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USCPAが大学生におすすめの理由8選&留意点3選

  • 大学生のうちにUSCPAを受験すべきか悩んでいる
  • 大学生がUSCPAを目指すべき理由目指すとなったときの注意点を知りたい

このようなお悩みにお答えします。

今回の記事を読めば、社会人だけでなく大学生の皆さんにとってもUSCPAがどれほど価値のある資格なのか?について理解を深めることができると思います。

もしUSCPAに挑戦しようか悩んでいる方は実績のある予備校を比較してみてください。

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USCPA(米国公認会計士)の難易度

まずは、USCPAとその他の代表的なビジネス系資格と比較した難易度(偏差値)ランキングは以下のとおりです。

※より詳しい難易度の一覧表については、他の会計系資格や難関資格とのランキング比較の記事で解説しています。

司法試験 75
公認会計士 74
CFA(米国証券アナリスト) 74
税理士 73
アクチュアリー 72
不動産鑑定士 71
MBA 70
USCPA(米国公認会計士) 69
中小企業診断士 68
日商簿記検定1級 67
公認内部監査人65
証券アナリスト CMA 62
国際会計検定(BATIC) 60
日商簿記検定2級 60
日商簿記検定3級 55

というわけで、受験のコスト・難易度・勉強時間といった複数の要素を踏まえて、USCPAの偏差値は69くらいになるのでは?と考えています。

このように見るとUSCPAは決して簡単に取得できる資格というわけではなく、全科目合格することで簿記1級を上回るような高評価がされる資格と言えます。

USCPAと日本の公認会計士の比較

さらに、大学生の方であれば一度は考えるかもしれない日本の公認会計士試験との比較をしてみます。

こちらも一覧表にまとめると以下の通りです。

USCPA 公認会計士
難易度 難しい (偏差値:69) 極めて難しい (偏差値:74)
試験制度 科目合格制

すべて英語 (四択&総合問題)

1次 : 短答式

2次 : 論文式

受験回数 いつでもOK 1次 : 年2回(5月,12月)

2次 : 年1回(8月)

失効制度 あり (1科目合格後18ヶ月以内) あり (論文式の受験チャンス:3回まで)
試験範囲 (科目数) 広い

(4科目)

極めて広い

(1次 : 4科目 2次 : 5科目)

費用 120万円以上 28万円~84万円
受験資格 高卒以上

会計単位(+ビジネス単位)

誰でも受験OK
合格率 1科目合格率:約38%

全科目合格率:約18%

1次 : 約20%

2次 : 約35%

勉強時間 約1,500時間(約18ヶ月) 約3,500時間
向いてる人 社会人・学生 学生・フリーター
キャリア Big4監査法人

Big4 FAS

日系&外資系企業

Big4監査法人

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独立

USCPAの難易度に関して言えば、さすがに国家三大国家資格と言われる日本の会計士試験ほどの難易度ではありません。

しかし、求められるスキルが英語+簿記+幅広いビジネススキルという点では、日本人受験生にとってはチャレンジしがいのある非常に価値の高い資格だと言えます。

もっともこれまでの点を踏まえただけでは、大学生の方でもUSCPAがなぜおすすめなのか漠然としてわからないと思いますので、その理由を順番にご紹介していきます。

USCPAが大学生におすすめの理由8選

それでは本題である「USCPAが大学生におすすめの理由」について解説していきます。

①高い英語スキルの証明になる

USCPA試験は全て英語で受験することになる以上、高い英語スキルの証明になることは間違いありません。

私の出会ってきたUSCPAホルダーを見ていると、TOEICで言えば800まではいかないような方もちらほらいらっしゃったと感じます。

なので個人的にはTOEIC700レベルの英語知識があれば勉強を始められる資格だと思います。

TOEICだけで比較すれば、就職活動の際にはTOEIC800,900を超えるライバルがゴロゴロいると思います。

しかし、TOEIC700レベルであっても「USCPA全科目合格」という経歴を持つ学生がいたら、企業の採用担当者の目にはどのように映るでしょうか?

