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USCPA&公認会計士どちらを取るべきか徹底比較!

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USCPAと公認会計士の違いについて知りたい

このようなお悩みにお答えします。

Big4監査法人へアシスタントとして転職後、アビタスで勉強しながらUSCPA試験に合格した私が、USCPAと公認会計士の違いについて徹底的に比較してみました。

今回の記事を読めば社会人でも学生の方でも、USCPAと公認会計士の難易度や自分はどちらが向いているかについて明確にできると思います。

それでは順番に解説してまいります!

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

USCPA(米国公認会計士)と日本の公認会計士の違い比較表

まずは以下のUSCPA(米国公認会計士)と日本の公認会計士の違いに関する比較表をご覧ください。

  USCPA 公認会計士
難易度 難しい  極めて難しい
試験制度

科目合格制

すべて英語 (四択&総合問題)

1次 : 短答式

2次 : 論文式

受験回数 いつでもOK

1次 : 年2回(5月,12月)

2次 : 年1回(8月)

失効制度 あり あり (論文式の受験チャンス:3回まで)
試験範囲 (科目数)

広い

(4科目)

極めて広い

(1次 : 4科目 2次 : 5科目)

費用 120万円以上 28万円~84万円
受験資格

高卒以上

会計単位(+ビジネス単位)

誰でも受験OK
合格率

1科目合格率:約38%

全科目合格率:約18%

1次 : 約20%

2次 : 約35%

勉強時間 約1,500時間(約18ヶ月) 約3,500時間
向いてる人 社会人・学生 学生・フリーター
キャリア

Big4監査法人

Big4 FAS  

日系&外資系企業 

Big4監査法人

Big4 FAS

日系&外資系企業

独立

難易度~キャリアまでの全11ポイントに沿って、順番にご紹介していきます。

①難易度

まずは難易度の違いから。

  USCPA 公認会計士
難易度 難しい 極めて難しい

難易度はいずれも難しい部類に入ります。

USCPAはそれなりのコストをかけて、英語で幅広いビジネス領域を勉強する点で難しいです。

一方の公認会計士は圧倒的に勉強時間がかかり、集中して取り組まないと太刀打ちできないレベルの幅広い知識と理解が問われる点で、難易度は極めて難しいと思われます。

「USCPA試験は公認会計士試験よりも簡単なのでは?」といった意見もありますが、いずれも難しい部類には変わりませんので、どちらを勉強するにしても慎重に判断されるのがおすすめです。

②試験制度

試験制度の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
試験制度 科目合格制&すべて英語 (四択&総合問題) 1次 : 短答式 2次 : 論文式

試験制度はかなり日米で違いがあります。

USCPAは科目合格制を採用しており、試験はすべて英語で行われます。

試験の形式としては

  • MC(Multiple Choices):四問択一式問題
  • TBS(Task Based Simulation):総合問題

の2種類に分かれており、4科目とも4時間で問題を解いていくスタイルです。

なかなかの長丁場なので、4時間とおして英語の文章を読み続ける忍耐力と時間配分がカギを握ります。

一方の公認会計士は、一次試験が短答式で4科目、二次試験が論文式試験で5科目となっており大変ボリュームがあります。

③受験回数

受験回数の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
受験回数 いつでもOK 1次 : 年2回(5月,12月) 2次 : 年1回(8月)

USCPA試験は、受験資格さえ得られれば年間を通じていつでも受験するチャンスがあります。

一方の公認会計士試験は、一次試験が年2回しか受験チャンスがなく、二次試験に至っては年1回きりのチャンスです。

USCPAは受からせる試験で実務をどんどん積ませる文化の一方、日本の公認会計士試験は間口をせまくして突破したものだけに監査経験を積ませるといった文化があると思います。

ちなみに2022年4月時点でのUSCPAホルダーは以下のとおり664,532人。

NASBA公式HPより

一方の日本の公認会計士は、2021年末時点でたったの33,211人しかいません。

日本公認会計士協会HPより

米国の上場企業数が約6,000社に対し日本の上場企業は1/3の約2,000社なので、USCPAホルダーの比率に合わせるならば、日本の会計士も200,000人程度いてもおかしくはないはずです。

ですが、現状あまりにも不足しています。

Big4監査法人でUSCPAとして働いている私が感じるのは、年々監査法人の監査業務が爆発的に増えているにもかかわらず、日本の公認会計士の人数をなぜ増やさないのかが非常に疑問なところです...。

ここまで難しくする必要な試験なのかというのは、日本の会計士試験に落ちてUSCPA試験に合格した身として感じているところですが、やはり日本の会計士の希少性を保つという意味では人数を絞るのも必要なのかもしれません。

④失効制度

失効制度の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
失効制度 あり あり (論文式の受験チャンス:3回まで)

