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初心者向け

USCPA試験に向いている人の特徴3選!

25/10/2022

USCPA(米国公認会計士)試験にチャレンジしようか悩んでいるが、そもそも自分に向いているのか分からない

このようなお悩みにお答えします。

今回の記事では、USCPA試験に向いている人の特徴をご紹介することで、どんな人であればUSCPA試験という難易度の高い試験を突破できるのか?が分かる内容になっています。

私自身も勉強を始める前は不安だったので、勉強を始めようか躊躇っている方向けにUSCPA試験突破に向いている人の特徴3点を解説しました。

今後一人でも、USCPA試験にチャレンジする方に役立ててもらえたら嬉しいです。

USCPA(米国公認会計士)試験に向いている人とは?

早速ですが、USCPA試験の勉強を進めるにあたり、試験勉強に向いている人の特徴は以下の3点です。

  1. ほどほどに自分を追い込む勉強を1.5年継続できる
  2. 会計・簿記に抵抗がない(目安 最低でも簿記3級、できれば2級)
  3. 英語に抵抗がない(目安 最低でもTOEIC700)

この3点さえ満たしていれば、USCPAの試験勉強を始めるのには何ら問題ありません。

なぜなら私自身が、

  • 英語はTOEIC700点台、英語の実務経験なし
  • 会計は簿記2級のみ、経理の実務経験なし

といったスペックでも合格できたからです。

ちなみにUSCPA試験のそれぞれの科目難易度については以下の記事で解説しています。

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USCPAに向いてる人の特徴①:ほどほどに自分を追い込む勉強を1.5年継続できる

まずは、そこそこの勉強量を少なくとも1.5年以上コツコツと継続できる素地のある方が向いていると言えます。

USCPA試験はJCPAほどではないにしても難易度の高い試験です。

なので毎日コンスタントに、少しの時間でも自分を追い込んだ勉強が必要です。

具体的な勉強時間

勉強時間としては、

  • 平日:1-2時間
  • 休日:5-6時間

この勉強を1.5〜2年間継続することが一つの目安だと思います。

ちなみに私の場合、USCPA試験に合格するまでにかかった期間は16ヶ月(約1.5年)です。

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私がBig4監査法人に勤務する他のUSCPAホルダーに聞いても、だいたいは1.5~2年程度の勉強期間だった方が多いです。

また、USCPA試験は日本の税理士試験と似たような科目合格制度を採用しています。

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なので勉強をコツコツと継続できるタイプの方が向いています。

たまに1年以内に合格する方も散見されますが、私の周りではごく少数しか出会ったことがないですし、大体の合格者は2-3科目で複数回の不合格をくらってます。

なので、トータル受験回数は6-8回かかることをみこして勉強計画を立てることをおすすめします。

日本人合格率は20%。すなわち80%が撤退している

推定ですが、日本人合格率は20%。

逆に言えばUSCPA試験は80%が撤退する可能性の高い試験です。

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JCPA(日本の公認会計士)試験と比較されて「簡単」と思われがちなUSCPA試験ですが、全くの初心者からすれば難易度の高い試験であると認識する必要があります。

もっとも、継続すればしっかり日本人でも合格できる試験となっているので、まずは「勉強を継続できるか?」という観点で考えるのがいいです。

ちなみに私がBig4監査法人のアシスタントとして働いていた時代、USCPA受験生の同期が私も含めて8名いました。

1〜2年後の経過としては以下のとおり。

  • 合格:10名
  • 勉強中・撤退:8名

何名か撤退した方の意見を伺ったところ

  • 子育てでそれどころではなくなった
  • 諸事情でライフイベントが重なり一時撤退した

といったように、環境の変化で撤退せざるを得ない方が多かったです。(そもそも聞けていないまま転職してしまった方もいました)

