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初心者向け

USCPAの受験資格は理系大学生・理系卒でも取得OK!

23/12/2022

  • USCPAの受験資格は理系大学生・理系卒業生でも取得できるか知りたい
  • 理系大学生・理系卒業生の方がどのような方法で受験資格を得られるのか知りたい

このようなお悩みにお答えします。

今回の記事を読めば、受験資格が取得できるか否かだけでなく、出願州やコスパのいい受験資格の取得方法についても理解を深めることができると思います。

結論:理系大学生・理系学部卒業生もUSCPAの受験資格を得ることができる!

早速結論ですが、理系の学生でもUSCPA試験の受験資格を得ることができます。

まずはUSCPAの試験制度を簡単に確認してみます。

この中でも注目すべきは、最後の2点「出願方法」と「受験資格」です。

日本全国で同時に行われ、学歴関係なく受験できる日本の公認会計士の試験と違って、USCPA試験は各自が好きなタイミングで、州ごとに受験資格を得た上で受験する形式です。

そのため、その人がどんなバックグラウンドをもつかで、受験できる州・できない州というものが出てくるのです。

USCPA(米国公認会計士)試験の受験資格

まずは、日本人がUSCPA試験の受験資格を得やすい州について一覧表でまとめてみたのでご覧ください。

州・島嶼地域 受験資格取得条件
日本の高卒・専門卒 日本の大卒 会計学必要単位 ビジネス学必要単位 合計必要単位
モンタナ(MT) 24 (以下含む)
financial accounting
auditing
taxation
management accounting
24 48
グアム(GU)
or
120単位
24(以下が該当)
Financial Accounting and Reporting (upper division)
Auditing and Attestation Services (upper division)
Taxation (upper division)
Managerial Cost Accounting (upper division)
24 (以下含む)
Economics : 6
Finance : 3
Business Law : 3
48
ニューヨーク(NY) 各1コース
Financial Accounting(upper division)
Auditing(upper division)
Taxation
Management Accounting
120
アラスカ(AK) 15 15
ワシントン(WA) 24 (内15単位 : upper level or graduate level) 24 150

以上の5つの州・地域が日本人におすすめの出願候補となるエリアです。

理系大学生のおすすめ出願州:ニューヨーク州

特に理系の大学生にはニューヨーク州がおすすめです。

USCPA試験のニューヨーク州出願の受験資格に必要な単位は財務会計・監査・税法・管理会計の各1コースを含む120単位です。

必要な単位数は多いですが、学位は不要です。

既に120単位を取得している大学3・4年生の日本人受験生にとっては、受験資格を得やすい州の1つといえます。

この大学3・4年生の方は、会計学や経営学を専攻している必要はありません(理系学生でもOKです)が、もし会計学を履修していない場合は追加で4コース(12単位)を追加で履修する必要があります。

たとえばUSCPA予備校のひとつであるプロアクティブでは以下のとおり、ニューヨーク州で必要なのは4科目の必須会計科目のみで、会計単位を持っていない方でも最低限の費用で受験資格を得られる旨を説明しています。

プロアクティブ公式HPより

理系大学の卒業生のおすすめ出願州:アラスカ州orニューヨーク州

次に、理系大学の卒業生にはアラスカ州またはニューヨーク州がおすすめです。

アラスカ州の受験資格にかかる特徴は以下のとおりです。

  • 4年制大学の学位を取得していること
  • 会計学15単位を取得していること

アラスカ州の方は、受験資格の取得要件がかなり緩やかになっています。

一方で、理系大学の卒業生ということであればすでに120単位を履修済みだと思いますので、もし追加で会計学を履修する必要があるだけの場合であれば、アラスカ州よりもニューヨーク州の方がラクかもしれません。