ごまんといるTOEIC高得点者よりも、英語で難易度の高い試験を突破した証である「USCPA合格者」の方がよほど魅力的ですし、採用担当者からすれば「面接に呼びたい!会って話してみたい!」と思うのではないでしょうか。

②ビジネスで必須の簿記スキルの証明になる

英語だけでなく、USCPAはビジネスで必須の簿記スキルの証明にもなります。

レベルで言えば簿記1〜2級程度と言われますが、多くの学生は簿記3級か、持っていても簿記2級がせいぜい、といったところだと思います。

もちろん日本の会計士や税理士に合格している方であれば別の扱いを受けるかもしれませんが、母数としては非常に少数のはずです。

となると、英語で簿記2級レベル以上のスキルを習得したことが証明できるUSCPAは、より価値のある資格だと感じられるのではないでしょうか。

③「勉強中」「科目合格」だけでも就職活動で差別化できる

さらに、USCPA試験を「勉強中である」「科目合格している」というステータスだけでも就職活動で差別化できる心強い武器となります。

上記の通り、「英語」と「簿記」についての一定レベル以上のスキルを証明できるUSCPAは、

  • 日系大手企業
  • 外資系企業
  • 監査法人
  • 税理士法人
  • コンサル
  • 金融機関

といった組織の採用担当者に対し、必ずといっていいほど好印象を与えます。(むしろ、USCPA合格がネガティブな印象を与える方が考えづらいです)

あなたのエントリーシートや履歴書はほぼ確実にチェックされるでしょうし、企業側としても「USCPAを大学時代のうちに取得しようと努力しているor実際に突破している」というあなたのポテンシャルを高く評価するはずです。

④高収入を狙える外資・監査法人・金融機関・コンサルも射程圏内となる

仮に今の自分の学歴やガクチカに自信がなくとも、USCPA合格により新卒入社で高収入を狙える外資・監査法人・金融機関・コンサルに行ける可能性は大きくなります。

大手企業は、高収入が期待できるだけに入社難易度も高いだけでなく、入社した後も自分の活躍できる場を広げられなければ意味がありません。

英語と会計の2つは、特に大企業において大きな成果を出すのに必須とも言えるものです。

なので、単に大手企業を狙うという意味だけでなく「将来の自分の仕事を少しでもやりやすくする」という意味でも、USCPAは非常にとる価値のある資格と言えます。

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⑤将来的にキャリアチェンジしやすい

将来的にキャリアチェンジしやすいのもUSCPAの魅力です。

大学生のあなたの就職活動においては、「今の」第一志望、「今の」第二志望といった企業があるかと思います。

ですが、入社後「自分の思っている仕事と違った・・・」といった事例は、私自身の経験も含めて山のように聞いてきました。

そんな時には、資格を保有している人間はやはり強いです。

特にUSCPAは難易度も高くホイホイと簡単には突破できない試験なので、転職市場においてもあなたの価値をより引き上げるものとなります。

将来あなたが「転職エージェントに相談したい」「違う業界に行きたい」となった時でも、USCPA合格という肩書きがきっと自分自身を助けてくれるはずです。

⑥将来的に昇進しやすくなる(頼られやすくなる)

将来的に昇進しやすくなる(頼られやすくなる)可能性も高くなります。

あなたが入社した後、特に大企業などであれば経営企画、工場、営業、総務といったジョブローテーションをする機会があるかもしれません。

そのような時に、仮に経理や財務の実務経験があってもなくても、あなただけがUSCPAを保有しているとどうなるでしょうか?

