※ページ内にてアフィリエイト広告を利用しています

USCPA

USCPA試験のアラスカ州出願で必要な単位は?

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

USCPA試験のアラスカ州出願で必要な単位が分からない

このようなお悩みにお答えします。

アビタスに通学しつつBig4監査法人アシスタントとして働きながらUSCPAに合格した私が、USCPA試験のアラスカ出願受験&ライセンス取得時に必要な単位をまとめました。

私自身もUSCPA受験時代、アビタスでアラスカ州の受験資格を得た経験があるので、今回の記事を読めばUSCPAのアラスカ出願に関する理解がぐっと深まると思います。

興味のある方は是非読み進めてみてください!(受験資格に関する別記事もあわせてご覧ください)

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

USCPA(米国公認会計士)試験の受験資格

まず、USCPA試験の州ごとの受験資格について一覧表をまとめました。

州・島嶼地域 受験資格取得条件
日本の高卒・専門卒 日本の大卒 会計学必要単位 ビジネス学必要単位 合計必要単位
モンタナ(MT) 24 (以下含む) Financial Accounting(upper division) Auditing(upper division) Taxation(upper division) Management Accounting(upper division) 24 48
グアム(GU) 〇 or 120単位 24 (以下含む) Financial Accounting and Reporting (upper division) Auditing and Attestation Services (upper division) Taxation (upper division) Managerial Cost Accounting (upper division) 24 (以下含む) Economics : 6 Finance : 3 Business Law : 3 48
ニューヨーク(NY) 24 (以下含む) Financial Accounting(upper division) Auditing(upper division) Taxation Management Accounting 21 (以下含む) Economics : 6 Finance : 6 Business Law : 6 Statistics : 3 120
アラスカ(AK) 15 15
ワシントン(WA) 24 (内15単位 : upper level or graduate level) 24 120

今回の記事ではこの中でも、アラスカ州に絞って解説しています。

アラスカ州出願の「受験資格」の取得に必要な単位は?

USCPA試験のアラスカ州出願の単位について、もう少し掘り下げていきます。

①15単位のみなのでラク

まず、受験資格を得るための単位数はは会計学15単位のみです。

大卒の日本人受験性にとって、もっとも受験資格を得やすい州といえます。

私もアビタスに申し込む前、無料で単位診断してもらった折に紹介されたのがこのアラスカ出願でした。

私は私立大学の経済学部を卒業していたのですが、会計学の単位はまったくもっておらず0単位でしたが、アラスカ出願で問題なく受験資格を得ることができました。

むしろ単位取得のストレスも少なく、アラスカ出願が一番良かったと思いました。

②会計学15単位だけならアビタスのライトパックがラク

本試験に向けての準備を少しでも早く進めたい方にとって、単位取得の作業はかなり面倒になりがちです。

その点、私がUSCPA大手予備校であるアビタスライトパックを活用したところ単位取得の準備を始めてから2ヶ月ほどで15単位を取得できました。

ただ私の場合、アビタス申込直後にBig4監査法人に転職したためスタート時期はやや遅かったです。

たとえば単位認定試験は以下のとおり、マイページの画面からすぐに受験できるシステムになっています。

特に大卒で早く受験資格を得たい方にとってはアラスカ州での出願がオススメです。

ただし、USCPA試験を検討されている皆さんのそれぞれの状況は違うかと思います。

そのため、あなたの必要な単位数・予備校費用・出願州についてはアビタスを始め各予備校の開催する無料セミナーでご相談するのが一番です。

無料のパンフレット・セミナーは以下からの申し込みが可能です。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

アラスカ州出願の「ライセンス」の取得に必要な単位は?

