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勉強の悩み

公認会計士試験に挫折した方へ!撤退した私が伝えたいこと

日本の公認会計士試験が難しすぎて挫折してしまった。この後どうすればいいかわからない...。

このようなお悩みにお答えします。

挫折率の高い会計士試験。

私自身、かつては社会人受験生として日本の公認会計士試験に挑みながらもボロ負けを経験しました。

もちろん「大学生だけど諦めた」という方も多くいらっしゃるかもしれません。

なので「会計士試験が難しすぎて心が折れた」「もうやめたい...」という気持ちは痛いほどわかります。

そんなメンタルの弱い私ですが、Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験になんとか合格した経緯があります。

今回はそんなJCPAの撤退&USCPAの合格という経歴を持つ私が、公認会計士試験の挫折・撤退について徹底的に解説してみました。

先に申し上げると、今回の記事は「USCPAに切り替得るのもアリですよ」という結論で書かせていただいていますが、当然そんな単純な話ではないことは重々承知しています。

この記事を読んでくださる方のバックグラウンドは様々だと思いますし、そんなにすぐに今後どうするかを決めるなんて無理だと思うので。(何より私自身がウジウジ悩むタイプでした)

なので、読者の皆さんに強制しない範囲で「私自身はUSCPAの勉強に切り替えたことでこんなメンタル、こんな今を手に入れることができましたよ」という明るい内容をお届けできればいいなと思います。

それでは順番に解説してまいります!

公認会計士試験からの撤退についてのTwitterの声

 

まずは私個人の話の前に、公認会計士試験からの撤退に関する意見をはじめ、実際に撤退した方・挫折しかけている方・撤退しようか悩んでいる方の声をピックアップしてみました。

上記のように、会計士試験からの撤退についてはいろんな意見がありますが、その後のアクション次第ではしっかり自分の道を切り開いている方もたくさんいらっしゃいます。

私自身がJCPAから撤退して思うことは「JCPAに受からない=失敗」ではない、ということ。

むしろそう決めつけているのは他の誰でもない自分自身だったりします。

意外と結構周りの人からすれば「めっちゃ頑張って勉強してるけど大丈夫?」と心配してくれる人が多いです。(本当に、自分に関わってくれている人は大事にしたほうがいいです...)

会計士試験にのめり込むほど視野が狭くなってしまうのも理解できますが、まずは「本当にこのまま続けて自分の心は折れないか?自分にはまだ戦う意志があるのか?」を冷静に振り返ってみてもいいかもしれません。

私自身の公認会計士試験スタート〜撤退まで

Twitterの声を見て、会計士試験の撤退について多くの方が悩んでいるとご理解いただけたかと思います。

先ほど偉そうに語ってしまった私ですが、もちろん私自身も紆余曲折を経ての今があります。

そこで私個人がJCPAの勉強を始めてから撤退するまでの変遷についても簡単に振り返ってみます。

会計士試験をはじめた理由

会計士試験勉強を始めた時は社会人3〜4年目の頃で「専門スキルを身につけたい」という気持ちが強まった時期でした。

当時は典型的なJTC(伝統的な日本の大企業)にいた私ですが、大企業で淡々とジョブローテーションを重ねる自分に不安を覚えていました。

特に「いざ転職しなきゃいけない」となった場合、「自分の今のスキルは他でも活かせるのだろうか?」という不安が一番大きかったと記憶しています。

一方で当時の会社で簿記を受験させられたのですが、簿記2級まで取得した時の勉強が嫌いではなかったので「会計領域の勉強は自分にフィットするかもしれない」という感覚がありました。

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なので大学生の頃から気になっていたビジネス3種の神器とも言われる「英語・IT・会計」の一つである「会計」のスペシャリストになりたいと思うようになり、いざJCPAの勉強を始めました。

社会人で働きながらの勉強はキツかった

実際に始めてはみたものの、社会人として働きながらの勉強はなかなか厳しいものがありました。

特に一番のネックが、テキストの量。

数十冊レベルの分量のテキストが自宅にどんどん郵送されてくるのに、うまくこなせずに消化不良を起こしてしまう一方。

勉強自体は楽しかったのですが、やってもやっても復習に取りかかれず「こんなにやらないと合格できないのか」と徐々に絶望感が強くなりました。

自分の部屋に積み上げられたまま放置されたテキストの山を見るのは、精神衛生上良くなかったと思います。(笑)

