- USCPA(米国公認会計士)と簿記２級の難易度を比較したい
- USCPAを受験しようか迷っているが、必要とされる簿記のレベルが分からない
- 簿記検定の何級まで取った方がいいのか知りたい
このようなお悩みに答えます。
USCPA＆簿記２級の両方に合格した私が、実際に受験した経験を踏まえてUSCPA(米国公認会計士)と簿記２級の難易度を比較しつつ、USCPAで必要な簿記のレベルについて解説してまいります！
結論としては以下のとおりです。
簿記２級：余裕があれば合格しておくのがベター。持っておけばかなりUSCPAの学習がスムーズになる
これについて解説していきます！
USCPA(米国公認会計士)と簿記１・２・３級をランキング比較
まず、USCPAと簿記１・２・３級（＋参考に日本の公認会計士・税理士）の難易度をランキング＆偏差値にして比較してみました。
他の会計系資格や難関資格とのランキング比較についても別記事で解説しています。
難易度の定義は人によりますが、私個人の考えでUSCPAは
- 受験のコスト：予備校代・受験料が高く148万円かかった（実績ベース）
- 受験ペース：年に何回でも受験できるが１科目合格後、18ヶ月以内に合格しないといけない
- 勉強時間：簿記１級の勉強時間を上回り、1,450時間かかった（実績ベース）
といった様々な要素を加味すると、USCPAの難易度は簿記２級を大きく上回ると考えています。
簿記２級：USCPA受験前に持っていればかなり有利
簿記２級を持っていれば、かなりUSCPAの学習がスムーズです。
私は簿記２級合格後にUSCPAにチャレンジしたのですが、簿記２級を事前に学習しておいて大正解だったと思いました。
簿記２級では商業簿記・工業簿記をバランスよく学習するので、そこでの学習内容がUSCPA試験のFARの財務会計・BECの原価計算の分野で大いに活かせたからです。
なので可能であれば、簿記２級まで合格してからUSCPA試験に着手することで、USCPA試験の４科目突破もかなり早い期間で達成できると思います。
しかし、近年簿記２級は難易度が上昇している傾向にあるので、「簿記３級までは合格しているので、早くUSCPAの勉強を始めたい！」という方はUSCPA試験の勉強に移行してしまって問題ないと思います。
ちなみに私は会計業界や経理業務は一切未経験のまま、簿記２級だけでBig4監査法人に転職しました。
Big4監査法人の情報を入手するのであれば、アクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーが頼りになります。（USCPA勉強中の方も無料で登録できます）。
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まとめ：USCPA最短合格なら簿記３級or簿記２級合格後でOK
以上の内容をまとめると、
- 時間がない方：簿記３級合格後にUSCPA
- 時間がある方：簿記２級合格後にUSCPA
といったパターンでUSCPA試験にとりかかるのがオススメです。
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