Big4に勤務する方は、合格しないと給料が上がらない以上、追い込まれる環境もあって50%程度の合格率で推移しています。

ですが、全体としては20~30%の合格率になるのではと推測しています。

そのくらい難易度の高い試験ですが、継続すれば合格できる試験です。

全科目合格までに2年以上かかる方もいる

ただし、当然ですがもっと時間がかかる方もいます。

場合によっては2〜3年、あるいはそれ以上といった方もTwitterで見かけます。

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また、USCPA試験は社会人受験生が多い資格試験なので、先ほどの私の同期のように、ライフイベントが重なって時間がかかる方も多いです。

実際、Twitterでも

  • 1科目目のFARの時点で既に心が折れかけている
  • AUDの沼に落ちてしまった
  • 最後の関門のREGがどうしてもクリアできない

など様々な状況の方がいます。

場合によっては数年単位で時間がかかることがあるかもしれません。

しかしそれでもコツコツ頑張れる方であれば、USCPA試験合格の道は切り開けると思います。

USCPAに向いてる人の特徴②:会計・簿記に抵抗がない(目安 最低でも簿記3級、できれば2級)

次に、会計・簿記に対しての抵抗がないこと。

正直なところ、この会計スキルは英語スキルよりも重要だと思います。

なぜなら、USCPA試験は結局「会計」の試験を英語で解くに過ぎないからです。

USCPA試験は英語で解く「会計」の試験

当たり前ですが、USCPA試験はあくまで英語で「会計士」としての適性をはかる試験です。

「英語の試験」ではないことに留意する必要があります。

なので本来、英語スキルよりも会計スキルが優先されると考えています(もちろん、だからといって英語をおろそかにしては当然受かりませんが)。

USCPA試験は、特に財務会計や管理会計に関していえばJCPA試験よりも難易度は下がります。

とはいえ、たとえば科目のひとつであるFARは簿記2級レベル以上のボリューム・難易度です。

となれば当然、USCPAの勉強前に簿記2級まで取得しておくことは大きなアドバンテージになりますし、科目合格が失効する可能性も下げることができます。

さらに、簿記だけなく

  • 監査
  • 管理会計
  • ファイナンス
  • 税務
  • ビジネス法

といった他の科目でも幅広いビジネスに関する知識を勉強することになります。

簿記3級にトライしてからUSCPA試験に取り組むのがオススメ

とはいえ「自分に会計や簿記の素養があるかわからない」という方もいると思います。

そのような方は、まずは簿記3級レベルの知識を身につけることを強く推奨します。

さらに言えば、簿記2級まで仕上げてからUSCPA試験の勉強に取り組むのがベターです。

簿記は基本ではありますが非常に大切な要素が詰まっています。

  • 仕訳
  • 借方/貸方
  • 財務諸表

といった概念を最初に日本語でインプットしておけば、USCPA試験(特にFAR)にかなり取り組みやすくなります。

また、既に実務で財務会計、管理会計、経理、内部監査などの経験がある方もアドバンテージがあると言えます。

ちなみに私の知人の中には、会計知識ゼロから簿記3級をやらずにスタートしたところ、FAR合格まで1年以上かかった方がいます。

必要な簿記のスキルについては、以下の記事でも解説しています。

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USCPAに向いてる人の特徴③:英語に抵抗がない(目安 最低でもTOEIC700)

最後に、英語に抵抗がないことも試験突破に大切な要素です。

英語力については、①の勉強の環境、②の会計スキルよりは優先順位が下がるとはいえ、それなりの英語の素地がなければ太刀打ちできません。

必要な英語力はTOEIC700以上

目安となる英語力ですが、

  • TOEIC700以上

というのが「USCPA試験を受けるための英語力がある」と言える1つの目安です。

予備校の中には「TOEICの点数は関係ない」といった趣旨の紹介をされているところもありますが、その真意としては

「現時点でTOEIC高得点は取れていなくても、それなりに勉強すればTOEIC700,800は取れるポテンシャルが必要」

というのが私の見解です。

なので高校までに習う基本的な英文法や英単語が身についていない方は、会計用語やビジネス用語を覚える以前に、英文をスラスラ読めないという点で苦労する可能性が高いです。

