※ページ内にてアフィリエイト広告を利用しています

USCPA

初心者向け!USCPA合格者がアビタスの費用を解説。

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

  • USCPA予備校のアビタスでかかる費用を知りたい
  • 他の予備校の費用とも比較したい
  • アビタス以外でもかかる費用を知りたい

このようなお悩みにお答えします。

Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPA予備校大手であるアビタスの費用について徹底的に調査してみました。

今回の記事を読めばアビタスでかかる費用だけでなく、他予備校との費用比較やアビタス以外でかかる費用についても理解を深められるので、皆さんの予備校選びにきっとお役に立つと思います。

それでは順番に解説してまいります!

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

アビタスのUSCPA(米国公認会計士)講座の費用

早速ですが、アビタスのUSCPA講座でかかる費用は624,800円です。

こちらの費用についてもう少し深掘りしていきます。

①受験資格を得るのに必要な単位取得費用もこの料金に含まれている

一般的に、USCPA試験を受験するのに受験資格&会計学の単位が必要なのですが、USCPA予備校は受講料金に単位取得料金を考慮しているところがほとんどです。

アビタスの当該費用の中にはUSCPA試験全科目講義プログラム+会計学15単位が取得できるプログラムを含んでいます。

会計学15単位分であれば、もっとも出願条件のゆるいアラスカ州で出願し受験資格を得ることができます。

さらに、以下の割引制度を活用すれば初期コストをおさえることができます。



アビタス公式HPより

②大学生or大卒であればライトパックでOK

このライトパックですが、大学在学中の方・大卒の方であれば誰でも受験資格を得られるパックとなっています。

受験資格を得るのはアラスカ州(会計15単位のみ)がもっともハードルが低く、理工学部や法学部といったビジネス系以外の学部の方でも安心して受験資格を得られます。

また、経営学部や商学部の方で会計学を履修していれば、単位を取得した旨をアビタスのスタッフに伝えることで割引も可能です。

③高卒の場合は追加単位が必要

一方、高卒の方でもモンタナ州での出願であれば受験資格が得られます。

ただし、アラスカ州に比べると必要単位数は以下のように増えます。

  • アラスカ州:会計学15単位
  • モンタナ州:会計学24単位+ビジネス24単位

アビタスでは1科目(約3単位)あたり12,100円で追加購入が可能です。

なので、モンタナ州出願を前提とした場合はさらに20万円前後の単位取得費用が追加でかかることとなります。

こう見るとかなり高そうに見えますが、アビタスのUSCPA講座は「教育訓練給付金」を受給できる講座となっており、働いた期間が3年以上の方であれば最大10万円の補助金が出ます。(私もこの給付金をフル活用しました)

必要な単位数やトータルコストについてはアビタスの無料セミナーで詳しく質問できるので、興味のある方は以下フォームから予約するのがおすすめです。

おすすめのUSCPA予備校

アビタス|【圧倒的合格実績】日本人USCPA合格者の約3人に2人が選ぶ王道予備校

④高卒・専門卒の方が使える裏ワザ:放送大学

特に高卒の方向けの、実はあまり知られていない裏ワザがあります。

それが「放送大学で会計系科目を履修する」というテクニックです。

放送大学では半年間かけて科目履修生として学べる制度があり、

  • 入学金:7,000円
  • 2単位:11,000円(1単位あたり5,500円)

といった料金設定となっています。

なので高卒・専門卒の方であれば、追加取得する33単位分については

放送大学:181,500円(33単位分×5,500円+放送大学入学金7,000円)

となります(おそらくアビタスで受講するよりも安いかなと思います)。

ただし、放送大学で単位を履修するには早くとも半年間かかる点に注意しましょう。

一方のアビタスであればオンラインで数ヶ月もあれば取得できます。

なので会計学の単位を持っていない高卒・専門卒の方の戦略としては

  • 早く単位を取得してUSCPA試験の受験資格を得たい→アビタスのみ(放送大学は活用しない)
  • 単位はゆっくり取ればいいのでアビタスの費用を少しでも抑えたい放送大学+アビタス

といったパターンで選ぶといいと思います。

⑤さらなる裏ワザ:法人割引

また、さらにアビタスのプログラム料金をおさえたい!という方であれば、「Big4監査法人にアシスタントとして転職して法人割引20%で受講する」というさらなる裏ワザがあります。

詳細についてはアビタスの法人割引に関する別記事もご覧いただければと思います。

他のUSCPA予備校の費用は?

続けて、アビタス以外のUSCPA予備校であるCPA会計学院とTACの2校の費用もご紹介します。

①CPA会計学院

CPA会計学院39.6万円と、アビタスよりもかなりコスパがいい料金プログラムです。

おすすめポイントは以下のとおり。

CPA会計学院のおすすめポイント

  • <コスパ良し>39.6万円(実質負担額4.4万円まで下げることも可)とUSCPA予備校の中でもNo.1の安さ
  • <受験資格も楽々ゲット>受験資格を得るのに必要な会計単位・ビジネス単位も講座費用に含まれている
  • <コンテンツも期待大>できたばかりの講座だがクオリティはどんどん上がっていくと期待(テキストはめちゃくちゃ読みやすい!!)
  • <自習室が鬼使える>5ヶ所の校舎・10ヶ所の自習ラウンジ・47都道府県の提携自習室を利用可能

CPA会計学院2023年に開講した講座であり、老舗のアビタスやTACと比較すれば完全な後発組。

しかし40万円弱という圧倒的なコスパの良さや、自習できる場所(校舎・ラウンジ)の充実度を踏まえれば、CPA会計学院がイチオシです。

初期コストを下げたい人にとっては救いとなる予備校でしょう。

新しい講座なのでUSCPAの受験サポートが充実しているのか不安...

