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初心者向け

USCPA試験の独学受験に必要な総費用を徹底解説!

17/01/2023

USCPA合格までに独学受験生がかかる費用がどのくらいか知りたい

このようなお悩みにお答えします。

Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPA試験の独学受験生向けのテキスト&問題集について徹底的に比較してみました。

今回の記事を読めば、USCPAの独学での合格を目指されている方が、自分が使用すべきテキスト・問題集はどれがいいのかについて明確にできると思います。

まずは予備校に通った私がかかった費用をご紹介した後に、独学受験生の費用についてシミュレーションしていきます。

予備校(アビタス)に通っていた私のUSCPA費用:約150万円

まず簡単に、私がUSCPA合格までにかかった費用は合計148万円(約150万円)です。

受験回数は全部で8回(4科目すべて1回目不合格・2回目合格)です。

内訳について簡単にご紹介します。

予備校代(アビタス):467,554円

私の場合はアビタスに申し込みました。

簿記2級割引などいくつかの割引を受けられたのに加えて教育訓練給付金も満額10万円をもらえたので、トータルコストとしては50万円を切ることができました。

しかし、アビタスの申込直後にアシスタントとしてBig4監査法人へ転職して法人割引(20%OFF)の存在を知り、少し残念な気持ちになりました...。

2020年1月6日:467,554円 アビタス申込(割引や教育訓練給付金考慮後)

もしUSCPAに挑戦しようか悩んでいる方は実績のある予備校を比較してみてください。

私がBig4監査法人で出会ったUSCPAホルダーの体感80%以上は、以下2つの予備校いずれかを経て合格しています。

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学歴評価:27,484円

受験資格を得るのに必要な学歴評価でかかった費用は以下の通りです。

  • 英文成績・卒業証明書発行費用:400円
  • 英文成績・卒業証明書郵送費用(EMS):2,000円
  • 学歴評価費用:25,084円

4科目受験料:585,260円

続けて、USCPA試験の各4科目の受験料です。

私が受験した2020年〜2021年当時はだいたい1ドル110円程度でしたので、1回あたりの日本会場での受験料7~8万円程度でした。

ただ、いずれの科目も1回目は不合格だったため、全ての科目で2回分の受験料がかかりました。

  • FAR受験料:143,227円
  • AUD受験料:143,227円
  • BEC受験料:148,488円
  • REG受験料:150,318円

その他:約400,000円

その他でかかった費用としては以下の通りです。

  • テキスト加工代:約10,000円(2,500円/1冊×4科目分)
  • 通信代:約130,000円(8,000円/1ヶ月×16ヶ月分)
  • カフェ代:約200,000円(400円/1杯×30日×16ヶ月分)
  • PC・マウス代:約60,000円(Surface Go 2・Elecom EX-Gワイヤレスマウス)

独学の場合の費用のUSCPA費用:約125万円

上記の情報をもとに、独学受験生のかかるであろう費用(約125万円)について解説していきます。

総費用と内訳は以下の通りです。

テキスト・問題集費用:約12万円

受験資格取得費用(学歴評価):約3.5万円

受験資格取得費用(単位取得費用):約9万円

4科目受験料:約60万円

その他:約40万円

合計:約125万円

これらについて順番にご紹介します。

テキスト・問題集費用:約12万円

まずは独学受験生向けのテキスト・問題集にかかる費用(約12万円)です。

独学受験生向けのテキスト・問題集に関する記事でもご紹介していますが、独学受験生向けのおすすめ勉強方法としては以下の通りです。

  1. アビタスのテキストを読んだらすぐにアビタス問題集のMCを1周
  2. 2周目でアビタス問題集のMCだけでなくTBSも解く
  3. 問題正答率80%以上になるまでテキストのインプット&問題集のアウトプットを繰り返す(3〜5回くらい)
  4. 必要に応じてWiley or Beckerの洋書問題集を追加で解く
  5. AICPAの提供するサンプルテストを解く

