海外赴任に選ばれる人はどのような特徴があるのかを知りたい
このようなお悩みにお答えします。
Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、海外赴任に選ばれる人の特徴について解説してみました。
今回の記事を読めば、海外赴任に選ばれる人の特徴だけでなく、海外赴任を実現するための具体的な方法について理解を深められると思います。
それでは順番に解説してまいります!
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海外赴任に選ばれる人の特徴3選
早速ですが、海外赴任に選ばれる人の特徴3選をご紹介します。
①駐在の可能性の高い企業に在籍している
海外赴任に選ばれる人の特徴の1つ目としては、そもそも海外赴任ができる会社に在籍していることが重要です。
以下は、海外赴任できる可能性が高い日本企業です。
上記の海外赴任できる可能性が高い日本企業の中でも、特に
- メーカー(トヨタ、ソニー、デンソー)
- 総合商社(三菱商事、三井物産、住友商事)
などは海外ビジネス展開も積極的に行っていることから、海外駐在員は非常に多い印象です。
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②駐在の可能性の高い部署に在籍している
海外赴任に選ばれる人の特徴の2つ目は、その中でも海外駐在に行きやすい部署に在籍していることです。
例えば、管理・コーポレート部門にいると、なかなか海外駐在のチャンスは掴みにくいのはよくある話。
その会社の中核事業をはじめ、
- 海外営業
- 海外戦略
- 商品開発
- 施工管理
- システムエンジニア
といった領域でポテンシャルのある方が海外駐在員として採用される可能性が高いです。
③海外駐在希望者の少ない環境にいる
最後の重要な要素としては、海外駐在に行きたい人の少ない環境にいることです。
例えば
- 海外でも求められているスキルを持つ人が多い一方で英語力のある人が少ない部署
- 海外とのやりとりが多い一方で英語力のある人が少ない部署
などが該当するかと思います。
海外赴任に選ばれるための方法4選
続けて、実際に海外赴任に選ばれるための具体的な方法についても4つご紹介します。
①人事・上司に海外駐在の意思を伝え続ける
まずは積極的に人事や上司とコミュニケーションを行い、「海外駐在したい!」という気持ちを伝え続けること。
そもそも海外に行きたい意思を伝えていなければ、選考において土俵に上がることもないと思いますし、まずは候補者に選ばれることが重要です。
あるいは直接関わりのある同じ部署の人だけでなく、もし海外出張に出向くチャンスがあれば、現地の担当者と仲良くなって
後任には私が行きます!
と半分冗談・半分本気で伝えるのも結構ありだと思っています(実際、前職の事業会社でこれを実践し海外駐在を実現した同期がいました笑)。
なので、一見関係なさそうな人でもいつ協力者になってくれるかわからないので、積極的に駐在の意思を伝えるのは大事です。
②仕事上でライバルとの差別化を図る
次に、仕事上でライバルと差別化を図る戦略も必要になるかと思います。
普段の業務の中で
- 自分にしかできないこと
- 他の人よりも得意なこと
- 難易度の高い業務に取り組むこと
- 誰もやりたがらない業務に取り組むこと
といった経験を重ねていくだけでも、あなたの部署での価値は向上し他の候補者との差別化が図れると思います。
もちろん、仕事をひたむきに進める姿勢は大切ですが、ある程度は自分の実績をアピールするのも大切です。
③アピール材料を集める(USCPAがおすすめ)
英語のスキルも海外赴任する上で欠かせない要素です。
中でもおすすめなのが、USCPA(米国公認会計士試験)の取得です。
USCPAは、世界的に認められた資格であり、以下の4科目を通じて会計・財務分野での専門知識やビジネス全般の幅広いスキルを身につけることができます。
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さらに、USCPAの取得には専門知識や英語力のみならず、問題解決能力やコミュニケーション能力なども求められるため、海外赴任に必要なスキルを総合的に身につけることができます。
例えば、USCPAを取得するためには、英語での専門書籍の読解や論文作成、問題解決能力を養うことが必要です。
これらの取り組みによって、英語力が向上し、異文化コミュニケーションにも対応しやすくなるでしょう。
USCPAの取得には時間やお金がかかりますが、その分、自己投資として将来的なキャリアアップにつながる可能性があります。さらに、USCPA取得者であることは海外赴任において、信頼性や専門性を高めることができます。
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④自分が海外赴任に行くことで会社にどのような利益をもたらすのかをアピールする
海外赴任に選ばれるには、会社にとってどのような利益があるかを自分でアピールすることが必要です。
自分の強みや経験を活かして、海外事業の拡大や新しい市場の開拓に貢献できることを会社に認めてもらう姿勢が大切です。
上記のアクションを起こす上でも、先ほどのUSCPAを取得していることは大きなアピールポイントになると思います。
もちろんUSCPAでなくとも
- 海外赴任先で現地のビジネス文化に精通している
- 海外市場開拓に必要な専門知識を持っている
といった背景があれば、会社のグローバル展開に貢献できる可能性があります。
さらに会社に訴えるのであれば、海外赴任先で得た知見や経験を、帰国後のビジネスに生かせることもしっかり伝えると好印象になるはずです。
特に、海外でのビジネススキルや知識を持って帰ってきたことで、国内のマーケット開拓や商品開発に役立てることができるのでますます社内でのあなたの希少性が高まるのではないでしょうか。
まとめ:海外赴任できる会社へ転職するのもおすすめ
以上のとおり、海外赴任に選ばれる人の特徴や海外赴任を実現させるための具体的な方法についてご紹介しました。
海外赴任には、新しい文化に触れ、語学力を磨くなど、多くのメリットがあります。
もし、現職では海外赴任のチャンスがない(OR 限りなく可能性が低い)という場合であれば、海外赴任できる会社に転職することも魅力的な選択肢の一つです。
もし「グローバル企業・外資系企業への転職を本格的に考えてみたい」という方は、以下のJACリクルートメントのキャリアアドバイザーへ相談するのがおすすめです。
私自身も登録して相談したのですが、押し売りもなく真剣に私のキャリアプランを考えていただけたのでかなり信頼できるエージェントだと感じました。
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