- USCPA(米国公認会計士)の洋書問題集(オンラインプログラム)はどれを使って勉強すればいいか分からない
このようなお悩みにお答えします。
私もアビタス受験時代、4科目すべて1回目の受験でFailしてしまった苦い経験があるので、結果の出ない方の「洋書の問題集(オンラインプログラム)で問題演習量を増やしたい」という思いも良く分かります。
そこで、今回の記事では「どの洋書を使えば受験生の皆さんの合格につながるのか?」が分かるよう解説していきますので、興味のある方はぜひ読み進めてみてください!
USCPA(米国公認会計士)予備校が採用している洋書は?
まずは、USCPA予備校も採用している洋書についてご紹介します。
実は、独学目的で直接洋書を購入するより、結果的に日本のUSCPA予備校を経由した方がコスパが良い場合がほとんどです。
なぜなら、USCPA試験を受験するにあたっては受験資格や会計単位を得るのが煩雑であり、予備校に頼った方が圧倒的にスムーズに手続きを進められるからです。
①アビタスの場合(海外との提携なし)
アビタスでは以下のとおり、完全オリジナルのテキスト&問題集を作成しています。
アビタス公式HPより
私の場合は基本的にアビタスの教材のみで全科目合格できたので、アビタスのテキストや問題のクオリティには信頼を置いています。
一方、何回か受験するものの結果を出せていないアビタス受講生もいらっしゃるので、「もっと実力をつけて色んなパターンの問題に対応したい」という方であれば洋書も選択肢のひとつになるかと思います。
またアビタスの問題数は3,000問超と他予備校に比べてやや少なめなので、その点を気にする方もいるかもしれません。
ただ実際にBig4監査法人に入所されているUSCPA合格者の方に話を聞いてみると、アビタスの問題演習のみを徹底してやりこむことで合格されている方が多いと感じました。
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②CPA会計学院(UWorldと提携)
CPA会計学院では、Uworld社の提供する問題を演習教材として使用できます。
Uworld社は、アメリカ大手予備校のWiley・Rogerを吸収合併した会社であり、合格する上で盤石な体制が整っているといえます。
Screenshot
WileyもRogerもアメリカにおいては知名度のある予備校だったので、UWorld社が提供する問題はかなり信頼性が高いと考えています。
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③TAC(Beckerと提携)
TACでは、オリジナル問題集に加えて海外のBeckerの問題演習テストも利用できます。
Beckerの演習ソフトでは、MC・TBS・WC合わせて7,000問を提供しています。
TAC公式HPより
Beckerに関しては、私がアビタス受講生で1回目のFAR受験で不合格となったとき、FARのみFree TrialでMC・TBS問題を解いたことがあります。
Beckerの問題についてはクオリティが非常に高い印象を受けましたし、提携先のTAC受講生であればBeckerをやりこめば合格できると思います。
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④独学の受験生
独学の方であれば、アビタスの問題集または各予備校が提携している海外の洋書(オンラインプログラム)を購入するのが必須と言えます。
これらの問題集を使用する場合、本プログラムに申し込まない限り入手できないため、オークションサイトなどで入手することになるかと思います。
しかし、各予備校は出題傾向にあわせてテキスト・問題集の改訂を行っているため、独学の方は最新バージョンの問題集を入手する必要があります。
個人的には、独学をするよりも上記のUSCPA予備校に申し込んだ方がタイパ・コスパともに良いと考えます。
USCPAの洋書教材は4種類
上記では予備校との提携している洋書をご紹介しましたが、このパートでは提携の有無にかかわらず有名どころの海外の洋書(オンラインプログラム)をご紹介します。
洋書 | 費用 | アクセス期間 | 提携先予備校 | 問題数 |
Uworld(ユーワールド) (Wiley・Rogerが合併) |
$1,999~2,899/全科目 | 18ヶ月or無制限 | CPA会計学院 | 9,000問以上 |
Becker(ベッカー) | $2,499~6,399/全科目 $849/1科目 |
24ヶ月or無制限 | TAC | 7,000問以上 |
Surgent(サージェント) | $799~1,699/全科目 | 無制限 | ー | 9,000問以上 |
Gleim(グレイム) | &999/全科目 $250/1科目 |
18ヶ月 | ー | 12,000問以上 |
最も高いのはBecker、安いのはGleimという結果でした。
アクセス期間や問題数など考慮すべき点は多くありますが、コストだけで考えれば18ヶ月の期間で$999で受講することができるGleimが一番安いと言えます。
ただし、受験資格を得るために必要な会計単位・ビジネス単位の準備を全て自分で行う必要がある点を踏まえれば、日本のUSCPA予備校経由で学習を進めた方がコスパはいい気がします。
USCPA試験のハードルは試験だけでなく受験資格や単位の取得が煩雑といった点もあることに留意しましょう。
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まとめ:洋書よりも日本のUSCPA予備校がおすすめ
以上のとおり、おすすめの洋書(オンラインプログラム)についてご紹介してきました。
アメリカのプログラムに直接申し込むのも良いと思いますが、個人的には長期的なコスパを重視すれば日本のUSCPA予備校を選んだ方が安心かなと思います。
USCPAはコストも時間もそれなりにかかる試験なので、是非今回の記事を活用してUSCPA試験にチャレンジいただければと思います。