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初心者向け

USCPA試験のグアムでの受験料はいくら?

30/11/2022

USCPA試験のグアム受験料はいくらなのか知りたい

そんなお悩みに答えます。

勉強期間16ヶ月総費用148万円かけてUSCPAに全科目合格した私が、USCPA試験のグアム受験料はいくらなのか調査しました。

今回の記事を読めばUSCPA試験のグアムでの受験料についてより理解を深められると思いますので、是非読み進めてみてください!

USCPA(米国公認会計士)のグアム受験料

USCPAのグアムでの受験料は大きく分けて5種類に分かれます。

①初回出願手数料(First-Time Application)

グアムの初回出願手数料は$200かかります。

この手数料は出願州によって約$150~$250かかるのですが、NASBAのサイトの各州をクリックすることで州ごとの手数料が分かります。

初回出願時には、1科目分~4科目分の登録が可能です。

留意すべきなのが、初回出願時に発行されるNTS(Notice to Schedule:受験票)の有効期限が発行後6ヶ月である点です。

すなわち、「出願後(NTS発効後)6ヶ月以内に受験しなければならない」ということになります。

もし初回手数料支払い時に4科目を同時出願してしまうと、6ヶ月以内に4科目を受験する必要が生じます。

学習が間に合わなかった科目は受験料を無駄にしてしまう可能性があるので、初回出願は1~2科目の登録がベターです。

また初回出願のタイミングは、1科目めを1~2ヶ月以内に受験できそうな時期が良いです。

②再出願手数料(Re-Exam Application)

再出願する場合、グアム受験では手数料として$100かかります。

再出願は以下の2パターンがあります。(科目はあくまで例です)

  • FAR受験1回目で不合格となり、再度FAR受験2回目にチャレンジする場合
  • 初回出願時はFARを登録していたが、FAR合格後にAUDを再出願する場合

ちなみに私の場合は、初回出願でFARAUDの2科目を同時に登録しましたが、最初のFARの学習に時間がかかりすぎてしまいました。

その後のAUDの学習時間もあまり取れず、結果的に2科目とも不合格となりました。

なので個人的な意見ですが、再出願時はまとめて複数科目を登録しようとせず、1科目ずつ登録しても良いと思います。

結果的にスケジュールの変更がラクになり、落ち着いて学習をすすめることができます。

③受験料(Exam Fee)

アメリカ国内・ハワイ・カナダ・海外受験にかかわらず、1科目あたり受験料$238.15かかります。

④海外受験料(International Fee)

グアム受験の場合、1科目あたり$140.00 (グアム在住者は$70.00)かかります。

なお日本国内などで受験する(アメリカ国内・ハワイ・カナダで受験しない)場合、1科目あたり海外受験料$371.55かかりますので、海外受験料を考えれば日本国内よりもグアム受験の方が$231.55お得です。

4科目同時受験できれば日本受験よりも$926.2安上がりかと思いますので、この金額よりも渡航費や現地の宿泊費・交通費が下回ればお買い得と言えます。

しかし、実際に受験してみた感想としては1科目ずつ受験していくのが現実的だと思います。

せっかく日本でも受験できる環境があるので、日本在住の方であれば日本会場(御茶ノ水or中津)で受験されるのがいいと思います。

⑤変更手数料

グアム会場の予約後、NTS有効期限内で受験スケジュール変更・キャンセルする場合、以下のとおり手数料がかかります。

  • 試験が30日より先:無料
  • 試験6~29日以内:35ドル
  • 試験1~5日以内:82.25ドル
  • 試験1日(24時間)以内:受験費用全額(返金不可)

私の場合は日本会場での受験でしたが、1度だけ35ドルを支払い、試験日程を1ヶ月ほど延期したことがあります。

なるべく一度申し込んだ日程は動かさないのがベストですが、仕事や家庭との両立を考慮して、難しそうであれば日程変更なども戦略的に考えてみてください。

日本の会計系資格と比較して頻繁に値上げされるのに注意

日本の会計系資格と大きく異なるのが、値上げの頻度かと思います。

簿記検定などはほとんど受験料に変動がありませんが、USCPAに関しては

  • 数年に1度
  • 十数ドルずつ

のペースで値上げされています。

日本国内の給料があまり上がらない状況を考慮すると、早めに受験をスタートして合格するのがベストです。

まとめ:値上がり傾向は続くので早めに挑戦するのが吉

USCPA試験の受験料についてまとめると以下のとおりです。

  • グアムでの初回出願手数料(First-Time Application):$200
  • グアムでの再出願手数料(Re-Exam Application):$100
  • 1科目あたり受験料:$238.15
  • 1科目あたりグアム受験料:$140.00 (グアム在住者は$70.00)
  • 変更手数料:$35~全額

仮に

  • 初回出願手数料の支払い1回
  • 再出願手数料の支払い1回
  • 4科目すべて同時受験&ストレート合格
  • グアム在住者でない方がグアム会場で受験

という条件の場合、

$200+$100+($238.15+$140)×4科目=$1,812.6(1科目あたり$453.15)

が最低でもかかる受験料となります。

仮に1ドル140円とした場合、1科目あたりの受験料は約6.3万円となります。

日本での1科目あたり受験料が10万円前後であることを考えると、もしグアム在住の方やグアムへ行く機会がある方は、グアムでの受験がお得だと思います。

このようにUSCPAはコスト時間もそれなりにかかる試験ですが、是非、今回の記事がUSCPA試験の受験で悩まれている方にとってお役に立てば嬉しいです。

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