仮に今TOEICの点数が低いだとか、未受験で分からないといった方でも、「最終的にはTOEIC700,800は取れるだろうな」と冷静に自己分析できる方が合格する試験だと思います。

初期の勉強は日本語でOK

とはいえ、USCPA試の初期の勉強(特にインプットのタイミング)については日本語で進めてOKです。

ちなみに私も通っていた大手予備校のアビタスであれば、4科目すべて日本語テキストのため英語に抵抗のある方でも取り組みやすいです。

私がBig4監査法人で出会ったUSCPAホルダーの体感60~70%は、アビタスを経て合格しています。

  • アビタス  ※日本人合格者数No.1。無料でパンフレット入手・セミナー参加・受講相談できます。

最終的には英語を速読する力が必要

しかし、最終的には英語を速読する力を身につける必要があります。

なぜなら以下のように、ボリュームの多い試験形式であり、それも当然ながら英語で突破しなければならないからです。

  • いずれも1科目4時間(休憩15分)という長時間にわたる試験である
  • 4択問題を60~70問→重めの総合問題を数問、といった分量をこなす必要がある

なので、スムーズな試験の突破を狙うためにも、事前にある程度の英語力を高めておくのがベストです。

そのためにもTOEIC700は最低限必要というのが私の見解です。

一方で、

  • 大学受験で英語が得意だった
  • 社会人になってからも英語を使用している
  • 帰国子女である
  • 海外駐在している

といった、何かしら英語に一定期間触れた経験のある方は取り組みやすいです。

まとめ:準備すればUSCPA試験に合格できる!

以上のとおり、USCPA試験に向いている人の特徴についてご紹介しました。

最初の準備が大変そうと思われた方もいるかもしれませんが、準備をしっかりやればUSCPA試験に全科目合格できる可能性は飛躍的に高まります。

USCPA試験に合格すれば自分の人生は確実に実りあるものになると思いますし、以下の記事でもご紹介の通り自分の将来の選択肢を広げられるようになります。

こちらも!!USCPAで人生変わる?将来性は?合格者が感じた事3選

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USCPAは受験費用も高いのでコスパが悪いと思われる方もいますが、合格さえすれば食いっぱぐれることのない超優良資格だと思います。

ぜひ今回の記事が、USCPA試験の勉強を始めようか悩んでいる方のお役に立てば嬉しいです。

USCPA(米国公認会計士)はコスパ最強資格!

当ブログでご紹介しているコスパ最強の資格「USCPA(米国公認会計士)」

USCPAがあればいいことずくめです。

  • Big4・コンサル・外資系企業・総合商社・超大手ホワイト企業に転職できる
  • 英語&会計スキルの証明ができるからキャリアの選択肢が一気に増える
  • TOEICスコア800以上が余裕で取れる
  • 新卒での内定率が爆上げする
  • 会計領域の箔が付くから昇進しやすくなる
  • 会計の専門人材だからジョブローテーションに巻き込まれなくなる
  • 海外赴任・海外出張のチャンスが爆上がりする
  • 海外で働くハードルが下がる
  • 国によってはビザがおりやすくなる
  • 海外トップMBA入学のアピールポイントになる

などなどメリットを挙げればキリがありません。

リスキリングが叫ばれている今こそ、USCPAの勉強をスタートすべきタイミングではないでしょうか。(私自身、USCPAを取得したことで人生が大きく好転しました)

気になる方は、まずは以下のおすすめUSCPA予備校で情報収集してみてください。

気になる情報は全て無料で手に入ります。

おすすめのUSCPA予備校2選

  • CPA会計学院業界最安料金でUSCPA試験を突破したい方向け
  • アビタス :日本人USCPA合格者の3人に2人を輩出
  • この記事を書いた人

USCPA職人

USCPA|Big4|アラサー|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPA合格&転職について発信しています。

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