自分の職場にいるの上司・同僚・部下のなかに、会計&英語のエキスパートは滅多にいないはずなので、ほぼ確実にあなたの知見やスキルを頼りにする方が現れるはずです。

周囲から頼られるあなたは、徐々に社内でも必要不可欠な存在として早くから多くの方の目に留まるようになり、会社の上層部に対しても「こいつは昇進させないと余所に行ってしまう」といった危機感を煽らせることができます。

このような意味でも、USCPAを持っていることであなたの昇進・栄転のチャンスは確実に広がると思われます。

⑦CFAなど他の難関資格にも取り組みやすくなる

USCPAも非常に高難度の試験ですが、上を見れば

  • CFA
  • 公認会計士
  • 弁護士
  • 不動産鑑定士
  • アクチュアリー

など、さらに難易度の高い資格も存在します。

ですが、USCPAに合格していることで自信がついているので、「難しそうな資格試験にもチャレンジしてみよう」と、より気合を入れて難関試験に取り組めるはずです。

特に金融業界を志望する方であればCFAを保有していることで金融業界のエキスパートとしての箔もつくことから、USCPAと親和性の高い、非常にチャレンジしがいのある資格だと思います。

⑧国内外大学院への入学に有利になる

最後に、将来的に国内外大学院へ入学する上でもUSCPAは有利になる資格と考えられます。

特に欧米やアジアのトップスクールMBAを志望するのであれば、JCPAよりもUSCPAの知名度は抜群であり、入学許可を得るのにきっと役立つ資格となります。

まずは就職活動をして日本国内の企業で一定期間働こう!と考えている方が多いかもしれませんが、もしかしたら将来的に「海外MBAに行きたい!」と考える方も出てくるかもしれません。

そうなった時に、少しでも自分の武器を増やしておくという意味で、USCPAはあなたの役に立つのではないでしょうか。

USCPAに挑戦する上での留意点3選

これまでUSCPAがおすすめの理由をお伝えしてきましたが、いざUSCPAに挑戦するとなった時に気をつけたいポイントを3点に絞ってご紹介します。

①日本の公認会計士試験より学歴要件が厳しい

日本全国で同時に行われ、学歴関係なく受験できる日本の公認会計士の試験と違って、USCPA試験は各自が好きなタイミングで、州ごとに受験資格を得た上で受験する形式となっています。

このUSCPA試験を受けるのに必要な受験資格の要件が、日本の会計士試験よりも厳しい点に注意が必要です。

日本人がUSCPA試験の受験資格を得やすい州に関する以下の一覧表をご覧ください。

州・島嶼地域 受験資格取得条件
日本の高卒・専門卒 日本の大卒 会計学必要単位 ビジネス学必要単位 合計必要単位
モンタナ(MT) 24 (以下含む)
financial accounting
auditing
taxation
management accounting
24 48
グアム(GU)
or
120単位
24(以下が該当)
Financial Accounting and Reporting (upper division)
Auditing and Attestation Services (upper division)
Taxation (upper division)
Managerial Cost Accounting (upper division)
24 (以下含む)
Economics : 6
Finance : 3
Business Law : 3
48
ニューヨーク(NY)
or
120単位
各1コース
Financial Accounting(upper division)
Auditing(upper division)
Taxation
Management Accounting
120
アラスカ(AK) 15 15
ワシントン(WA) 24 (内15単位 : upper level or graduate level) 24 150

このように、アラスカ州やワシントン州など大卒以上の学位(つまり学士号)を求めている州もあれば、大卒の学歴が不要なモンタナ州、「120単位以上」あれば受験できるグアムやニューヨーク州などが存在します。

もし大学生の方が受験資格を得るとすれば、

  • 大学1〜2年生の場合:モンタナ州
  • 大学3〜4年生の場合:モンタナ州orグアムorニューヨーク州

といったように、受験資格を得るにあたっては出願できる州が限定される&会計単位やビジネス単位が追加で必要となる点に注意が必要です。

「今の自分にはあと何単位必要なのか?」といった質の高い情報が欲しい場合には、USCPA予備校を比較した上で相談してみるのをおすすめします。

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②日本の公認会計士試験よりコストがかかる

冒頭の日本の公認会計士試験との比較表でも記載しましたが、USCPAは全科目合格までにかなりのコストがかかる試験です。

少なくとも120万円以上はかかるはず(私の場合は148万円かかりました)ですので、これだけの資金の調達が可能か?という点を踏まえてからチャレンジする必要があります。