せっかく合格した科目をやり直さないといけない制度=失効制度は、日本にもアメリカにも存在します。

USCPAの場合、最初に合格した科目のスコア発表日から起算して一定期間以内に、3科目すべてに合格することが要求されます。

この18ヶ月を過ぎてしまうと、最初の合格科目から順番に失効(Expire)することになります。 日本の税理士試験の科目合格制度が、

1科目合格すれば永久に有効なのと比較するとかなり厳しい制度といえます。

一方の日本の会計士試験は、短答式に合格後、3回以内に論文式試験にパスしなければ短答式試験からやり直しとなるのが特徴です。

いわゆる三振と言われ、会計士試験勉強に専念している学生でも三振することもあると聞きますので、どれほど厳しい世界かが分かります。

⑤試験範囲(科目数)

試験範囲の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
試験範囲 (科目数)

広い(4科目)

コア(必須)科目すべて:FAR(財務会計・公会計)・AUD(監査論) ・REG(税法・ビジネス法)
選択科目のうち1科目:BAR(財務会計の応用)・ISC(IT)・TCP(タックスプラニング)

極めて広い

1次 : 財務会計論・管理会計論・監査論・企業法

2次 :会計学・監査論・企業法・租税法・選択科目(経営学・統計学・経済学・民法から1科目)

USCPAは4科目ですが、公認会計士は一次試験で4科目、二次試験で5科目に合格する必要があります。

ちなみに、会計関連の各科目の難易度10段階別(1:簡単 ~10:難しい)に比較してみると以下のとおりです。

ズバリ、USCPAの難易度は10段階中6〜7、JCPAは9〜10に該当するのではないかと思います。

会計系資格難易度ランキング

10(最難関):公認会計士(財務会計・管理会計・租税法)/税理士(所得・法人・消費・相続)
9(超難関):公認会計士(企業法・監査論・経営学)/税理士(簿財・ミニ税法)
8(難関):簿記1級
7(沼):USCPA(AUD・BAR)/CFA Lv2(FRA)/全経上級
6(重い):USCPA(FAR・REG・ISC・TCP)/米国公認管理会計士(Part1)/米国税理士(Part2)/CFA Lv1(FRA)
5(普通):中小企業診断士(財務)/米国公認管理会計士(Part2)/米国税理士(Part1)/証券アナリスト(財務分析・コーポレートファイナンス)/ビジネス会計検定1級
4(基礎):簿記2級/ビジネス会計検定2級
3(入門):全経2級 /米国税理士(Part3)/ビジネス会計検定3級
2(やさしい):簿記3級/全経3級
1(超初級):簿記初級

この表は私の独断と偏見で作成した表なのですが、USCPAでもっともボリュームのあるFARが、公認会計士試験の中ではもっともボリュームの少ない監査論や選択科目のひとつである経営学だと思います。

なので、公認会計士試験は1科目ずつがかなり重たい内容であると感じます。

⑥費用

費用の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
費用 150万円以上 28万円~84万円

私がUSCPA受験で実際に費やした費用は145万円です。

上記の120万円は、4科目すべて1発合格した場合のシミュレーション金額です。

この中にはUSCPA予備校のアビタスの費用だけでなく、受験料(1科目10万円前後)やカフェ代といった諸費用も含んでいるので、予備校の費用だけを考慮している上記の公認会計士の費用とは少し乖離があるかもしれません。

ただ、日本の公認会計士試験についても、予備校に再度申込したり、何度か受験する際の受験費用(1回あたり約2万円)やカフェ代を踏まえると総費用100万円を超える場合もあると考えられます。

⑦受験資格

受験資格の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
受験資格

高卒以上 &会計単位(+ビジネス単位)

誰でも受験OK

USCPAは受験要件を満たすための条件が厳しく、高卒でも受験できます大学相当レベルの会計単位やビジネス単位を履修している必要があります。

ちなみに、USCPAの受験資格は州ごとに得る必要があり、日本人が受験資格を得やすい州というのが存在します。

例えば以下の通り、モンタナ州であれば高卒でも可能ですし、アラスカ州であれば大卒で会計単位が15単位さえあれば受験が可能です。

州・島嶼地域 受験資格取得条件
日本の高卒・専門卒 日本の大卒 会計学必要単位 ビジネス学必要単位 合計必要単位
モンタナ(MT) 24 (以下含む)
Financial Accounting(upper division)
Auditing(upper division)
Taxation(upper division)
Management Accounting(upper division)
24 48
グアム(GU)
or
120単位
24 (以下含む)
Financial Accounting and Reporting (upper division)
Auditing and Attestation Services (upper division)
Taxation (upper division)
Managerial Cost Accounting (upper division)
24 (以下含む)
Economics : 6
Finance : 3
Business Law : 3
48
ニューヨーク(NY) 24 (以下含む)
Financial Accounting(upper division)
Auditing(upper division)
Taxation
Management Accounting
21 (以下含む)
Economics : 6
Finance : 6
Business Law : 6
Statistics : 3
120
アラスカ(AK) 15 15
ワシントン(WA) 24 (内15単位 : upper level or graduate level) 24 120

