おすすめのUSCPA予備校を知りたい
このようなお悩みにお答えします。
Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、おすすめのUSCPA予備校2社について徹底的に解説してみました。
今回の記事を読めばあなたが最短でUSCPA試験に合格できる予備校がどこかについて理解を深められると思います。
私がおすすめするUSCPA(米国公認会計士)予備校2社
私がおすすめするUSCPA予備校は上記の2校です。
どちらかの予備校の教材をやりこめば、ほぼ確実に合格します。
「どちらを選べばいいか?」ですが「自分の勉強スタイル」で決めるのが一番です。
- 「コスパよく合格ラインをしっかり超えたい」ならCPA
- 「実績が確かな教材で合格したい」ならアビタス
を選ぶのがおすすめです。
ちなみに私自身はアビタスに申し込んで、結果的に16ヶ月の勉強で全科目合格できましたが、円安が進んで1科目の受験料が10万円を超える今、コスパを考えるならCPA学院を選ぶかもしれません。
USCPA予備校選びのポイント
早速予備校選びのポイント7つを見ていきます。
①Web受講料&②1単位追加取得料
USCPA予備校を申し込むうえで皆さんが最も気にするのがトータルでかかる費用だと思います。
その中でも特にお金のかかる予備校プログラム料金を比較してみます。
- CPA会計学院:300,000円
- アビタス:ライトパック616,300円
ちなみに上記の価格の中には、USCPA試験の受験資格を得るのに必要な単位取得費用も含めた金額となっています。
はっきりいってCPAの価格は圧巻。
完全にアビタスの牙城を崩しにきていると言えます。
とはいえCPA会計学院のコースについては、まだ実績がついていないためこれから
コスパだけで選ぶのは危険
しかし、コスパだけで予備校を選ぶのは危険です。
料金以外にも、以下でご紹介するポイントを踏まえて選ぶ必要があるからです。
さらに予備校に申し込んだ後も
- 学歴評価費用
- 受験費用
- 受験会場までの遠征・渡航費用
- その他費用(テキスト加工代・カフェ代・通信代など)
といった諸費用がかかるので、仮に4科目ストレート合格するとしても総額100万円以上かかると想定しておけばよいかと思います。
③有効期間
次にアカウント有効期間です。
具体的には各予備校のマイページにログインして、講義視聴・資料閲覧・受験相談ができる期間のことを示します。
- CPA会計学院:2年+1年の無料延長
- アビタス:5年
アカウントについてはさすがにアビタスに軍配が上がります。
アビタスが5年間、CPAは3年間となっています。
アビタスでの合格実績が多いのは、テキスト・問題・講義の質だけでなく、アカウント有効期間が非常に長いことが大きな理由ではないかと考えられます。
USCPAは社会人の方が多く受験する資格試験のため、ライフイベントも多く勉強が中断しやすい資格試験です。
USCPA試験には科目合格が失効する制度が存在することをふまえると、5年間サポートしてもらえるのは心理的にも安心感があり、結果的に勉強を継続して全科目合格をつかめる人も多いのだと思います。
一方、CPAだと3年間という短期間での合格が求められるので、短期集中できない方にはもしかするとややハードルが高いかもしれません(とはいえ3年間でも十分良心的ですしこの期間に合格できる可能性はかなり高いです)。
なのでアカウント有効期間に関しては、「自分がUSCPA試験にどの程度の勉強期間をかけられるか?」を踏まえて、慎重に判断されることをおすすめします。
個人的には、「じっくり勉強に取り組みたいか?」という観点から見ると、とCPAよりアビタスがおすすめです。
④校舎
続けて校舎数です。
いずれの予備校も申し込みはオンラインでも受け付けていますが、質問相談会や自習室を使いたい場合などに、自宅の周辺に校舎があると安心感があるかと思います。
- CPA会計学院:新宿・水道橋・早稲田・津田沼・梅田
- アビタス:新宿・梅田
CPAの公式HPにも記載の通り、上記の予備校に加えて有料ではありますが安めの価格で47都道府県の自習室が利用可能です。
一方のアビタスは東京(新宿)・大阪(梅田)の2校のみのため、東京あるいは大阪近辺に在住・通勤の方でなければ通うのは難しいかもしれません。
自習室利用や相談を校舎で行いたい方にとっては、アビタスよりもCPAの方が非常に使い勝手が良いかと思います。
しかし、私の場合はアビタスでライブ講義や質問相談会に参加せず、勉強でもそれほど自習室は使いませんでした。(勉強場所としては、都内のカフェや無料の勉強場所を使用することが圧倒的に多かったです)
なので、校舎にあまり通う予定がなさそうであればアビタスでも問題なく勉強を進められると思います。
⑤テキスト
次に、テキスト(教材)の質です。
- CPA会計学院:日本語オリジナル
- アビタス:日本語オリジナル
アビタスもCPAも4科目すべて日本語テキストを用意しているので、英語でテキストを読み進めるのに抵抗がある方や英語力に自信のない方に最適だと思います。
他の予備校だと英語中心のテキストになることもありますが、英語に抵抗のある方はアビタスかCPAがいいと思います。
⑥フォロー
さらに受験時や合格後のフォロー(サポート)制度も大切な要素です。
- CPA会計学院:フォロー体制はまあまあ
- アビタス:フォロー体制は豊富
フォローに関しては、いずれの予備校も以下のサポートをそろえています。
- 手続マニュアルのアップデート
- 出願州選択相談
- 受験手続相談
- 学習相談
- 模試
- ライセンスサポート
CPAにおいても、USCPA試験制度に精通したサポーターが常駐しているということです。
また、いずれの予備校もUSCPA合格前後のキャリアサポートも充実している印象です。
ただネットワークの広さ的に、合格後のキャリアパスの相談ができるという点ではCPAがおすすめです。
⑦合格実績
最後に合格実績を見てみます。
- CPA会計学院:これから
- アビタス:6,000名突破
CPAは当然ながら開講したばかりなので実績はこれからというところですが、アビタスは6,000人以上と圧倒的な実績を残しています。
Big4で働いてみて感じるのは、大半の日本人USCPAホルダーは、ほとんどがアビタスで勉強&合格されているという印象です。
まとめ:予備校パンフレットを入手して比較する
以上のとおり、USCPA試験のおすすめ予備校2社を比較しました。
いずれのスクールも数十万円単位で費用がかかりますが、合格後に転職すれば1年以内に回収できます。
金額感としては以下のとおり。
- Big4監査法人:年収500~600万円
- 外資系企業の経理:年収500~600万円
- Big4 FAS:年収600~800万円
- シンガポールの会計事務所:年収700~1,000万円
上記は転職直後の年収のイメージなので、USCPA合格後すぐにスクール代を回収できることがわかるかと思います。
「アビタスとCPAでまだ迷っている」という方は、両方のパンフレットを比較したり相談会に参加されるのがおすすめです。