※ページ内にてアフィリエイト広告を利用しています

USCPA

USCPAの学歴審査のポイント5選を徹底解説!

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

  • USCPAの学歴審査とは何か知りたい
  • 学歴評価の結果が分かるまでの期間はどのくらいかかるか知りたい

このようなお悩みにお答えします。

アビタスに通学しつつBig4監査法人アシスタントとして働きながらUSCPAに合格した私が、USCPA試験の受験資格を得るうえで必要な会計単位・ビジネス単位の学歴評価について調査しました。

今回の記事を読めばUSCPA試験前に必要な学歴評価手続きに関する理解が深まると思いますので、興味のある方は是非読み進めてみてください!

USCPA(米国公認会計士)の学歴評価(学歴審査)とは?

まず学歴審査とは、USCPA試験の受験希望者が、受験資格を得るために必要な手続きのことです。

具体的に言えば、出願者が米国外の学歴&単位を取得した場合、米国の大学に相当する学歴・単位を得ていることについて学歴評価機関で認定を受けることです。

これが「学歴審査」あるいは「学歴評価」(Academic Credential Evaluation)と言われています。

たとえば日本の大学を卒業した方の場合、この学歴審査をしなければUSCPA試験の受験資格を得ることができません。

学歴評価の概要としては以下のとおりです。

  • 単位は州ごとに認定する
  • 米国外の大学を卒業している場合、学歴評価機関を通じて学位の認定を受ける必要がある(ニューヨーク州・モンタナ州・グアムの一部受験生は除く)
  • どの州でも会計学の単位が求められ、州によってはビジネス単位が求められる
  • 米国内の大学を卒業している場合、学位・単位の認定は不要

USCPA試験の学歴審査を進める上で押さえるポイント5選

続けて、USCPA試験の学歴審査を進める上で押さえるポイントについて解説します。

①NIESに学歴評価を依頼する

学歴審査手続を進めるには、各州ごとの学歴評価機関に依頼することになります。

日本人受験生になじみのある州(ワシントン州・アラスカ州・モンタナ州・ニューヨーク州・グアム)での評価機関はNIESと呼ばれます。

NIESはNASBA(National Association of Boards of Accountancy)が母体の学歴評価機関(NASBA International Evaluation Service)の略称です。

②学歴評価(学歴審査)の流れを把握する

基本的な学歴評価の流れとしては以下のとおりです。

  1. 卒業証明書・成績証明書を大学から取り寄せる
  2. NIESに学歴評価を依頼する(学歴評価費用が別途かかります)
  3. 学歴評価後、NIESから各出願州の担当者に対し評価結果の原本が送付され、依頼者にも学歴評価完了のメールが送付される
  4. NIESのマイページで学歴評価が完了していることを確認できたら受験資格ゲット完了

依頼者によっては、3.の学歴評価完了のメールが届かず、気が付いたら4.のNIESのマイページで学歴評価が完了している旨の記載があった、という話も聞きます。

依頼後しばらくたってもメールが届かないぞ?という方は、NIESへの担当者へ連絡する前にマイページを確認することをおすすめします。

③学歴評価(学歴審査)の結果が出るまでの期間に注意する

学歴評価の結果が出るまでの期間については、NIESの対応次第でまちまちですが、学歴評価依頼後1~3ヶ月が平均といった印象です。

以下TwitterのUSCPA受験生の声を参考に見てみました。

このように、学歴評価の結果を得られるまでに数ヶ月はかかる見込みなので、それを踏まえた上で受験のスケジューリングを行う点に留意しましょう。

④学歴評価(学歴審査)依頼したはずがNIESに届いていない/気づかれていない可能性もあるのに注意

ただし中には、「届いてないよ?」といったまさかの返答をされる方もいるそうです。

もし、2ヶ月を過ぎてもNIESから連絡がない場合はさすがに遅いと思うので、学歴評価の進捗状況をNIESに問い合わせてみるのも手です。

ちなみに私の場合も不安になって、1ヶ月を過ぎたあたりでリクエストしたことがあります。

以下のような文例で送ったところすぐに確認していただけたので、ご参考までにご活用ください。(つたない英語かもしれないので、修正点があればご指摘ください)

宛先メールアドレス: nies@nasba.org

タイトル: About my evaluation progress

To whom it may concern,

My name is XX (NIES-ID : NIES-XXXXXX), one of the CPA exam candidates.⇒氏名・NIES-IDを記載

I requested for the academic evaluation on MM/DD/YYYY, however, I have not received the result yet.⇒学歴評価依頼日を記載

It would be appreciated if you could confirm the evaluation progress.

