- USCPA予備校大手プロアクティブの口コミ・評判を知りたい
- プロアクティブ受講生の合格体験記をもとに、プロアクティブのUSCPAプログラムに申し込むのはアリかを知りたい
このようなお悩みにお答えします。
Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPA予備校大手プロアクティブの評判を徹底的に調査してみました。
今回の記事を読めばプロアクティブを申し込むのはアリなのか?について理解を深められるので、皆さんの予備校選びにきっとお役に立つと思います。
それでは順番に解説してまいります!
プロアクティブの口コミ・評判の調査結果
まずは、プロアクティブの口コミ・評判の調査結果を見てみます。
①会計知識がないと厳しい
P校、会計知識無いときついっていうのは噂通りだね。
一応会計知識ある私でも、ぐわぁぁああてなってるもの。
ただ動画解説は的確で面白く飽きは来ない。#USCPA #FAR pic.twitter.com/6eegRzYSky— あいり (@aabc08) November 19, 2022
プロアクティブは会計に関する前提知識がないときついという口コミです。
USCPA試験は簿記や英語レベルに関してはある程度あったほうがいいというのは、どのUSCPA予備校を選ぶにしても事実だと思います。
とはいえ、会計知識があっても「ぐわぁぁああ」となるのは、どんな講義なのでしょうか…。
ちなみに予備校比較の記事を書いたときにプロアクティブの講義について調べましたが、「テキストは英語、講義は日本語」ということです。
個人的には、やりづらくないのかな?というのが純粋な感想です。
②話(トーク)が面白い
P校のS先生、コロナを機にブログから完全にYou Tubeに乗り換えたのね。私は文字のほうが情報取りやすいんだけど、今の若い人は動画早送りのほうが好みなのかな。先生相変わらず話が面白い。
USCPA 俺と統一教会員との遭遇 #uscpa https://t.co/6rLGuYit3J @YouTubeより
— こんこん (@kon0741) September 3, 2022
プロアクティブは講師の話が面白いといった口コミです。
P校はプロアクティブ、S先生はプロアクティブ唯一の講師である佐々木先生のことだと推察できます。
たしかに聞いてみたい話題が多そうです。
とはいえ、真面目に効率よく勉強したいという方であれば、2倍速で講義を聞いて、講義消化&演習に集中せざるを得ないかもしれません。
個人的には、もし先生のエピソードを挿入するなら、私の通っていたアビタスの伊藤先生のように監査の現場などのリアルな話をAUD講義の中でしてもらえたら嬉しいと思います。
アビタスもトークの上手な先生が多いのでおすすめです。
③Wileyと提携している
P校に擁護できる要素皆無なので、日本でちゃんとUSCPAをやってるのはA校とT校だけと考えたほうが良い。なお、独学力があり、かつ英語読める人は最初からWileyに課金すること >RT
— 伊知榎みかん( ˘ω˘ )🍊 (@Mikan_Ichie) June 28, 2022
これはかなり手厳しいツイートです…。
このツイートを選んだ趣旨としては、プロアクティブは海外予備校大手のWileyと提携している点をご紹介したかったためです。
後ほどご紹介するとおり、プロアクティブでもちゃんとUSCPA試験合格者は輩出されています。(私が所属するBig4監査法人はアビタスかTACがほとんどですが...)
個人的には、WileyはBeckerと並んでおすすめの洋書を提供しているので、Wileyを使いたいが講義は日本語で受けたい!という方などにはプロアクティブが向いていそうです。
④問題演習は音声解説のみ
P校の問題演習の解説は音声のみだし、「これはこうだー!」で終わっていて、どんな根拠を元になぜそうなるのか一切解説してくれてなくて、明らかに雑な感じがする。
問題がわからなくて解説動画見てるのにたまに解説10秒とかしかないのはほんとに困る。— 喜多村悠矢 @USCPAマイペースに勉強中 (@pg_study_yuya) April 30, 2022
プロアクティブの問題演習は音声で解説されるといった口コミです。
ちなみにアビタスについてはMC・TBS一問ずつに対して動画付きの解説が視聴できます。
同じ解説であれば、音声のみよりは動画でやってくれたほうが理解度が深まるのではないかと思います。
また、根拠を提示してくれない、なぜこの解答が正解なのかを示してくれないのはツラいですね。
FARの公会計やBECのCOSO、REGのビジネス法あたりの簡単な理論問題の解説であれば上記のような短い解説にもなりえます。
ただ、「なぜAではなくBが正解なのか?」といった、他の選択肢が誤っている理由について解説してくれない動画はアビタスでも時々ありました。
本試験を受験してみると分かるのですが、USCPA試験は前提となる背景の説明が不足していて、非常に選択肢に迷う問題に遭遇します。
プロアクティブにしても他の予備校にしても、すべての問題を完璧に解説している予備校はないと思うので、ここはある程度割り切って演習を進める根気も必要です。
それにしても、解説10秒はさすがに厳しいものがあるかと思いますが...。
プロアクティブの合格体験記の調査結果
次に、プロアクティブの合格体験記について以下2点に絞ってみていきます。