1年以上を過ぎて会計士試験から撤退

会計士受験勉強からの撤退の決定打になったのが在職していた会社のジョブローテーションでした。

社会人勉強を始めた時に在籍していた以前の部署は、会社の中でもかなりゆるめの管理部門的な部署というのもあり、残業も少なくかなりのんびり働ける場所でした。

ある程度仕事の波も決まっており(しかも大した繁忙期もない)、勉強するのにいいペースで日々を送れていました。

ところが若手のジョブローテーションの波には逆らえず、自分の本意ではない部署へ異動することに。

異動先では会計とは全く無関係の新しく覚えることが山のようにあるだけでなく、思うように勉強時間が確保できなくなったことで完全に心が折れてしまいました。

せっかく予備校の講座に申し込んでから1年以上経過した結果、短答試験すらちゃんと受験できないまま撤退することになりました。

USCPA試験との出会い

一方で、私自身はフットワークの軽い人間なのでいろんな方から話を聞いて回るのは嫌いではありませんでした。

新しい部署に異動した後にも、さまざまな学生時代のつながりから、とある試験勉強にチャレンジしている方と出会う機会に恵まれました。

そしてその方が取り組んでいたのがUSCPAでした。

当時自分でもあまりちゃんと調べないまま「アメリカにも会計士資格があるんですか?その勉強って日本人がやってもいいんですか?」というアホな質問をしたことを覚えています...。(今振り返ると本当に浅はかな質問ばかりでした)

それでもその受験生の方は丁寧にUSCPA試験の概要についてご説明くださり、

  • 日本人が目指しても全然問題ない
  • むしろ英語も会計もできることの証明になる
  • キャリアも広がる

といった話をしていただき、自分の視野がまた広がったような感覚がありました。

その後しばらくUSCPA試験に切り替えようか悩みに悩んで、

JTCを退職して監査法人でアシスタントとして働きながらUSCPAを目指そう!

という決断をするに至りました。

「JCPAの時みたいにまた撤退するのではないか?」という不安もたしかにありましたが、「とりあえず会計業界に飛び込めば簡単には撤退できないだろう」という謎の自信がありました。

JCPAを撤退してから数ヶ月が経った頃のかなり思い切った決断でしたが、今振り返れば間違っていなかったと思います。

ちなみにBig4監査法人にアシスタントとして内定した時の話は以下でまとめています。

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USCPAに切替後&合格後だからこそわかったメリット4選

上記のようなUSCPAとの出会いを通じて、USCPAに切替後&合格後だからこそわかったメリット4選についてご紹介します。

①親和性が高いから損切りにはならない

先ほどのツイートの中で「会計士試験=損切り」といった意見の方がいました。

たしかに会計士試験にチャレンジしてきた方にとっては膨大な時間を費やしてきたわけで、簡単には引き下がれない...という気持ちの方は多いはずです。

しかし個人的には、USCPAの勉強はJCPAの勉強内容と親和性が非常に高いので「損切り」にはならなかったと感じています。

とりわけUSCPAへの切り替えは、そんな「損切り」のデメリットを感じることなく、今までに勉強した財務会計論・管理会計論・監査論といった領域の知識を活かせるのです。

実際に私自身は、一通りJCPA予備校の講座を消化した後にUSCPA予備校(アビタス)に切り替えて「これ知ってるぞ?」というシチュエーションに多く遭遇しました。

なのでこれまでのJCPAの勉強を損切りと考える必要はないと思います。

勉強してきたことは自分を裏切らないですし、「どこで何がどう役に立つかわからないな...」と今でも感じています。

ちなみに私の通っていた予備校「アビタス」の良かった点について、以下の別記事でまとめています。

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②常識の範囲内の学習量

また、アビタスから届いたテキストは常識の範囲内の分量(テキスト・問題集合わせて20冊程度)だったのも安心感がありました。

以下のようにテキストについてツイートされている方もいますが、私のてもとに届いた時もまさにこのような分量でした。

これは人によって評価が分かれるかもしれませんが、JCPA撤退経験のある方からすれば4科目で20冊というのは「無理のない学習範囲」と感じられるのではないでしょうか。(JCPAはこれの2倍くらいはあったような気がします...)

