USCPA(米国公認会計士)の試験に合格すると人生が変わるのか・将来性があるのか知りたい
このようなお悩みにお答えします。
Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPA合格後の変化について徹底的に解説してみました。
今回の記事を読めば、USCPAに合格するとどんな素敵な未来が待っているのかについて理解を深められると思います。
高年収が期待できる!コスパ最強の資格5選
東洋経済公式HPより
早速ですが、上記の東洋経済の図表も参考にしつつ、高年収が期待できるコスパ最強の資格を5つご紹介していきます。
難易度と年収のバランスを考えれば、以下の資格がコスパが良いと言えます。
- 宅地建物取引士(宅建士)
- 行政書士
- 社会保険労務士(社労士)
- 中小企業診断士
またこの図にはありませんが、私のブログで紹介しているUSCPA(米国公認会計士)も個人的にはコスパ抜群の資格だと思いますので、合わせてご紹介します!
①宅建士(勉強時間:約400~600時間)
宅建士は不動産取引を専門とする資格で、法律、経済、建築に関する知識が身につきます。
独学での勉強も可能で、市販テキスト・問題集のみで400~600時間勉強すれば合格可能な資格と言われています。
合格率も17%程度と、コツコツ頑張れば受かるレベル。
ちなみに私の知り合いで宅建士に合格した女性は、1ヶ月前から詰め込みで合格したと言っていました(これは流石に詰め込みすぎかもしれませんが...笑)。
合格後は、不動産仲介業を中心に、幅広い顧客層に接する機会があります。
もちろん実務経験は必要ですが、数年間修行すればパートタイムや独立開業といった柔軟な働き方が可能で、ライフスタイルに合わせてキャリアを築ける魅力もあるようです。
個人的には以下しらいさんの動画を見て「週末宅建士として宅建試験に合格して独立するのもアリかな」と考えています。
フリーランスで月収100万円以上を実現できたら本当にすごいです。ちょっと羨ましい...。
②行政書士(勉強時間:約600~1000時間)
行政書士は、法律文書の作成や提出をサポートする専門家です。
難易度としては上記の宅建士よりも上がりますが(合格率は10%程度)、以下の古木さんの動画によれば、行政書士はメリットが多いそうです。
具体的なメリットとしては以下のとおり。
- 行政書士試験は基本的な法律科目からの出題が多くマニアックな法律が少ない
- 「許認可」という領域での独占業務が与えられている国家資格である
- 「許認可」の種類が多様であり自分の得意なフィールドが選べる
- 税理士・社労士・司法書士など他の資格に比べて合格までのハードルが比較的低い
- 学歴に関係なく受験できる(中卒、高卒でも全然OK)
このように、他の国家資格のように独占業務もありつつ、合格も比較的しやすいという点で魅力があると言えます。
③社会保険労務士(勉強時間:約1000時間以上)
労働法や社会保険に関する専門家です。
企業の人事・労務管理をサポートし、労働者の権利保護などにも関わる仕事を行います。
最近は合格率が下がり(合格率5%程度)、難易度が上がっているとのことですが、合格後には社労士事務所で働いたり独立も目指せるなど、働き方が多様な資格です。
汐留社会保険労務士法人さんの動画でも、「40代からキャリアは築ける!」といったご紹介がされています。
④中小企業診断士(勉強時間:約1000時間以上)
中小企業の経営改善や発展をサポートする専門家です。
経営全般に関する幅広い知識を身につけることができます。
それなりに合格まで時間がかかる資格ですが、
特に知り合いの診断士の方から聞いたところで言えば、以下のメリットがあるとのことです。
- 特に補助金の申請サポートの領域で中小企業診断士という肩書きが強みを発揮する
- 商工会議所や機構などに登録することで、単価は低いものの安定した仕事の依頼が来るので実績づくりもしやすい
- 中小企業診断協会など診断士同士の繋がりが強いので、しっかりコネクションを作ることで仕事依頼のチャンスが広がる
特に、中小企業診断士の間での繋がりが強いという話は意外でした(あまり他の士業でこういう話は聞かない気がします)。
以下の動画のてぃむ先生は、月額固定で50万円の収入がある魅力的な資格とおっしゃっています。
また中小企業診断士については、以下の記事でUSCPAと比較して書いています。
受験するのにどっちが良いのか?を深掘りしたい方はぜひ合わせてご覧ください。
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⑤米国公認会計士(勉強時間:約1,500時間以上)
最後に、上記の図表にはありませんが、私の保有するUSCPA(米国公認会計士)という資格の魅力もお伝えします。
USCPA試験の大まかな制度としては以下のとおりです。
- 科目:4科目(財務会計、監査、法律、3つの選択科目(ビジネス諸論、IT、タックスプラニング)のうち1科目)
- 費用:1科目あたり約10万円+予備校代40〜60万円(補助金の活用で15万円程度に抑えることもできる)+学歴評価や単位取得費用など10~20万円
- 会場:東京または大阪のテストセンター(アメリカ以外でも受験可能)
- 日程:自分で選べる&3ヶ月に1度
- 勉強時間:1,500時間程度
- 合格率:20%前後?(合格率については別の記事で解説しています)
合格まで最低でも100万円前後のコストがかかる...という点で言えば確かに「コスパいいの?」と疑問を持たれるかもしれません。
しかし、長期的に見れば他の資格と比較しても圧倒的にキャリアの選択肢が広がりますし、高年収を実現できる可能性はかなり高いです。
もう少し、USCPAという資格の魅力について深掘りさせてください。
私がコスパ最強資格に合格してどのように人生が変わったか?