実際の学習時間や講義の良かった点こそがプロアクティブの講座の質をダイレクトに反映していると思われるからです。
- 学習時間・学習方法
- 講義の良かった点
①学習時間・学習方法の合格体験記
学習時間・学習方法についての合格体験記を引用しました。
合格までの学習時間は平均すると約1.5年(18ヶ月)です。
また1週間の学習時間は平日2時間、休日7時間程度でした。
私もトータルの勉強期間は実質16ヶ月、勉強時間は1,450時間かかったので、プロアクティブの合格者の勉強時間はほぼイメージどおりです。
いずれの合格者も
- 問題演習を復習する
- 勉強計画を立ててそのとおり実践する
といった、自分で決めたルールに沿って復習ベースで合格されている印象を受けました。
実際、どの予備校を選ぶにしても勉強計画と復習は非常に大切な要素なので、講義を受けた後は自分の実力を磨くのにしっかり時間を費やすのが合格への近道だと思います。
②講義についての合格体験記
さらに講義についての合格体験記も引用しました。
講義については特に、講師のトークの面白さ・ユニークさを評価する声が多い印象を受けました。
また、テキストは要点を絞っているため無駄がないことや試験に出題されない点は講師から解説してもらえる点もメリットとして挙げられていました。
一方で、英語テキストをベースに日本語で解説するというスタイルに最初は戸惑ったといった声もありました。
実際プロアクティブは、海外大学院に在学されている方など、ある程度英語で勉強することに慣れている合格者が多かったので、「テキストも解説も日本語でやってほしい」という方であればアビタスの方が良いと感じました。
まとめ:プロアクティブの口コミ・評判だけでなくパンフレットでも比較を!
以上のとおり、プロアクティブの口コミ・評判・合格体験記についてご紹介しました。
プロアクティブのUSCPA講座に関しては、
- 講師の解説がユニークで面白い
- 無駄のない要点を絞った英語テキストで勉強できる
- 海外予備校のWileyの問題集で演習できる
といった点を魅力に挙げる方が多かったです。
一方で、
- 前提となる英語力・会計知識(簿記スキル)がないと厳しい
- 問題演習は音声解説のみ
といったデメリットを挙げている方もいました。
これらの要素を考慮して、私のブログでは、おすすめのUSCPA予備校ランキングを以下のとおりとしています。
ランキング上では、プロアクティブは第4位となっています。
おすすめUSCPA予備校ランキング
プロアクティブの順位が下の方になっているのは、他のUSCPA予備校であるアビタスやTACが非常に質の高いプログラムを提供しているためです。
以下の表をご覧ください。
予備校 | おすすめ度 | Web受講料 | 1単位追加取得料 | 有効期間 | 校舎 | テキスト | 問題数 | 講義 | フォロー | 合格者実績 |
アビタス | ◎ | △ 入会金11,000円+ライトパック:616,300円 (会計orビジネス15単位込) 入会金11,000円+フルパック:815,800円 (会計29単位+ビジネス24単位込) |
◎ 約8,000円 |
◎ 5年 |
△ 新宿 梅田 |
◎ 日本語オリジナル |
〇 MC:2,700問 TBS+WC:550問 |
◎ 日本語 |
◎ | ◎ 5,500人以上 |
TAC | 〇 | △ 入会金10,000円+講座代515,000円 (単位含まず) |
◎ 7,000円 |
△ 2年 |
◎ 全国 |
◎ 日・英併記 Beckerと提携 |
◎ MC:6,600問 TBS+WC:400問 |
◎ 日本語 |
〇 | ー 非公表 |
資格の大原 | △ | ◎ 入学金6,000円+講座代499,400円 (会計18単位+ビジネス6単位込) |
△ 27,500円 |
△ 1.5年 |
◎ 全国 |
〇 英語+日本語レジュメ Rogerと提携 |
◎ 6,000問 |
◎ 日・英 |
〇 | ー 非公表 |
プロアクティブ | △ | ◎ 入学金11,000円+講座代319,000円 (単位含まず) |
△ 約13,000円 |
◎ 5年 |
△ 虎ノ門 |
△ 英語オリジナル |
◎ 7,000問 |
〇 日本語 |
〇 | ー 非公表 |
おすすめポイントを意味する「◎」の個数が、アビタス6コ・TAC5コ・資格の大原4コに対し、プロアクティブは最小の3コとなっています。
プロアクティブも
- アビタス同様、アカウント有効期間が5年と非常に長い
- TAC同様、問題数が非常に充実している
といった魅力的な点がありますが、テキストや講義の質&合格実績といった面でいえばアビタスorTACでの受講をおすすめします。
「USCPAの勉強を始めてみようか気になる」という方向けに、以下のおすすめUSCPA予備校2校について徹底比較しています。
- アビタス ※日本人合格者数No.1。無料でパンフレット入手・セミナー参加・受講相談できます。
- 資格の学校TAC<USCPA(米国公認会計士)>各種コース開講 ※高得点合格者が多数。無料でパンフレット入手できます。
-
-
こちらも!!合格者の私がおすすめするUSCPA予備校2社を徹底解説!
おすすめのUSCPA予備校を知りたい このようなお悩みにお答えします。 Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、おすすめのUSCPA予備校2社に ...
続きを見る