③2024年に新試験制度へ移行予定

さらに、USCPA試験は2024年に新試験制度へ移行予定です。

新試験制度に関する詳細は別記事でも書いている通り、以下のような変更が予定されています。

  1. 必須科目3科目+選択科目1科目に合格する必要がある
  2. MC・TBSの配点比率が変化する
  3. WC(Written Communication)形式の問題が廃止される
  4. MC・TBSの問題数に注意
  5. 難易度変化がなくなる
  6. リサーチ問題がTBSに組み込まれる

ただ、個人的には、USCPA試験の勉強を始めるなら早めに始めるべきだと考えています。

というのも、USCPA運営側から上記の変更に加えて「2024年1月1日時点の合格科目は一律2025年6月30日まで失効期限が延期」という嬉しいサプライズが発表されているためです。

アビタス公式HPより

たとえば2023年1月合格の場合、失効期限が18ヶ月→30ヶ月に延期されます。(USCPA試験には科目合格失効制度というものがあります

つまり早く受かるほど余裕をもって残り科目を勉強できるということになるので、2023年にやるのであれば早く勉強をスタートしたほうが4科目突破できる可能性が非常に高くなるのです。(実際、日本人の合格率は非常に低いので少しでもこういったチャンスをつかみに行くのが大変重要になってくると思います)

もちろんこれは大学生の皆さんにとってもチャンスであり、2023年が非常に勉強を始めやすい絶好のタイミングといえるのです。

まとめ:USCPAは一生を通じて自分の財産になる資格!

以上のとおり、大学生にUSCPAがおすすめの理由についてご紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

  1. 高い英語スキルの証明になる
  2. ビジネスで必須の簿記スキルの証明になる
  3. 「勉強中」「科目合格」だけでも就職活動で差別化できる
  4. 高収入を狙える外資・監査法人・金融機関・コンサルも射程圏内となる
  5. 将来的にキャリアチェンジしやすい
  6. 将来的に昇進しやすくなる(頼られやすくなる)
  7. CFAなど他の難関資格にも取り組みやすくなる
  8. 国内外大学院への入学に有利になる

今後のキャリアを描いていく上で、USCPAはきっと大学生の皆さんの素晴らしい財産になると思います。

私自身は社会人になってから取得しましたが、社会に出た後でも「合格してよかった!」と胸を張って言える資格です。

「USCPAの勉強を始めてみようか気になる」という方向けに、以下のおすすめUSCPA予備校2校について徹底比較しています。

こちらも!!合格者の私がおすすめするUSCPA予備校2社

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当ブログでご紹介しているコスパ最強の資格「USCPA(米国公認会計士)」

USCPAがあればいいことずくめです。

  • Big4・コンサル・外資系企業・総合商社・超大手ホワイト企業に転職できる
  • 英語&会計スキルの証明ができるからキャリアの選択肢が一気に増える
  • TOEICスコア800以上が余裕で取れる
  • 新卒での内定率が爆上げする
  • 会計領域の箔が付くから昇進しやすくなる
  • 会計の専門人材だからジョブローテーションに巻き込まれなくなる
  • 海外赴任・海外出張のチャンスが爆上がりする
  • 海外で働くハードルが下がる
  • 国によってはビザがおりやすくなる
  • 海外トップMBA入学のアピールポイントになる

などなどメリットを挙げればキリがありません。

リスキリングが叫ばれている今こそ、USCPAの勉強をスタートすべきタイミングではないでしょうか。(私自身、USCPAを取得したことで人生が大きく好転しました)

気になる方は、まずは以下のおすすめUSCPA予備校で情報収集してみてください。

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  • この記事を書いた人

USCPA職人

USCPA|Big4|アラサー|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPA合格&転職について発信しています。

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