これについてはそれぞれの方の好みになると思います。

またアラスカ州・ニューヨーク州出願は、理系学部以外でも

  • 芸術系学部
  • 法学部
  • 文学部
  • 教育学部

など、経済学・経営学・商学・会計学といった領域を専攻されていない大卒の方でもおすすめの出願州です。

理系学生のニューヨークorアラスカ出願ならアビタスがおすすめ

USCPA受験講座を申し込むのであればアビタスがおすすめです。

私自身もアビタスに通学していましたが、単位取得に必要なオンラインコースが非常に使いやすかったのが最大の理由です。

たとえば単位認定試験は以下のとおり、準備が整い次第マイページの画面からすぐに受験できるシステムになっています。

私の場合アラスカ出願だったのですが、単位取得の準備を始めてから2ヶ月ほどで必要な会計学15単位を取得できました。(ただ、私の場合アビタス申込直後にBig4監査法人に転職したためスタート時期はやや遅かったです)

今思えば、いったんライセンス取得ではなく全科目合格を目指すだけであればアラスカではなくニューヨーク出願でもよかったのではないかと考えています。

アラスカ州は会計学15単位が必要なのに対し、ニューヨーク州は会計学12単位のみで受験資格を得られるためです。

またアラスカ州出願でもニューヨーク州出願でも、USCPA予備校必要な分の単位だけを取得できるようなプログラムを用意しています。

USCPA予備校の中でも特にアビタスがおすすめです。

私もアビタスに通ってアラスカ州出願で合格をしましたが、単位取得サポートも充実しており、トータルコストも他予備校と比べて安いと感じました。

単位取得費用や講座代が気になる方は、以下リンクからパンフレットや説明会を申し込んでみてはいかがでしょうか。

アビタス  ※日本人合格者数No.1。無料でパンフレット入手・セミナー参加・受講相談できます。

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USCPA試験の受験資格を得る方法2選

最後に、理系大学生でもより安く受験資格を取得する方法が2つあるのでご紹介します。

①USCPA(米国公認会計士)予備校で単位取得する

第一に、USCPA予備校で単位を取得する方法が挙げられます。

USCPA予備校で有名なのは以下の4校です。

予備校 おすすめ度 Web受講料 1単位追加取得料 有効期間 校舎 テキスト 問題数 講義 フォロー 合格者実績
アビタス
入会金11,000円+ライトパック:616,300円

(会計orビジネス15単位込)
入会金11,000円+フルパック:815,800円
(会計29単位+ビジネス24単位込)

約8,000円

5年

新宿
梅田

日本語オリジナル

MC:2,700問
TBS+WC:550問

日本語

5,500人以上
TAC
入会金10,000円+講座代515,000円

(単位含まず)

7,000円

2年

全国

日・英併記
Beckerと提携

MC:6,600問
TBS+WC:400問

日本語

非公表
資格の大原
入学金6,000円+講座代499,400円

(会計18単位+ビジネス6単位込)

27,500円

1.5年

全国

英語+日本語レジュメ
Rogerと提携

6,000問

日・英

非公表
プロアクティブ
入学金11,000円+講座代319,000円

(単位含まず)

約13,000円

5年

虎ノ門

英語オリジナル

7,000問

日本語

非公表

この中の「1単位追加取得料」のカテゴリで、1単位あたりの取得費用が安い予備校ランキングは以下のとおりです。

1単位あたりの取得費用が安い予備校ランキング

  1. TAC7,000円
  2. アビタス約8,000円
  3. プロアクティブ:約13,000円
  4. 資格の大原27,500円

1単位あたりの取得費用が安い予備校第1位はTACの7,000円です。

しかし、予備校によっては数十万円の本プログラムに申し込まないと単位を取得できない予備校もありますので、本プログラム+単位取得費用のトータルで考える方がいいです。

そこで、4校の講義代+会計15単位で考えた場合の予備校代にかかるトータルコストは以下のとおりです。

会計15単位含む予備校料金ランキング

  1. 資格の大原:505,400円(入学金6,000円+講座代499,400円)
  2. プロアクティブ:525,000円(入学金11,000円+講義代319,000円+単位追加取得代13,000円×15単位)
  3. アビタス:627,300円(入会金11,000円+講座代616,300円)
  4. TAC:630,000円(入会金10,000円+講座代515,000円+単位追加取得代7,000円×15単位)

