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USCPA受験資格で必要な会計単位&ビジネス単位とは?

04/12/2022

USCPA受験資格で必要な会計単位&ビジネス単位とは何か知りたい

このようなお悩みにお答えします。

アビタスに通学しつつBig4監査法人アシスタントとして働きながらUSCPAに合格した私が、USCPA試験の受験資格に必要な会計単位とビジネス単位について調査しました。

結論としては、会計単位もビジネス単位も取得するのに難しいものではなく、高卒や理系大学卒など会計のバックグラウンドがない方でも単位とUSCPA試験の受験資格を得ることができます。

今回の記事を読めばUSCPAの会計単位とビジネス単位に関する理解がぐっと深まると思いますので、興味のある方は是非読み進めてみてください。

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USCPA(米国公認会計士)試験の受験資格

まず、USCPA試験の受験資格について一覧表をまとめました。今回はこの中でも会計単位・ビジネス単位に絞って解説します。

州・島嶼地域 受験資格取得条件
日本の高卒・専門卒 日本の大卒 会計学必要単位 ビジネス学必要単位 合計必要単位
モンタナ(MT) 24 (以下含む)
financial accounting
auditing
taxation
management accounting
24 48
グアム(GU)
or
120単位
24 (以下含む)
Financial Accounting and Reporting (upper division)
Auditing and Attestation Services (upper division)
Taxation (upper division)
Managerial Cost Accounting (upper division)
24 (以下含む)
Economics : 6
Finance : 3
Business Law : 3
48
ニューヨーク(NY) 24 (以下含む)
Financial Accounting(upper division)
Auditing(upper division)
Taxation
Management Accounting
21 (以下含む)
Economics : 6
Finance : 6
Business Law : 6
Statistics : 3
120
アラスカ(AK) 15 15
ワシントン(WA) 24 (内15単位 : upper level or graduate level) 24 150

USCPAに必要な会計単位とは?

USCPA試験で受験要件を満たすのに求められる会計単位について、TACの公式サイトで以下のとおり解説がありましたので抜粋させていただきます。

TAC公式HPより

このように会計学の単位は、USCPAとなるのに必要な最低限の会計に関する素養をもっていることを証明するものです。

ご自身がこれらの単位を取得されているか否かについては、以下のUSCPA予備校で単位取得状況を無料診断してもらうのがおすすめです。

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大卒向け会計単位が取得しやすい州

こちらをみると、会計単位が少なくすむのはアラスカ州の15単位一択です。

さらにアラスカ州はビジネスに関する単位も不要なので非常に受験資格を得やすいです。(私もアビタスで申し込んだときにはアラスカ州での出願を選びました)

高卒・専門卒向け会計単位が取得しやすい州

一方、高卒・専門卒の方であればモンタナ州1択になると思います。

モンタナ州では会計学24単位&ビジネス24単位の合計48単位必要な点に注意が必要です。

USCPAに必要なビジネス単位とは?

続けて、州によって会計学以外にも求められるビジネス単位について、先ほどと同じTACの公式サイトで解説がありましたので抜粋させていただきます。

 

TAC公式HPより

このようにビジネス単位は、経済学や経営学など、会計以外の幅広いビジネスに関する学問の素養をもっていることを証明するものです。

受験資格に必要な会計・ビジネス単位がない場合の単位取得方法2選

受験資格に必要な会計学の単位は12~15単位程度と分かりましたが、受験資格に必要な会計単位やビジネス単位がない場合どうすればいいのか2つの方法をご紹介します。

①USCPA(米国公認会計士)予備校で単位取得する

第一に、USCPA予備校で単位を取得する方法が挙げられます。

USCPAは州ごとに出願をする特徴がありますが、中でも出願条件のゆるいアラスカ州(会計15単位)で予備校4校を比較してみます。

会計15単位含む予備校料金ランキング

  1. CPA会計学院:396,000円
  2. TAC:515,000円(入会金10,000円+通学講座代400,000円+単位追加取得代7,000円×15単位)
  3. アビタス:627,000円(入会金11,000円+講座代616,000円)

1番目に安いのはCPA会計学院の396,000円

USCPA予備校の中では破格の安さです。

単位取得料もこの受講料金に入っているので、安心してUSCPA試験にトライできると思います。

2番目のTACについては515,000円

プログラムの中に会計・ビジネス単位が含まれていないのに要注意です。

3番目のアビタスは一番安いライトパックでも627,000円と他校より高め。

予備校費用+単位取得費用の2つの観点で見れば、CPA会計学院が最も安いです。

おすすめのUSCPA予備校2選

②放送大学で単位取得する

一方、単位を取得する第二の方法が放送大学で単位を履修する方法です。

放送大学を活用するのに向いているのは以下の方です。

  • 独学の方(単位は放送大学で取得&受験手続は自力&勉強はWileyやBeckerなどの洋書
  • 予備校に申し込む予定だが、予備校の提携大学よりも安い費用で単位取得したい

放送大学には、自分の受けたい科目だけに絞って履修できる「科目履修生」といった制度があります。

たとえば、アラスカ州出願に必要な会計学15単位を取得したいと考えた場合、

  • アビタスの場合:24,200円(2単位)×7.5=181,500円
  • 放送大学:7,000円(入学金)+11,000円(2単位)×7.5=89,500円

といったように、アビタスに比べて放送大学の方が約10万円安い結果となります。

取得した単位は各州が認定するのですが(学歴評価といわれいます)、放送大学で取得した単位をUSCPAに必要な単位として認定された実績もあるようです。

また、放送大学では会計学以外にもビジネスに関連する学問の単位も多く取得できるので、モンタナ州出願の方にとっても有力な選択肢となると思います。

このように、単位取得だけを考えれば放送大学で単位を取得するのがお得です。

一方、トータルコストでいえば予備校の割引制度を活用して単位取得&受講する方が安い場合もありますので、各予備校のプログラムと比較しながら慎重に判断するのがおすすめです。

まとめ:単位がない方は予備校か放送大学を活用すればOK

以上のとおり、会計単位・ビジネス単位がない方でも予備校や放送大学を有効活用することでUSCPAの受験資格を得ることができます。

ポイントとしては以下のとおりです。

  • 大卒の方が受験資格を得るならアラスカ州(会計学15単位のみでOK)
  • 高卒・専門卒の方が受験資格を得るならモンタナ州(会計学24単位+ビジネス24単位)
  • 会計単位の取得だけを考えれば放送大学の活用がお得

ぜひ今回の記事が受験資格について悩まれている方のお役に立てば嬉しいです。

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  • TOEICスコア800以上が余裕で取れる
  • 新卒での内定率が爆上げする
  • 会計領域の箔が付くから昇進しやすくなる
  • 会計の専門人材だからジョブローテーションに巻き込まれなくなる
  • 海外赴任・海外出張のチャンスが爆上がりする
  • 海外で働くハードルが下がる
  • 国によってはビザがおりやすくなる
  • 海外トップMBA入学のアピールポイントになる

などなどメリットを挙げればキリがありません。

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