直属の上司がうるさいので状況別での対処法を知りたい
このようなお悩みにお答えします。
上司のうるさい行動に悩んでいる方は多いでしょう。
私語や物音、パワハラや細かい指示など、ストレスの原因は様々です。
そこで今回の記事では、Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、うるさい上司について解説してみました。
今回の記事を読めば、上司のうるさい言動に対する対処法・解決策について理解を深められると思います。
それでは順番に解説してまいります!
上司からの指示・指導がうるさい!というときの対処法3選
まずは「上司からの指示・指導がうるさい!」となったときの対処法についてご紹介します。
①上司の細かい指示への対処法
上司からの細かい指示が多すぎてストレスが多い、うつになりそう、といった方もいるかと思います。
いちいちうるさい上司、どうでもいいことに細かい上司など、バリエーションをあげればキリがありません...。
具体的な対策としてはまず、上司が何を求めているのかを明確に理解することが解決への第一歩だと考えています。
たとえば
- 期限は本日中なのか、3日後でもいいのか
- 50%までの進捗で報告すればいいのか
- 完成度とスピードどちら重視なのか
といった情報を事前に共有するだけでも、上司とのすり合わせができます。
このような確認作業をしっかり行えば、上司の細かなネチネチとした指示も減るのではないかと思います。
あるいはこちらがどれほど注意してても、どうしても口を出したくなるタイプの上司というのも存在します。
この場合は、ある程度こちらが大人になって「しょうがないから上司の指示を聞いてあげる」というスタンスで接すれば心も和らぐかなと思います。
②上司からのパワハラの対処法
続けてパワハラ上司で苦しんでいる方の場合。
ハラスメントにはいろんなものがありますが、いずれにしても上司から精神的苦痛を受けるのは辛いですよね。
私も事業会社で勤務していた時には複数のハラスメントを経験したので気持ちはよくわかります...。
これもすぐに解決を目指すのは難しいかもしれませんし、行動に移すのが難しいのは百も承知ですが、まずは一旦、上司とのコミュニケーションを試みることが重要です。
上司の言動に対して、感じたことや意見を伝えられそうであれば伝えてみる。
もしそれが難しそうだったら
- 友人・知人・家族に上司と自分の状況を伝えて何が問題なのかをチェックしてもらう
- レコーダーを購入して上司のおかしな言動を記録する
といったような次のアクションに移します。
特にレコーダーについては、以下の記事でもご紹介の通り私も実践していた方法です。(笑)
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自己防衛のためにも、上司からのパワハラを証拠として残すことが重要です。
メールやチャットの履歴、目撃者の証言などを残しましょう。
もしある程度裏が取れたら(証拠はあったほうがいいですが最悪なくても)、会社の人事部や労働組合に相談することも有効です。
それを踏まえてもなお、あまりにも会社が非協力的で問題を放置するようであれば、労働基準監督署へ相談すること。
以下リンクから厚生労働省の労働相談についてのページにアクセスできます。
労働基準行政の相談窓口(厚生労働省サイト)
それでもなおどうしようもないとなれば、法的な手段を考えるのも手です。(が、最終手段と考えたほうがいいです)
以下リンクの法テラスは、法務省が運営している法律相談のできる窓口となっています。
以上のように、上司からのパワハラに対処するには自己防衛&周りの人の支援が必要です。
冷静に対処し法的な手段も検討することで、自分を守ることができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
③上司からの言葉遣いやマナーの注意への対処法
続けて上司からの言葉遣いやマナーの注意は、職場でストレスを感じる原因の一つです。
これもまずは、上司とのコミュニケーションを試みましょう。
指摘されてこちらがムッとなってしまっては不利になる場合もあるので、できるだけ上司とは冷静なトーンで話し合えるとベストです。
もし、上司とのコミュニケーションが上手くいかない場合は、人事部や上司の上司に相談することも有効です。
ただし、上司を攻撃するのではなく
「XXさんからXXといった注意を受けたのですが、改善してもなかなかご理解をいただけていなくて...どうすれば良いのかわからずご相談差し上げました」
といったように、なるべく事実を具体的に伝えた上で、人事や上司の上司に問題解決のためのアドバイスを求めるスタンスがいいです。
どんなにクソ上司でも、その人へのリスペクトの気持ちを1%だけでも持ってるだけで落ち着きますし、自分の話ぶりも変わってきます。
以上のように「上司の上司」に相談する時には、直属の上司のメンツを潰さないよう慎重に行動するのがおすすめです。
上司の物音がうるさい!というときの対処法2選
続けて、上司の物音がうるさい!というときの対処法をまとめてみました。
①ため息・咳払い
上司がため息をつくことは意外とあるあるではないでしょうか。
職場でストレスを感じる大きな原因の一つであるはずです。
まずは、上司のため息について理由を尋ねられるようでは尋ねてみる方法があります。
たとえば
「何か心配なことでもありますか?」
などと尋ね、上司が抱える問題やストレスの原因を聞き出すことができます。
あるいは自分自身に対するものかもしれません。
その際には
「何か私の方で改善したほうがいい点がありますか?」
と、早めに問題の芽を摘むスタンスで話しかけてみるのもアリです。
しかし、本当に自分に問題が会った場合に備えて、自分自身が精神的なダメージを負いすぎないように、心に余裕のあるタイミングで話しかけてみるのが重要かなと思います。
ある程度、上司に対する共感や理解を示すことも大切です。
上司が抱える問題やストレスに共感し、理解を示すことで、上司との信頼関係を築くことができるのではないかと思います。
②キーボードの音(特にエンターキー)
上司のキーボードの音がうるさいと感じた場合、そのまま我慢してしまうとこちらがストレスがたまってしまうことがあります。
特にエンターキーを「ッターーーン!!」と響くような音を連発する方も中にはいると思います。
(私の前職にもおり、遠い場所からも聞こえたので近くの方はさぞ迷惑だろうなと思いました笑)
が、これについても上司との良好な関係を保つためにうまく対処する必要があります。
まずは、上司に気づかせることが大切です。
できるようであれば(それができれば世話ないよ!という声が聞こえそうですが)、上司に
「申し訳ありませんが、キーボードの音が少しうるさいので、もう少し静かに打っていただけますか?」
などと、ストレートに丁寧にお願いしてしまうこと。
それが難しいようであれば、周りの同じようなストレスを抱える先輩・後輩社員とこっそり相談して「あの人うるさいですよね...」といった会話から、少しずつ解決の糸口を探していくのも大切だと思います。
あまりにひどければ、パワハラのところでもお伝えしたように、上司の上司に「直属の上司のキーボードの音がうるさくて...」と波風を極力立てずに相談してみるのも手段としてあり得るのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、大切なのは、上司との関係を損ねないよう丁寧に対処することです。
ぜひ慎重に対策を考えていきましょう。
まとめ:上司がうるさい原因をさぐって慎重に対処を
以上のとおり、「うるさい上司」に当たってしまった時の対処法についてご紹介しました。
全てに共通することとして、上司がうるさい原因をさぐって慎重に対処をすることが、これ以上人間関係を壊さずに継続するための有効な方法だと思います。
あるいは、あまりにも問題のある上司であなたが振り回されてしまうことが多いようであれば、環境を変えてみるのも選択肢の1つとなるかもしれません。
私自身は事業会社で漫然とジョブローテーションすることに強い危機を感じ、「会計のプロフェッショナルになりたい」という思いでBig4監査法人に転職しました。
Big4をはじめとするコンサル業界は、上下関係はあるものの風通しがよくフラットな文化なので、自分の仕事をしっかりこなせば評価してもらえる環境です。
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