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USCPA試験の本当の日本人合格率を徹底解説!

USCPA試験の日本人受験生の本当の合格率を知りたい

このようなお悩みにお答えします。

Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPA試験の日本人受験生の合格率について徹底的に比較してみました。

今回の記事を読めば社会人でも学生の方でも、USCPAが日本人にとってどれほどの難易度なのかについて理解を深めることができると思います。

USCPA(米国公認会計士)のまとめ表

まずは以下のUSCPA(米国公認会計士)についてのまとめ表をご覧ください。

USCPA
難易度 難しい (偏差値:69)
試験制度 科目合格制

すべて英語 (四択&総合問題)

受験回数 いつでもOK
失効制度 あり (1科目合格後18ヶ月以内)
試験範囲 (科目数) 広い

(4科目)

費用 120万円以上
受験資格 高卒以上

会計単位(+ビジネス単位)

合格率 1科目合格率:約38%

全科目合格率:約18%

勉強時間 約1,500時間(約18ヶ月)
向いてる人 社会人・学生
キャリア Big4監査法人

Big4 FAS

日系&外資系企業

今回はこの中でも合格率について詳細をご紹介していきます。

USCPA(米国公認会計士)試験の日本人受験生の1科目あたり合格率:38%

USCPA試験の日本人受験生の1科目あたり合格率ですが、約38%と思われます。

USCPAは他の会計に関連する資格の難易度と比較してもかなり難しい部類に入ります。

ただしUSCPAの日本人受験生の合格率についてはデータが少なく、かなり論争を呼んでいます。

順番に4つのデータを例示します。

①NASBA:32.8%

USCPA試験を運営するNASBAによれば、2019年時点で32.8%の合格率となっています。(データはecoslymeさんのブログよりお借りしました)

USCPAエコスラブログ「【USCPA】難易度も挫折率も高い!日本人合格率はたった18%!?」より

②アビタス:41.2%

私も通っていたおすすめの予備校であるアビタスによれば、2019年時点で41.2%の合格率となっています。

アビタス公式HPより

③プロアクティブ:34.3%

続けて大手予備校のひとつのプロアクティブのサイトによれば、2017年時点で34.3%の合格率とのことです。

プロアクティブ公式HPより

これについてはかなり丁寧に解説されていて、FARが40%前半、BECやAUDが20%後半といった記載も妥当だと思います。

④Farhat Lectures:43.1%

海外サイトの「Farhat Lectures」によれば、合格率は43.1%となっているようです。

Farhat Lectures 公式HPより

ただし上記については情報源がどこなのか分からず、1科目ごとの平均合格率なのか、4科目すべての合格率なのかも推測が難しいです。

個人的には、1科目ごとの合格率であると考えています。

1科目あたり合格率:約38%

このように複数サイトからデータを抜粋しましたが、USCPA試験の1科目あたりの合格率を平均すると「約38%」で推移していると考えられます。

  1. NASBA:32.8%
  2. アビタス:41.2%
  3. プロアクティブ:34.3%
  4. Farhat Lectures:43.1%

平均:約38%(37.85%)

USCPA試験の日本人受験生の全科目合格率:18%

ただし重要なのは、4科目すべてに合格した日本人受験生の合格率だと思います。

科目合格でも転職エージェントに相談すればそれなりの求人を紹介してくれますが、やはり全科目合格が最終目標であるはずです。

先ほどもご紹介したNASBAの2014年データ(ecoslymeさんたびたび失礼します)によれば、4科目すべてを突破した方の割合(全科目合格率)は約18%(全科目合格者325名/日本人受験生全体1,799名)となります。

USCPAエコスラブログ「【USCPA】難易度も挫折率も高い!日本人合格率はたった18%!?」より

USCPA試験を運営するNASBA・AICPAのいずれも、2014年以降はデータを公表していないため、直近のデータを得られていません。

ただecoslymeさんもすでに同様の分析をされていますが、実際の日本人受験生の合格率はこんなもんだと思います。

データは2014年と古いものの、18%という合格率現在に至るまでそれほど変化していないと考えています。

今後の合格率はどうなる?

ではこれからの合格率がどうなるか?といった点でいえば、「今後も20%前後で推移するのではないか」というのが私の見解です。

その背景としては以下の2つが挙げられます。

  1. 2021年までにBEC・REGの合格率が上昇傾向にある(ネイティブの場合)
  2. しかし2024年の新試験制度によるBEC廃止で、対策が取りづらくなる

つまり、科目によって合格率が上がるものと下がる可能性のあるものがあるため、総合的に見れば難易度は変化しないのでは、という推測です。

①BEC・REGはネイティブの合格率が上昇傾向にある

たとえば、2006~2021年の米国内の合格率グラフは以下のとおりです。

Gleim公式HPより

これをみると、BECとREGについては2021年にかけて60%前後まで合格率が上昇しています。

一方、FARは分量が多かったり、AUDでは深い理解が求められることから、合格率は比較的低めの45~50%で推移しています。

②2024年1月新試験制度への移行でBEC廃止&BAR,ISC,TCPが導入される

また、USCPA試験は2024年から以下のとおり新試験制度への移行が控えています。

NASBA公式HPより

まとめると以下のとおり。

  • FAR・AUD・REGの3科目はコア科目として継続する。
  • BECが廃止になり、BAR・ISC・TCPの3科目の中から1科目に合格する選択科目制となる。

新試験制度への移行は2024年1月1日を予定していることから、日本の各大手USCPA予備校も対応を急いでいる状況だと思います。

BEC廃止にあたり、後継の選択科目3つ(BAR,ISC,TCP)のうち、アビタスはBAR(Business Analysis Reporting)をオススメ選択科目として打ち出していくようです。

アビタスのパンフレットより

私もBEC受験時はNPVやPERなどのファイナンス分析が好きだったので、BARを選択科目とするのはポジティブに考えています。(FARから移行してくる学習領域もあるので注意は必要です)

とはいえ、対策がしづらくなることに変わりはないので、新試験制度に移行する2024年の選択科目の合格率は低くなるのではないかと推測しています。

アビタスの新試験制度に関する詳細が気になる方は、以下リンクからパンフレットを入手されるのをおすすめします。

アビタス  ※日本人合格者数No.1。無料でパンフレット入手・セミナー参加・受講相談できます。

まとめ:USCPA試験は日本人受験生にとって簡単ではない

以上のとおり、USCPAの日本人受験生の合格率について解説してきました。

日本人受験生の合格率は以下のとおり推移していると考えられます。

  • 1科目あたり:約38%
  • 全科目:約18%

これをみると、USCPAは日本人受験生にとって決して簡単とは言えない試験であるとご理解いただけたと思います。

さらに2024年に新試験制度が控えている状況をふまえると、合格率が上昇するシナリオは考えにくいです。

このように、USCPA試験はこれからがまさに変わり目となるので、始めるのであれば早めに動くのもありです。

もしUSCPAに挑戦しようか悩んでいる方は実績のある予備校を比較してみてください。

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  • この記事を書いた人

USCPA職人

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