これらをみると、資格の大原約50万円と最安値です。講義代だけでみればプロアクティブの方が安いですが、単位取得代をも含めると資格の大原の方がトータル費用は安くなります。

ただし、アカウント有効期間やテキスト・問題・講義・フォローなど、料金以外のポイントも踏まえて考慮する必要があります。

たとえば資格の大原は、料金は最安ですが、アカウント有効期間は4校中もっとも短い1.5年となっていることにご留意ください。(予備校の総合ランキングについては別記事で書いています)

②放送大学で単位取得する

一方、単位を取得する第二の方法が放送大学で単位を履修する方法です。

放送大学を活用するのに向いているのは以下の方です。

  • 独学の方(単位は放送大学で取得&受験手続は自力&勉強はWileyやBeckerなどの洋書
  • 予備校に申し込む予定だが、予備校の提携大学よりも安い費用で単位取得したい

放送大学には、自分の受けたい科目だけに絞って履修できる「科目履修生」といった制度があります。

たとえば、アラスカ州出願に必要な会計学15単位を取得したいと考えた場合、

  • アビタスの場合:24,200円(2単位)×7.5=181,500円
  • 放送大学:7,000円(入学金)+11,000円(2単位)×7.5=89,500円

といったように、アビタスに比べて放送大学の方が約10万円安い結果となります。

取得した単位は各州が認定するのですが(学歴評価といわれいます)、放送大学で取得した単位をUSCPAに必要な単位として認定された実績もあるようです。

また、放送大学では会計学以外にもビジネスに関連する学問の単位も多く取得できるので、モンタナ州出願の方にとっても有力な選択肢となると思います。

このように、単位取得だけを考えれば放送大学で単位を取得するのがお得です。

一方、トータルコストでいえば予備校の割引制度を活用して単位取得&受講する方が安い場合もありますので、各予備校のプログラムと比較しながら慎重に判断するのがおすすめです。

まとめ:理系大学生でもUSCPA受験資格を取得できる!

以上の通り、理系の学生のUSCPA受験資格についてご紹介してきました。

日本人であっても、基本的に高卒以上の方であればUSCPAの受験資格を得ることができるので、その点は安心して臨んでいただきたいと思っています。

とはいえ、USCPA試験を全て突破するまでにコスト時間もそれなりにかかる試験なので、

  • 自分はなぜUSCPAを目指したいと思ったのか?
  • USCPA合格後にどのようなキャリアを描きたいのか?

といったことを事前に考えておく方が、結果的に受験勉強のモチベーションも維持できます。

「USCPAの勉強を始めてみようか気になる」という方は、以下でUSCPA予備校2校について徹底比較していますのでぜひご覧ください。

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USCPA(米国公認会計士)はコスパ最強資格!

当ブログでご紹介しているコスパ最強の資格「USCPA(米国公認会計士)」

USCPAがあればいいことずくめです。

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  • TOEICスコア800以上が余裕で取れる
  • 新卒での内定率が爆上げする
  • 会計領域の箔が付くから昇進しやすくなる
  • 会計の専門人材だからジョブローテーションに巻き込まれなくなる
  • 海外赴任・海外出張のチャンスが爆上がりする
  • 海外で働くハードルが下がる
  • 国によってはビザがおりやすくなる
  • 海外トップMBA入学のアピールポイントになる

などなどメリットを挙げればキリがありません。

リスキリングが叫ばれている今こそ、USCPAの勉強をスタートすべきタイミングではないでしょうか。(私自身、USCPAを取得したことで人生が大きく好転しました)

気になる方は、まずは以下のおすすめUSCPA予備校で情報収集してみてください。

気になる情報は全て無料で手に入ります。

おすすめのUSCPA予備校2選

  • CPA会計学院業界最安料金でUSCPA試験を突破したい方向け
  • アビタス :日本人USCPA合格者の3人に2人を輩出
  • この記事を書いた人

USCPA職人

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