USCPA合格がどのように自分のキャリアに活かせるのか分からない
このようなお悩みにお答えします。
Big4監査法人へアシスタントとして転職後アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPAのキャリアへの活かし方について徹底的に解説してみました。
今回の記事を読めば、USCPA合格後にどのようにキャリア選択の幅が広がるかについて理解を深めることができると思います。
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USCPAの効果的な活かし方についてのTwitterの声
まずは、USCPAの活かし方についてのTwitterの声をいくつかご紹介します。
USCPAはキャリアに活きるのかは定番テーマだけど、僕の場合はUSCPAを取ってキャリアが良い方向に激変したのは間違いないし、事業会社で日系外資両方経験してるけど、資格の種類で不公平感を感じたことは一度もない。USCPAに取り組んでいる方は、色んな雑音あるけど一切無視して頑張ってほしい。
— 吉田 悠人 | Hisato Yoshida (@HisatoYoshida) March 13, 2022
ぼくの場合は、USCPAに合格して海外赴任のチャンスも巡ってきたし、面白い形で転職もした。そして何よりこれまで出会うことのなかった層の友人ができた。
どの資格も活かし方次第。監査報告書にサインすることは初めから望んでなかったが、十分にリターンはあるように思う。人生の幅は広がった。 https://t.co/7YXhPWYMAN
— 篠原啓輔@営業×BPO×USCPA×家計簿アプリ会社社長 (@shinoharaksuke) March 13, 2022
USCPA合格・監査法人に転職して半年が過ぎた頃から起こった変化
・試算表の見え方が変わった(会計知識が成長)
・英語ジョブの増加(望んでいた環境)
・むしろ合格後の方が勉強熱心に今、USCPAをフル活用してキャリア形成してる実感があります。これが実現したかった状態です。#USCPA #監査法人
— パラゴン@USCPAを活用→海外で独立に挑戦中 (@Paragon_English) February 12, 2022
USCPA全科目合格後にビズリーチやってみたら企業からのダイレクトスカウトがめちゃ増えた
— りぉうg (@NoirArbre) December 23, 2022
今日はUSCPAのスコアリリースだったみたいですね。
合格された方おめでとうございます🎉
合格後は監査法人に入る人が多いと思いますが、グループ内の年収はFAS=コンサル>監査法人なのでFASやコンサルも検討してみてください。
異動も可能ですが職階を落とすことが多いので初手で入った方がいいですよ— 藍場アレン (@Allen_aiba) November 8, 2022
以上のTwitterの声の通り、「USCPA合格」という肩書きはポジティブな効果を発揮します。
私も実際に合格してみて思うのは「自分はどのようなワークライフバランスを考えているのか?何を優先したいのか?」を軸にキャリア形成できるのがUSCPA合格の強みだと感じます。
「プランAがダメでもプランBがある」といったように、選択肢に幅を持たせられる点で、USCPAは非常に魅力的な資格です。
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USCPAの活かし方6選
それでは、本題のUSCPAの活かし方について解説していきます。
①新卒(第二新卒)入社
自分のキャリアの方向性をアピールしやすくなる
個人的には、特に商学部や経営学部の方などが大学3年生〜4年生のうちにUSCPAに合格しておくことで、いろいろなシチュエーションで自分のキャリア形成のリスクヘッジができると思います。
第一に、入社前にUSCPA合格の肩書きがあれば、「英語も会計もわかる新人」としてポジティブな評価をしてもらってのキャリアのスタートが可能です。
また仮に入社後にUSCPAへ合格したとしても、「新人で大変な中よく合格したな」と同じ部署・チーム・上司・人事担当は評価してくれるはずです。
そうすると、もしジョブローテーションのある企業だった場合「自分は経理にいきたい」といった希望があれば、企業側としても優遇措置をとってくれる可能性が高まると思います。
リスクヘッジができる
第二に、特に資格を持たないまま内定した場合には、以下のようなリスクがあると思います。
- 入社してみたこの会社は、思っている仕事が全然できない
- リモートワークが自分に合っていない(もっと対面で仕事がしたかった)
- いきなり工場に飛ばされた
- やりたくない営業の配属になった
- パワハラ上司の下で働くことになった
仮に内定が決まり入社する前にUSCPAに合格していたとすれば、これらのリスクをかなり軽減できるのではないでしょうか。
そうすると、たとえ入社1〜2年しか経過していなかったとしても、USCPAを生かして第二新卒としてより自分にとって望ましい企業へ転職できるはずです。
しかしだからと言って「転職先の企業にマイナスなイメージが持たれるか?」というと、必ずしもそうではないと思います。
企業側からすれば
- そもそも若いから育てればしっかり戦力になってくれるだろう
- この人は大学のうちに(あるいは前職在職中に)USCPAに合格していてガッツがあるし英語も会計もできる
- 前職をやめてうちの会社に来たいということは、それなりにリサーチもして本当にやりたい方向性を決めているのだろう、本人の意向をしっかり擦り合わせておけばミスマッチが少ないはずだ
といったように、あなたの軸がしっかりしていれば、トータルで見ればポジティブにあなたを評価してくれるはずです。
