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キャリアの悩み

オーストラリアのBig4の年収を徹底解説!

03/05/2023

オーストラリアのBig4の年収はどのくらいなのか知りたい

このようなお悩みにお答えします。

USCPAに合格して国内Big4監査法人で働いている私が、オーストラリアのBig4で働いた場合の年収に関する情報を集めてみました。

日本語だけでの検索では見つからなかったので、複数の海外サイトの情報を引用させていただきました。

なお、外貨換算についてはAUD(オーストラリアドル)ではなくすべてUSD(アメリカドル)から日本円への換算を行なっています。

それでは順番に解説していきます。

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オーストラリアのBig4の新卒平均年収

まずはオーストラリアのBig4の新卒平均年収から見ていきます。

以下はオーストラリアの情報サイト「gradaustralia」からの抜粋です。

gradaustralia公式HPより

こちらの日本語訳は以下の通りです。

経済、デジタルサービス、ファイナンシャルアドバイザリー、コンサルティングなどの専門部署で働く場合、初任給は60,000ドルから70,000ドルになることが多く、これはBig4の卒業生の給与水準の高い方と言えるでしょう。

下限は、監査・保証部門で働く新卒者の給与が45,000ドルから60,000ドルであると報告されています。これらのパッケージのほとんどには、退職金制度が含まれています。Big4の新卒採用の給与は固定されていることが多いですが、スキルや経験、果たすべき個々の役割に応じて、ある程度の交渉が可能な場合もあります。

上記のデータから、なんとオーストラリアのBig4では新卒の時点で

  • 監査法人:$45,000~$60,000(年収約600万〜800万円)
  • コンサル:$60,000~$70,000(年収約800万〜950万円)

といった水準の年収を得ることができるとのことです。

日本のBig4と比較すると、かなり高水準なサラリーがもらえる印象です。

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もしUSCPAにすでに合格されている方であれば、相互承認制度を活用することでオーストラリアの会計士として日本よりも高収入を得られるのではないでしょうか。

もっとも、ビザをはじめとするハードルはそれなりにあると思いますので、慎重な準備を進めるべきだと思います。

USCPAとオーストラリア会計士の相互承認制度については以下の記事で解説しています。

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オーストラリアの各Big4の年収

続けて、オーストラリアのそれぞれのBig4で勤務した場合の年収についてご紹介します。

①Deloitte

まずはDeloitteから。

 

FINANCIAL REVIEW公式HPより

オーストラリアのデロイトの監査法人における給与水準は以下のとおりです。

  • 新卒:$61,000(約800万円)
  • アナリスト:$65,000(約900万円)
  • シニアアナリスト:$81,000(約1,100万円)
  • マネージャー:$108,000(約1,450万円)
  • シニアマネージャー:$130,000(約1,750万円)
  • ディレクター:$150,000(約2,000万円)

一方、デロイトのコンサルにおける給与水準は以下のとおり、監査法人よりも高水準となっています。

  • 新卒:$65,000(約900万円)
  • コンサルタント:$75,000(約1,000万円)
  • シニアコンサルタント:$100,000(約1,300万円)
  • マネージャー:$125,000(約1,700万円)
  • シニアマネージャー:$150,000(約2,000万円)
  • ディレクター:$190,000(約2,500万円)
  • プリンシパル:$220,000(約3,000万円)

②PwC

次にPwCです。

FINANCIAL REVIEW公式HPより

最低水準をベースに換算すると、オーストラリアのPwCの監査法人における給与水準は以下のとおりです。

アソシエイト〜マネージャークラスの給与水準は、デロイトよりも低水準です。

  • アソシエイト:$59,800(約800万円)
  • シニアアソシエイト:$78,200(約1,000万円)
  • マネージャー:$92,700(約1,250万円)
  • シニアマネージャー:$121,600(約1,650万円)
  • ディレクター:$164,300(約2,200万円)

一方、PwCのコンサルにおける給与水準は以下のとおりです。

コンサルについても、全体的にデロイトより低水準と言えますが、日本よりも確実に多くの収入を得られることには変わりないと思われます。

  • コンサルタント:$61,300(約800万円)
  • シニアコンサルタント:$77,600(約1,050万円)
  • マネージャー:$104,700(約1,400万円)
  • シニアマネージャー:$137,100(約1,850万円)
  • ディレクター:$184,800(約2,500万円)

③KPMG

続いてKPMGです。

FINANCIAL REVIEW公式HPより

オーストラリアのKPMGの監査法人における給与水準は以下のとおりです。

  • 新卒~アナリスト:$64,000(約850万円)
  • アシスタントマネージャー:$81,000(約1,100万円)
  • マネージャー:$111,000(約1,500万円)
  • シニアマネージャー:$138,000(約1,850万円)
  • ディレクター:$168,000(約2,100万円)

一方、KPMGのコンサルにおける給与水準は以下のとおりです。

  • 新卒~コンサルタント:$66,000(約900万円)
  • シニアコンサルタント:$81,500(約1,100万円)
  • マネージャー:$112,000(約1,500万円)
  • アソシエイトディレクター:$145,000(約2,000万円)
  • ディレクター:$200,000(約2,700万円)

イメージとしては、PwCほど低水準ではない一方、デロイトほど高水準でもない中間に位置する給与水準だと思われます。

④EY

最後にEYです。

EYのみ「FINANCIALREVIEW」にデータの記載がなかったため、以下の通り「indeed」より引用しました。

 

Indeed公式HPより

オーストラリアのEYの監査法人における給与水準は以下のとおりです。

  • アソシエイト:$63,452(約850万円)
  • シニアアソシエイト:$94,380(約1,250万円)

一方、EYのコンサルにおける給与水準は以下のとおりです。

  • コンサルタント:$72,797(約1,000万円)
  • シニアコンサルタント:$94,216(約1,250万円)
  • マネージャー:$127,046(約1,700万円)

他のBig4とそれほど給与水準は変わらないですが、若手のポジションについていえばBig4の中でも一番高い給与水準と言えます。

オーストラリアの公認会計士の平均年収

最後に、Big4に限らず、そもそもオーストラリアで公認会計士として勤務した場合の平均年収は約$75,000(約1,000万円)です。

indeed公式HPより

ただし、都市部か地方かによって給与水準はかなり変わる傾向にあるため、高収入を目指すのであれば

  • キャンベラ
  • シドニー
  • メルボルン
  • ブリスペン
  • パース

といった大都市での就職を目指すのがアリではないかと思います。

まとめ:日本のBig4よりも全体的に高め

以上のとおり、オーストラリアのBig4に就職した場合の年収についてまとめてみました。

様々な観点から見て、日本のBig4よりオーストラリアのBig4の方が年収水準はかなり高い傾向にあります。

さらに私が定期的に求人情報をいただいている、おすすめの転職エージェントの1つ「JACリクルートメントであれば、海外の求人に関する情報を豊富にそろえています。

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