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キャリアの悩み

フェルミ推定はくだらない?面接官の本音を解説!

「フェルミ推定はくだらない」という意見の本当のところを知りたい

このような疑問にお答えします。

私はBig4監査法人で働いているのですが、働く中で同じグループのコンサルの方ともご一緒する機会がありました。

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そこで採用面接の話をしたときにコンサルの方から「フェルミ推定」なるものの練習をしたといったエピソードを伺いました。

一方で「フェルミ推定なんてくだらない」といった意見もあることから、その真相を調査してみるとことにしました。

今回の記事を読めば、戦略コンサルやFASなどの企業の面接で問われる「フェルミ推定」の実際のところについて理解が深められると思います。

フェルミ推定とは?

そもそもフェルミ推定とは何か?といった点ですが、フェルミ推定はあらゆる情報が不足している状況で、大雑把ながら合理的な推測を行うための方法です。

この手法は、物理学者エンリコ・フェルミにちなんで名付けられました。

フェルミ推定のプロセスは、ざっくり以下のステップで進行します。

  1. 問題を複数の要素に分割する: 大きな問題を、より扱いやすい小さな問題に分割します。
  2. それぞれの要素の推定: 分割した各部分について、利用可能な情報や経験に基づいて推定を行います。
  3. 推定値を出す: 各部分の推定を組み合わせて、全体の推定値を導き出します。

フェルミ推定は、正確なデータや情報が不足している場合に特に有用です。

例えば、

「この街にはいくつのピアノの調律師がいるだろうか?」

といったお題が出された時、

  • 人口統計
  • ピアノの普及率
  • ピアノチューナーの必要性

などを考慮して推定することができます。

このような推定は、問題解決や意思決定の初期段階で役立ちますが、あくまで近似値であることに注意が必要です。

「フェルミ推定はくだらない」と言われる理由は?

早速ですが「フェルミ推定はくだらない」と言われる理由から見ていきましょう。

とにかく抵抗感がある、やって意味があるのか?という意見。

予想には裏付けがないとだめなのでは?といった話も。

「正解のない高校生クイズ」といったコメントもありました。

フェルミ推定は本当にくだらない?実際のところのポイント3選

それでは果たして、フェルミ推定が本当にくだらないのか?という点ですが、私個人としては「くだらない」というのは短絡的かなと思います。

結論、フェルミ推定はくだらないことはなく非常に有意義なものと考えます。

そのポイントを3つ解説します。

①面接官は正確な回答を求めているわけではない

まず、面接官は正確な回答を求めているわけではないです。

上記ツイートの方はくだらないとは思っていたけど、途中でフェルミ推定への考え方が変わったようです。

重要なのは

  • 瞬発力
  • ビジネスの解像度

といった上記のポイントは私もそのとおりだと思います。

②面接官の目的はあなたの「思考プロセス」を知ること

では面接官は何を知りたいかといえば、あなたの「思考プロセス」です。

上記のツイートをされているなすさんに賛成です。

結論をいかに早く導いたとしても、納得できる説明がないと面接官も「?」となるはず。

あなたの推定値を出すまでの思考プロセスが簡潔でわかりやすいものかどうか?

が計算結果よりもずっと大切になります。

③間違ってても論理的に議論の深掘りができればOK

最後のポイントとしては、数字は適当でいいから論理的に考えられるかという点。

フェルミ推定は文字通り「推定」なので、正確な数字なんて出せません。

むしろ正確じゃないのはわかっていて、面接官は質問をしているわけです。

面接官がさらにやりたいことは、上記のとおりあなたの思考プロセスがわかったタイミングで

  • あなたが分解した要素をXXとしてあげたのは何故ですか?
  • これはXXとも考えられると思いますが、その点どう考えますか?

といったように、面接官はあなたのことを

議論の深掘りができる人材なのかどうか?

が見極めたいのです。

まとめ:フェルミ推定はあなたの思考回路を知るのに役立つツール

フェルミ推定はあなたの思考回路を知るのに役立つツールです。

フェルミ推定はくだらない・意味ないといった意見もありますが、面接官としての意図としては

  • あなたの思考プロセスを知りたい
  • あなたが議論を深掘りできる人材なのかを見極めたい

といった点に重点を置いています。

なので「推定値を出すなんて短絡的な話」で終わらせずに、フェルミ推定を楽しんでみるつもりでトライしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに私がキャリアコンサルタントとお話する中で提示いただいて、特に良かった本は、以下の「地頭力を鍛える 問題解決に活かす フェルミ推定」です。

 この本を読破すれば、戦略コンサルやFASといった企業の面接でフェルミ推定が出されてもかなりの高確率で上手に対応できるようになるはずです!

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