1冊1冊のテキストの厚さもストレスではなく、USCPAの勉強を始める前には「これなら続けられそうかな」という感覚がありました。

さらに私の場合は4in1にしてテキストをさらに集約する形で勉強していました。

実際にはテキスト1冊で1科目を勉強するような感覚で取り組めるので、仕事の際にも持ち運びやすいですしJCPAの頃よりは勉強を進めやすいと感じました。

③自分にはUSCPAがあるという絶対的な安心感が得られる

またUSCPA合格後には、「会計業界で食いっぱぐれることはないだろう」という絶大な安心感が得られたのは非常に大きかったです。

これまでJCPAで縛られてきた心が解放されたような気がして、精神状態も良くなり気持ちに余裕が出てきました。

少なくとも「JCPAに対するコンプレックス」のようなものは、自分の中でうまいこと消化できたような気がしています。

もちろん中には「USCPAなんて日本で取得して意味あるの?」といった心ない意見の方もちらほら見かけます。(以下記事でもまとめています)

こちらも!!USCPAは意味ない&やめとけと言われる理由2選!

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私自身、USCPAの勉強を進める中でも「このUSCPAの勉強には意味があるの?」といった不安も自分自身の中にありましたが、合格してみたらそんな負の感情は全て吹っ飛びました。(笑)

この「何かあってもUSCPAという自分に戻って来られる」という感覚は自分の心の支えになりますし、USCPAに合格できて本当に良かったと思っています。

なので「USCPAをとっても意味あるのか...?」「チャレンジしようか悩んでいる...」といった方でも、やる気のある方はぜひ安心して始めていただければと考えています。

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④余裕を持った精神状態で次の目標に取り組める

最後に、余裕を持った精神状態で次の目標に向けて頑張れるのも大きなメリットだと感じています。

「USCPA合格で満足したから資格試験勉強はもういいや。他のことを楽しもう!」という考え方ももちろんいいですし、「やりたくでもできなかった、気になってた新しいことに挑戦しよう!」という気持ちにもなれます。

さらに言えば、良い精神状態をキープしたまま「JCPAの勉強に復帰する」ということを考えてもいいかもしれません。

その時には「USCPAがあったからこそ自分はJCPAに再挑戦できている」とポジティブな思考で取り組めるかもしれませんし、結果的にまたJCPAに落ちたとしてもあなたには「USCPA合格」という実績が一生残り続けます。

「自分はこれをやり抜いたんだ」という自信は、生涯を通じて自分を支えてくれる心の拠り所となるのではないでしょうか。

結論:会計士試験撤退後は色んな道がある。自分はUSCPA試験に切り替えて正解だった

以上のとおり、公認会計士試験に挫折・撤退した後のキャリアについてご紹介しました。

冒頭でもお伝えさせていただきましたが、読者の方にはそれぞれ色んなバックグラウンドがあると思いますが、私自身はUSCPA試験に切り替えてよかったと感じています。

USCPAになってからどのように変わったか?将来性はあるのか?については以下の別記事でまとめています。

こちらも!!USCPAで人生変わる?将来性は?合格者が感じた事3選

USCPA(米国公認会計士)の試験に合格すると人生が変わるのか・将来性があるのか知りたい このようなお悩みにお答えします。 Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA ...

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ぜひ今回の記事が、公認会計士試験の撤退で悩んでいる方のお役に立てば嬉しいです。

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  • 会計領域の箔が付くから昇進しやすくなる
  • 会計の専門人材だからジョブローテーションに巻き込まれなくなる
  • 海外赴任・海外出張のチャンスが爆上がりする
  • 海外で働くハードルが下がる
  • 国によってはビザがおりやすくなる
  • 海外トップMBA入学のアピールポイントになる

などなどメリットを挙げればキリがありません。

リスキリングが叫ばれている今こそ、USCPAの勉強をスタートすべきタイミングではないでしょうか。(私自身、USCPAを取得したことで人生が大きく好転しました)

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  • この記事を書いた人

USCPA職人

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