Regards,

XX (DOB : MM/DD/YYYY)⇒氏名・誕生日を記載

⑤学歴評価を進めるにはUSCPA予備校を使うのがおすすめ

正直なところ、USCPA試験に詳しくない方が、学歴評価の手続きを進めるのはかなりコスパが悪いです。

ただでさえ予備校にいながらでも受験資格を得るまでの手続きが煩雑なので、それを一人で進めるのは骨が折れます。

だったら、その時間を勉強に充てた方が余程賢明かなと思います。

ちなみに私の場合、

  • 国内の大学の経済学部卒業
  • 会計学や商学の単位なし
  • ビジネス単位を複数取得済み

というパターンでした。

これについてアビタスの無料カウンセリングを受けて、会計学15単位の履修だけで出願できるアラスカ州を出願先にしました。

いずれにしても、あなたと予備校の相性がかなり大きな要素になるはずですので、予備校を選ぶ際には慎重に比較検討されるのをおすすめします。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

会計単位&ビジネス単位がない人でも安心!おすすめのUSCPA予備校3選

上記ではUSCPA予備校を通じて会計・ビジネスの単位を取得するのがおすすめという解説をしました。

そこで、このパートではさらに掘り下げて、あなたにおすすめのUSCPA予備校3校の特徴をご紹介します。

ちなみに私が申し込んだのは最大手のアビタスで、結果的に50万円弱で受講することができました。

どこの予備校が本当におすすめなのかは、あなたとの相性による部分が大きいので、以下の解説を通して慎重に検討されることをおすすめします。

①アビタス

まずはUSCPA予備校最大手「アビタス」のおすすめポイントを簡単にまとめました。

アビタスのおすすめポイント

  • <信頼&実績No.1>これまでの日本人のUSCPA合格者の3人に2人はアビタス卒業生
  • <受験資格サポートも安心>老舗なだけあって難解なUSCPA試験プロセスについても万全のサポート体制
  • <安心の日本語テキスト>各科目ごとの充実した日本語講義&日本語テキストで進められる
  • <長く使える>アカウント有効期間が5年と長いので勉強が中断しても再開しやすい

私自身もアビタスでお世話になりました。

講座のクオリティやサポート体制は申し分なく、さすが大手といったところ。

何よりアビタスはUSCPA試験の合格実績が全予備校の中でも圧倒的No.1(7,000名超)なのが非常に信頼できるポイントです。

他の予備校と比較するとアビタスの講座費用は624,800円と割高ですが、合格に必要なものすべてがそろったプログラムと言えます(割引制度もたくさんあり、これより安くなることが多いです)。

またライフイベントの多い社会人受験生にとって、アカウント有効期間が5年なのも大きな魅力。

しかし校舎数は東京(新宿)・大阪(梅田)の2校のみなのに注意が必要です。

「ある程度コストがかかっても良いから、多くの合格者を輩出しているプログラムでUSCPA試験にチャレンジしたい」という方におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校ランキング第1位

アビタス|【圧倒的合格実績】日本人USCPA合格者の約3人に2人が選ぶ王道予備校

②CPA会計学院

続けて、CPA会計学院のおすすめポイントは以下のとおり。

CPA会計学院のおすすめポイント

  • <コスパ良し>39.6万円(実質負担額4.4万円まで下げることも可)とUSCPA予備校の中でもNo.1の安さ
  • <受験資格も楽々ゲット>受験資格を得るのに必要な会計単位・ビジネス単位も講座費用に含まれている
  • <コンテンツも期待大>できたばかりの講座だがクオリティはどんどん上がっていくと期待(テキストはめちゃくちゃ読みやすい!!)
  • <自習室が鬼使える>5ヶ所の校舎・10ヶ所の自習ラウンジ・47都道府県の提携自習室を利用可能

CPA会計学院2023年に開講した講座であり、老舗のアビタスやTACと比較すれば完全な後発組。

しかし40万円弱という圧倒的なコスパの良さや、自習できる場所(校舎・ラウンジ)の充実度を踏まえれば、CPA会計学院がイチオシです。

初期コストを下げたい人にとっては救いとなる予備校でしょう。

新しい講座なのでUSCPAの受験サポートが充実しているのか不安...