もしこの順番にやるとなった場合、

  1. アビタスのテキスト
  2. アビタスの問題集

少なくともこの2点は、ヤフオクやメルカリなどの中古市場から入手する必要があります。

この場合のシミュレーションとしては以下の通りです。

ヤフオクの場合:1科目あたり3万円前後

実際にヤフオクで調べてみる限りでは、1科目あたり3万円前後が相場となっています。

ちなみにテキスト・問題集はセット販売されているパターンが多いです。

メルカリの場合:1科目あたり3万円前後

メルカリで調べてみたところでも、1科目あたり3万円前後が相場となっています。

なお、どちらで購入するにしても、テキスト・問題集が最新バージョンのものであるかどうか?は必ずチェックするようにしてください。

これらを踏まえると、テキスト・問題集に必要なコストとしては

1科目3万円×4科目=約12万円

くらいはかかると思われます。

受験資格取得費用(学歴評価):約3.5万円

受験資格を得るのに必要な学歴評価でかかる費用は、先ほどご紹介した私がかかった費用(3万円)よりもやや高めの料金(約3.5万円)がかかると思います。

為替レートやインフレなど、USCPAという試験の性格上、USドルの変動の影響は避けられないのにご留意ください。

内訳としては以下の通りです。

  • 英文成績・卒業証明書発行費用:500円前後(大学や短大など教育機関や、郵送でもらうかによっても変わると思います)
  • 英文成績・卒業証明書郵送費用(EMS):3,900円(私の受験時に2,000円だったのから値上げしているので注意してください)
  • 学歴評価費用:約3万円(こちらも為替レートやインフレの影響を受けた値上げに注意してください)

受験資格取得費用(単位取得費用):約9万円

ところが1点注意したいのが、受験資格を得るのに必要な単位取得費用(約9万円)です。

先ほどの私の場合であれば、単位取得費用はアビタスの予備校代に含まれていたので気にしなくてよかったのですが、独学受験の場合は自力で単位を取得するコストが別途かかります。

今回は最も受験資格を得やすい州の1つであるアラスカ州で、かつ、最も単位を安く取得できる放送大学で単位取得した場合をシミュレーションすると以下の通りです。

  • アビタスの場合:24,200円(2単位)×7.5=181,500円
  • 放送大学:7,000円(入学金)+11,000円(2単位)×7.5=89,500円

といったように、アビタスに比べて放送大学の方が約10万円安い結果となります。

ただ、上記の例は大卒の場合です。アラスカ州やニューヨーク州であれば会計学の単位を15単位(あるいは4コース)ほど取得すればいいので、出願州も自分にとってコスパのいい州を選ぶのがポイントです。

一方で高卒の方が出願できるモンタナ州の場合、48単位(会計学24単位+ビジネス24単位)と、単位取得費用もそれなりにかかるので注意が必要です。

4科目受験料:約60万円

続けて、USCPA試験の各4科目の受験料(約60万円)です。

私が受験した2020年〜2021年当時、1回あたりの日本会場での受験料7~8万円程度だったのに対し、現在は受験料の値上げやドル高により1科目1回で10万円程度の受験料がかかると想定しておいた方がいいです。

また、多くの受験生は2科目前後は不合格になってしまう方を多く見かけるため、仮に6回受験した場合(全4科目中:2科目は一発合格・2科目は2回目合格)、以下の通り費用がかかります。

1回あたり10万円×6回=約60万円

その他:約40万円

最後に、その他でかかるであろう費用(約40万円)です。

受験会場の予約だったりAICPAのサイトでサンプルテストを解いたりすることを考えると、PCや通信費用は必須だと思います。

また、自宅での勉強だと集中できない方であればカフェで勉強することも多いと思いますので、仮に私と同じ16ヶ月間ほぼ毎日カフェに通った場合は以下の費用がかかるかと思います。

  • 通信代:約130,000円(8,000円/1ヶ月×16ヶ月分)
  • カフェ代:約200,000円(400円/1杯×30日×16ヶ月分)
  • PC・マウス代:約60,000円(Surface Go 2・Elecom EX-Gワイヤレスマウス)

まとめ:予備校より独学の方が安いがリスクが多いのに注意

以上のとおり、独学受験生の合格までにかかる費用についてご紹介しました。

予備校受験生と独学受験生の費用を比較すると以下の通りです。

予備校:約150万円(当時の私が合格までにかかった総費用)

独学:約125万円

シミュレーションしてみたところ、独学の方が予備校よりも約25万円安い結果となりました。

ただし、独学の場合は勉強時間がかなりかかるリスクがあるのと、受験資格を得るまでにそれなりの労力が強いられるのを踏まえるとリスクの高い選択だと思います。

受験料も非常に高額のため何回も受験するのは賢明ではないことも踏まえると、個人的には「予備校の申し込みを考えてみてからでも遅くはないのではないか」と考えています。

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などなどメリットを挙げればキリがありません。

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