイントは「融通の効くコンサル会社にいるか」だと思います。
③仕事内容が合わないから
3点目が、コンサルの仕事内容です。
コンサルティング会社に新卒入社・中途転職すると、最初のうちはアサインガチャで自分の進みたい方向の業界や業種のプロジェクトに配属されないこともあります。
そこで「仕事内容が合わないからやめたい」みたいな話はよく聞きますし、実際にそれで他社のコンサルに転職した方も知っています。
一方で、自分のやりたいことでなくとも、その後やりたいことができるコンサル会社であれば、その間に上の方から気に入られるよう自分を売っておくのも戦略の1つかなと思います。
また、そもそもコンサル会社へ入社する前に「自分がやりたい業界・業種のコンサルティング業務」を考えておくのはかなり重要です。
逆にこのような明確なキャリアプランがないと短期間で辛くなりますし、結果的にすぐに転職してしまうトリガーになりがちです。
そもそもコンサル会社へ入る前に、たしかにコンサルはやりがいもあり年収も高水準ですが、やりたいこととマッチしているのか?は慎重に考えておくべきと思います。
特に中途の方なら、自分一人で考えるのは無理があるので、転職エージェントのサービスを活用するのもありかなと思います。
個人的には、コンサルへの転職を目指すなら以下のアクシスコンサルティングがおすすめです。
他エージェントと比べても圧倒的にコンサル求人が多いことに加えて、エージェントとの相談を通して
- 「どんなコンサル企業でどんなスキルを身につけたいのか」
- 「どんなコンサルタントを目指したいのか」
といったキャリアプランを明確にできます。
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やめとけと言われるコンサル会社の特徴2選
次に、やめとけと言われるコンサル会社の特徴2選をご紹介します。
「コンサルなんてやめとけ」という理由には、あなた個人が合うか合わないかの問題だけでなく、「そもそも避けるべきコンサル会社の特徴」といったものもあるので、それについて見ていきます。
①プロジェクトが炎上しがち
例えば小規模なコンサル会社では、人が足りない状態が続いていることでプロジェクトがことごとく炎上している場合もあります。
また超大手のコンサル会社であっても、アサインされるプロジェクトによっては同様の事態が起こるかもしれません。
つまり、そのコンサル会社の規模に関係なくプロジェクトが炎上することはあり得ます。
ただ個人的な所感としては、どうしても社員数の少ないコンサル会社の方が炎上しやすい傾向があるかと。
- クライアントの求めるスケジュールがきつい
- 上司(指示を出す人)が急に消える
- 部下(手を動かす人)が急に消える
といったこともあり得るので、本当にこのコンサル会社に入社して大丈夫なのか?は慎重に吟味すべきです。
②すぐに人が辞めがち
人手不足がずっと続いている職場もやめた方がいいです。
その理由は
- 上記のようにプロジェクトが炎上している
- 社長がワンマン経営している
- パワハラが常態化している
- 性格の悪い人、マネジメント能力のない人が上にいる
といったいろんなことが背景にあるかもしれません。
例えば私の知人の場合、知り合いの繋がりで小規模のコンサル会社に入ったそうですが、社長をはじめ上の方が総じて忙しく、個人プレイせざるを得ない環境だったそうです。
結果的に手を動かすスタッフはスキルがあまり身に付かず、仕事をうまく回せないままやめる方も結構いたとのこと。
親しい方とのつながりというのは大事にしたいところですが、自分の人生は自分で決めるべきなので、特にキャリアプランについては慎重に考えるべきだと思います。
個人的には、せめて小さめのコンサル会社に行くのであれば、アクセンチュアやBig4などネームバリューのあるコンサルティングファームで一定経験を積んでからの方が、小さなコンサル会社への転職後も色んな意味で立て直しやすいと思います。
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このようにコンサル会社といってもいろんな種類があります。
特に業務コンサルは常に需要は増加傾向にありますし、最近ではFAS(M&A)関連の案件も盛り上がりを見せていると感じます。
一方で、私が実際にBig4で働いたり、周囲の人に話を聞いた中で「このコンサルはアリだな」と感じたものを3つご紹介します。
①Big4系の会計コンサル
まずは私が所属するBig4系の会計コンサルティング業務です。
特に穴場だと思うのが、Big4監査法人の中にある会計アドバイザリー部門です。
例えば業界最大手のデロイト1社をピックアップしても、
- 有限責任監査法人トーマツのリスクアドバイザリー
- デロイトトーマツコンサルティング合同会社(コンサル)の財務会計コンサル
- デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社(FAS)のM&Aコンサル
といったように、「会計」というジャンル1つをとってもグループ会社で関連性の高い複数のポジションが用意されています。
この中でも、個人的には
有限責任監査法人トーマツのリスクアドバイザリー
が残業時間が比較的短く、会計領域での専門スキルも高められるのでおすすめです。
もちろんデロイトだけでなく、PwC・KPMG・EYそれぞれの監査法人内にも同様の会計アドバイザリーサービスを提供する部門が存在します。
②評判のいい外資コンサル
外資コンサルの場合、規模が大きくある程度職場環境が整備されている印象があるので入社候補としてアリかなと考えています。
私個人としては学歴や社名にこだわりは持たない主義ですが、いざ自分が転職や独立をしたとき、やはり世間の方は「XX出身」という経歴を気にする方は多いです。
そんな状況で、「ネームバリューのある組織に在籍していたかどうか」は今後の自分の経歴にとっても重要な要素となり得ます。
なのでせっかくなら「元XXコンサル」というブランドを使う機会があればバンバン使ってしまってもいいのかなと思います。
そんな外資コンサルは、度々登場しているBig4もありですし、最近は特にアクセンチュアが月あたりの残業時間を35時間程度にまで削減しているという話があります。
- デロイトトーマツコンサルティング:63.9時間/月
- PwCコンサルティング:50.4時間/月
- KPMGコンサルティング:42.8時間/月
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング:45時間/月
- アクセンチュア:35.8時間/月
女性の昇進にも非常に積極的といった文化もあり、受注する案件も採用人数も拡大傾向にあるので、今日本で最もノリに乗っている外資コンサルと言えるのではないかなと思います。
③評判のいい日系コンサル
最後に、評判のいい日系コンサル会社も候補としてありかなと考えています。
私がOpenworkなどをチェックして評価が高かったと感じた日系コンサル会社(+月当たりの残業時間)は以下の通りです。
- ライズ・コンサルティング・グループ:23.4h/月
- アビームコンサルティング:36.3h/月
- クニエ:43.6h/月
- ベイカレント・コンサルティング:33.0h/月
- エスネットワークス:33.0h/月
もちろん残業時間以外にも考えるポイントは多くありますが、基本的には残業時間をしっかりコントロールしている会社は、それだけ社員の定着率も高いと思いますし、風通しのいい文化の組織だと考えています。
まとめ:コンサルをやめとけと言われる人でもフィットする環境は見つかる
以上のとおり、コンサルはやめとけと言われる理由についてご紹介しました。
- ハードワーク
- 人間関係
- 仕事内容
といった理由からやめとけといった意見があることをお伝えしてきました。
しかし私個人としては、コンサル業界は日本でも数少ない成長業界ですし、むしろコンサルへの転職はキャリアアップを叶えられると考えています。
もし「コンサルへの転職を本格的に考えてみたい」「コンサルからの転職先を相談したい」という方は、以下のアクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーへ相談するのがおすすめです。
私自身も登録して相談したのですが、押し売りもなく真剣に私のキャリアプランを考えていただけたのでかなり信頼できるエージェントだと感じました。
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