という方もいるかもしれませんが、他の予備校で20年以上受験サポートを行ってきたスタッフも在籍されているので、そこは心配不要かと思います。

さらに講座のコンテンツについては日本語テキスト&日本語での解説講義で勉強を進めるので、英語での学習に抵抗がある方でも安心です(ここはアビタスと似てます)。

実際にテキストを読む機会がありましたが、CPA会計学院は日本の公認会計士講座での合格実績がNo.1なだけあって、テキストは非常にわかりやすく理解しやすい内容でした。

最後に、自習環境については予備校の中でも群を抜いて良いです。

ちなみに私が勉強していた期間(だいたい1.5年くらい)は都内のカフェや無料の作業スペースをウロウロしていました。

ですが今考えれば、アビタスもCPA会計学院のように校舎・ラウンジがもっと色んな場所にあれば良かったのに...と思います(だからこそCPA学院の受講生が羨ましいです)。

コスパよくUSCPA試験に取り組みたい方にはCPA会計学院が圧倒的におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校ランキング第2位

CPA会計学院|【業界最安】実質4.4万円で始められる注目スクール

③TAC

続けてUSCPA予備校「TAC」のおすすめポイントは以下のとおり。

TACのおすすめポイント

  • <コスパ良し>受講費用は42万円とCPA会計学院とほぼ同額
  • <講座の質はトップレベル>TACの直前対策は他の予備校生も受講するほど信頼性が抜群
  • <受講期間も長め>アカウントの有効期間は3年とそこそこ
  • <全国に校舎が点在>北は札幌〜南は沖縄まで全国の校舎を利用可能

TACもアビタスに並んで老舗であり、CPA会計学院が登場するまではNo.2的なポジションでした。

細かい話ですが、TACはコア科目であるREGの直前対策が秀逸なので有名です。

アビタスでの受講生ですら、わざわざ追加でTACのREG講義を受講する方も一定数いるほどです。

また、AUDも難化傾向にあるので、AUDに合格できず沼っている方であれば単科での受講もありかもしれません。

校舎についてもCPA会計学院に負けじと全国に点在するので、自習室にこだわりたい人にもおすすめ。

講座のクオリティはずば抜けている印象ですので、「とにかく講座・テキストの質にこだわりたい」という方におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校ランキング第3位

資格の学校TAC<USCPA(米国公認会計士)>各種コース開講|【教材の質に定評】ハイクオリティな講座&より確実な合格を求める受験生向け

④予備校は費用&自分との相性を考慮して決めるのがおすすめ

上記3校の予備校費用についてまとめると、コストだけでみれば圧倒的にCPA会計学院がお得です。

  1. CPA会計学院:396,000円
  2. TAC:420,000円
  3. アビタス:624,800円

1番目に安いのはCPA会計学院の396,000円

USCPA予備校の中では破格の安さです。

単位取得料もこの受講料金に入っているので、安心してUSCPA試験にトライできると思います。

2番目のTACについては420,000円

TACについては教材の質の高さに定評があり、監査法人にいたTACの合格者の方からは

「教材の分量はかなり多くてしんどいが、やりこめばそれに見合うだけの結果が得られる」

といった話を伺いました。

私が受講したのが3番目のアビタス

一番安いプランでも624,800円と他校より高めですが、合格実績はぶっちぎりのNo.1です。

費用だけ見ればCPA会計学院が安いですが、それぞれの受験生との相性もあるので、しっかり比較検討されてから申し込むのがおすすめです。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

まとめ:学歴評価(学歴審査)をするならUSCPA予備校の活用がおすすめ

以上のとおり、学歴評価について解説してきました。

実際に学歴評価を始めてみると慣れないことも多く、自力でやるのはなかなか骨が折れると思います。

もし学歴評価をするなら、事前にUSCPA予備校のサポートを進めるのが効率的であり、合格までの近道になります。

私自身、アビタスでのサポートがなければここまでスムーズに受験手続きを勧められなかったかもしれません。

USCPA予備校について気になる方は、以下から無料のパンフレット・セミナーに申し込まれるのをおすすめします。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

  • この記事を書いた人

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

-USCPA