USCPA試験合格後、アラスカ州でライセンス取得するには以下のとおり150単位が必要となります。

トータル必要単位数:150単位(内、以下を含む)
  • 会計学:24単位
  • ビジネス:9単位(経済学3単位・統計学orコンピューターサイエンスor数学3単位・ビジネス法3単位)

もし、ビジネス単位で統計学やビジネス法に関する単位を持っていない方であれば、合格実績をアラスカ州からライセンスの出願条件の緩いワシントン州へ移行(トランスファー)することも可能です。

私自身、アラスカ州での合格後、ワシントン州へのトランスファーを経てUSCPAライセンスを取得しました。

USCPA試験は出願州より「予備校」をどこにするかがポイント!

アラスカ州での出願・受験を検討されている方は多いと思いますが、実はUSCPA試験に挑戦する上で重要なのは「USCPA予備校をどこにするのか?」という問題です。

なぜなら、あなたと予備校の相性次第でUSCPA試験の受かるスピードが変わるからです。

実際、相性の良い予備校ではサクサク学習が進みますし、相性が悪いと当然ながら受験期間が長引きます。

そこで、このパートではおすすめのUSCPA予備校3校の特徴をご紹介します。

ちなみに私が申し込んだのは最大手のアビタスで、結果的に50万円弱で受講し、1年半の学習期間で合格することができました。

どこの予備校が本当におすすめなのかは、あなたとの相性による部分が大きいので、以下の解説を通して慎重に検討されることをおすすめします。

①アビタス

まずはUSCPA予備校最大手「アビタス」のおすすめポイントを簡単にまとめました。

アビタスのおすすめポイント

  • <信頼&実績No.1>これまでの日本人のUSCPA合格者の3人に2人はアビタス卒業生
  • <受験資格サポートも安心>老舗なだけあって難解なUSCPA試験プロセスについても万全のサポート体制
  • <安心の日本語テキスト>各科目ごとの充実した日本語講義&日本語テキストで進められる
  • <長く使える>アカウント有効期間が5年と長いので勉強が中断しても再開しやすい

私自身もアビタスでお世話になりました。

講座のクオリティやサポート体制は申し分なく、さすが大手といったところ。

何よりアビタスはUSCPA試験の合格実績が全予備校の中でも圧倒的No.1(7,000名超)なのが非常に信頼できるポイントです。

他の予備校と比較するとアビタスの講座費用は624,800円と割高ですが、合格に必要なものすべてがそろったプログラムと言えます(割引制度もたくさんあり、これより安くなることが多いです)。

またライフイベントの多い社会人受験生にとって、アカウント有効期間が5年なのも大きな魅力。

しかし校舎数は東京(新宿)・大阪(梅田)の2校のみなのに注意が必要です。

「ある程度コストがかかっても良いから、多くの合格者を輩出しているプログラムでUSCPA試験にチャレンジしたい」という方におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校ランキング第1位

アビタス|【圧倒的合格実績】日本人USCPA合格者の約3人に2人が選ぶ王道予備校

②CPA会計学院

続けて、CPA会計学院のおすすめポイントは以下のとおり。

CPA会計学院のおすすめポイント

  • <コスパ良し>39.6万円(実質負担額4.4万円まで下げることも可)とUSCPA予備校の中でもNo.1の安さ
  • <受験資格も楽々ゲット>受験資格を得るのに必要な会計単位・ビジネス単位も講座費用に含まれている
  • <コンテンツも期待大>できたばかりの講座だがクオリティはどんどん上がっていくと期待(テキストはめちゃくちゃ読みやすい!!)
  • <自習室が鬼使える>5ヶ所の校舎・10ヶ所の自習ラウンジ・47都道府県の提携自習室を利用可能

CPA会計学院2023年に開講した講座であり、老舗のアビタスやTACと比較すれば完全な後発組。

しかし40万円弱という圧倒的なコスパの良さや、自習できる場所(校舎・ラウンジ)の充実度を踏まえれば、CPA会計学院がイチオシです。

初期コストを下げたい人にとっては救いとなる予備校でしょう。

新しい講座なのでUSCPAの受験サポートが充実しているのか不安...