という方もいるかもしれませんが、他の予備校で20年以上受験サポートを行ってきたスタッフも在籍されているので、そこは心配不要かと思います。

さらに講座のコンテンツについては日本語テキスト&日本語での解説講義で勉強を進めるので、英語での学習に抵抗がある方でも安心です(ここはアビタスと似てます)。

実際にテキストを読む機会がありましたが、CPA会計学院は日本の公認会計士講座での合格実績がNo.1なだけあって、テキストは非常にわかりやすく理解しやすい内容でした。

最後に、自習環境については予備校の中でも群を抜いて良いです。

ちなみに私が勉強していた期間(だいたい1.5年くらい)は都内のカフェや無料の作業スペースをウロウロしていました。

ですが今考えれば、アビタスもCPA会計学院のように校舎・ラウンジがもっと色んな場所にあれば良かったのに...と思います(だからこそCPA学院の受講生が羨ましいです)。

コスパよくUSCPA試験に取り組みたい方にはCPA会計学院が圧倒的におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校

CPA会計学院|【業界最安】実質4.4万円で始められる注目スクール

③TAC

続けてUSCPA予備校「TAC」42万円

こちらもアビタスよりもお得な料金プログラムです。

TACのおすすめポイント

  • <コスパ良し>受講費用は42万円とCPA会計学院とほぼ同額
  • <講座の質はトップレベル>TACの直前対策は他の予備校生も受講するほど信頼性が抜群
  • <受講期間も長め>アカウントの有効期間は3年とそこそこ
  • <全国に校舎が点在>北は札幌〜南は沖縄まで全国の校舎を利用可能

TACもアビタスに並んで老舗であり、CPA会計学院が登場するまではNo.2的なポジションでした。

細かい話ですが、TACはコア科目であるREGの直前対策が秀逸なので有名です。

アビタスでの受講生ですら、わざわざ追加でTACのREG講義を受講する方も一定数いるほどです。

また、AUDも難化傾向にあるので、AUDに合格できず沼っている方であれば単科での受講もありかもしれません。

校舎についてもCPA会計学院に負けじと全国に点在するので、自習室にこだわりたい人にもおすすめ。

講座のクオリティはずば抜けている印象ですので、「とにかく講座・テキストの質にこだわりたい」という方におすすめです。

おすすめのUSCPA予備校

資格の学校TAC<USCPA(米国公認会計士)>各種コース開講|【教材の質に定評】ハイクオリティな講座&より確実な合格を求める受験生向け

アビタスの予備校プログラム以外でかかる費用

さらに、予備校に申し込んだ後も

  • 学歴評価費用
  • 受験費用
  • 受験会場までの遠征・渡航費用
  • その他費用(テキスト加工代・カフェ代・通信代など)

といった諸費用がかかります。

仮に4科目ストレート合格でも総額120万円以上かかると想定しておけばよいかと思います。

ちなみに私は以下のような費用がかかりました。(私の場合は総費用148万円でした)

①学歴評価:27,484円

英文成績・卒業証明書発行費用:400円
英文成績・卒業証明書郵送費用:2,000円
学歴評価費用:25,084円

最近は海外への郵送料が上がっていることもあり、もうさらに数千円プラスになることを想定しておくと良いかもしれません。

②4科目受験料:585,260円

FAR受験料:143,227円(2回受験)
AUD受験料:143,227円(2回受験)
BAR受験料:148,488円(2回受験)
REG受験料:150,318円(2回受験)

上記は2020~2021年当時の受験料であり、当時の1回あたりの受験費用は7〜8万円でした。

最近は円安が進んでいることもあり、以下の費用がかかると思われます。

  • すべて1回目合格の場合:40~50万円
  • すべて2回目合格の場合:80~90万円

受験料が高額なので、受験時期についてはしっかり計画を立てて臨むのがおすすめです。

③その他:約400,000円

テキスト加工代:約10,000円(2,500円/1冊×4科目分)
通信代:約130,000円(8,000円/1ヶ月×16ヶ月分)
カフェ代:約200,000円(400円/1杯×30日×16ヶ月分)
PC・マウス代:約60,000円

その他に上記の費用がかかりました。

私の場合は本格的に受験勉強を始めてから1年半かかったため、それを踏まえてトータル40万円ほどのコストがかかりました。

ただ、受験回数も受験生それぞれですし、円安や割引によってはこれより高くも安くもなると思いますので、あくまで参考情報としていただければと思います。

まとめ:アビタスだけでなく予備校を比較してから決めるのがおすすめ

以上のとおり、USCPA予備校の中でもアビタスでかかる費用についてご紹介しました。

より詳細な情報については、アビタスをはじめ各予備校のセミナーに参加したり、パンフレットを入手するのがおすすめです。

今回の記事が、アビタスを始め、USCPA講座の費用で悩まれている方のお役に立てば嬉しいです。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

  • この記事を書いた人

USCPA職人

USCPA(米国公認会計士)|事業会社→Big4監査法人→非常勤|働きながら全科目合格|「USCPA職人」ブログでUSCPAの勉強やキャリアについて発信しています。

-USCPA