一方の公認会計士試験は基本的に誰でも受験できます。

受験資格といった点ではUSCPAよりも公認会計士の方が受けやすい特徴があります。

なおUSCPAに関しては、会計学やビジネス単位がなくても予備校や放送大学で単位取得する方法があります。

今の自分が受験資格を得るのにどのくらい単位が必要かリサーチするためにも、各予備校のパンフレットを確認したりオンライン説明会で最新のUSCPA試験動向を聞いてみるのがおすすめです。

忙しい社会人・学生でも合格できる!おすすめのUSCPA予備校3選はこちら

⑧合格率

合格率の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
合格率

1科目合格率:約38%

全科目合格率:約18%

1次 : 約20%

2次 : 約35%

USCPA試験の日本人受験生の1科目あたり合格率ですが、約38%と思われます。

また、4科目すべてを突破した方の割合(全科目合格率)約18%(全科目合格者325名/日本人受験生全体1,799名)となります。

一方の公認会計士試験については、1次で約20%、2次で約35%といった非常に低い合格率です。

最終的な論文試験合格者は10%前後になり、合格率をみるだけでもどれほど難しい試験かが分かります。

⑨勉強時間

勉強時間の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
勉強時間 約1,500時間(約18ヶ月) 約3,500時間

私がかかったUSCPA4科目に合格するまでの勉強時間は、実質16ヶ月&1,450時間でした。

一方の公認会計士試験については、3,500時間程度というかなりの時間を費やす必要があります。

⑩向いてる人

向いてる人の違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
向いてる人 社会人・学生 学生・フリーター

先ほどの勉強時間を踏まえると、USCPAは時間の取りにくい社会人や学生にとっては、自分の本業と両立させやすいと言えます。

とはいえ私の場合、かなりの時間をUSCPAの勉強に割いて毎日過ごしていたため、USCPA試験は決して勉強をおろそかにして合格できる試験ではないと感じました。

一方の公認会計士試験は3,500時間という勉強時間を踏まえると、専念できる方でないと挑戦が難しいと考えています。

社会人で働きながら日本の会計士試験に合格されている方もTwitterなどで見かけますが、質・量ともに集中できる時間をしっかり確保できた方が突破している印象です。

⑪キャリア

最後にキャリアの違いは以下のとおりです。

  USCPA 公認会計士
キャリア Big4監査法人 Big4 FAS 日系&外資系企業 Big4監査法人 Big4 FAS 会計事務所(独立) 日系&外資系企業

最も大きな違いは、独立開業のハードルです。

JCPAであれば税理士業務もできるので会計事務所や税理士事務所の開設が容易ですが、USCPAのみですと税理士業務などができず難しいです。

海外進出コンサルや米国の確定申告など、よほど専門性の高い実務経験を積んでいない限りはハードルが高い印象。

なお、企業内会計士というポジションであれば日米関係なく転職するチャンスが大きいです。

特に、Big4の監査法人では近年、日米会計士関係なく採用が進められている印象です。

Big4監査法人ランキングでもご紹介していますが、会計アドバイザリー部門などではUSCPAホルダーのパートナーも増えているといった情報があります。

まとめ:社会人であればUSCPAがおすすめ

以上のとおり、USCPAと公認会計士の違いについてご紹介してきました。

これまでの内容をまとめると以下の結論になります。

  • 知名度が上昇中の難関資格にチャレンジしたいならUSCPA、日本最高峰の資格を取りたいなら公認会計士
  • 英語でビジネス全般を勉強したい方はUSCPA、日本語で難易度の高い幅広い勉強をしたい方は公認会計士
  • 受験回数にとらわれたくない方はUSCPA、年1~2回の試験で勝負するなら公認会計士
  • 120万円以上を自己投資できそうならUSCPA、コストをおさえたいなら公認会計士
  • 高卒以上で会計学・ビジネスの単位取得の意思があればUSCPA、受験資格にとらわれたくないなら公認会計士
  • 勉強時間が取れない方はUSCPA、勉強に専念できるなら公認会計士

ぜひ今回の記事が、USCPA試験とJCPA(日本の公認会計士)試験のどちらを受験しようか迷われている方に役立てば嬉しいです。

 

以下の記事でUSCPA予備校を徹底比較していますので、興味のある方はあわせてご覧ください。

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