USCPAの試験日当日に必要な持ち物に漏れがないよう準備したい
このようなお悩みにお答えします。
今回の記事を読めば、USCPA試験で必要な持ち物2選・必須ではないが持っていった方がいいもの3選(合わせて持ち物5選)について理解を深めることができると思います。
USCPAの試験日当日に必要な持ち物2選
USCPAの試験日当日に必要な持ち物は以下のとおりです。
①パスポート
まず必須なのがパスポートです。
プロメトリックはグローバルな試験会場ネットワークを提供していることから、認証制度はかなり厳しいものとなっています。
顔認証や指紋認証に加えて、金属探知機を使用した検査も実施されるため、一人一人の受験生が試験会場へ入室するのにそれなりの時間がかかります。
それだけに、身分証明証としては運転免許証やマイナンバーカードではなく、国際的な身分証であるパスポートが求められるものと推察されます。
最近ではコロナの影響もあり海外に行かないままパスポートが切れてしまった...という方も一定数いらっしゃるようです。
ぜひ忘れないよう、早めに準備の上カバンに入れておくようにしましょう。
外務省HPにてパスポートの申請先が確認できますので、パスポートが手元にない方はあわせてご参照ください。
②NTS(Notice to Schedule:受験票)
もう一つの必須の持ち物がNTS(受験票)です。
以前はプリントアウトしたNTSを受付で見せる必要がありましたが、2021年頃よりスマホのPDF形式でNTSを見せれば受験できるようになりました。
しかし、
- スマホが充電不足で開けない
- スマホのファイルが壊れている
- NTSをダウンロードしていなかったのでAICPAのマイページにログインしようとしたがアクセスエラーが起きた
- そもそもスマホを忘れた
といったリスクがありますので、個人的にはプリントアウトした紙のNTSも念のため持参することをおすすめします。
USCPAの試験日当日に必要ではないが持っていった方が良い持ち物3選
続けて、USCPAの試験日当日に必要ではないですがが持っていった方が良い持ち物は以下のとおりです。
①耳栓
私の経験ですが、初回のFAR受験の際、初受験の緊張に加えて隣の受験生の電卓を叩く音が原因で全く集中できず、スコア63で撃沈したことがあります。
それ以降、必須ではないのですが耳栓を持参するようにしたところ、集中して本番の試験に取り組めるようになりました。
個人的にはマストアイテムだと思うので、使わない可能性もあるかと思いますが、お守り程度に持っていくのを推奨します。
②薄めの上着
これも個人差がありますが、プロメトリックのテストセンター会場は、気温が低くて寒いと感じる時があります。
緊張しがちな方はもしかしたら、緊張だけでなくちょっとした気温差も影響してお腹を壊してしまう、なんてこともあるかもしれません。
そのため夏は特に忘れがちになりますが、脱ぎ着しやすい薄めの上着を羽織ってから入室すると安心感がありますので、ぜひ持参するのを検討してみてください。
③15分で摂取できる量の飲食物
最後に飲食物ですが、これは調達するタイミングはいつでもいいかと思います。
私の場合、試験時間の合間の休憩15分間で摂取するため、以下の飲食物を用意しました。
- 飲料水:水のペットボトル(試験中にトイレに行きたくならないようお茶ではなく水を持参していました)
- 食べ物:ガルボチョコ(手にくっつかず短時間で食べられる)
私の知り合いでは、受験当日はRedbullやモンスターエナジーをお茶の水ソラシティ地下のファミリーマートで購入する方もいましたが、基本的には自分の気分を上げられるものであればなんでもいいと思います。
私の場合はガルボチョコを食べたときの受験からAUDに合格した経緯があったので、その後の科目を受験した際にもゲン担ぎの意味でガルボを購入するようにしました。
みなさんそれぞれにとってベストの、当日のルーティーンを決めておくのがいいです。
USCPAの試験日当日に貸し出されるもの(受験生の準備が不要のもの)3選
続けて、USCPAの試験日当日に、プロメトリックより貸し出してもらえるものは以下のとおりです。
①鉛筆・メモ
試験問題を解くのに役立つ鉛筆・メモ用紙はセキュリティチェックの際に貸し出されます。
メモ用紙は自分のローンチコード(6桁の数字)を入室前にメモする際に手渡され、それをそのまま試験本番でもメモ用紙として使用することになります。
また、自分の使い慣れたペンなどは持ち込めないので留意してください。
②電卓
電卓についても、セキュリティチェック時に貸し出し可能です。
つまり、ご自身で普段から使っている電卓の持ち込みはできません。
4科目いずれを受験する際も必須アイテムと言えますので、必ず申し出るようにしましょう。
ちなみにプロメトリック側では複数メーカーの電卓が用意されていますが、貸し出される際に注意が必要です。
それは以下の2点です。
- 全ての数字を押したときにしっかり反応するか
- 打ちやすいか
試験会場にある電卓は長年使用されているものも多く、電卓によっては押してもうまく反応しないものがあります。
もし不良品の電卓に当たってしまった場合はすぐにスタッフに申し出て、違う電卓に変えてもらうようにしましょう。
また、不良品でなくとも「打ちにくいな」と思った電卓は交換してもらうことができますので、ここは遠慮なく申し出ていきましょう。
③ブランケット・ティッシュ
入室後の会場の気温が低い場合に備えて、これもセキュリティチェック時に申し出ることでブランケットやティッシュを借りることができます。
不安な方は合わせて借りるようにしましょう。
その他の留意事項:前日・当日の食べ物には注意
その他注意しておくべき点としては、前日や当日にカレー、韓国料理、麺類などで刺激の強い食べ物は食べないのも大切です。
恥ずかしい話ですが、私は過去にBECを受験した際、事前にタイカレーを食べてしまったがために受験中にお腹を壊してしまった苦い経験があります。
特に東京会場の受験生にとっては、お茶の水という会場の特性上仕方がないですが、学生街だけに刺激の強い美味しい料理店が揃っています。
誘惑があるかもしれませんが、特にごはんの好きな方は、自分へのご褒美はぜひ試験後にとっておくことをおすすめします。
今考えれば受験の基本とも言えますが、前日から当日にかけては、体に優しい食べ物を摂取するように心がけてください。
まとめ:USCPA本番前日には持ち物を確認してから臨むこと!
以上の通り、USCPA試験当日の持ち物について解説しました。
社会人になると忙しくて当日にバタバタと準備してしまいがちな持ち物もあるかもしれませんが、基本的には前日のうちに一通り用意しておくことをおすすめします。
是非、今回の記事がUSCPA受験生のお役に立てば嬉しいです(試験日程の変更方法についても別の記事で書いています)。