という方もいるかもしれませんが、他の予備校で20年以上受験サポートを行ってきたスタッフも在籍されているので、そこは心配不要かと思います。

さらに講座のコンテンツについては日本語テキスト&日本語での解説講義で勉強を進めるので、英語での学習に抵抗がある方でも安心です(ここはアビタスと似てます)。

実際にテキストを読む機会がありましたが、CPA会計学院は日本の公認会計士講座での合格実績がNo.1なだけあって、テキストは非常にわかりやすく理解しやすい内容でした。

最後に、自習環境については予備校の中でも群を抜いて良いです。

ちなみに私が勉強していた期間(だいたい1.5年くらい)は都内のカフェや無料の作業スペースをウロウロしていました。

ですが今考えれば、アビタスもCPA会計学院のように校舎・ラウンジがもっと色んな場所にあれば良かったのに...と思います(だからこそCPA学院の受講生が羨ましいです)。

コスパよくUSCPA試験に取り組みたい方にはCPA会計学院が圧倒的におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校ランキング第2位

CPA会計学院|【業界最安】実質4.4万円で始められる注目スクール

③TAC

続けてUSCPA予備校「TAC」のおすすめポイントは以下のとおり。

TACのおすすめポイント

  • <コスパ良し>受講費用は42万円とCPA会計学院とほぼ同額
  • <講座の質はトップレベル>TACの直前対策は他の予備校生も受講するほど信頼性が抜群
  • <受講期間も長め>アカウントの有効期間は3年とそこそこ
  • <全国に校舎が点在>北は札幌〜南は沖縄まで全国の校舎を利用可能

TACもアビタスに並んで老舗であり、CPA会計学院が登場するまではNo.2的なポジションでした。

細かい話ですが、TACはコア科目であるREGの直前対策が秀逸なので有名です。

アビタスでの受講生ですら、わざわざ追加でTACのREG講義を受講する方も一定数いるほどです。

また、AUDも難化傾向にあるので、AUDに合格できず沼っている方であれば単科での受講もありかもしれません。

校舎についてもCPA会計学院に負けじと全国に点在するので、自習室にこだわりたい人にもおすすめ。

講座のクオリティはずば抜けている印象ですので、「とにかく講座・テキストの質にこだわりたい」という方におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校ランキング第3位

資格の学校TAC<USCPA(米国公認会計士)>各種コース開講|【教材の質に定評】ハイクオリティな講座&より確実な合格を求める受験生向け

④予備校は費用&自分との相性を考慮して決めるのがおすすめ

上記3校の予備校費用についてまとめると、コストだけでみれば圧倒的にCPA会計学院がお得です。

  1. CPA会計学院:396,000円
  2. TAC:420,000円
  3. アビタス:624,800円

1番目に安いのはCPA会計学院の396,000円

USCPA予備校の中では破格の安さです。

単位取得料もこの受講料金に入っているので、安心してUSCPA試験にトライできると思います。

2番目のTACについては420,000円

TACについては教材の質の高さに定評があり、監査法人にいたTACの合格者の方からは

「教材の分量はかなり多くてしんどいが、やりこめばそれに見合うだけの結果が得られる」

といった話を伺いました。

私が受講したのが3番目のアビタス

一番安いプランでも624,800円と他校より高めですが、合格実績はぶっちぎりのNo.1です。

費用だけ見ればCPA会計学院が安いですが、それぞれの受験生との相性もあるので、しっかり比較検討されてから申し込むのがおすすめです。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

まとめ:受験資格のみならアラスカ州がおすすめ

以上のとおり、受験資格のみであればアラスカ州での出願が圧倒的にラクです。

一方、ライセンス取得についてはいずれの州でも150単位が求められるのと、様々なビジネスの領域の単位が必要であるため、ライセンス取得をするのであればワシントン州へトランスファーするのが良いと思います。

今回の記事が、USCPAの出願や単位で悩む方のお役に立てば嬉しいです。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

  • この記事を書いた人

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

-USCPA