そのため、資格がない方が新卒入社後すぐに転職するよりも有利に転職活動を進めることができると思います。
②社内昇進
また、ある程度勤務年数を経てからUSCPAに合格した場合、社内昇進でもポジティブな効果をもたらすと思います。
たとえばすでに経理業務に従事している方であれば
- 英語が得意だから海外親会社・海外子会社関連の支援業務をやってもらおう
- 経営企画関連業務をやってもらおう
- 英文会計について困ったときは聞こう
- 内部統制の改善についてアイデアを出してもらおう
- 監査法人対応をやってもらおう
など、頼られるシチュエーションが増えてくると思います。
そうなった場合には、会社としてもあなたの存在は無視できないものとなりますし、あなたの希望を叶えたりあなたを昇進させないと他の企業へ転職されてしまうかもしれない、といった点を気にするようになるはずです。
また、経理や内部統制に関する業務が未経験だったとしても、USCPAに合格していることを人事に伝えることで、自分の望む部署への異動も実現できるかもしれません。
③転職(日系企業・外資系企業)
ある程度前職での経験を積んでからUSCPAに合格した場合でも、20代〜30代前半までであれば転職市場においてはポジティブな評価がされると思います。
日系企業や外資系企業への転職においても、USCPAの肩書きは威力を発揮します。
ちなみに、事業会社への転職を目指すとした場合の具体的な役割としては
- 日本語or英語での経理・財務
- 内部監査
- M&A
- ファイナンス
といった領域になるかと思います。
特に若いうちの転職であれば、未経験であっても「USCPA合格」の肩書きを持っていることでスムーズに転職活動を進められると思います。
なぜなら企業側としては経理や財務をやったことがない方であっても「USCPAに合格するだけのやる気と財務・経理への適性はあるのだな」と考えるはずだからです。
ただ、もし実際に転職活動を進めてみて、自分の望むような企業への転職が厳しそうな場合は、以下のような監査法人やコンサルを挟むのもありだと思います。
④転職(監査法人・コンサル)
USCPA合格後に監査法人やコンサルへ転職するのは王道パターンの1つとも言えます。
私も事業会社で勤務後、USCPA合格前にBig4監査法人へアシスタントとして転職し、USCPA合格後はスタッフとして働いています。
監査法人やコンサルを挟むことで、③でご紹介したような日系・外資系企業や別の領域のコンサルにも転職しやすくなり、よりキャリアの選択肢を広げることができると思います。(実際に私も転職エージェントやLinkedInに登録していますが、好条件の求人情報を多くいただきます)
なので「USCPA合格はしたが行きたい業界・企業がない」「でも今の職場はやめたい」という方であれば、会計のプロフェッショナルとしてのスキルが身に付く監査法人やFASへの転職はありだと思います。
もし「監査法人やコンサルへの転職を本格的に考えてみたい」という方は、アクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーへ相談するのがおすすめです。
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⑤海外赴任・海外駐在
海外赴任や海外駐在を希望する方にとっても、USCPA合格は絶大な威力を発揮します。
アメリカへの就職などであればビザの面でのハードルはありますが、アジア諸国など広い範囲での海外就職を目指すのであれば、USCPAを持っていることで自分の望むような働き方が実現できると思います。
さらに海外赴任中のUSCPA合格者の方で、以下のような声がありました。
皆様
日々「オラこんな村いやだ」
と言い続けてきた私
此度、アメリカ県ウサギ村から
異動することになりました!行先は、日本、ではなく…
隣州の別工場です!USCPA全科目合格が評価され
昇格の上での異動だそうです次は「仮想親&一寸糞おじさん」を拝命しました
引き続き宜しくお願いします— おーしゃん (@p2_ocean) July 25, 2022
このように、海外赴任中であっても自分の志望を伝えて実現することができるのもUSCPAの強みだと思います。
⑥海外大学院への進学
最後に、MBAをはじめとする海外大学院への進学においてもUSCPAを活かせると思います。
海外大学院への進学を検討する場合、特にトップ校であればエッセイやCV(職務経歴書)といった書類が非常に重要な要素となりますが、「USCPA合格」といったアピールポイントがあるだけでも評価は大きく変わります。
肌感覚としては、海外では想像以上にUSCPAを評価してくれるので、さらにキャリアを加速させたい方であれば海外大学院へのチャレンジも選択肢に入れてみるのも良いと思います。
まとめ:USCPAのキャリアへの活かし方は幅広い
以上のとおり、USCPA合格後のキャリアへの活かし方についてご紹介しました。
- 新卒(第二新卒)入社
- 社内昇進
- 転職(日系企業・外資系企業)
- 転職(監査法人・コンサル)
- 海外赴任・海外駐在
- 海外大学院への進学
といった、多くのシチュエーションでUSCPAを活かせるのではないかと思います。
もし「USCPA合格前後を問わず転職を本格的に考えてみたい」という方は、以下のアクシスコンサルティングのキャリアアドバイザーへ相談するのがおすすめです。
私自身も登録して相談したのですが、押し売りもなく真剣に私のキャリアプランを考えていただけたのでかなり信頼できるエージェントだと感じました。
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