以上の通り、コスパのいい資格をご紹介してまいりました。
私はこの中の「USCPA(米国公認会計士)」という資格を取得したことで、大きなキャリアアップに繋げることができました。
(実際、本当にコスパがいいと思い、USCPAの良さを知ってほしいと考えたのでこのブログを立ち上げました)
はっきり言って、これからの時代に資格にチャレンジするならUSCPAが最強だと思っています。
私がなぜUSCPAをすすめるのか?
その理由を大きく3つに分けてご紹介します。
①英語と簿記に抵抗がなければ誰でも合格の可能性があるから
USCPAの勉強を始める前の私は、
- アラサー
- 簿記2級
- TOEIC700台
- 会計業界未経験
といった、特に突出したものを持っていない普通のサラリーマンでした。
加えてJCPA試験にチャレンジしたものの撤退・挫折した経験もあったことから、自分の中ではキャリアが中途半端になりそうな漠然とした不安がありました。
ですが、上記のようなスペックの私でもUSCPAになることができました。
もっと言えば、
- 簿記3級に合格できるレベルで簿記への抵抗がなく
- 英語についてはスラスラではないにしても読むのは嫌いではない
といった2つの条件を満たせる人であれば誰でも合格できる可能性はあります。
私自身、USCPAに合格したことで「自分にはUSCPAがある」という絶対的な安心感・責任感が芽生えました。
これにより、仕事で挫けそうになった時でも「これでも自分はUSCPAに合格したのだから」と自分自身を奮い立たせて仕事に取り組むことができるようになりました。
ぜひUSCPAも選択肢の1つとして考えていただきたいです。
②キャリアが爆発的に広がるから(もちろん高年収も期待できる)
会計業界で実務経験を積めば、取り組もうと思えばコンサル・金融といった分野での高収入も狙えると思います。
特に昨今では複数スキルの掛け合わせができる人材ほど重宝されると思いますし(監査法人でもITに強い会計士はいろんなチームから引っ張りだこです)、自分が希少人材となることで年収アップをはかっていけるはずです。
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さらに、ガツガツ働きたくない方でもUSCPAを持っていれば、まったりとした働き方も可能です。
特に外資系企業の経理や内部監査の職種であれば、しっかりリサーチすれば非常に好待遇の求人を見つけることができます。
③英語も会計も必須。AIに簡単には取って代わられないから
USCPAを持っていれば英語・会計の基礎スキルの証明になるので、食いっぱぐれる可能性はかなり低くなるのではないでしょうか。
飲食・介護・教育・運輸といった景気に左右される分野も多い中で、会計業界は景気の影響を受けにくく、よほどのことがなければ仕事がなく路頭に迷うこともないと思います。
昨今は値上げやインフレによる不況の気配が漂っていますが、世間と比較すれば割といい報酬をもらえる機会も多いので将来性は抜群だと感じます。
まとめ:自分に合った最強コスパ資格を!
以上のとおり、コスパに良い最強資格についてご紹介しました。
この中でも私はUSCPA(米国公認会計士)を選びましたが、合格後は自分の人生にとって非常にいい影響があっただけでなく、これからも永続的に自分の将来の選択肢を広げられるようになったと感じます。
上記でご紹介したとおり、取得メリットはかなり多いです。
- 自分に自信がついた
- 周りからの評価も変わった
- 監査法人でも重要な仕事を任されるようになった
- 食いっぱぐれない・不況に強い
- キャリアアップで年収を高めていける
- ワークライフバランスも考えながら仕事を続けていける
また、USCPAだけでなく今回ご紹介した国家資格は合格すればあなたの立派な肩書きになりますし、いずれも食いっぱぐれることのない超優良資格だと思います。
ぜひ今回の記事が、コスパのいい資格について知りたい方のお役に立てば嬉しいです。